しばらく訪れていなかった 水晶山(と勝手によんでいる山域)へ行きました。
午前中は霧が湧き出て 遠くは見通せないお天気でしたが
徐々に晴れて来て 静かな稜線を懐かしく辿る事が出来ました。
稜線に刻まれた 採石場跡のガレ場は変わることなく切り立っていて
その 石片で埋もれた底に入り込み ただ無心に水晶片を探すのは
何と言いますか・・見つかっても見つからなくても
私には時々必要となる 時間帯のようです。
頭を空っぽにして 指先で石片をかき回し続ける静かな時間・・
その時間は直ぐに経ってしまうので 何時もこの現場からの
出発時間を決めています。 14時には出発!
綾木峠からの下りの沢筋で 予測通りに羊歯藪がまだ伸び始めだったので
苦労しないで通過する事が出来ました。
この日も 誰にも会わない静かな山中でした。