季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

上野広小路「三橋」(江戸時代)が一部再現決定!

2022-03-09 12:02:58 | Weblog

上野の「みはし」と言えば、<あんみつ「みはし」

 

上野に来た際には必ず立ち寄るという方も多く、あんみつ好きのお茶屋にとって、全国各地のあんみつを食べてもなお、

 

「みはし」のあんみつは格別だと感じる次第です。

 

 

その「みはし」さん。以前のこのブログでも紹介させて頂きましたが、店名は上野広小路にあった「三橋」に由来されているとか。

 

古地図画像中央・不忍池から流れる「忍川」に架かる三つの橋のことです。

 

江戸時代の錦絵、上野広小路 三橋付近。後ろに橋が三つ(左側にかろうじてひとつ)みえますね(ネットより拝借)

 

15年前に、上野広小路の地下に駐車場&地下通路が建設されました。

 

その際に、この「三橋」に使われていた「石」が発掘されました。


石なので野ざらしですが・・・

しかし、工事進行が優先され、その石を一時的に台東区の放置自転車一時保管所(谷中霊園)におかれました。

この↓↓↓写真の先は、ちょうど渋沢栄一の墓所となっております。

 

あれから15年(たぶん15年だと思います)歴史の針が動き、

 

来年度令和4年度の予算に、この「広小路三橋遺構」が活用されることが予算化されました。

 

 

台東区の教育委員会に問い合わせをさせて頂いたところ、場所は

 

下町風俗資料館の付近、もともと橋がった場所の付近ということで、展示されるそうです。

 

完成時期は未定とのことですが、冬には完成させたいとのことです。

 

上野にまた、歴史的名所が出来そうで楽しみですね

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上野の桜2022 3月1日 | トップ | 上野公園袴腰(はかまごし)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事