上野の春の美術展の目玉ともいうべき
「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」
が、先日も触れさせていただいた通り、開幕が延期となっております。
昨今の美術展の様子から、「フェルメール」は、ビックコンテンツ、行列必死の人気展なので、
美術ファンのみならず、「フェルメールなら観てみたいわ」という一般の方までがっかりされている方も多いと思います。
実際の開催概要、会期はいつまでか?ということもこれからでしょうけれど、通常の予定の4月3日最終日でしたら、
あたたかくなり、桜真っ盛りの時期だけに大混雑になるでしょう。もっとも、コロナ禍ということもあり、入場制限・予約制かと思いますので、
まったくチケットが取れない状況が容易に予想されます。
長年、上野に根城にする我々も、この時期の美術展は軒並み大混雑することも目にしてきましたし、それがフェルメールともなれば・・・と言ったところです。
もしご覧になりたい方、是非とも逐一、会期の状況をチェックして頂き、チケット販売などのスケジュールが出ましたら、
早めにご予定を立てられることをお勧めします。勝手な経験上、そうすれば、アイドルのコンサートではないので「観れない」ということはないと思います。
ただ、会期が中盤頃になり、行った方の感想なども増えてきて話題が多くなり、テレビなどのメディアでちょこっと紹介されると、「時すでに遅し」の可能性が高いです。
当日券(あれば)を求め長蛇の列に並ぶか、あきらめるか・・・
どちらにしても、一日も早く安心して美術鑑賞が出来る環境、状況になること祈っております。