削減凍結

共同通信より。

JR東日本は8日、対面で切符を販売する「みどりの窓口」の削減計画を凍結すると発表した。
新型コロナウイルス禍で減っていた利用者が回復し混雑が目立ち、方針を変更した。
現在209駅にある窓口は当面維持する。
既に閉鎖し設備が残っている十数駅では繁忙期に臨時開設する。

209駅の内訳は首都圏の99駅、仙台や秋田、新潟など地方圏の110駅。
窓口は2021年には440駅にあり、25年までに140駅程度に絞る計画だった。

喜勢陽一社長は東京都内で記者会見し「窓口混雑への意見を重く受け止めており、おわび申し上げる。削減はいったん凍結する」と述べた。＜了＞

コロナ禍を経て、大きな需要の変化があり、一気に「みどりの窓口」削減へシフトしていったが、それも一段落し、インバウンド客などが増え、対応しきれなくなった。
ここまでは予測できなかったよなぁ。

でもJR東日本も、これをいいチャンス（人員削減など）とみて、一気に店舗数を減らしたのは結果的にはよくなかったね。
段階的でも良かった気がします。
それくらい一気に観光などを目的とした客が増えたもんなぁ。激変の感はあるからね。

人手不足も背景にあるから、なんでもかんでも「ネットで」という流れにしたかったんだろうけど、それもどうかと思うから、これを契機に再検討すべきだね。