中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

どこまでいくんだコロナウイルス

2020-02-13 | 一般
コロナウイルスがおさまらない。
もともとヒステリックな民族だと思っている日本の人々(だと私は思っている)が過剰に反応して大騒ぎになっている。

中国の人々は、それ以上に反応して自分だけはかかるもんかと言わんばかりに街や村を閉鎖したり、外から帰ってきた人々を強制隔離、排除したりと凄いことになっている。
中国の人々は、基本的に政府やマスコミの発表というものを信じておらず、それが故に自分が、自分を守るための対策を全力で実施した結果、今のようになっているのだと思う。

もともと新型コロナウイルス肺炎は、そんなに致死率の高いものではなく、特効性の高い治療薬が今のところ無い、という事と伝染性が高いという大きな問題を除けば、そんなに過剰反応する必要はないのではないかと私は思っている。
こんなことを言うと、各方面から非難が来ると思うが、人それぞれなので各人が思う対策を講じていることを私は非難するつもりもない。思う事を実践していただければそれでいいのではないかと思っている。

週末に横浜のみなとみらい地区や、中華街辺りをウロウロしていると、本当に人が少ないのがよくわかる。ほぼ毎週自転車乗って散歩するエリアなのだが、週末土日の昼間でも人がいない。
妹にそういうと「今の時期にわざわざ中華街に行く人はいないと思う」と回答があった。妹は、ずっと日本にいて海外、中国にはほとんど関係無い仕事をしているので、私にとっては普通の人の反応を見るバロメーター。

元々中華街に来る観光客は大半以上が日本人、インバウンドの外国人も結構いますが中国人の方々はどちらかというと少な目。
カップヌードルミュージアムも行列はとっても短く、カップヌードルを作れる体験もたぶんそんなに並ばないで可能なはず。 行くなら今ですよ。

道行く人はほとんどがマスク姿。
通りがかったドラッグストアに行列ができていれば、間違いなくマスク入荷。
みんな必死でマスク買って、どこへ行くにもマスク姿。

これから中国だけでなく、日本も東南アジアも欧米も巻き込んだ経済不況が始まります。世界第二位の経済大国が、もう既に約一か月稼働停止、再稼働までにはまあ少なくともまだ一月はかかるでしょうね。
中国の一般の人達も、今回のウイルス対応でほとんどの地域で自宅待機のような状態です。武漢、湖北省だけでなく、北京も上海も結構な田舎町でも感染を恐れて経済活動は止まったような状態。 普段は自宅で食事なんかしないよという外食好きの中国人でも、今回はとにかく仕方なしに自宅で食事。 買い物行くのも最低限。
家から出られないので、会社にもいかないし、で、これから起きるのは、外食産業をはじめとする中小企業の倒産。 出稼ぎで地方経済を支えてきた労働者層が出稼ぎに行かないとなると、各沿岸都市で労働者不足、工場稼働できず、世界のサプライチェーンに大きな影響が出ます。

投資好きの中国人、企業が国内の立て直しに忙しくて、海外に行かないので、世界各地の投資も大幅に減少。 影響は全世界に広がることでしょう。
旅行に目覚めた中国富裕層中堅層が、当面海外へ旅行しないことで世界中のインバウンド減少、航空会社、旅行会社、宿泊業への影響も大きくなると思います。

影響を考えるとゾッとします。 でも今はみんなが中国批判しているだけ。

中国にとっては、不動産バブル崩壊ではなく、今回のコロナウイルスが経済の大転換点になるでしょうね。  
いままでのイケイケドンドン、がかなりな部分無に帰して、経済立て直しのために不必要な部分の切り捨て、がこれから始まるのでしょうね。
いずれにしてもリーマンショック級の経済トラブルになる可能性あると思っています。
そうはならないことも祈りつつ。

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1 コメント

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Unknown (S.Y.)
2020-02-18 19:10:42
私もコロナウィルス自体はインフルと同等と考えてそこまで恐れる必要なしと考えてます。
それよりも経済不況で政情不安にならないかが一番心配です。
ちなみにUKではマスクつけている人はほぼ居ないので、マスクをつけていたりすると逆にバイ菌あつかいされて要らぬ迫害をうける可能性があるそうです。。

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