中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

そうだ! 日光へ行こう!(その2)

2019-08-27 | 自転車


鬼怒川温泉で、のんびりした朝を迎えた2日目。

どこかまで行かなくてはいけない、とか、何キロ走らなくてはいけない、という縛りの全くない気ままな一人旅。

気持ちのいい景色を見ながら、車も信号も少ない道を走りたい、というだけの時間。


南会津の方へ上がっていく会津西街道。

4年前にもこの道走っています。

鬼怒川温泉駅まで東武電車で輪行してきて、会津若松へ抜けて、翌日は猪苗代から郡山の方へという一人旅。

結局、日光とか会津とか、かなり好きなのかもしれませんね。

ゴルフも合宿しに、会津高原へ来たりしているし。

自転車クラブの友人たちとも、日光紅葉狩りだの、宇都宮餃子ライドだの、となんか年に2-3回以上はこの辺りウロウロしているようです。

上野東京ラインが開通してから、直通宇都宮行き というとんでもなく便利な電車ができてしまって、それまで浅草から東武電車だったり、東京から新幹線だったりした交通手段が、川崎か横浜から乗ってしまえば直行! もちろん帰りもビール飲んで寝ていれば着く! という便利さもあります。


で、4年前よりは年は取ったものの、経験値は若干上がったのか、まあ坂道ですが鼻歌うたいながら上がっていきます。


この道は、治水用だったり発電用だったりと、ダムがいっぱいあるのもうれしいところ。
ダムと灯台は、近くにある限り寄っていかなくてはいけない、と思う位好きです。

のんびり旅なので、もちろん一つづつ寄り道していきます。


ダム湖が途切れると、温泉街。

そんな繰り返しのようですが、温泉街にも入り込みつつ、ゆるゆると登っていきます。


国道沿いなのですが、できるだけ旧道部分を行きますと、こんな景色に出会います。

ダム湖の反対側に白い橋が架かっていますが、あっちが新しい国道。

こちら側は熊出そうな道なので、熊鈴ならしながら進みます。


すごいなぁ、楽しいなぁ、。

小学生の時に図書室から借りてきた本で読んだ「黒部ダム物語」。

実はまだ黒四行ってません。

嫁さんといつかは黒四、と言いながらなかなか実現できません。


こんな景色にであえるなんて、自転車乗ってよかったなぁ、と思う瞬間。

写真にしてしまうとあの空の広さ、ドカーンと抜ける空間の感じがでません。

自転車停めて、広々感を味わっていると、バイク乗りの人達は、おっ ここいいね!という感じで多少減速して、眺めていきます。
車の人には屋根があって、この感じは伝わりにくいかも。


広い空ときれいな山と水。

日光、会津には、揃っていますね。


この鉄橋を野岩鉄道が通っていくのですが、その一枚の写真を撮ろうと思うと結構大変です。
だって昼間は、上り下りともほぼ1時間に1本ですから。


この地区では最も新しい湯西川ダム。

もう少し上流にはもひとつダムがあるのですが、空腹に耐えかねて食料探しに変更。


こっちのダムの資料館に食堂が、、、とトンネル越えてやってきたのですが、バイク乗りのオジさんから「やってないよ~」と。


温泉街も結構あるからと油断して、何も持たずにウロウロしていましたが、山間に入ってしまうと、その先の小さな温泉街に食事可能な店があるかどうかは博打になります。

しばし悩んだ挙句、ちょっと下山。


街の集会所があるならと、寄り道したところには、ダム湖に沈んだ寺社仏閣の共同避難所。

地元の神様達も、子孫の為ならと、引っ越しを快諾してくれたのでしょうね。

道の駅は、人が多くて、回避。

結局。も一つ下の温泉街まで下りてしまいました。

食事後、鬼怒川温泉に止めた車に戻ってから、市営岩風呂へ。

4時前の市営温泉には、地元のおじいちゃんくらいしかいませんでした。

今度この辺りに来るのは、秋の紅葉シーズンですね。

今度は友人誘って、初日は日光で、でまたあのホテルに泊まって、2日目は会津西街道!

結構たっぷりと下見してありますよ。

いろいろな戦い

2019-08-26 | 遊び

鬼怒川温泉で泊まった宿は、破綻しそうな、もしくは一度破綻したホテル。

金曜日の夜とは言え、直前(木曜日)に、かなり安い値段で気楽に予約できるのは大体訳ありの宿。

もともと私は、そこそこ清潔で安全に眠れればいい、という主義なので、高級旅館があまり得意ではありません。

地元の高級食材を使って、ぜいたくな一品! というような謳い文句に無縁で、できれば近くに地元のスーパーマーケットかなにかがあって、地元料理を。 または定食屋さんでも構わないので、普通の地元料理を。 なのです。

予約サイトでは、食事は地元調達で、和室10畳をツインに改装、というようなPR。

鬼怒川温泉の売りの一つの川沿いではありませんが、どうせ暗い時に着いて明るくなったら出かけてしまう身には無関係。

以前は団体客相手だったのでしょうね、という和室中心の大きな建物。
フロントにオジさんが一人いて、食事なしで予約しているが、どうするのがBEST?と質問すると、ホテルはバイキングで3400円かかる。小鉢料理。
歩いていける周辺に、夜やっているお店もあるし、何なら出前もとれる、とメニューもくれました。

まだ7時前だし、散歩しながらどこかでやりますと、出撃。


鬼怒川温泉は20年以上前に来ましたが、歩いてみると激変しています。

大手ホテル、激安ホテルチェーンばかりに車が停まっていて、スナックや飲み屋、ちょっとした小料理屋さんなんかは、ほぼ全滅。

温泉街、って草津なんかはまだまだ夕方浴衣着て散歩しそうな感じですが、ここは歩いている人がすごく少ない。

かろうじて駅周辺(駅はなんだかとってもきれいに改装していましたし、駅前広場も整備されていました)に何軒かと、宿泊したホテル周辺(少し離れた国道沿い)に数軒食事のできる店、それに3軒ほどのコンビニ。

私は年中 海外出張族でホテル宿泊は年間80-100泊ほど。

もちろん食事はついていないので、宴会がない時は、どこで何を食べようかとウロウロするのが大好きです。
たぶん、インバウンドの外人さん達も、ホテルの食事よりも周りの飲食店をウロウロしたいのではないでしょうか。

一泊だけなら食事付きでもいいですが、連泊するにはちとキツイ。


大滝ホテルさん、頑張ってください。

宿泊だけだが、広い部屋でゆったり過ごせて、必要なタオルもアメニティも、部屋にはないがロビーに来れば無料で使える、少し駅から歩くが、安くてきれいな温泉にも入れるぞ!

ってもっとPRしましょうよ。

次回は、家族、友達連れていきます!

そうだ! 日光へ行こう!(その1)

2019-08-26 | 自転車

8月の金曜日は、毎週有給休暇奨励日なので言ってみれば毎週3連休。
少し涼しくはなったものの、あれこれ仕事のストレス解消もあって、どこか気持ちのいいところへ行きたいなぁ、曇りや雨ではなくて・・・
と天気予報とにらめっこしながら、探したのが、日光周辺でした。

朝始発に近い電車で輪行すれば、通勤の方々に迷惑になりませんが、そこまで早起きできるかなぁという心配に加えて、電車輪行の場合、いろは坂を上ることになりますが、そこの天気が極めて怪しい。

ということで、車輪行。

6時半頃に家を出て、首都高速経由、東北道。

どこかSAででも食事をとろうと、出かけましたが、早朝から横羽線結構な交通量。
まあ停まることもなく東北道へ。
途中から結構な雨。
宇都宮ICから日光の方へ上がりますが、まだ時々雨も降るし、雲行きは怪しい。


いろは坂の下で車おいて、とも思いましたが、雨が怪しいので、結局中禅寺湖畔まで車で上がりました。


雨上がりの湖畔、24℃くらいの気温で快適。

自転車おろして走り出します。


手前によく見ると虹かかっています。

人も少なくて天気も最高、来てよかったなぁ。


いろは坂も上っていないサラ足なので、今までよりも快調に上がっていきます。



戦場ヶ原の手前から、低公害バスと自転車、徒歩以外は通行禁止のゲートを越えていくと、大好きな道に出ます。

平日なので、歩いている人も自転車も少ないです。


時々熊鈴ならしながら、小田代原へ到着。

ここの広々した風景が大好きです。


これが見たくて、日光へ来る、のかもしれません。


千手が浜まで来ると、先客が3人。
ご夫婦でカヤック、いいですね。

とにかく広々で心が洗われます。

自転車乗ってなかったら、この場所を知ることもなかったでしょうし、こうやって何度も来て心の洗濯をすることもなかったでしょうね。

1時間ほどもいたでしょうか、 さて帰ろうかと思ったら前輪の空気がありません。

周りには誰もおらず、チューブレスタイヤでのパンク???

一瞬絶望的な気分になりました。 こんなところでチューブレスタイヤにチューブ入れてパンク修理か! と。

神様が予言していたのでしょうね。これまで持参したことのない、パンク修理剤を持っていました。

タイヤの周りに変なものが刺さったりサイドカットしていたりしないかとよくチェックしてから、ダメもとでプシュー。。。

触った感触では3-4気圧位でしょうか。
とりあえずしばらく様子を見ても空気が抜ける気配はありません。

まずは、この誰も来ないかもしれない地域からの脱出、という事でゆっくりと出口ゲートへ向けて走ります。

大丈夫なようですので、ゲートを抜けてポンプで空気の補充。

この先車を停めてあるところまでは、まだ15㎞ほど走らなくてはいけません。
それもほぼ全行程下り。

ゆっくりとは言え、下り坂で前輪がブレイクしたら、恐ろしいです。


何とか無事に降りてきました。

さて、今日は日帰りではなく鬼怒川温泉に泊まりましょう。

何度か自転車で降りたいろは坂を車で降りて行きますが、自転車で走ったことのある道って、結構道の状況覚えているもんですね。

次のカーブはこんな感じでこのくらい回って、その次は・・・

夜と翌日は、またこの次に。





田舎の都会

2019-08-06 | 遊び

 
久しぶりに南の方の第二の故郷へ行ってきました。
 
行く前に、「今暑い?」と聞いたら、「当然」という一言で片づけられたので、覚悟をして出かけましたが、想定外に涼しさを感じてホッとしました。
 
今は成田から直行便が飛んでいるのですね。
 
アモイ航空でしたが、満席というので少しだけ高いビジネス。
 
家にいても暑いので少し早く出かけたら、チェックイン開始前なのに物凄い人の行列で驚いた、まさしくその便。
 
日本人で乗っていたのは、私と友人くらいかもしれません。
 
アモイ航空に787! で十分驚いたのですが、フルフラットになるというビジネスの座席にまたビックリ。
 
 
着いたのは夕方ですが、思いのほか暑くなくてホッと一息。
 

 
 

この辺りは、海鮮で有名な地域ですので、種類も豊富ですが、美味しいですね。
 
 

 
 
巨大な蟹の美味いこと。
 
蟹切はさみでも歯が立たず、最終的には椅子の上においてハサミでぶったたきながら殻を割って食べました。
 
 

古くからの歴史のある町、町中に運河がながれていて、お寺がいっぱいあって、という街ですが、そういうエリアは再開発できずに取り残されていました。
 
それを観光資源にと、3-4年前から工事がされて、最近では観光名所。
 
できた当初は、偽物感たっぷりでしたが、雨が多い、湿度が高い、などなどの理由であっという間に古ぼけてきました。 笑
 
 
なかなかいい味出てますよ。
 
 

気温は36度とか結構高かったですが、緑が多くて、周りが山で、と自然の風なんでしょうね。
 
東京のような暴力的な悪意のある熱風ではないようでした。
 
北京や上海なんかに比べて人が少ないように感じるのも、安心感の一つですかね。
 
 
 
そんな街も近々ごみの分別回収開始のようです。
 
友人たちに聞いたら、面倒だからやりたくない、宅急便でよその町に送ってしまいたい、等々。
 
まあ、順調に分別できるようになるには数年間かかるのでしょうが、少しずつ変化ですよね。

 
 
長崎ちゃんぽんの原型がこれです。
 
まぁ味も基本的に同じ。
 
この街にも、時々遊びに来ましょう。