突然思い立って山口に遊びに行きました。
出張でたまったマイルを使って飛行機代は無料。
子供の頃に、たぶん手塚治さんだと思いますが、カルスト台地のドリーネに落ちて・・・という漫画を見た頃から行きたかった秋吉台と秋芳洞。
カミさんがもう一回行きたいといっていた萩。
金曜日に飛行機とって宿とって、です。
天気予報では、土曜日は晴れるといっていましたがちょっと残念な天気。
それでも6時前に家を出て9時過ぎにはこんな所にいられる便利さ。
山口市の塔や雪舟のお庭も見学。
梅も咲き始めています。
レンタカーで借りたデミオもよく走ります。
二人が乗るならこんな大きさで十分ですね。
もう少し後ろが長くて荷物が載れば良いのですが。
長年来たかった秋芳洞。
確か学校では、しゅうほうどう って習ったと記憶しているのですが、あきよしどう って読むのですかね。
日本の鍾乳洞の常として、シンプルなライティング。
今はLEDがあるので、熱も出ないし、洞窟内の保護には電球よりも良いですよね。
中国だったら、赤やら青やらカラフルなライティングだよね。
昔、小さかった子供達つれて高知の鍾乳洞見学したときに、「お父さん、日本の鍾乳洞って地味だよね!」と言われたことを思い出します。
こんな鍾乳石が出来るまでにどんだけの時間が過ぎたのでしょうか。
人間の時間って本当に短いですよね。
たっぷりと洞窟を楽しんで、人間界へ戻りましょう。
カルストロードを通って萩へ行きましょう。
天気がよければ、また緑だったらどんなに素晴らしい景色なんでしょうか。
自転車持って再来決定です。
天気の良い日に来なくちゃいけませんね。
萩の街に泊まっておいしい食事と日本酒で、あっという間に寝てしまいました。
戦火にも遭っていないし、歴史のある街です。
小雨が降ってて風も強くて残念ですが、古い町並みを歩き回ります。
自転車があればもっとあちこち行けたかもしれませんね。
これだけ保存することを考えながら住み続けるという事は住まわれている方々への負担も大きいですよね。
ボランティアの方々だと思いますが、行く先々でいろいろ説明してくださってとても楽しめました。
ちょうどお雛様の時期とあって、様々な時代の雛飾りが見られました。
雛壇に、ミシン、TV、冷蔵庫なんて昭和の三種の神器があったり、こんな御殿の中にお雛様がいたり、と驚きです。
街は夏みかんがいっぱい。
風に吹かれて結構な数のミカンが落ちていて、ちょっと拾いたいくらいでした。
街中の小川にサギもいます。
人が歩くサイズの道に、鳥が普通にいられる川がある。
明倫館のように教育を先進的に考えていて、人間的な街ですね。
会津の街もそうでしたが、古くから街作りを考えていた地域は、人作りも考えていたのですね。
今度は暖かくなってからまた来ます。
自転車担いで、待ちの周りも眺めながら。