中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

あちらは制圧見通し、こちらはいかが?

2020-03-04 | 一般

中国でコロナ制圧がそれなりに進展していて、イタリアや韓国で感染者が急速に増えている。

日本も、急拡大ではないが毎日少しづつ感染者が出ている。

不思議なのは、よくなって退院したりする人の数が報道され無い事ですが、なぜなんでしょうね。

 

それはともかく、中国にとってみれば、我が国は対策ができているが、他国は感染拡大中なので、外国人は入ってきてほしくない、という事になる。

まぁ、あれだけ厳重に都市封鎖したり、移動制限したりして、まずはとにかく新規感染者を出さない事、を徹底したのはスゴイと思うし、自由主義の他の国ではあの措置は不可能だと思う。

で、何が起きているかというと、日本などから中国に入ると、まず14日間の隔離が待っている。

自宅がある場合は、そこへ軟禁状態。

日本の人達が想像するよりもはるかに厳格に監視された隔離、まず部屋から出られないと思ってよさそう。

買い物も散歩も不可能で、どうしても必要なものは居民委員会やアパートの管理会社が代行して買ってきてくれる。

 

ホテル住まいの場合は、どこのホテルを予約していようが無関係に、指定ホテルへ監禁される。

外部との接触は不可能で、同じく部屋から出られない。

食事も運ばれてくるもので、空調は感染防止の観点からストップしている。

 

で、ようやく14日間の隔離が終了しても、他の都市への移動はできない。

移動先の都市でもう一度14日間の隔離が必要になる。

 

そんな馬鹿な、と思われるでしょうが、現実であり、過去SARSの時にも行われていました。

違うのは、SARSの時は国レベル。 中国国内の移動については比較的自由でしたが、今回は全然ダメ。

移動したら隔離、は徹底されていて、国内での移動=隔離、は外国人だけではなく中国人も全て。

車なら、と出かけると高速の出口で検問があって、隔離~。

運が良ければ検温、問診、誓約書などで解放されますが、帰る時に自分がいた街で隔離がないかどうかはまた別問題。

出かけた先で感染してきていないかどうかは、誰も保証できませんからね。

 

という具合に、あの国がやっている事は日本人の常識では想像できないレベル。

逆に言うと、あの国の基準から見ると日本なんかは何もやっていないのと同様。

 

私はいろいろな経験をあの国で積んできているので、感覚がやはりあっちの人であることが良くわかります。

昨日も昔からの知り合いと話をしていて、身に染みて感じました。

中国には何度も行ったことがある人ですが、ベースは国内担当。

えー!そんなことできるわけないじゃん! という言葉が何度出たことか。

 

こんな状況なので、3月中に中国国内でそれなりに終結に向かう感じになっても、全世界的に集結するには、まだまだ時間がかかるでしょうね。

 

日本でも、もうしばらくは新規感染者出るでしょうし、下手するとどこかの町でそれなりのまとまった患者発生があってもおかしくないですね。

 

怖がっても仕方がないので、体力付けてそれなりに経済貢献を続けていきたいと思います。

 

改めて、コロナに負けるな!

 

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