中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

本日最終日です。

2007-06-28 | 生活
4年ちょっとの間お世話になった田舎町を明日朝離れます。

たった飛行機で1時間ちょっとの所への異動ですが、寂しいものですね。

昨日、今日とこの町には珍しいくらい透き通った晴天が続いています。

明日の夜からは、大都会上海での生活が始まります。

今までよりも自由になる時間は少なそうですが、それでも野次馬根性は捨てません!

行動範囲が広がる分、面白そうな話を収集してまいります。

更新はかなり不定期になると思いますが、ご了承ください。

言われてしまいました。

2007-06-12 | 生活
引越の準備をしています。

雑誌やら、持ってゆくこともない一度読んだ本等、色々なものを人にあげるのに運び出していますが、大きな荷物を持ってアパートを出ようとしていると、入口に立っている保安のお兄ちゃんに声をかけられます。

保安「どうしたんだ? 引っ越しするのか?」
私 「うん、月末に上海に行って働くことになったんだ。」
保安「ふーん、でも普通日本人は、帰国するぜ! なんでおまえだけ帰国しないで中国国内で引っ越しするんだ? 転職でもしたのか?」
私 「いいや、同じ会社だけど。 これで北京、田舎町、上海と3都市目だよ。」
保安「そんな日本人見たこと無いぞ! おまえ日本に帰れないのか?」


だんだん部屋の中のゴタゴタしたものが無くなってきて、ガラーンとしてきました。

後3週間ほどの田舎町生活です。

精一杯の抵抗

2007-06-11 | 生活
バスレーンシリーズです。

6月1日からバスレーン運用時間帯にバスレーンを走ると罰金200元+減点2点という罰則規定が正式に運用開始となり、朝晩のラッシュ時にはバスレーンを走る勇気のある運転手は大幅に減少しました。

この町では主要な交差点に全てリモコンカメラが設置されており24時間録画して、違反行為があった場合は、その場でお巡りさんに切符切られなくても、違反が自動的に確定するシステムになっていますので、バスレーンを走り抜ければ次回の免許更新の際に罰金を払わなくてはいけないことになってしまいます。


さて今朝の新聞に”「O」「K」のナンバーを付けた車がバスレーン違反をしている”という記事が載っていました。

「O」とか「K」の付くナンバーって、どこの関係者だろう?と思って記事本文を読んでみても解説は書かれていません。

運転手に聞いてみると、「O」は公安関係者(簡単に言うと警察及び周辺の機関)「K」は政府関係機関とのこと。

要は、交通公安(交通警察)では手出しを出来ないナンバーの車が違反していると言うことですが、もっと言えば、法律作った側の奴らが堂々と違反しているという事ですね。


記事書いた人も本当はもっと大きな声で大きな字で詳細に「おまえらふざけんなよ!」と言いたかったのでしょうが、本人の職業と生活を維持してゆくために極めて事務的に淡々と事実だけを記載しておりました。

判るよ!君の気持ち!って言ってあげたくなりますね

現金のない銀行

2007-06-11 | おもしろ記事
魔都上海への異動を控えて忙しく、更新をさぼり続けております。

もちろんさぼっている間も面白いことは山のように発生しているのですが、ここに書き込む時間がなかったのです。

わざわざご来訪いただいている皆様、ごめんなさい。


今日は銀行へお金をおろしに行ったのですが、目的を果たせずに帰ってきました。
銀行に自分のお金をおろしに行くという、もの凄く基本的な事が出来なかった、というのは長い中国生活でも初めてのことでした。

現地の会社から振り込まれている給料(US$)を人民元に換えるところまでは問題なかったのですが、現金で一部引き出す、と言ったところ、「今現金がない!」という銀行の窓口とは思えない回答をされてしまいました。

外貨であるUS$や日本円なら「手持ちがない」という回答ありですが、現地通貨の人民元の現金がない!

なんというスゴイことでしょうか!!!

棚卸し中とのこと。。。 聞いたことありません。

銀行が業務時間中に現金の棚卸し。


ATMからならおろせるかなと思いましたが、こちらもやはりダメです。

「午後ならおろせると思うから」 と新顔の窓口お姉さんが言います。

こういうイレギュラーな状況はそう簡単に解決しないと確信しているので夕方にでも自宅近くのATMに行ってみることにしましょう。

しかしまあ、現金のない銀行って、初めての経験ですね。
何が起きたのか是非とも知りたいところです。