Bravo! オペラ & クラシック音楽

オペラとクラシック音楽に関する肩の凝らない芸術的な鑑賞の記録

3/19(日)森 麻季デビュー20周年記念リサイタル/弦楽五重奏や合唱を交えた華やかな日曜の午後

2017年03月19日 23時00分00秒 | クラシックコンサート
デビュー20周年記念公演
森 麻季ソプラノ・リサイタル
夢と希望に満ち溢れた歌声〜森 麻季 春を歌う


2017年3月19日(日)14:00〜 横浜みなとみらいホール S席 1階 C1列 19番 5,400円(会員割引)
ソプラノ:森 麻季
ピアノ:山岸茂人
第1ヴァイオリン:長原幸太
第2ヴァイオリン:鍵富弦太郎
ヴィオラ:横溝耕一
チェロ:富岡廉太郎
コントラバス:瀬泰幸
合唱:青山学院横浜英和中学高等学校 コーラス部(合唱指導:辛島由希子/特別出演)
【曲目】
ドニゼッティ:歌劇『シャモニーのリンダ』より「私の心の光」
山田耕筰:からたちの花(ピアノ・ソロ)
中田喜直:さくら横ちょう
別宮貞雄:さくら横ちょう
岡野貞一:朧月夜
中田喜直:はなやぐ朝
グラナドス:組曲『ゴイェスカス』より「嘆き またはマハと夜鳴きうぐいす」(ピアノ・ソロ)
グノー:歌劇『ミレイユ』より「おぉ、軽やかなつばめよ」
《青山学院横浜英和中学高等学校コーラス部とともに》
千住明:エターナル・ライト
菅野よう子:花は咲く~NHK「明日へ」東日本大震災復興支援ソング
黒人霊歌:アメイジング・グレイス(コーラス部のみ)
《弦楽五重奏+ピアノとともに》
グノー:歌劇『ファウスト』より「宝石の歌」
J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番より「G線上のアリア」(弦楽五重奏)
ヘンデル:歌劇『リナルド』より「涙の流れるままに」 
マスカーニ:アヴェ・マリア  
ドビュッシー:「小組曲」より「小舟にて」(弦楽五重奏)
グノー:歌劇『ロミオとジュリエット』より「私は夢に生きたい」
《アンコール》
 山田耕筰:からたちの花
 いずみたく:見上げてごらん夜の星を

 お馴染みのソプラノ、森 麻季さんのデビュー20周年を記念して横浜みなとみらいホールで開催されたソプラノ・リサイタル。第一線に躍り出てもう20年もの間、トップクラスのアーティストとしての地位を保ち続けているのは立派というか、素晴らしいことだ。とくに声楽家は身体が楽器のようなものだから、器楽奏者よりは年齢に影響される。しかしながら麻季さんは相変わらず透明感溢れる美声と素直な高音域、そしてコロラトゥーラの華麗な技巧を安定的に保っている。もちろん美貌もまったく変わらないが、髪の毛が銀色(?)なのがちょっと違和感があるが・・・・。

 本日のコンサートでは、前半はいつも通りに山岸茂人さんのピアノ伴奏で歌い、後半はまず青山学院横浜英和中学高等学校のコーラス部の皆さんによる女声合唱を交えての3曲、その後はピアノと弦楽五重奏の伴奏で各曲を歌うという趣向である。
 麻季さんが歌った曲はいつもり持ち歌ばかりで新鮮味こそなかったが、合唱や弦楽五重奏が加わることで、いつもとは違って雰囲気がよりゴージャスになった。とはいえ、いささか盛り込みすぎのような印象で・・・・20周年という主旨が曖昧になってしまったような気もする。それでも麻季さんの歌唱はいつも通り、軽やかで心地よい、天上の歌声。最前列の真正面の席で、心ゆくまで堪能させていただいた次第である。

 麻季さんの20周年記念は、もうひとつ大きなコンサートが秋に予定されている。9月9日(土)の18辞より、東京オペラシティコンサートホールで、岩村 力指揮/東京フィルハーモニー交響楽団をバックにオペラ・アリアを中心としたプログラム構成だ。今日の会場でもチケットの先行販売を行っていて行列ができていた。私ももちろんチケット確保済みである。

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