Bravo! オペラ & クラシック音楽

オペラとクラシック音楽に関する肩の凝らない芸術的な鑑賞の記録

7/21(木)東京フィル/オペラシティ定期/チョン・ミョンフン得意のチャイコフスキー交響曲第4番を爆演

2016年07月21日 23時00分00秒 | クラシックコンサート
東京フィルハーモニー交響楽団/第103回東京オペラシティ定期シリーズ

2016年7月21日(木)19:00〜 東京オペラシティコンサートホール A席 1階 3列(1列目)17番 5,355円(会員割引)
指 揮:チョン・ミョンフン(桂冠名誉指揮者)
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
コンサートマスター:近藤 薫
【曲目】
モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550
チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 作品36

 東京フィルハーモニー交響楽団の「東京オペラシティ定期シリーズ」を聴く。桂冠名誉指揮者のチョン・ミョンフンさんが振る時は、東京フィルがいつもに増して引き締まった素晴らしい演奏を聴かせてくれる・・・・これは過去の経験によるもので、同じことを感じている人も多いはず。しかも今日は、チャイコフスキーの交響曲第4番がメインだから、これはもう聴かなくてもだいたい予想ができるくらい。名演の期待に胸を膨らませて会場に入る。

 演奏の方は期待に違わず、素晴らしいの一言。前半のモーツァルトの「交響曲 第40番」は速めのテンポで虚飾を排した純粋なイメージ。端正で鋭く、凄味のあるモーツァルトだ。後半のチャイコフスキーの「交響曲 第4番」は、チョンさんの得意の演目だけあって、気合いの入った指揮ぶりであった。鋭くリズムを刻み、アンサンブルを絞り上げつつ、独特のしなやかさで音楽に艶やかさをもたらす。自身に満ちた解釈でオーケストラをドライブすれば、東京フィルも見事にそれに応える演奏で返した。とくにホルンを始めとする金管群の咆哮と、木管群の色彩も鮮やかな音色が秀逸で、相変わらずの濃厚なサウンドが今日はキレ味が鋭く、インパクトの強い演奏に終始。ダイナミックレンジも広く、オペラシティの比較的タイトな空間を轟音で満たしていた。とにかく、Bravo!!な演奏だったことは間違いない。

●取り敢えずここまで。詳細なレビューは後日、書き加えるつもりです。


 ← 読み終わりましたら、クリックお願いします。


★・・・・・★・・・・・★・・・・・★・・・・・★・・・・・★・・・・・★・・・・・★・・・・・★・・・・・★・・・・・★

当ブログの人気ページをご紹介します。
↓コチラのバナーをクリックしてください。↓







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする