菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

insta360Rドローンマウントレビュー

2021年08月16日 | ドローン
昨日は風が弱かったので、insta360Rドローンマウントを使用したテスト飛行を行いました。
場所は自宅前と知人の牧草地です。
前回にも書いたのですが、最新版ドローンマウントは初期のマウントよりかなり改良されています。
大きな違いは以前のバージョンはマウントがGPSセンサーや各障害物センサーなどを隠してしまっていたのですが、新バージョンではすべて生きるようになっています。
テスト飛行時はGPSを認識するまで少し時間がかかりましたが、問題なく拾いました。
ただし、ところによってはビジョンフライトに切り替わることが多少ありました。
ビジョンフライトはかなり高性能になっているので、フライトには全く支障はありません。
問題点としてはGPSが効いていないと、RTH(自動でフライト場所まで戻るシステム)の使用ができなくなるので早めの帰還が必要になってきます。

肝心の画質ですが、
通常の撮影は全く問題ありませんでした。
360度撮影でも映像にはドローンは全く写っていません。(これは凄い)
しかし、ドローン本体が風で揺れると、画面も揺れていわゆるコンニャク状態になることが多少ありました。
それと、insta360Rのレンズは上部と下部をそれぞれ分けて撮影するるので、合成位置がちょうど目線になってしまいます。
近景、中景の被写体は問題ないのですが、無限遠の地平線などの画像がずれる時があって、これは気になりました。
やはりアクションカメラといわれるものなので、早い被写体を追うとか編集を工夫する必要がありそうです。
ホバリングして風景をじっくり見せるというよりは、多少動かしてごまかしながら見せるという感じが良いと思います。
いずれにしても、今後どのような被写体に向いているのか、更にテストして行きたいと思っています。

<ドローンのオンオフボタンも押しやすくなりました>


<フライト時>


<近景の上下合成画像>


<中遠景の上下合成画像>




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