菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

一番大切なこと。

2008年02月28日 | Weblog

前回までデジタル講座をお届けしておりましたが、かなり反響がありました。
でもほんのさわりの部分だけでしたの、余計戸惑ってしまった方や以前よりもわからなくなってしまったという方も多かったかもしれません。
今回の内容というのは私流の作業方法で、また、さわりの部分だけですのですべてではありません。もちろん今まで通り自分流で進めていただいて全く問題ないと思います。

でも、色々な方々と話をする機会があるのですが、「デジタルだと何でもできる」と思っている方があまりにも多くいらっしゃることです。
でも、それは完全に間違っています。(個人的意見ですが・・)
デジタルだから(色味など)レタッチで修正して良い作品に仕上げたと勘違いしているだけで、元が悪ければ見る人にはそれは伝わって来ないのがほとんどです。

では、一番大事なこととは一体なんでしょうか。
それは、いたって単純なことですが、良い作品を撮るということです。
もちろんデジタルの場合はレタッチ技術やプリント出力のノウハウも必要になってきます。
しかし、それはプリントするまでのプロセスであって、作品の善し悪しを決めるものでは全くないと言うことです。
良い作品というのはプリントの隅々の色合いやレンズの解像度などで決まるものではなく、見る人の心にふれるかどうかだと思っています。
そういう作品を作るための手段が写真の場合はカメラであるということと、記憶させる媒体がフイルムかもしくはデジタル(CCD)かというだけの話です。

先日もデジタルにしようかなと迷っていた方にこのような話をしたら「その通りですよね。迷っていたのが吹っ切れました」と言う言葉が返ってきました。
私はデジタルを否定するつもりは全くありませんが(現に主力はデジタルになっています)、「流行で使わないと遅れるのではないか」などと思っておられる方には、いつもこんな話をしています。

フイルムでもデジタルでもどちらでもいい。
もっともっと良い作品を撮らないと、と常々考えている私でした。

《風雪の後》CANON EOS-5D 24~105mm f11 RAW

上京中

2008年02月26日 | Weblog
 
昨夜の最終便で東京に来ています。

美瑛から比べると暖かさは比較になりませんが、それでも結構寒いです。
旭川からの最終便は8時20分、羽田に着くのがおおむね10時過ぎで、最終便の時は決まってエアポートリムジンで池袋に向かいます。
特に日曜の首都高は空いていて、おおよそ30分ほど。
モノレ-ルやJRなどを乗り継ぐよりは遙かに便利です。
さすがに昨夜はバタンキュウ、特に週末猛吹雪の中での運転がかなりのストレスになっていたようで、先ほどもぞもぞと起きてきたところです。

この写真は吹雪前に撮影したカット。
ネット会員ページでも今月の壁紙に使用していますが、それは以前にフイルムで撮影したものです。
この場所は美馬牛から白金に抜ける途中の丘ですが、何年か前から離農したのか草がはびこりこの時期でも写真にならないくらい荒れていました。
ここももう過去のポイントかと思っていたのですが、昨年あたりから復活したんです。
その復活源はなんと「そば」でした。
以前にも手間のかからないそば畑が美瑛でも急速に増えていると言ったことがありましたが、そのそばが救世主となってくれたのです。
善し悪しは別にしても、雑木林や草がはびこるよりは、はるかに美瑛らしい丘の景観が残ります。

美瑛産のじゃがいもも良いけど、今度はそばも消費しないとと思いながらが、存分に撮影を楽しんで戻ってきました。

《蒼い影、雪原を走る》CANON EOS-5D 24~105mm f11 RAW

大荒れ

2008年02月25日 | Weblog
 
今日の美瑛は-28度。
かなり冷え込みました。
しかし、霧氷は期待はずれ。
おまけに一昨日の暴風で雪原はガタガタ状態で、今朝は出かける気にはなりませんでした。

東京では春一番が吹いたとか。
しかし、今回の低気圧では列島各地で大きな被害も報告され、道内でも死者が出たほどです。

実は私も週末から道東に出かけており、この嵐に直面しました。
網走や北見も暴風雪。
一晩の積雪は50~60cmにも達したほどで、帰りは地吹雪に見まわれました。
先週、視界の聞かない恐怖の話をしましたが今回はそれ以上で、助手席に乗っていたスタッフも無言のままです。(いつもはおしゃべりなんですが・・)
途中で休もうと道の駅などにも立ち寄りましたがどこもクローズ。
自分の身も危ういほどの天候状態ですから、こんな日に営業しているところなんてあるはずがありません。
恐怖のロードを走ること2時間あまり、ようやく北見市内まで戻り一休みすることが出来ました。
午後からは予報通り晴れ間も見えてきて、難所と思っていた石北峠からは意外にすんなりと超えることが出来ましたが、いずれにしても命がけの網走行きとなってしまいました。
(結局写真は一枚も撮らずじまい・・悲しすぎる)

夜のニュースでは札幌近郊で50台を超える車が走行不能に。
また、吹雪で立ち往生した車のなかでは一酸化炭素中毒をおこし、死亡者が出たということでした。
北海道の厳しさは知っているつもりでしたが、これほどまでにすさまじい暴風雪や地吹雪は経験したことがありません。
明らかに地球温暖化がもたらす異常気象としかいいようがないですね。

なんとか真剣にくい止める方法は無いのでしょうか。

《明ける雪原》CANON EOS-5D 24~105mm f11 RAW

月のある風景

2008年02月22日 | Weblog
 
昨日は満月でしたが、美瑛は生憎の曇り空。
雪が強く降ったり止んだりで、時折月が見え隠れする程度でした。

この写真は一昨日のもの。
私は月の写真を撮る場合、少しこだわりを持っています。
そのこだわりというのは、「月のディテールを必ず写し込むこと」
つまり、昔で言うウサギが餅をついている様子までも写すことです。(といっても若い人にはこの意味がわからないかも知れません。)
でも簡単なようで意外に難しいんです。
人間の目は精密で、どこから見ても、また、どんな時間帯でもウサギを認識することができます。
しかし、カメラで撮影するとなるとそうは行きません。
月に露出をあわせると周りが真っ暗になったり、周りにあわせると月が白くとんでしまったりするからです。
つまり、イメージした月のある風景を撮れる時間帯は、意外に少ないということです。(作者のイメージで異なります)

美瑛に関しては、満月の日の一日前が狙い目。
太陽が沈むと同時くらいに月が東の空から昇ってきます。
周りの風景が見えている状態で撮影が出来るので、月との露出がぴったり合います。
でも、満月でないのが玉に瑕(この場合は月に疵でしょうか)左下がやや欠けてしまうのが気になるところ。
では、満月の夜はとなると月が昇るのがやや遅れてしまうんです。
そのため周りの風景が少し暗くなってしまい、イメージしたような良い写真にはなりません。

自然相手の風景写真。
こちらが思っているような良い条件には作り上げてはくれません。

《月のある風景》CANON EOS-5D 70~200mm f4 RAW

スタッフ募集

2008年02月21日 | Weblog
●スタッフ募集のお知らせ

美瑛で働いてみませんか。
菊地晴夫写真ギャラリーでは今シーズン新規スタッフを募集しています。
写真の好きな方、特に大歓迎です。

◇期間 4月下旬~10月末頃まで

◇時間 9:00~17:00

◇資格 35才ぐらいまでの明るく接客が好きな方で、車をお持ちの方もしくは運転が可能な方

◇内容 主にギャラリー内での物品販売、他、撮影助手など

○スタッフ用アパート完備(電化製品、家具付き 美瑛町内)

詳細につきましてはメールにてお問い合わせ下さい。

有限会社 ケイプラン
代表取締役 菊地晴夫
TEL 0166-95-2066
E-mail info@biei.org

デジタル講座-その6

2008年02月20日 | Weblog
 
このところのインクジェットプリンターの進歩は目を見張るものがあります。
以前もブログで書いたことがありましたが、つい10年ほど前には使い物にならないくらいでした。
出力にもA-3サイズ程度ですと、信じられないかも知れませんが一晩くらいかかったんです。(ホントホント)
ヘッドが1往復するのに約2~3分くらいかかりましたから・・。
一度往復する度に停止しマシンが演算を行い、それが済むとまた一往復。こんな感じです。
なんと微笑ましいことでしょうか。
でも今はすさまじい進歩で、大型プリントでも1~2分。
プリントもハイクォリティで、一見ラボでプリントしたカットとほとんど見分けがつかないほどです。

しかし、嬉しいことだけではありません。
皆さんの大きな悩みとなっているのが、その色再現です。
ディスプレーとの色が違って出てくる。あるいはグラデーションが出ないなどです。
特に一番要求される微妙な色合いは、いままでの印画紙のようなクオリティには仕上がりません。

では、どのように調整したらいいのか。
最初に結論から言いますと、家庭用のインクジェットプリンターでは無理といっておきます。
でも、これでは講座になりませんので切り口を変えますが、ある程度近づくことが可能という程度でお話ししたいと思います。
今までディスプレーやソフトでの調整方法をお話しをしましたが、プリンター側でもプロファイルを作る必要があります。
プロファイルは各プリンタードライバーなどに付属していますが、これを使っても良いと思います。
ただいろいろな用紙などを多用する場合があり、当社ではPrintFIX PROという測定器を使用しプロファイルを作成して割り当てています。(作成方法はかなり複雑なのでここでは省略します)
出力方法ですが、Adobe Photoshopを使用している方が多いと思いますので、そのプリント出力方法を述べたいと思います。
プリンターはエプソンPX5500を使用、Photoshopのバージョンは CS3の場合です。(CS2から比べると設定が楽になりました)
特に大事な部分だけをピックアップして書き出します。

1)上の画像はプリント時のダイアログですが、今まで通り各用紙などを順を追って設定します。
2)カラーマネージメントですが、カラー処理を「Photoshopによるカラー管理」にして下さい。(プリンターによるカラー管理ではありません)
3)プリンタプロファイルを割り当てます。(ここでは(株)ピクトリコの用紙専用プロファイルを使用)
4)次にプリンターダイアログで一連の設定を行いますが、プリンターのカラー調整のところでは「色補正なし」にチェックして下さい。
5)これでOK、出力です。

すでにご存じの方も多いでしょうが、初めての方はぜひお試し下さい。(あくまでもPhotoshop出力の場合のみです)
この設定ですとだいぶクオリティの高い出力ができると思います。
逆に、余計にわからなくなってしまったという方もいらっしゃるかも知れません。
ここで述べたのはほんの一例ですが、プリント方法一つとってもかなり複雑な作業になってしまうことがわかると思います。

冒頭で家庭用プリンターでは無理とお話しましたが、考えてみて下さい。
家庭用プリンターの100倍もするラボのデジタルプリンターと同じクオリティで出力できたらどうでしょうか。
ラボではその機械を導入する意味が全くなくなってしまいます。
ですから、傑作作品はラボでの出力をお勧めいたしますよ。

次回、デジ講最終回は「一番大事なこと」をお話します。
(もう少しお付き合い下さい)


デジタル講座-その5

2008年02月18日 | Weblog
この講座を開いてから沢山の方々からお電話やメールをいただきました。
やはり色を管理するというのは難しく、皆さんも悩んでおられるのがよくわかりました。
これでも今回お話している色管理はごくごく初歩的なことに過ぎません。
色管理をやってみようと思っている方は参考程度に、あまり必要ないと思う方は聞き流してください。

前回、色温度について私のところではディスプレー5,000Kで管理しているといいましたが、この値でなければいけないということではありません。
デザイナーさんなどはもっと暖色系の6,500Kを基準に行っていたり、また動画(DVD)関連のクリエーターなどは全く違う光源を使っていたりします。
あくまでも自分の基準値を常に作っておくということが大切だと思います。
また、ディスプレーの光源だけではなく、作業する部屋の環境が非常に重要で、可能であれば光の色に偏りが少ない蛍光灯(光演色性蛍光灯など)をお勧めします。
白熱灯などは赤見が強かったりしますので、ディスプレーの見え方が違ってきますね。
良いか悪いかは別にして、ちなみに当事務所内は自然光です。^_^;
ただし、直射日光が射さないところにディスプレーをセッティングしていますが、季節によっては当たってしまう時間帯が多少あります。
そんな時は他の仕事をするか、気分転換に散歩の時間にしています。

メインPCはMacです。
現在インテルプロセッサ搭載のMacPROを使用しています。
メモリーは10Gバイトで、ほとんどの作業にストレスは感じません。
ただ、TIFFやPSDデータを20~30カットを同時に開くとなると、さすがに重くなっているのがわかります。
でも、当社で一番良く働いてくれる最強のマシンです。

一昔前はPCの性能が今ひとつで、データを開いたりする度によく固まったりしました。
このところの進歩はめざましく、「かたまる」という言葉も過去のものとなってしまいましたね。(ほんと、ありがたい)
でも、この最強のマシンでも何れ「こんなPCを使っていたのか」となるのでしょうか。

一回ずれてしまいましたが、次回プリンターキャリブレーションのお話しをします。

デジタル講座-その4

2008年02月16日 | Weblog
 
1)キャリブレーションについて
キャリブレーションとはモニターの色が正しく出るように調整することです。(モニターだけではないのですが)
RGBなど様々なディスプレーの信号を専用のキャリブレーションソフトを使ってモニターの色を整えていきます。
ソフトウェアキャリブレーションは、調整後自動的にICCプロファイルを作成してくれますので、そのプロファイルをパソコン側に反映させます。
定期的に調整が必要ですが、そのプロファイルをPC側が参照して常に濃度やコントラストを指定通りに作り上げてくれます。

キャリブレーションで一番大切なことは、やはり色温度と彩度だと思います。
通常のディスプレーはsRGBを基準にしたのものが多いように見受けられます。(個人的感想です)
つまり、インターネットのWebサイトやDVD、TVなどを綺麗に鑑賞できるようにかなり彩度が高くなっています。
それでは現像やプリント出力に適したモニターはどんなものが良いかといいますと、前述したようにカスタム設定が可能な機種が必要になってきます。
ディスプレー表示は透過光でポジフィルムを見ている感じで、それに対してプリントはまぎれもない反射光で見なければなりません。
ディスプレーの白はかなり輝いて見えますが、プリントは紙本来の白地がそれにあたるわけです。
ですからあまり彩度が高すぎるディスプレーで調整すると、プリントした時の色合いとのギャップが生じてくるわけです。
簡単にいってしまえば、初めからプリントした時のような条件で調整しないと正確な濃度や色調は再現されません。

私の場合は商業印刷をメインに行っているということもあり、色温度は5000K(ケルビン)ガンマ1.8でカスタム調整しています。
この値ですとsRGBなどから比べるとかなり地味な印象を受けますが、プリント時などはほぼ表示通りに出力できます。

やや専門的な話になってしまいましたが、少しは参考になっているでしょうか。
次回は一番問い合わせなどが多いプリンターについてお話します。

<風雪の後> MAMIYA 645AFD 55~110mm F-16 RVP

デジタル講座-その3

2008年02月14日 | Weblog
1)色管理
リバーサルフィルムをお使いのカメラマンの方は、ほとんどが市販されているライトボックスを使っていると思います。
実はこのライトボックスというのは、光源の基準がきちんと満たされているのがほとんどで、知らず知らずのうちでも色管理していたということになってきます。(色温度おおよそ5,000ケルビン)
撮影したフイルムを見るときには、蛍光灯のライトに透かしたり、白熱灯下で見るということはなかったと思います。
ディスプレーがそのライトボックスにあたる部分と考えれば、如何に重要であるかおわかりいただけると思います。

2)モニター調整の必要性。
次にディスプレー(モニター)の調整の必要性についてお話します。
一般的なPCでは文書管理などが中心に使用されることが多いので、あまり色調を重視していません。
機種によってはグラフィックカードすら備えていないものが多く、このカードが入っていないと正しく色再現ができません。
(グラフィックカードに関してはここでは説明を省きます。)
次にモニターキャリブレーションのお話しをします。
ディスプレーの大事さはすでに前述していますが、最終的には色温度、濃度、コントラスト、RGBなどの調整を行わなければなりません。
ですから最低限これらの調整ができるディスプレーが必要になってくるということです。
キャリブレーションを管理するには市販されているソフトを使用しますが、私はアイワンのキャリブレーションツールを使用しています。
昨日の写真はそのツールを使ってキャリブレーションを測定している状態です。
マウスをディスプレーに置いてどうしたんだろうと思われた方もいるかもしれませんが、測定を行いながらその指示に従って調整を行い最終的にはカラープロファイルを作り反映させます。

ふ~、大変でしょう。
まだまだ入り口状態ですが、ディスプレーに関するだけでこれだけでの設備や作業が必要になってきます。(ほんの一部です。)
ちょっと聞いただけでもフイルムの方が良さそうだなと感じませんか。(某フイルムメーカーの回し者ではありませんが・・)

次回は少し踏み込んだキャリブレーションの話をします。(つづく)

大荒れ

2008年02月13日 | Weblog
 
今日は一転大荒れです。
朝方こそ日が射す時もありましたが、午後からは風が強くなり雪も降ってきました。
夕方、どうしても旭川に用事ができやむなく出かけましたが、久々に北国の怖さを味わいました。
道路はツルツルのブラックアイスバーン。視界もほとんどききません。
先の見えない運転は、まさに恐怖としか言いようがありませんでした。

さて、今夜はデジタル講座その2です。
といっても私はデジタル講座の先生でも講師でもありません。
これからの講座はすべて独断のお話しですので、必ずしも正しいとは言えませんのであしからず。

いつも話題にしていますが、このところのデジタルブームは目を見張るものがあります。
扱いが簡単で便利なことは言うまでもありません。
しかし、昨日もお話しましたが、今までのフィルルムカメラ並みに本格的に取り組みたいとなると話が少し違ってきます。
フィルムというのはほぼ完成された媒体ですので、そのまま撮影すれば作者の意図通りに仕上がってきます。(善し悪しは別ですが・・)
しかし、デジタルカメラはそうはいかなくて、最終段階まで自分で仕上げなければなりません。
それにはかなりのデジタルに対処するノウハウがないと難しくなってきます。
逆を言えば、フィルムの時代には出来えなかった部分を、作家が造り上げることが出来るようになったとも言えるかも知れません。

まずデジタル仕上げで必要になるのがハード面です。
一番大切な部分はやはりディスプレーでしょうね。(甲乙をつける問題ではないのですが)
色調や濃度など様々な調整を肉眼で確認するところで、いわゆる心臓部にあたります。
この部分が貧弱ですと、まともな色合いは出せないといっても過言ではありません。
これがベストかどうかは別にして、当社ではナナオ社のFlexScan LCDを使用しています。
当時はLCDは今ひとつという感じもあったのですが、技術の進歩で今ではリファレンス的な存在になっています。
Macでもシネマディスプレーを販売していますが、私の個人的な感想では撮影現像というよりはクリエーター向きのディスプレーといった色合いが強いと思います。(あくまでも個人的意見ですので・・Macさんごめんなさい)

長くなってしまいそうなので、
次回はディスプレーキャリブレーションについてお話します。