ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコのイタリア紀行15 オルビエートのドーモは金ぴかだべこ!

2019年06月30日 | ベコのイタリア紀行2019

イタリア・ウンブリア州を歴訪中のベコ。

本日はウンブリア州のオルビエートを訪れます。

オルビエートは断崖絶壁の山に広がる町。

金ぴかのファサードを有する大聖堂・ドーモが有名です。

鉄道からケーブルカーに乗り換えて断崖絶壁を登ります。

ケーブルカーを降りると、そこには要塞が。

ちょっと立ち寄ってみましょう。

すると…

ベコ 「ひゃー、緑が豊かだべこ〜」

周囲は美しい緑の谷に囲まれていました。

ほー、これは美しい!

ふと見ると、巨大な要塞の上に人がいます。

さぞかし、眺めがよさそうです。

さあ、それではさっそくオルビエートの町を歩きましょう!

まずは駅前から始まるメインストリートを進みます。

うん、この町もいい雰囲気。

中世の面影を感じることができますね。

ペルージャやアッシジとは違った街燈です。

建物のレンガの色も様々。

そして、その壁をつたう草花もいい感じです。

おっと、こちらはお洗濯物干し場でした。

メインストリートをしばらく進むと、モーロの塔が見えてきました。

オルビエート歩きの目印にもなる塔です。

ここら辺まで進むと、道の両脇はしゃれたお店が増えてきます。 

そして、モーロの塔で左折して細い路地を進むと、

そこには!

バーン!

ババーン!

オルビエートの大聖堂・ドーモです!

ひょえー!

ひょえー!

巨大なドーモが青い空に高らかにそびえてます。

空の色は宇宙空間のような驚異の紺色。

そして、正面のファサードは豪華絢爛。

描かれている絵画はどれも金ピカです!

太陽の日を浴びてキラキラ輝いています。

オルビエートの大聖堂といえば、この金ぴかなファサード。

すっきり晴れてくれてラッキーでした。

ファサードのマリア様もしっかり見守ってくれています。 

ふと見上げると飛行機雲がグングン伸びていました。

いやー、快晴のオルビエート。

なんだか祝福されているような気持ちになります。

それでは、いよいよドーモの中に入ってみましょう。

すると…

そこはまさに静寂の空間。

外はたくさんの人で混雑していますが、内部は厳かな雰囲気が漂ってます。

静かに見学しなければなりません。

正面の祭壇にはキリストの像。

こちらもキリストでしょうか?

精密なステンドグラスも見ごたえありです。

ひとつひとつが、聖書の教えを表しているのでしょう。 

とても丁寧に作らていることがよく分かりますね。

そして、ステンドグラスの両脇の壁にはフレスコ画が並んでいます。 

これもやはり聖書の教えを表しているのかも。

ベコも厳かな雰囲気に気持ちが引き締まります。 

ベコ 「静寂だべこ~」

さて、一方こちらは聖堂の脇にあるサン・ブリツィオ礼拝堂

ほーっ、これまた金ぴかの礼拝堂です。

上から下まで全部金ぴか。

圧倒される礼拝堂です。

ちなみに、この壁画は「黙示録」を題材にしたフレスコ画なのだとか。

大聖堂にもまけず、厳粛な雰囲気が漂う礼拝堂。

正面にはマリア様の絵が飾られています。

息をひそめるように静かに見学します。

さて、見学を終えたら外の階段に腰掛けてちょっとひと休み。

これはドーモ前の広場に並ぶ建物です。

ジェラートをぺろぺろしながら周囲を見渡すと、ちょっとお洒落な建物が建ってました。

鮮やかな黄色がきれいです。

よく見ると、窓の高さが微妙にずれているようです。

内部の構造がちょっと気になります。

一方、こちらは石造りの屋根が渋いカフェ。

団体のお客さんが入店するかどうかもめているようでした。

風はちょっと強いですが、お天気もまずまずでお散歩日和のオルビエート。 

それでは、ジェラートでひと息ついたら再びオルビエートのお散歩を開始です。

メインストリートをさらに進みましょう!

つづく 

 

<ベコたびinformation>

オルビエート Orvieto(1)

断崖絶壁の山の上に築かれた町、オルビエート。ウンブリア州とトスカーナ州の境界近くの町で、ペルージャからは電車を乗り継いで約2時間。しかし、むしろローマからの方が直通電車で1時間半と便利。今回もローマからインテルシティー利用で訪れました。

オルビエート駅を出たら駅前にあるケーブルカーで山の上に。そこからドーモ広場までシャトルバスが運行されています。ただ、せっかくならメインストリートをてくてく歩くのがおススメ。また、鉄道駅からドーモ広場までの直通のバスもあるそうです。

オルビエートは山の上に広がる町ですが、その山はテーブルマウンテンのように真っ平ら。ペルージャやアッシジと比べて平坦な土地で歩きやすい町です。ただ、周囲を囲む城壁近辺は急な坂道になっているのでご注意を。

町はそれほど大きくなく、また見どころもドーモや博物館など限られるため、1日あれば十分見学できます。中世の町並みもそのまま残っており、町歩きだけでも飽きません。

なお、ドーモや付属美術館などのチケットはお隣のエルグレコ美術館の窓口で購入します。今回はセット券を買って入場しましたが、付属美術館はちょっとイマイチ。ペルージャの国立ウンブリア美術館を見ていれば、こちらの付属美術は立ち寄る必要はなさそうです。


 


梅雨も本格化した一週間。ベコガーデンに新たな展開だべこ!

2019年06月29日 | ベコガーデン2019

今週は梅雨空が本格化。

ジメジメの毎日にちょっと気が滅入ります。

西日本では記録的に遅い梅雨入りになったそうです。

そんななか、ベコガーデンは静かに雨宿り。

ベコ 「ちょっとヒンヤリだべこ」

空気はすこし肌寒いですが、菜の花くんはまだ踏ん張ってます。

そして、足元の新芽はすくすく成長中。

こちらも無事に育ってます。

一方こちらは、サマーウエーブ。

しぼんだ花びらはほとんどなくなりました。

が、新たなツボミは着々と準備中。

2回目の開花が楽しみです。

そしてこちらは、静かなるモフモフの苔玉くん。

ベコ 「あーーっ!!!」

なな、なんと!!

新芽が出ているではありませんか!!

長い静寂を破って、その時はいきなりやってきたようです。

いやー、これにはビックリ。

驚異の生命力ですな。

そして!

今週はもう一つ新しい仲間がベコガーデンに加わります。

ベコ 「早咲きミニひまわりだべこ!」

なんと60日で開花するのだそうです。

今から種まきすると、8月末に開花する計算です。

それでは、さっそくプランターを準備です。

そして、これがミニひまわりのタネ。

ベコ 「衝撃の青いタネだべこ!」

真っ青なタネとは驚きです。

青いひまわりになるかもしれません。

土に種まきしたらたっぷりお水をあげましょう。

ベコ 「早く芽が出ろだべこ〜」

苔玉くんといい、ひまわりくんといい、楽しみが増えましたね。

ここ数年、惨敗続きのベコガーデン。

今年こそはきれいなガーデンになるといいですね。

ベコ 「復活のベコガーデンだべこ!!」

あらためて気を引き締めないといけません。

ベコ、よろしくね!

つづく


 


ベコのイタリア紀行14 アッシジは聖なる町だべこ!

2019年06月23日 | ベコのイタリア紀行2019

イタリア・ペルージャに滞在中のベコです。

今日はちょっと薄曇り。

ペルージャからひと足伸ばして、お隣の町であるアッシジを訪れます。

電車とバスを乗り継いで1時間半。

昼前にアッシジ旧市街に到着です!

ベコ 「アッシジに到着だべこ!」

アッシジは、聖フランチェスコが生まれた信仰の町。

小高い山の斜面に広がっています。

旧市街東部にあるバス停で降りると、周囲は緑の谷。

ペルージャにも増して周囲は緑の大地なのです。

糸杉の並木ですね。

巨大な一本杉もありました。

脇にある家屋と比べるとかなりの巨木のようです。

さあ、それではさっそくアッシジの町歩きをはじめましょう!

 

やはりここも石造りの建物が並ぶ町並み。

とりわけ東部エリアは、迷路のような細い路地をさまよい歩くのが楽しいエリアなのです。

中世の石造りの建物を眺めながらてくてく歩きます。

うん、味わいのあるレンガでできた建物です。

こちらはちょっと薄い色のレンガ。

黄色いお花がきれいです。

路地裏の塀の上には植木鉢がありました。

住民の方が育てているのですね。

バルコニーもお花でいっぱい。

空気はちょっとヒンヤリですが、華やかな雰囲気を楽しめる町です。

ブラブラ歩いていたら、教会前の広場に出ました。

これはサン・ルフィーノ大聖堂

広場前の建物も石造り。

建物にはマリア様の像が埋め込まれていました。 

こうしてみると、ペルージャの町並みとはまたひと味違った雰囲気。

建物の雰囲気や色合いもアッシジ独特のような気がします。

なんだか明るい印象を受ける町並みですね。

そんな迷路のような細道を歩いていたら、ちょっとした展望台に出ました。

ほー、これはなかなか!

眺望が開けて、アッシジの町並みが見えました。

なるほど、山の斜面に建物が連なっているのがよく分かります。

ここらへんはちょっと白っぽいレンガです。

さて、再び路地裏を進めば、やはり味わい深い中世の町並み。

アッシジは急峻な丘の斜面に広がる坂道の町。

ペルージャとは異なり平坦な土地はありません。 

古い町並みを楽しみながら、とにかく坂道を降りていきます。

それにしても、いい感じの建物ですね。 

どうやらホテルのようです。

ペルージャとは違って、町中にはお花もたくさん。 

お花を愛する人たちが住んでいるのかも。

お、塔の先端が見えてきました。

ようやく細道を抜けると、そこはコムーネ広場

アッシジのほぼ中心に位置する広場です。

小さい広場ですが、みんなのんびりくつろいでます。

これは広場に建つミネルバ神殿ポポロの塔

この広場から、さらにメインストリートの坂道が続きます。

どこまでも坂道が続く町なのです。

けど、その通りからチラリと見える風景はなかなか素敵。

なるほど、ウンブリアを感じさせる風景ですね。

そんな坂道をてくてく歩いてようやく通りを抜けると、

そこには!

ベコ 「大聖堂あらわるだべこ!」

そう、これがアッシジの誇るサン・フランチェスコ大聖堂

聖フランチェスコの死後、建設された巨大な聖堂です。

うーむ、ホントに壮大です。

参拝客の皆さんも続々とお参りしています。

ベコもさっそく大聖堂を見学とまいりましょう。

と、思いきや!

残念ながら大聖堂の内部は痛恨の撮影禁止。

その感動をお伝えできず、なんとも残念無念です。

代わりに、周囲に広がるウンブリアの大地をご覧いただきましょう。

向こうの山の方まで続く緑の大地です。 

そんな緑の中を走る一本道。

アッシジ駅の近くに建つ大きな教会も見えてます。 

いやー、わずか半日限りの滞在でしたが、感動のアッシジ訪問となりました。

ベコ 「アッシジに光あれだべこ!」

ドン曇り時々晴れのお天気ではありましたが、

壮大なサン・フランチェスコ大聖堂の内部をじっくり見学してベコも感動。

それでは次のスポットに参りましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

アッシジ Assisi

イタリアの守護聖人・聖フランチェスコが生まれた町アッシジには多くの巡礼者が訪れます。鉄道のアッシジ駅からは路線バスで約20分。小高い山の中腹に広がる町です。本数は少ないですが、ペルージャからアッシジまで直通バスもあります。

路線バスの切符はアッシジ駅構内にある売店で購入。1.3ユーロで90分有効で、路線図と時刻表はfsbusitaliaのサイトで閲覧可能。バスは大聖堂近くの広場で停車します。

ただ、山の中腹に広がるアッシジの町は東高西低。平坦な部分はほとんどなく、ほぼ坂道だけの町です。そのため西端にある大聖堂前でバスを降りると、そのあと東側に向かって急峻な坂道を延々と歩く羽目になります。

そのため、まずは東端にある終点のバス停「マッテオッティ広場 P.Matteotti」で下車して、そこから坂道をぶらぶら下りながらサン・フランチェスコ大聖堂に到着するのがベターです。

ちなみに、町中にはシャトルバスが運行しており、坂道を登らずに移動できる模様。ただ、fsbusitaliaのサイトに路線図や時刻表はあるものの、どこにバス停があるのか分からずじまい。運行している気配もなく困りましたが、帰る間際にようやく1台だけ目にしました。

最大の見どころである「サン・フランチェスコ大聖堂」はさすがに大賑わい。巡礼者が団体で訪れるのでかなりの人混み。とはいえ、大聖堂だけあって建物も巨大で、比較的ゆったり見学できました。

大聖堂の内部は上部聖堂、下部聖堂、そして礼拝堂の3層構造。それぞれ雰囲気の違う作りで、じっくり味わいたいところ。なかでも聖フランチェスコが眠る地下の小さな礼拝堂は本当に厳粛な雰囲気。キリスト教徒でないため礼拝堂そのものに入るのは気が引けてパスしましたが、ぜひ訪れてほしい場所です。

アッシジ旧市街はこじんまりしており、1日あれば回れそうな規模。今回は時間の関係で半日限りの訪問でしたが、さすがにこれだとちょっと厳しい感じでした。

ちなみに、有名な「サンタ・キアーラ聖堂」やアッシジ駅近くの「サンタマリア・デリ・アンジェリ教会」も訪れましたが、残念ながら感動は今ひとつ。これならもう少しアッシジの路地裏を歩けばよかったとちょっと後悔しました。


 


夏至を迎えた一週間。菜の花くんは驚きの発芽だべこ!

2019年06月22日 | ベコガーデン2019

今週は暦の上の夏至を迎えました。

1年でもっとも昼間の時間が長くなる時期。

冬至と比べて4時間以上も長くなるのです。

草木の成長にはもってこいの季節ですね。

そんななか、ベコガーデンも元気いっぱい。



ベコ 「ぐんぐん成長だべこ!」

菜の花くんはそろそろおしまい。



かと思いきや…

なんと!



新たなツボミが膨らんでいるではありませんか!

しかも…



発芽した新芽の下に、さらに新たな新芽ができてます!

おお、こっちにも発芽してます。



ひゃー、これはびっくり。

この先、菜の花くんはどんな成長を遂げるのでしょう?

さて、一方こちらはサマーウエーブ。



今週、ひと回り大きめのプランターに引っ越しました。



植え替えをすると、やがて朽ち果てるのがベコガーデンのならい。

果たして無事に育つでしょうか?

そして最後は苔玉くん。



夏至を迎えても相変わらずモフモフです。



引き続きじっくり見守りましょう!

つづく



ベコのイタリア紀行13 ペルージャの町は中世の迷路だべこ!

2019年06月16日 | ベコのイタリア紀行2019

イタリア・ペルージャを訪問中のベコ。

朝ご飯を食べたら、いよいよペルージャの町並みを散策です。

ちなみに、今回の旅のお供はこちら。

ベコ 「ミラーレスだべこ!」

これまでずっとコンパクトカメラ1つで旅を続けていたベコ。

今回は満を持してミラーレスの出番です。

さっそくホテルを出ると、そこから北に向かってメインストリートが伸びています。

ベコ 「お散歩スタートだべこ!」

空気はまだヒンヤリしていますが、てくてく歩いてみましょう。

道の両側はどっしりした建物が並びます。

立派な鐘楼もそびえてますね。

ペルージャは小高い丘の上にある町。

その割には意外と道路が平坦なのでちょっと意外です。

メインストリートを歩くと、ほどなくして11月4日広場に到着。

ベコ 「11月4日広場だべこ!」

変な名前の広場ですが、旧市街の中心部で主要な建物が並んでいます。

そして、これは巨大なプリオーリ宮

ベコ 「巨大な宮殿だべこ!」

この巨大な建物の3階には有名な国立ウンブリア美術館があります。

さっそく入ってみましょう。

入口のホールは雰囲気満点。

ベコ 「ひゃー、まるで中世だべこ!」

ところが!

なんと美術館の内部は撮影禁止。

かなり広い美術館で、キリスト教を描いた教会美術の宝庫でしたが、ご紹介できずに残念至極です。

一方、同じ建物の横側にあるのは公証人の間

ベコ 「建物の横から入るべこ」

あまり目立たない脇の入口から入ります。

ほー、これは素晴らしい。

きらびやかな部屋です。

壁や柱にはたくさんの絵が描かれています。

これらの絵は何を示しているのでしょうか。

なんだか紋章のような気もします。

いずれにしても、当時の栄華が感じられる装飾です。

プリオーリ宮を出たら、周辺をちょっと歩いてみましょう。

ここはメインストリートの隣にあるもう1つの大通り。

ここにも重厚な建物が並んでいます。

いやー、ホントに中世の町並みですね。

道路わきの街燈もなかなかおしゃれ。

さあ、それでは

11月4日広場からさらに北に向かって進みましょう。

ここから先は細い路地が入り組んだエリア。

まるで中世の迷路に迷い込んだかのような雰囲気になります。

ほーっ

これはなかなか。

突然、古びた町並みになりました。

頭の上にはアーチのようなものもありますが、

どうやら渡り廊下でしょうか?

しかも、路地に入ると急な坂道になります。

おっと、これは要注意。

平坦だった道が、急勾配の坂道になるのです。

そんな中世の路地にはこんな大きなアーチもありました。

いったい何のためのアーチなのでしょう。

ここにも巨大なアーチ発見です。

いやー、まさに中世へのタイムトリップ。

時をさまよう旅人です。

さて、そんなペルージャには有名な水道橋があります。

ほー、なるほど、これが噂の水道橋。

なんとこの水道橋、

 

エトルリア時代のもので、広場の噴水まで水を引くために造られたのだとか。

ちょっと水道橋まで降りてみましょう。

振り返って町を見上げるとこんな感じ。

はるか昔の遺跡ですが、今も住民の生活に溶け込んでいるのです。

感慨深いですね。

そんなこんなで、旧市街の北端まで来ました。

ここは町を囲む城壁のあたり。

歴史を感じさせる建物が並びます。

てくてく歩けば、ホテルから15分程度で来れる距離。

見ると、道路を隔てて向こう側にも町が広がっている模様。

いやー、

なかなか味わい深いペルージャの町でした。

ウンブリア州の州都で大きな町かと思ったのですが、思いのほかこじんまり。

落ち着いて静かに過ごせそうな町でした。

ローマのような騒がしい街に疲れたら、立ち寄ってみるとよいかも。

ベコ 「落ち着いた中世の町だべこ!」

もう少しお散歩したいところですが、次のスポットへまいりましよう!

つづく

 

ペルージャ Perugia

ペルージャは町全体が中世の落ち着いた雰囲気。町の周囲には爽やかな緑が広がっており、賑やかなローマに疲れた人にはちょうどいいかも。日本人観光客もほとんど見かけませんでした。

今回のペルージャ観光は1日限りでしたが、思ったほど大きな町ではなく、2日あればほぼ回りきれそうです。今回訪れた「ウンブリア美術館」や「公証人の間」以外にも見所があり、中でも「大聖堂」や「サン・ピエトロ教会」は時間の関係で行けず残念でした。

そのウンブリア美術館は、教会の祭壇画を中心に約40室に4000点の美術品が並びます。ブログでご紹介できないのが残念ですが、1時間以上かけてじっくり見学しました。

展示されている絵の題材は、キリストの殉教や聖母マリアの受胎告知などほぼ同じ題材。同じ題材でこれだけ違う絵があるのもびっくりですが、それぞれの画家が同じテーマをどう描き分けているのか興味深いと感じました。

公証人の間は見ての通りですが、入口はプリオーリ宮の広場側の2階の側面から入ります。入口が分かりにくいので注意が必要かも。一方、ガイドブックに紹介されている「商人組合」の入口は結局見つからず。期待していたのですが残念でした。

ちなみに、ペルージャは小高い丘の上にあるため急な坂道だらけです。メインストリートとその両側は平坦ですが、路地裏に入るといきなり急な坂道が始まり、谷に落ち込むようにどこまでも続くのでご注意を。

最後に、滞在中の買い出しで不可欠なのがスーパー。鉄道のペルージャ駅前に大きなco-opがありますが、サラダやサンドイッチなどパックされた食料がないのは不便。ただ、カタコトのイタリア語で量り売りのお惣菜を買ったところ、味はなかなか美味でした。

一方、旧市街で宿泊したホテル近くにumbroというスーパーがありましたが、スーパーというより小さな八百屋さん兼食堂で、お惣菜もなく期待はずれ。ペルージャ滞在最終日に11月4日広場近くのco-opを発見しましたが、時間がなくて確認できずじまいでした。