ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

大分紀行1 湯布院からベコたび再開だべこ!

2022年08月28日 | ベコの熊本・大分紀行2020

さて、昨年お送りしたベコの熊本紀行

いったんお休みしていましたが久しぶりに再開です!

前回は阿蘇でトレッキングを楽しんだベコ。

ベコ 「阿蘇を踏破したべこ!」

その後、県境を超えてお隣の大分県へ向かったのでした。

ということで、今回からベコの大分紀行と題してベコたび再開とまいりましょう!

    

阿蘇からやまなみハイウェイを走ること2時間弱。

ひと足伸ばしてやってきたのは大分・湯布院です。

ほほー、うさぎの耳のような山頂を持つのは由布岳

湯布院は由布岳の麓に広がる温泉地です。

で、今日のお宿はこちら。

あれれ?

なんと、予約とは異なる茅葺き屋根の離れの宿でした。

ひょえー

ひょえー

いきなりの古民家でびっくり仰天。

けど、話のネタになりますね。

さて、ひと風呂浴びたら夕食です。

味付けも見た目も洒落た料理に舌鼓です。

湯布院は一泊だけですが、満足できる宿でした。

で、一夜明けて翌朝。

シンプルな朝ごはんをいただいたら早速活動開始です!

湯布院は初めてのベコですが、まずは宿の近くの金鱗湖へ。

温泉が湧き出る湖で、湯布院では有名な観光スポットのようですが…

夏場に訪れても、何の変哲もない小さな池といった感じでした。

とりあえず朝食後のコーヒーで一服。

温泉街をそぞろ歩きとまいりましょうか。

ここは湯布院のメインストリートである湯の坪街道

ベコ 「小洒落たショッピング通りだべこ」

そう、温泉街といった味わい深い風情はありません。

賑やかなショッピングストリートなのです。

なるほど、こう来ましたか。

それにしても、これは

もはや温泉街とはかけ離れたアミューズメント街ですな。

向こうにそびえる由布岳もびっくり。

どうやらベコはお呼びでなかったようです。

さて、そんな湯の坪街道でしたが、

ちょっと路地裏に入ってみると途端に様子が変わりました。

ほーっ、これはしっとり。

厳しい夏の日差しですが、豊かな緑たっぷりです。

緑の中を川が流れ、風情のある橋がかかっていました。

実はこちら、湯布院にある老舗の旅館の一つ。

表通りとは打って変わって、静かで落ち着いた環境にびっくり。

いやー、賑やかな温泉街に驚きましたが、少しほっとしました。

こういう場所もきちんとあったのですね。

次に湯布院に来るなら、こうした宿に泊まってゆっくり過ごしたいところ。

さあ、それでは湯布院を出て、次のスポットへ向かいましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

湯布院温泉

由布岳のふもとに広がる温泉地。全国的にも有名ですが、湧出量はお隣の別府温泉に次いで全国2位を誇るとのこと。古くは「別府十湯」のひとつに数えられ、「別府の奥座敷」とも言われたそうです。

今では全国的に有名な湯布院ですが、そこに至るには地元関係者の方の並々ならぬ努力があったそうです。一つは近代化とレジャー化の波に飲まれずに、自然豊かな環境を守ったこと。

もう一つはドイツの温泉保養地に学び、温泉リゾートという発想を取り入れたこと。結果、他の温泉地に見られる大型ホテルや観光施設、歓楽街などもなく、今でものどかな田園地帯を保っているそうです。

なるほどこれは期待できそう!と思って訪れたところ、期待はあっけなく裏切られました。ご紹介した中心部の「湯の坪街道」は風情のない賑やかなショッピング通り。有名な金鱗湖も夏場とあってただの池でがっかり。

湯の坪街道の周囲もごく普通の町並みで、どこに温泉があるのだろうと不思議でした。騒々しい街道を歩きながら、もはや再訪はないと感じました。

ところが、一歩路地裏に入ったところ、妙に趣のある旅館がチラホラ。後になって知ったのですが、湯布院は広い範囲で温泉が湧出しているため、旅館は中心部から離れた場所に散在しているのだとか。なるほど、そういうカラクリだったのかと納得しました。

ちなみに、ご紹介した老舗旅館は「亀の井別荘」で、湯布院でも歴史のある宿。敷地内の一部は一般客も入れますが、ブログの通り素晴らしい和風旅館で湯の坪街道とのギャップが大きくて愕然としました。

ほてい屋

一方、今回宿泊したのは金鱗湖近くのほてい屋。一棟ごとにしつらえの異なる離れの古民家が特徴で、今回はアップグレードで茅葺き屋根の一軒家に宿泊。二間続きでかなり広く、小さな露天風呂付きでした。

ただ、茅葺き屋根のためか虫が多く、殺虫剤を散布しまくることに。朝目覚めると小さな虫があちこちに落ちており苦笑。茅葺き屋根に泊まる経験はなかなか出来ないので、これもいい思い出です。

一方、宿の大浴場は広々とした庭園風の露天風呂。たまたま入浴客がおらず完全に独占状態。クセのない単純泉でのんびりできました。

食事は個室での会席料理です。味付けだけでなく、見た目もきれいな品々。風呂上りにくつろぎながら、ゆっくり食事を楽しめました。

ちなみに、ほてい屋さんの周囲は家屋がひしめく狭い路地裏。由布岳の頂がちらりと見えますが、のどかな田園風景は見えないのでご注意下さい。


 


処暑を迎えた一週間。ベコガーデンは蒸し蒸しだべこ!

2022年08月27日 | ベコガーデン2022

今週は暦の上の処暑を迎えました。

暑さもひと段落して、朝夕は涼しさが感じられる頃。

…のはずですが、今週はまだまだ真夏の暑さが続きます。

しかも明け方のカミナリと豪雨にびっくり。

    

そんななか、ベコガーデンはカミナリに打たれずに無事でした。

ベコ 「落雷の危機は回避されたべこ」

まずは真夏の日差しを浴びるアジサイくん。

ベコ 「今週もわさわさだべこ」

うん、葉っぱの成長はとどまるところを知りません。

暑さが成長に拍車をかけているかのようです。

一方こちらはランタナくん。

ベコ 「こっちもぐんぐんだべこ」

そう、こちらも暑いさなか一段と成長中。

けど、やはり花が咲く気配はまったくなし。

もう、やけくそですね。

最後はベコザクラ。

こちらは暑さでちょっとぐったり気味のご様子。

黄葉する葉っぱも増えてきました。

暦の上の秋を迎えた日本列島。

暑さは残りますが、そろそろ蝉の声もトーンダウン。

夕方になると鈴虫の声が聞こえてきました。

少しずつ秋の気配が漂ってくるのですね。

つづく


 


白馬ハイク10 白馬岩岳で青空大回転だべこ!

2022年08月21日 | ベコのお手軽やま歩き

初夏の信州・白馬でお手軽トレッキング中のベコ。

いよいよ今回が最終回ですが、やってきたのは白馬岩岳

白馬八方と栂池高原の間にある洒落た高原です。

ベコ 「白馬連峰あらわるだべこ!」

雲に隠れて見えなかった白馬連峰が最後になんとか顔を出してくれました。

いやー、雄大です!

さすが北アルプス。

ちなみに、あの稜線は八方尾根

目を凝らしてよく見ると、八方尾根に続くロープウェイが見えますね。

実は翌日訪れる予定でしたが、天候不良で断念することに。

一方こちらは白馬の大雪渓。

栂池自然園からはドン曇りで見れませんでしたが、こちらも最後に見れてラッキーでした。

やはり山は好天に限ります。

さて、こちらは芝生の広場でくつろぐ人々。

お、

おーっ!

すごいですね。

空中大回転です。

そしてこちらは空中ブランコ。

実は、ブランコの下は断崖絶壁なのです。

思い思いに過ごす初夏の高原ですね。

さて、最後はねずこの森をトレッキング。

自然豊かな森に自然探勝路が整備されているのです。

木々の緑が日差しを遮ってくれるので爽やか。

皆さん、てくてく歩いています。

いやー、木々の緑と高原の空気が美味しいです。

キラキラですね。

さあ、ぐるりと回ったところで、帰りの時間が来たようです。

ということで、今回の白馬ハイクはこれでおしまい!

翌日は八方尾根の予定でしたが、残念ながら見送りに。

やや短めの滞在でしたが、初夏の白馬をすっかり満喫できました。

ベコ 「今回はここまでだべこ!」

高山植物も可憐で、ベコも真夏とはひと味違った白馬を堪能。

次は秋頃に訪れてみたいところですね。

それでは、白馬八方温泉でひと風呂浴びて帰ることにしましょう!

おわり

 

<ベコたびinformation>

白馬岩岳マウンテンリゾート

白馬岩岳エリアにあるリゾート施設。登山よりも、白馬の山並みを眺めながらカフェや広場でワイワイ過ごす場所。マウンテンバイクのコースもあり、様々な観光客に人気のようです。

特に有名なのはカフェ附設の展望デッキ。白馬三山が目の前にそびえ、雄大な景色を目の当たりにできます。秋には山の雪、中腹の紅葉、麓の森の緑という「3段紅葉」が絶景だとか。

展望デッキのお隣には空中ブランコができたようで、家族連れの順番待ちで長い行列。広場にあるカフェも長い行列で、コーヒーと軽食を入手するのにかなり待たされました。

最後はねずこの森でハイキング。ブナやミズナラに加え「ネズコ」という樹木があるそうです。木漏れ日が美しく、新緑が気持ちのいい森でした。一周約1時間半ですが、短いコースだと20分とお手軽。

なお、こちらの標高は1289mで、栂池自然園や五竜高山植物園と比べると高度は低め。そのため涼しさもちょっとトーンダウンなので、そこはお気をつけください。


 


お盆を迎えた一週間。暑さの中にも秋の兆しだべこ!

2022年08月20日 | ベコガーデン2022

今週は各地でお盆を迎えた日本列島。

お盆はご先祖様をお迎えする儀式。

13日に迎え火、16日に送り火だそうです。

そして、お盆を過ぎるとそろそろ夏も折り返し。

昨日は久々に大陸の高気圧に覆われて、カラッとした空気に秋を感じました。

さて、先週は暦の上の立秋を迎えましたが、七十二候はこんな感じ。

涼風至(すずかぜ、いたる)8月7日〜

朝夕に涼しい風が吹き始める頃。

今年の日本列島は記録的な猛暑でしたが、そろそろ落ち着きそうな気配。

やはり季節は巡ってくるのですね。

寒蝉鳴(ひぐらし、なく)8月13日

ひぐらしが物悲しく鳴く頃。

ひぐらし独特の鳴き声を聞くと、夏の終わりを感じます。

けど、今年はひぐらしの鳴き声はまだ聞こえません。

蒙霧升降(ふかききり、まとう)8月18日

森や水辺に霧が立ち込める頃。

山の方では朝夕の気温が下がり、高い山では肌寒さも。

「升降」は「昇降」の簡体字のようです。

もうもうとした霧が出たり消えたりする様子を表すのでしょうか?

   

そんななか、ベコガーデンもちょっとひと息。

ベコ 「かすかに秋の気配だべこ」

相変わらず緑がきれいなベコガーデン。

まずは巨大化が進むアジサイくん。

葉っぱはますます大きくなっています。

そして、こちらはランタナくん。

葉っぱが茂ってますが、一向に花は咲かず。

なんの変化もないまま、夏は過ぎようとしています。

最後は久々のベコザクラ。

青々とした葉っぱが茂っていましたが、ここにきて葉っぱが黄色に。

なるほど、やはり夏も盛りを過ぎたのですね。

暑さがおさまるのは助かりますが、どうにも天候不順だった今年の夏。

せっかくの夏休みもちょっと水を差された感じでしょうか。

引き続き思い思いの夏を過ごしましょう!

つづく


 


立秋を迎えた一週間。ベコガーデンは猛暑極まるだべこ!

2022年08月14日 | ベコガーデン2022

今週は暦の上の立秋を迎えました。

なんと、早くも秋の始まりなのですね。

とはいえ、日本列島はまだまだ夏本番。

日本各地では、ご先祖様の霊を祀るお盆の最中。

一方、突如現れた台風に、帰省客や観光客もてんやわんやとなりました。

   

そんななか、ベコガーデンもお部屋に避難して無事でした。

ベコ 「ふー、危ないところだったべこ」

アジサイくんは台風に負けず引き続き成長中。

緑の葉っぱが横に広がってきました。

新しい葉っぱも元気ですね。

一方こちらはランタナくん。

一向に花が咲きませんが、緑の葉っぱは元気です。

いったい花びらはどうなったのでしょうか…。

それにしても、早めに台風予報を出す欧米の気象局に比べて遅い日本の予報。

日本に接近する台風なのに、海外の予報が早いのはなんとも残念。

つづく