ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

大分紀行5 感動の花公園で阿蘇・九重にさよならだべこ!

2022年09月25日 | ベコの熊本・大分紀行2020

夏の大分紀行もいよいよ最終回。

くじゅう花公園で百花繚乱に感動しきりのベコです。

ベコ 「花よ咲けだべこ!」

ここは、くじゅう連山を背景に広がる素晴らしい植物公園。

一面に広がる花々はホントに壮観。

まるで絵のようなカラフルな色彩に目を奪われます。

けど、これだけのお花を育てるのはホントに大変そう。

スタッフの方の努力に頭が下がります。

ほー

はー

ふー

観光客ものんびりお散歩です。

それもそのはず。

どこを見ても、絵になる風景なのです。

ここは赤と白のコントラスト。

しかし、やはり花の名前は分からず。

お、ラベンダーだけは分かりますね。

いやー、きれいな紫色ですね〜。

そんな色とりどりのお花畑に立つ、一本の大木。

向こうに見えるのは阿蘇の山々でしょうか。

見上げると青い空に大きな木。

デッキチェアに寝転んでしばし風に吹かれましょう。

思えば、熊本から大分を巡った今回のベコたび。

最後を締めくくるにふさわしい素晴らしい公園でした。

ベコ 「うおーっ!」

ベコ 「うおーっ!」

いやー、ベコも感極まって絶叫です。

    

さあ、そんな訳でベコの熊本・大分紀行はこれでおしまい!

長いようで、あっという間の夏休みでした。

最後は再び阿蘇を経由して熊本空港を目指します。

それにしても、ホントに緑豊かな阿蘇・くじゅうエリア。

初めての訪問でしたが、他ではあまり見られない素晴らしい景勝地でした。

いつか再び訪れたいものですね。

ちなみに、熊本空港から飛び立ってしばらくすると、

なんと、阿蘇山の上空を通過しました!

おー、

ベコが訪れた草千里浜、

烏帽子岳や杵島岳、

そして噴煙を上げる中岳がバッチリ見えます。

最後の最後に、阿蘇を上空から見れるとは思いませんでした。

ベコ 「さらば阿蘇・くじゅうだべこ!」

ベコを見送ってくれた阿蘇山に感謝しながら、気をつけておうちに帰りましょう!

おわり

 

<ベコたびinformation>

くじゅう花公園(2)

感動的な花公園ですが、もともとは単なる山林で荒地だったそうです。観光面で伸び悩んでいた久住高原ですが、平成に入って開発されたとのこと。

開園とともに多くの観光客が訪れ、その後は拡張工事を行いリニューアルも実施。ショップやカフェなども新設したそうです。

また、それまで夏は閉園していたものの、ラベンダーなどを植えて開園。冬場の休園時期を除いて、いつでも花を楽しめる公園になりました。

今回も、入口受付では「夏なのであまり花は咲いてませんがいいですか?」と言われたのですが、入ってみたらかなりの花々。夏場でも結構楽しめました。

現在も新しいガーデン造りを進めており、温室の熱帯植物園や星空鑑賞ができるテント村を設置したりと、創意工夫を凝らしている模様。

入園料は1,300円と高めですが、それだけの価値はあります。阿蘇・くじゅうを訪れた際は是非とも訪れたい必見ポイントです。


 


大分紀行4 くじゅう花公園は百花繚乱だべこ!

2022年09月18日 | ベコの熊本・大分紀行2020

夏の大分紀行を満喫中のベコ。

楽しい旅行もついに滞在最終日となりました。

まずはしっかり腹ごしらえですね。

ベコ 「最終日の朝ごはんだべこ!」

朝からガッツリです。

そして、本日やってきたのはここ。

なんと、そこは一面のお花畑。

ベコ 「花の公園だべこ!」

そう、ここはくじゅう花公園

くじゅう連山の麓に広がる素晴らしい植物公園なのです!

広大な園内には様々な植物エリアがありますが、まずは英国庭園エリア。

時期は夏の盛りですが、標高が高いこともあってかたくさんの植物が咲いていました。

これはラベンダーぽいですね。

まさに見頃です。

こちらは紫色のツブツブ。

なんという名前なのでしょうか。

こちらは赤いお花。

うん、多くの花が咲き誇っていますね。

鮮やかな庭園にベコの気持ちも高まります。

ベコ 「英国庭園は百花繚乱だべこ!」

なかにはクセの強い品種も。

ひゃー、ニョキニョキですね。

黄色いお花もあちこちに。

ふむふむ

ふむふむ

いやー、素晴らしい庭園に感動です。

ところが…

今が盛りのはずのひまわりはこんな状態。

ありゃー、やはり標高が高い影響なのでしょうか。

ちょっとガッカリです。

一方、なぜかこちらでは真夏にバラが開花中。

やはりちょっと時期がずれているのかもしれませんね。

そんな花の公園はホントに広々。

道案内をよく見て進まないと迷子になりそうです。

それでは、地図を片手にさらに園内を進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

くじゅう花公園(1)

大分県の久住高原にある広大な花の公園。目の前には阿蘇五岳、背後には九重連山という光景の中、色とりどりの季節の花が咲く感動的な公園です。

場所は熊本県との県境近く、黒川温泉から車で約20分。国道442号線を東に走れば到着です。この道路は「ぐるっとくじゅう周遊道路」と呼ばれ、九重連山の裾野を走る爽快なルートでした。

そんな花公園はなだらかな斜面に広がり、面積は約22万㎡とのこと。広すぎてピンときませんが、500種類、500万本の花々が咲き誇るそうです。

園内はいくつものエリアに分かれており、お花畑、森林、野草と趣きの異なる植物を楽しめます。園内をのんびり回ると約1時間。地図を片手に10数ヶ所あるお花畑の間を巡るのですが、ちょっとした冒険気分を楽しめました。

なお、公園のサイトには花の紹介ページがなく、一つひとつの花の名前が分からないのは残念。他の植物園のように、詳しい紹介ページを設けてほしいところです。


 


大分紀行3 九重夢大吊橋から怒涛の観瀑だべこ!

2022年09月11日 | ベコの熊本・大分紀行2020

夏の大分紀行を楽しんでいるベコ。

再び県境近くにある熊本・黒川温泉の宿に戻り一泊しました。

そして、一夜明けて訪れたのは九重夢大吊橋です。

ベコ 「ひゃー、デカい吊り橋だべこ!」

おー、見上げるほどの高さです。

今日はちょっと雲の多いお天気。

吊り橋は結構な山奥にあるのですが、湿気でちょっと蒸し蒸し。

それにしても、これだけの山奥によく建設したものですね。

ちょっと怖い感じです。

ゆらゆら揺れる橋ですが、勇気を出して渡ってみると、

ベコ 「大渓谷だべこ!」

ここらは鳴子川渓谷というようです。

向こうの方まで谷が続いていますね。

一方、足元を見るとなんとアミアミ。

橋の下の川が見えて、お尻がムズムズします。

一方、橋の反対側を見るとなんと大きな滝が見えてきました。

ちょっと距離がありますが、かなり大きな滝のようです。

ベコ 「怒涛の雌滝だべこ!」

そう、これは雌滝というそうです。

先ほどから滝の音が響いていたのは、この滝だったようです。

おー、これは大きい!

水しぶきがすごそうです。

ちなみに「雌滝」があるということは、「雄滝」もあるのでは?

と思ったら、ちょうど看板がありました。

なるほど、いま見えているのが左側にある雌滝(女滝)。

右側にはちゃんと雄滝(男滝)があるではありませんか。

で、視線を右に移すと、

あ、ありました!

ベコ 「雄滝発見だべこ!」

ちょうど、進行方向の背後だったため、気づきませんでした。

雄滝は「震動の滝」とも呼ばれており、響き渡る滝の音はこちらでした。

さて、そんなこんなで橋を渡り切ると、対岸には吊り橋の全景が見えるスポットが。

ベコ 「おーっ、デカい吊り橋だべこ」

うん、なるほどこれは迫力があります。

さあ、それでは九重夢大吊橋はここまで!

実はこの後、熊本・小国町にある鍋ヶ滝を訪れたのですが残念ながら立ち入り禁止。

やむを得ず、この日は早々に宿に戻り温泉三昧となりました。

そして、いよいよ明日は熊本・大分紀行の最終日。

お天気も良さそうなので、たっぷり楽しみましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

九重夢大吊橋

やまなみハイウェイをちょっとはずれて横道に入ると、見えてくるのが九重夢大吊橋。全長390m、歩道の高さ173mとのことで、歩道専用としては日本一の高さだそうです。

付近は鳴子川渓谷と呼ばれ、深い谷間が続く地形。そのまま川を下ると有名な「九酔渓」がありますが、今回は時間の関係で訪れず。

一方、鳴子川の上流側には雄滝、雌滝という大きな滝が2つもあり驚きます。そのうち、雄滝は「震動の滝」として日本の滝百選に選ばれているそうです。

周囲を震動させるほどの迫力とのことで、滝の近くには展望台があります。ただ、当日はかなり蒸し暑く、坂道もキツそうなのでパスしました。

なお、大吊橋は北側、南側のどちらからでも入場可能てすが、駐車場が大きいのは南側の「中村エリア」。一方、北側エリアには高台に小さな売店があり、そこから吊り橋のほぼ全景が一望できます。


 


大分紀行2 長者原は緑の湿原だべこ!

2022年09月04日 | ベコの熊本・大分紀行2020

夏の大分紀行で湯布院で一泊したベコ。

湯布院を出たら、やまなみハイウェイを熊本方面へ戻りましょう。

いやー、今日も晴天です!

気持ちのいいドライブになりました。

そして、爽快なルートを走ること1時間。

おおーっ!

雄大な九重連山が現れました!

いやー、これは絶景。

そう、ここは長者原です!

ベコ 「爽快な絶景だべこ!」

ちなみに、長者原と書いて「ちょうじゃばる」と読むそうです。

前方には荒々しい山肌が見えてます。

火山活動のためか噴煙もちらほら。

そして、本日の目的地はこちら。

九重連山の麓に広がるタデ原湿原です!

ベコ 「広大な湿原だべこ!」

ベコ 「広大な湿原だべこ!」

タデ原湿原はラムサール条約にも登録されている貴重な湿原。

そして、湿原に木道の遊歩道が整備されているのです。

それでは、絶景の中でミニ・ハイキングを楽しみましょう!

ベコ 「高原のハイキングだべこ!」

ちなみに、遊歩道の周囲は草ボーボー。

けど、所々に木が立っています。

これはこれでけっこう絵になりますね。

それにしても、快晴だけあってかなりの日差し。

強烈な日差しを遮ってくれるものは何もありません。

ハイカーの皆さんも完全武装です。

けど、草原を吹き抜ける高原の風が心地よい感じ。

思い思いの遊歩道をてくてくお散歩なのです。

うん、気持ちのいい湿原散歩を楽しめます。

ちなみに、この湿原には様々な植物も見られます。

このトゲトゲは「ヒゴダイ」というようです。

トゲトゲに触ってみたくなりますが、やめておきましょう。

こちらは高山植物でよく見るやつですね。

しかし、名前は分からず。

一方、こちらは「サワギキョウ」というようです。

ちょっとしおれ始めかな。

いやー、日差しも強いですが、気持ちのいいハイキングでベコも大満足。

ベコ 「うおー!」

ベコ 「うおー!」

さあ、それではタデ原湿原はここまで。

再びやまなみハイウェイを進み、本日の宿に向かいましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

長者原とタデ原湿原

やまなみハイウェイと呼ばれる県道11号線沿いにある高原地帯。長者原と書いて、なんと「ちょうじゃばる」と読むそうです。カーナビで探しても見つからないはずです。

このルートは大分県から熊本県へ抜ける道路で、全体的に山あいをクネクネ走る部分が多いのが特徴。そんな中で、長者原の付近は林が開けて、九重連山の山並みとともに壮大な風景が広がります。

中でも見どころは標高1,000mに位置するタデ原湿原。火山活動によってできた窪地に、雨水や湧水によって湿地ができたそうです。雨水でできる高層湿原に対して、ここは湧水などでできた湿原で中間湿原と呼ぶそうです。

ススキやヨシなどの群落の中に木道が整備され、ハイキングには最適。希少な動植物も生息し、近くの「坊ガツル湿原」とともにラムサール条約にも登録されている貴重な湿原だとか。

ちなみに、美しい湿原の景観を守るため、毎年春に野焼きが行われるとのこと。草原を放置しておくと木々の生茂る林になってしまうため、野焼きを行なって木々の成長を防いでいるそうです。

タデ原湿原はぐるりと回って約1時間。軽く歩くにはちょうど良い距離です。他にも短いコースだと30分ほど。湿原の周囲を囲む森林帯を歩くコースも楽しそうです。なお、長者原にはビジターセンターや売店などもあるので便利。


 


大分紀行1 湯布院からベコたび再開だべこ!

2022年08月28日 | ベコの熊本・大分紀行2020

さて、昨年お送りしたベコの熊本紀行

いったんお休みしていましたが久しぶりに再開です!

前回は阿蘇でトレッキングを楽しんだベコ。

ベコ 「阿蘇を踏破したべこ!」

その後、県境を超えてお隣の大分県へ向かったのでした。

ということで、今回からベコの大分紀行と題してベコたび再開とまいりましょう!

    

阿蘇からやまなみハイウェイを走ること2時間弱。

ひと足伸ばしてやってきたのは大分・湯布院です。

ほほー、うさぎの耳のような山頂を持つのは由布岳

湯布院は由布岳の麓に広がる温泉地です。

で、今日のお宿はこちら。

あれれ?

なんと、予約とは異なる茅葺き屋根の離れの宿でした。

ひょえー

ひょえー

いきなりの古民家でびっくり仰天。

けど、話のネタになりますね。

さて、ひと風呂浴びたら夕食です。

味付けも見た目も洒落た料理に舌鼓です。

湯布院は一泊だけですが、満足できる宿でした。

で、一夜明けて翌朝。

シンプルな朝ごはんをいただいたら早速活動開始です!

湯布院は初めてのベコですが、まずは宿の近くの金鱗湖へ。

温泉が湧き出る湖で、湯布院では有名な観光スポットのようですが…

夏場に訪れても、何の変哲もない小さな池といった感じでした。

とりあえず朝食後のコーヒーで一服。

温泉街をそぞろ歩きとまいりましょうか。

ここは湯布院のメインストリートである湯の坪街道

ベコ 「小洒落たショッピング通りだべこ」

そう、温泉街といった味わい深い風情はありません。

賑やかなショッピングストリートなのです。

なるほど、こう来ましたか。

それにしても、これは

もはや温泉街とはかけ離れたアミューズメント街ですな。

向こうにそびえる由布岳もびっくり。

どうやらベコはお呼びでなかったようです。

さて、そんな湯の坪街道でしたが、

ちょっと路地裏に入ってみると途端に様子が変わりました。

ほーっ、これはしっとり。

厳しい夏の日差しですが、豊かな緑たっぷりです。

緑の中を川が流れ、風情のある橋がかかっていました。

実はこちら、湯布院にある老舗の旅館の一つ。

表通りとは打って変わって、静かで落ち着いた環境にびっくり。

いやー、賑やかな温泉街に驚きましたが、少しほっとしました。

こういう場所もきちんとあったのですね。

次に湯布院に来るなら、こうした宿に泊まってゆっくり過ごしたいところ。

さあ、それでは湯布院を出て、次のスポットへ向かいましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

湯布院温泉

由布岳のふもとに広がる温泉地。全国的にも有名ですが、湧出量はお隣の別府温泉に次いで全国2位を誇るとのこと。古くは「別府十湯」のひとつに数えられ、「別府の奥座敷」とも言われたそうです。

今では全国的に有名な湯布院ですが、そこに至るには地元関係者の方の並々ならぬ努力があったそうです。一つは近代化とレジャー化の波に飲まれずに、自然豊かな環境を守ったこと。

もう一つはドイツの温泉保養地に学び、温泉リゾートという発想を取り入れたこと。結果、他の温泉地に見られる大型ホテルや観光施設、歓楽街などもなく、今でものどかな田園地帯を保っているそうです。

なるほどこれは期待できそう!と思って訪れたところ、期待はあっけなく裏切られました。ご紹介した中心部の「湯の坪街道」は風情のない賑やかなショッピング通り。有名な金鱗湖も夏場とあってただの池でがっかり。

湯の坪街道の周囲もごく普通の町並みで、どこに温泉があるのだろうと不思議でした。騒々しい街道を歩きながら、もはや再訪はないと感じました。

ところが、一歩路地裏に入ったところ、妙に趣のある旅館がチラホラ。後になって知ったのですが、湯布院は広い範囲で温泉が湧出しているため、旅館は中心部から離れた場所に散在しているのだとか。なるほど、そういうカラクリだったのかと納得しました。

ちなみに、ご紹介した老舗旅館は「亀の井別荘」で、湯布院でも歴史のある宿。敷地内の一部は一般客も入れますが、ブログの通り素晴らしい和風旅館で湯の坪街道とのギャップが大きくて愕然としました。

ほてい屋

一方、今回宿泊したのは金鱗湖近くのほてい屋。一棟ごとにしつらえの異なる離れの古民家が特徴で、今回はアップグレードで茅葺き屋根の一軒家に宿泊。二間続きでかなり広く、小さな露天風呂付きでした。

ただ、茅葺き屋根のためか虫が多く、殺虫剤を散布しまくることに。朝目覚めると小さな虫があちこちに落ちており苦笑。茅葺き屋根に泊まる経験はなかなか出来ないので、これもいい思い出です。

一方、宿の大浴場は広々とした庭園風の露天風呂。たまたま入浴客がおらず完全に独占状態。クセのない単純泉でのんびりできました。

食事は個室での会席料理です。味付けだけでなく、見た目もきれいな品々。風呂上りにくつろぎながら、ゆっくり食事を楽しめました。

ちなみに、ほてい屋さんの周囲は家屋がひしめく狭い路地裏。由布岳の頂がちらりと見えますが、のどかな田園風景は見えないのでご注意下さい。