ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

伊豆・大仁梅林はドン曇だべこ!

2024年01月28日 | 春のお花見散歩(東日本)

さて、春のお花見散歩を続けましょう。

ここからしばらく、伊豆・箱根エリアを巡ります。

まずやってきたのは中伊豆の大仁神社

駿豆線・大仁駅からてくてく歩いて朱塗りの鳥居に到着です。

ただ、この神社・・・

よく見ると、鳥居→石段→本殿の中心線がずれているような気がします。

うん、たしかにズレています。

職人さんの設計ミスかもしれませんね。

ベコ 「迷わず前進だべこ!」

中心線は気にせず、石段を上って本殿前につきました。

ふむふむ、あまり知られていませんが、立派な神社ですね。

不思議なのは、この段々畑のような境内。

小高い山の斜面に造られた神社なのですね。

段々畑には紅白の梅がちらほら咲き始め。

そして、白抜き矢印に沿って行けば、きっとメインの梅林に到着できるのでしょう。

ちなみに、段々畑から望む本殿です。

厳かな雰囲気ですね。

手前の梅もちょうどいい感じです。

こちらの梅もちょうど見頃。

白梅と紅梅がうまい具合に咲いていました。

一方、こちらはまだまだ固いつぼみ。

開花状況にはバラツキありです。

さて、そんな大仁神社ですが、矢印に沿って進んでも一向に梅林が現れません。

しかも、いつの間にやら裏の住宅地に迷い込む事態に!

一体どうなってるんだ〜、と思ったその時・・・

こんな看板を見つけたのでした。

そして、看板の矢印に沿って進むと、そこには!

ベコ 「うおーっ、大仁梅林だべこ!」

いやー、どうやら道を間違えたようですが、なんとか無事に梅林に到着。

やはり木々によって開花にバラツキがありますが、梅林を楽しみましょう!

つづく

 

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大仁神社と大仁梅林(1)

伊豆の駿豆線・大仁駅で下車、徒歩10分ほどで到着するのが大仁神社。早春の梅祭りが有名とのことで訪れてみました。

段々畑のような境内と裏山の急な斜面に梅林が広がり、その数は約80種・600本とのこと。裏山の斜面はかなり急で、遊歩道はあるものの気をつけないと滑りそうで要注意です。

ちなみにこの段々畑、なんと1957年の国体で相撲会場となった時に整備されたそうでびっくり仰天。この段々畑をアリーナのように観戦したのでしょうか?

一方、肝心の梅林の場所ですが、梅林を目指して白抜き矢印に沿って進んだのが大きな間違い。どこまで進んでも梅林が現れず、なぜか住宅地に迷い込みました。

幸い、住宅地から梅林への抜け道があり助かりましたが、正しい梅林の入口は次回ご説明します。


 


寒風厳しい一週間。ツボミ膨らむベコザクラだべこ!

2024年01月27日 | ベコガーデン2024

今週は低気圧のおかげで寒風ビュンビュン。

気温だけでなく、吹く風の冷たさに閉口でしたね。

さすが暦の大寒ですが、大寒の七十二候はこんな感じ。

款冬華(ふきのはな、さく)1月20日〜

雪の中でフキの花が開く頃。

早春に旬を迎えるフキノトウは、栄養も豊かで薬効もあるそうです。

ただ、実際に花が咲くのはもう少し先で、今はまだつぼみです。

水沢腹堅(さわみず、こおりつめる)1月25日

あまりの寒さに沢の水も凍る頃。

年間の最低気温が記録されるのもこの時期です。

とはいえ、今年は氷点下に冷え込む日もまばらで、助かります。

鶏始乳(にわとり、はじめてとやにつく)1月30日〜

鶏が卵を産み始める頃。

現在は1年を通じて手に入る卵ですが、本当は春が産卵シーズンだとか。

ただ、「乳」と書いて「とやにつく」とは読めませんね。

    

そんななか、ベコガーデンも冷たい風にヒエヒエです。

ベコ 「うー、寒々だべこ〜」

ベコザクラには粘りの枯葉が残っていますが、

一方でつぼみがどんどん成長中。

緑色が強くなってきました。

こっちのつぼみもかなり膨らんできましたね。

あちこちの枝で続々と膨らみ中です。

そしてベコの期待も膨らみます!

一方、こちらはひたすら寒さに耐える三羽ガラス。

うーん、見るからに寒そうです。

そして、沈黙のネモフィラくん。

ベコ 「動きなしだべこ」

さあ、1月もそろそろ終わり。

立春に向けてベコザクラは加速中です。

しっかり見守りましょう!

つづく


 


鎌倉の海に日が沈むべこ!

2024年01月21日 | 春のお花見散歩(東日本)

春のお花見散歩で鎌倉を訪問中のベコ。

光明寺でお参りを済ませて、近くの材木座海岸にやってきました。

ベコ 「夕日がきれいだべこ〜」

そろそろ水平線に日が沈みそう。

ベコ 「今年もよろしくだべこ!」

ホント、気持ちのいい初詣でしたね。

浜辺にはけっこう人がいるのでびっくり。

気温も高く、浜風も冷たくないのがラッキーでした。

しかも、海の上ではウィンドサーフィン。

さすがにこの時期の海に入るとはびっくり。

穏やかな海の上で、スイスイ進んでいます。

それほど風も強くないので、進むのはちょっと大変かも。

それでも、うまく波に乗りながらサーフィンを楽しんでいるようです。

さあ、それではそろそろ日が暮れる時間。

お腹も空いてきたところです。

初詣日和の1日でしたが、ぼちぼちお家に帰りましょう!

つづく

 

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材木座海岸

光明寺から歩いてすぐの材木座海岸。鎌倉の海といえば、由比ヶ浜と材木座海岸ですが、ちょうど滑川を境にして二つの海岸が隣り合っています。

鎌倉の海は遠浅で海水浴でも賑わうそうです。材木座海岸は明治期に海水浴場として開かれ、夏目漱石の小説に描かれて有名になったのだとか。

ちなみに「材木座」の名前の由来は、鎌倉時代の同業者組合である「座」。材木を独占的に販売していた組織とのこと。鎌倉には材木座の他にも、米座、炭座、絹座など7つの組合があったそうで、「鎌倉七座」と呼ばれたそうです。

また、鎌倉幕府の第3代将軍・源実朝が宋に渡航する巨大な船を建造したのもこの材木座海岸。しかし遠浅の海岸のため出航できなかったそうで、大河ドラマ「鎌倉殿」でもその場面が描かれていましたね。

ただ、実朝の巨大船が出航できなかったのは由比ヶ浜との記述もあり、真偽はよく分かりません。どちらも同じ海岸といえば同じ海岸ですが。


 


大寒を迎えた一週間。寒さ極まるベコガーデンだべこ!

2024年01月20日 | ベコガーデン2024

今週は暦の上の大寒を迎えました。

二十四節気もいよいよ大詰め。

寒さもピークで、1年でもっとも寒い時期です。

朝は氷点下の日もありますが、今年は寒さが続くこともなく、ちょっと助かりますね。

    

そんななか、ガーデンも寒さに耐える日々です。

ベコ 「北風が冷たいべこ〜」

お天気もドン曇りで冷たい風がこたえます。

ベコザクラの枯葉も粘りに粘ってます。

その一方で、つぼみはさらに成長中。

こっちのつぼみも、

あっちのつぼみも、緑がさらに濃くなっています。

お、これはかなり成長しました。

季節は確実に進んでいるのです。

そしてこちらは、三羽ガラス。

いっとき新芽が出ていましたが、今はすっかり冬ごもり。

ネモフィラくんもその後消息不明です。

ベコ 「完全に冬眠だべこ」

今年のネモフィラくんは断念することになりそうです。

さあ、二十四節気もひと回りして立春も間近。

新たな一年が楽しみですね!

つづく


光明寺から鎌倉の海を一望だべこ!

2024年01月14日 | 春のお花見散歩(東日本)

春のお花見散歩で初詣中のベコです。

鎌倉宮でお参りを済ませて、次にやってきたのは光明寺

海岸に近いお寺ですが、この時期あまり花は咲いていません。

ベコ 「ここでも謹賀新年だべこ!」

入口の総門では龍の彫り物が睨みを利かせていますね。

そして、光明寺で最初に目に入ってくるのがこちらの山門

こ、これはデカい!!

それもそのはず。

このお寺は浄土宗の関東総本山とされる大寺院。

山門の高さは約20mと、鎌倉でも最大級の大きさだとか。

ベコも初訪問ですが、それほどのお寺とは知りませんでした。

ということで巨大山門をくぐってみましょう!

すると、そこには。。。

あちゃー。

なんと、肝心の本堂は令和の大修理の真っ最中!

残念ながら、重要文化財の「大殿」には参拝できず。

仕方ありませんが、とりあえずお寺の別棟にお邪魔してみましょう。

さすが大寺院だけあって立派な作り。

長い廊下が続いています。

この建物は開山堂

本尊の阿弥陀様はこちらに仮住まい中とのこと。

参拝客もほとんどおらず、静かに拝観できます。

一方、中庭の蓮池にあるのは大聖閣

この大聖閣にも阿弥陀様がおられるのです。

ちょうど2階の窓から御尊顔を拝むことができました。

うん、これで光明寺の初詣も完了です!

さて、そんな光明寺ですが、実は境内から裏山の天照山に登ることができます。

ベコ 「おー、鎌倉の海を一望だべこ!」

天照山の高台からは、由比ヶ浜や稲村ヶ崎などを眺めることができるのです。

天気がいい日は富士山も見えるとの話。

この日はお天気も上々ですが、不思議と富士山はお預けでした。

それはそれとして、これは気持ちのいい風景。

よく見ると、お正月からウインドサーフィンを楽しむ人々です。

横一直線に並んでますな。

せっかくなので、ちょっと海岸まで出てみましょうか。

つづく

 

<ベコたびinformation>

光明寺

鎌倉の材木座海岸近くに建つ浄土宗のお寺。創建は鎌倉時代で、後に浄土宗の関東総本山となり、国家鎮護を祈願するお寺「勅願寺」となった由緒あるお寺だとか。

訪れてまず驚くのが巨大な山門。鎌倉でこれほど大きな山門を持つお寺も珍しいところ。今回は門をくぐっただけですが、特別公開の時は2階建ての内部を見学できるそうです。

一方、大誤算だったのは重要文化財である本堂の「大殿」が修復中だったこと。江戸時代に作られた大殿ですが、浄土宗850年を記念して「令和の大修理」の真っ最中。

完成はなんと2029年とかで、こればかりはやむを得ません。改修の間、ご本尊の阿弥陀様は開山堂という別棟で参拝可能。

その開山堂に面する庭園は小堀遠州作とされ、蓮池が有名なのだとか。さすがに蓮は咲いていませんが、池の向かいには大聖閣というお堂があり、2階の窓から阿弥陀様のご尊顔が拝めました。

ちなみに、この光明寺で面白いのは裏山の「天照山」。境内から登っていくと小さな展望台に到着。お寺の屋根越しに海岸を一望できるスポットで、神奈川の景勝50選に選ばれているそうです。