ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

萩紀行4 菊屋家住宅で気分は豪商だべこ!

2023年05月28日 | ベコの萩紀行2022

ベコの萩紀行は城下町をお散歩中。

大通りを歩いても古い町並みが印象的です。

車道の両脇にも歴史を感じる建物が並んでいるのです。

これは年季の入った格子窓。

一方、こちらは新しく作られた格子窓のようです。

そして、有名なのがこちらの菊屋横丁

かつての豪商・菊屋家のなまこ壁のある通りです。

萩の町風景としても有名ですが、これがその菊屋家住宅

建物の柱も古そうですな。

建物が当時のまま保存されているようなので、ちょっと見学してみましょう!

ということでお邪魔してみると…

ベコ 「お座敷は広々だべこ!」

おー、お座敷から見える中庭もなかなか。

配置も良く、丁寧に整備された中庭です。

ここで商談にいそしんだのでしょうか。

お屋敷の内部にはかつての帳場もそのまま。

ふむふむ

ふむふむ

お、よく見ると伊藤博文から贈られた柱時計ですね。

高価そうな食器も並びます。

それでは、家屋を出て広いお庭に進みましょう。

入口はこちらです。

庭園に続く路地を進みます。

視界がパッと開けて、広いお庭に出ました。

ベコ 「豪商の大庭園だべこ!」

背の高い松をはじめ、いろいろな植木がありますね。

高価な食器でお茶会などが催されたのでしょうか。

そして、ひときわ目を引くのがこちらの大木。

あまり見ない葉っぱですが、なんという木なのでしょう?

いやー、ベコもすっかり豪商気分。

終日、城下町を歩き回ってちょっと疲れたかな。

ということで、今日のところはここまで。

萩焼のお店をゆっくり見ながら、宿に戻りましょう。

つづく

 

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菊屋家住宅

有名ななまこ壁のお屋敷は菊屋家住宅。主屋や複数の蔵などが国指定重要文化財にも指定されています。

敷地は約2,000坪とのことで、広大なお屋敷とお庭にビックリ。毛利藩の賓客をもてなす迎賓館としても使われたそうです。萩観光でぜひ訪れたいところ。

主屋は江戸初期の建築らしく築400年とも。これだけ大規模な町屋としては、国内でもかなり古いそうです。内部には様々な美術品や古書、生活用具などが展示されており興味深く見学できます。

そんな菊屋家はもともとは武士だったそうですが、藩主・毛利輝元のもとで有力町人として町づくりに尽力した豪商だそうです。

なお、菊屋家のなまこ壁が見える通りは「菊屋横丁」と呼ばれ、雰囲気のある通りとして「日本の道100選」に選ばれています。通り沿いには高杉晋作の生家もあり雰囲気満点です。


 


小満を迎えた一週間。ベコガーデンは初夏の陽気だべこ!

2023年05月27日 | ベコガーデン2023

今週は暦の上の小満を迎えました。

陽気も良くなり生命の気が満ちてくる頃。

万物がすくすく成長するのです。

ただ、相変わらず晴れたり雨だったりのお天気。

スカッと爽やかな五月晴れが待ち遠しいですね。

    

そんななか、今日は初夏の陽気で元気いっぱいのベコガーデンです。

ベコ 「今週もわさわさだべこ」

うん、葉っぱの緑にかなり占拠されてきました。

ベランダも歩きにくくなってきましたが、

まずは、つぼみが黒こげになっていたアジサイくん。

ベコ 「見た目は無事だべこ」

先週、黒こげのつぼみを剪定したところ、新芽が出てきたようです。

なんとかことなきを得たようですね。

ちなみに、根っこの周辺にも新たな芽が出てきた模様。

ひと安心ですが、それにしても不思議な黒こげ事件でした。

一方、こちらはランタナくんとラベンダーくん。

引き続き小鉢で成長中。

花びらが枯れ続けたラベンダーくんですが、なんと再び花がつき始めました。

ほー、なんとか復活したようです。

しかも、新しいつぼみもちらほら。

今年のラベンダーくんは、意外と頑張ってますな。

アジサイくんといい、ラベンダーくんといい、当面の危機を脱した模様。

引き続きしっかり見守りましょう!

つづく


 


萩紀行3 明倫学舎で歴史の勉強だべこ!

2023年05月21日 | ベコの萩紀行2022

ベコの萩紀行萩城下町を訪問中。

初日とは打って変わって、2日目は朝からドン曇りです。

ベコ 「ありゃー、雲行きが怪しいべこ〜」

ここは菊が浜

美しい海岸が有名ですが、ドン曇りで残念。

気を取り直して本日の活動開始です!

まず最初にやってきたのは明倫学舎

ベコ 「旧藩校だべこ!」

そう、ここはかつて長州藩の藩校・明倫館があった場所。

この建物は、明倫館の跡地に建てられた旧・明倫小学校の建物。

昭和初期の建築だけあって重厚ですな。

内部は昭和のレトロな雰囲気。

ほー、これは雰囲気満点ですね。

廊下の窓からはお隣の2号館が見えます。

格子窓がいい感じです。

ちょうど、教室の様子が再現されていたのでちょっと見学です。

ベコ 「廊下に立ってろだべこ!」

なはは、先生に怒られたことを思い出しますね。

木造の校舎は珍しいですが、これだけでも訪れる価値がありそうです。

ちなみに、この建物は全体がミュージアムとなっています。

幕末から明治にかけての社会や政治の展示室もあれば、

萩周辺の地質の展示室などもあって興味津々。

明倫学舎の見学で、萩のことをよく勉強できました。

しかも、その間に空に晴れ間が!

おー、これはラッキー。

このまま町歩きを続けましょうか。

   

どのように歩いたのか分かりませんが、再び武家屋敷の町並みです。

地図をよく見ながら歩かないとね。

そして、やって来たのは明倫学舎からほど近い木戸孝允の生家

ベコ 「木戸孝允とは桂小五郎だべこ!」

そうそう、そうだったね。

外観からは分かりづらいのですが、内部は結構広いお屋敷でした。

掛け軸の「今日」は、幼少期に書いたものだとか。

子供の書いた字とは思えません。

それにしても、広いお屋敷ですな。

部屋がたくさんあって迷いそうです。

ここは中庭でしょうか。

ベコ 「南国風だべこ」

南国っぽい木が植えられています。

さあ、お天気も回復して気分も上々。

中庭の夏みかんも食べ頃のようです。

引き続き城下町散歩を続きましょう!

つづく

 

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明倫学舎

かつての長州藩の藩校「明倫館」の跡地に立つミュージアム。昭和初期に建てられた旧・明倫小学校の木造校舎を改修して、平成に開設されたそうです。

建物はご覧の通り味わいのある木造校舎で、外観・内装とも古き日本の面影を感じる施設でした。

内部には旧・明倫館や明倫小学校の展示室をはじめ、幕末から明治にかけての産業遺産や生活様式の展示室、そして萩周辺の地質の展示室まで充実した内容。

特に、萩が明治期の日本の発展に果たした役割の大きさにはビックリ。世界遺産に登録されたのもうなづけます。

なお、建物は本館と2号館がありますが、本館は無料で2号館は有料。せっかくなので有料エリアも訪問されるのがオススメです。

木戸孝允旧宅

幕末に活躍した木戸孝允の生家で、父親である藩医・和田氏の邸宅。木戸孝允が江戸に出るまでの20年間を過ごしたようです。建物は大正時代に木戸家から萩市に寄贈され、昭和初期に国指定の史跡に。

ご存じの通り、木戸孝允は尊王攘夷派の長州藩を率いて明治維新に活躍した一人。青年時代には藩校・明倫館で吉田松陰と出会うとともに、松下村塾の高杉晋作や伊藤博文などと親交を深めたようです。

長州藩の要職についた後は、薩長同盟を結び倒幕に尽力。明治維新後は新政府の中心人物として、五箇条の御誓文、版籍奉還、廃藩置県などの実現に貢献しました。

ちなみに、木戸孝允はもともと和田の姓でしたが、幼少期に桂家へ養子に出されて桂姓へ。明治維新後には当時の藩主から木戸姓を賜ったそうです。

一方、名は小五郎や孝允以外にも貫治、準一郎も使っていたそうです。幕末に命を狙われることが多く、その都度名前を変えていたようです。歴史の勉強にはちょいと厄介かも。


 


雨と暑さの一週間。アジサイくんは不気味な展開だべこ!

2023年05月20日 | ベコガーデン2023

今週は気温が30度を超える日もあれば、大雨の日もあって目まぐるしいお天気でした。

この時期に東京で真夏日を記録したのは19年ぶりだとか。

一方、沖縄では梅雨入り宣言。

平年より8日遅いそうですが、梅雨前線の動きも気になるところです。

    

さて、そんななか、ベコガーデンも気になる展開のようです。

ベコ 「わさわさ状態だべこ」

パッと見たところ緑でいっぱいです。

だんだん画面に入りきらなくなってきました。

アジサイくんもかなり巨大化。

ところが!

ベコ 「むむむだべこ!」

なんと!

先週に引き続いて、今週もつぼみが黒こげです。

こちらのつぼみも真っ黒。

昨年までなかった出来事にびっくり。

水やりに問題があるのでしょうか?

とりあえず黒いつぼみは剪定して、しばらく様子を見ましょう。

さて、一方こちらはランベンダーくんとランタナくん。

ベコ 「こっちも枯れてるべこ」

なるほど、ランベンダーくんの新しい芽も枯れてます。

これまで何度もトライしてきたラベンダーくん。

しかし、一向に成長せずにホントに困りものです。

こちらも枯れた部分を剪定し、様子を見てみましょうか。

つづく


 


萩紀行2 遊覧船は地獄の寒風だべこ!

2023年05月14日 | ベコの萩紀行2022

ベコの萩紀行萩城下町をお散歩中。

時代劇のセットのような町並みですが、なぜか観光客はあまりいません。

ベコ 「誰もいないべこ」

観光客はどこへ行ってしまったのでしょう?

それはともかく、右を見ても塀。

左を見ても塀です。

さて、そんな城下町を歩いていると、遊覧船乗り場がありました。

そう、ここは萩城跡近くにある萩八景遊覧船

ちょうど出航の時刻だったので、ちょっと乗船してみましょうか。

お堀に沿ってのんびり城下町を巡るのも良さそうです。

それでは出発です!

誰もいないと思ったのですが、いつの間にか乗客がけっこう集まりました。

皆さん、どこにいたのでしょうか?

それはともかく、まずはお堀沿いをゆっくり進みます。

そして、萩城の脇を流れる橋本川に合流。

ベコ 「よし、合流だべこ!」

それでは、いよいよ大きな川へ漕ぎ出しましょう!

すると、

おーっ、これは壮観!

広い川幅で一気に視界が開けましたね。

ところが…

川面を渡る風が予想以上に冷たくてビックリ。

城下町はポカポカ陽気だったのですが、川の上は大違い。

しかも、川に入ると遊覧船がスピードアップ!

備品の毛布はあるものの、風がビュンビュンです。

ようやく終わりかと思ったツアーの最後は、荒れた日本海まで行く羽目に。

強風による寒さと荒波で、すっかり体力を消耗です。

いやー、やめておけばよかったですね。

    

さて、遊覧船を降りてちょっとひと息。

体も温まったので、近くの堀内鍵曲に立ち寄りました。

ベコ 「あれが鍵曲だべこ!」

鍵曲(かいまがり)とは、敵の侵入に備えた直角に曲がる道。

周囲を壁で囲って、敵から見えにくくするのだそうです。

なるほど、道が直角に曲がっていますな。

歴史的に重要なスポットということで訪れましたが、

普通の土塀でした。

。。。。。。

ま、これも話の種に取っておきましょう。

さあ、それでは今日のところはここまで。

明日は、萩市内の観光スポットを訪ねてみましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

萩八景遊覧船

萩城跡近くのお堀の船着場から出ている遊覧船。城下町や古い町並みを遠くに眺めながら約40分ほどのツアーです。

お堀を抜けるとかなり大きな橋下川に出ます。萩の三角州を形作る川の一つで、かなりの川幅にビックリ。河岸には古い塀が続きますが、春には桜、秋には紅葉が美しいそうです。

その後、橋本川の途中でルートを引き返して再びお堀に戻るのですが、なんとお堀を通り抜けて日本海まで運航。当日はあいにくの寒風と荒波にすっかり閉口でした。

城下町を眺める遊覧船とのことで、当初は松江のような遊覧船を想像したのですがちょっと期待はずれ。しかも「萩八景」と言いながら、実際に見れるのはそのうちの一つのみ。あえて乗船するほどではないかも。

萩循環まあーるバス

萩市内の観光で便利なのが循環バスとレンタサイクル。ただ、レンタサイクルは体力を消耗しそうなので、今回は循環バス「萩循環まぁーるバス」を利用しました。

100円均一料金で市内各所を巡るのですが、東回りの「松陰先生」と西回りの「晋作くん」が主要な観光スポットをぐるぐる回ってくれます。一日乗車券は500円。

ただ、難点はそれほど運行本数が多くないことと、東回りと西回りでルートがかなり異なること。

目的地はすぐ近くなのに、反対方向のバスでグルーっと遠回りしないと行けないことがたびたび。うまく利用すれば便利ですが、意外と不便な面もあるのでご注意ください。