Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

こんな年寄りにはなりたくない

2020-10-30 05:43:18 | シニアあるある

相方の叔母が亡くなりました。

ずっと長患いで入退院を繰り返してましたが、長男である相方のいとこから「あと一週間と言われた」と連絡があったのが火曜日の夜。

それから丸一日とちょっとでの訃報でした。

叔母は義父のきょうだいの一番末っ子で、今年の春そのきょうだいの一番上の伯母が百歳近くで亡くなっていますが、次が叔母になるとは・・・

穏やかかつ朗らかな性格で、私やうちの子どもたちにも気軽に話しかけてくれたりして、大好きな叔母でしたのでとても残念に思います。

まさかうちの義母より早く逝ってしまうとは・・・・・・その義母は来週あたり再退院の予定です。

 

8人いた義父のきょうだいも、これで残すところあと2人。

そのうちのひとり、義父の弟で亡くなった叔母にとっては兄にあたる人が比較的近くに住んでいるのですが、この人がなかなかの問題児・・・でなく、問題爺でして。

男きょうだいの中では一番下だったせいなのか、どうも相方を始めとする甥や姪に対して高圧的なんですよね。

叔父はは娘しかいなかったので相方のことは息子のように思ってくれているようではありますが、何かにつけて命令口調だし。

相方の女のいとこ達は叔父のことを毛嫌いしています。逆にうちの義父は人気がありました。多分小うるさいことを言ったりしなかったからじゃないかな。

叔母が危ないという連絡があってから叔父は何かと我が家に電話をしてきたのですが、昨日も家を空けていたときに着歴があったので昼に相方がかけ直すと、

何がお気に召さなかったのかわからないのだけれど、叔母の葬式には出ないと言ってひどく怒っていたようです。

「俺は今や〇〇家(実家の姓)の長」と言って、相方やいとこが勝手にことを進めているとかなんとか。そりゃ当然でしょ?みたいなことでひとり勝手に

怒っているみたいなんですよね。

何かにつけ、特にこうした不祝儀の話のときにごねるような気がします。自分を何様だと思っているんだろう?あ、〇〇家の長、か。家長制度なんて今や

死語だし。

認知症傾向もあるかもしれないけれど、元々そういう気質のひと。既に年寄りの入り口に立つ私ですが、こんな年寄りにはなりたくない・・・と思わせる典型的な

反面教師と言えますね。

まぁ気まぐれでもある叔父のこと、気が変わって顔を出すかもしれません。そのときは多分不機嫌そうな顔でやって来ることでしょう。

 

明日は9時から告別式。明後日は仕事の予定なので、ブログはお休みします。

昨夜インフルエンザの予防接種に出かけたら、コロナ以後見たことがないくらい混んでいてびっくり!もちろん予防接種の人もいるにはいるのですが、

気温の乱高下で風邪をひく人が多いかも。皆さんもお気をつけください。

 


やっぱ、秋、だったんだね

2020-10-29 08:21:56 | 食べものいろいろ

食欲の秋ですが、秋と言って真っ先に思い出すのが栗。そして、きのこ。

山に行って自然に生えているものを採って食べる勇気もやる気も私にはありません。毒きのこ、怖いですもん。

いかにもな毒々しい色や形のものは分かりやすくていいですが、一見食べられそうに見える地味めなもののなかにも、毒を持っているものがあります。

しかも、人ひとり殺すなんて造作もないほどの猛毒のものまであったりするので、油断ならないったらありゃしない!君子危うきに近寄らず。これに尽きます。

年中菌床栽培でいろいろなきのこを食べられるようになりましたが、知人から「やってみない?」と言われて相方がほいほいと乗ったのが、椎茸の原木栽培。

木漏れ日があたるくらいの場所に放っておけばいい、ということもあって、仕事用の木々の植えこんであるところに4本、立てかけて置いたのが去年の3月だったか。

 

それから、1年半を経過。

 

知人から「出た~?うちは出たよ」と言われたのは確か先月、いやその前?でも我が家の榾木(こんな字を書くんですね、ほだぎって)からは何も出てこないまま。

そのうち1本からは平べったいキクラゲみたいな形のきのこが生えてきましたが、椎茸のお姿はなかなか拝見すること敵わず。

榾木を叩くといいと聞いたので相方がやっていたようですが、私はもう半ば、いやほとんど諦めの境地に。

 

ところが、一昨日の朝相方が、

「出た」

何?お化けでも出たのか?朝なのに・・・と思ったら

               

まあるい茶色の頭がぽこぽこと。ずいぶんとごゆっくりだったわねぇ。でも嬉しい♪やっぱり秋が来るのを待っていたんですね、きっと。

一日経ってほどほどに成長していたので、昨日大きめのものを初収穫。

            

傘の直径5センチ程度でしょうか。菌床栽培のものに比べると表面がざらっとしていて野趣があります。

向かって右のものは、キクラゲみたいなのが生えてきた榾木の一番下にこっそり生えていて、その木からはもう出ないと思っていたので意外でした。

そして、晩ご飯に早速。

              

絵的に地味ですが、フライパンでバターでソテーして、仕上げにお醤油をジャッ!とひとたらし。

焼くとき邪魔なので軸は取ったけど、もちろん一緒にソテーしていただきました。う~ん・・・うまっ!口ん中、秋いっぱい。

かぶりついた時の、風味あるエキスがたまりません。

今回の榾木は既に菌を駒打ちしたものを買ってきてもらいましたけど、なんでもやりたがる相方は「次は自分で」駒打ちしようと意欲満々。好奇心旺盛なのは

いいけれど、あまり本数は増やさないでね。

 


味の記憶

2020-10-28 05:40:49 | 食べものいろいろ

一昨日仕事で使うものを買いに行ったついでに、近くだったこともあって松坂屋へ寄ってみました。

寄ってみる、と言ってもデパ地下だけなんですが、確か地上から直接食品売り場に行ける入り口があったはず・・・と思って向かうと確かにあるにはあったものの

そこに貼られていたのは「出口専用」というビラ。

仕方なく他の入り口に回れども行く先々「出口専用」と貼られていて、いったいどこから入ればいいんじゃい!!

コロナ禍で入店する際検温や手指の消毒などあるので、制限したい気持ちはよーく解る。解るけれど、これではせっかく店に足を運んだのに、「来るな」と

言われているような気がしないでもないよね。特に私のように稀にしか訪れない通りすがりにとっては。

その後ようやくたどり着いた専用入り口から1階フロアに入ったので、これまたついでにふら~っとマフラーや帽子の売り場をひとまわりしてみたものの、欲しいと

思うものもほとんどなく。

これくらいならいいかな?と思って値段を見ると、全然よろしくないお値段だし。

つくづく思う。もう私がデパートで買えるものは、ない。

確かにクオリティは高いかもしれない。でもそれなりのお値段がするものをホイホイと気軽に買えるほど裕福じゃない。

それに、そういったそれなりのお値段のものは、維持管理にもお金がかかるというもの。家で洗えずクリーニングが必要とか。そういうものは私の選択肢には

真っ先に外れるのです。

辺りを見渡すと、客と言えば時間とお金に余裕がたっぷりありそうなおばさま方ばかり。もう少し若い世代にも足を運んでもらえるような営業戦略を練るべきじゃ

ないかな、なんて思いました。

 

さてそこから食品売り場へ下りた私が買ったのは、天むす。

この前ふらりと立ち寄ったときに、最近食べていないな・・・と思ったものの、そのときはなんらかの理由で買わずに帰ったのでした。

最後に食べたのはいつか思い出せないくらい前。もう年単位で食べていなかったので、今回は絶対買って帰ると決めていました。

5個ひと包み税込756円。値段はあまり変わっていないようです。

なにしろ家を出てから帰宅するまで2時間弱。お昼に充分間に合って、久しぶりにご対面。

              

ん?前はもう少し小エビの天ぷらが上に出ていたような気がするけど・・・ま、いっか。

天むすにはこれ、とお決まりのきゃらぶきもついています。では、いただきまーす!・・・・・・あれ?

 

こんな味、だったっけ?

 

細かな青じその入った衣で揚げられた小エビ3尾の天ぷらは確かに昔のまま。

なのに、どうも味に締まりがない、と言うか。今ひとつおいしいと思えない。

前回もやっぱり久しぶりに食べて、冷めてもおいしいなぁなんて思った記憶があったのに。

 

今考えてみると、今ひとつだった理由は塩の効かせ加減だったように思います。それと天ぷらの揚げ具合かな。天ぷらがほとんどごはんに埋もれているのも

よくなかったかもしれない・・・

イートインも出来るので、出来立てを食べたのならもっとおいしく思えたかもしれないけれど、さっきも書いた通り冷めてもおいしかったんです、以前は。

時間が経過するうちに、私の味の記憶がより美味な方向に変わっていったのかもしれません。

天むすではここが元祖、と言われるお店。松坂屋ばかりでなく他にも出店しているので、機会があったら別のところで買ってみようかな、とも思います。

ちなみに、ここの天むすは天ぷらをたれで絡めたりしていません。そういうお店もあるみたいですけどね。あまり他所の天むすを食べたことがないのですが、

新規開拓してみてもいいかもしれませんね。


びっくりしました・・・・・・

2020-10-27 05:45:24 | えとせとら

昨日は午前中、相方の仕事に使うものの買い物に街まで出かけてきました。本当はその話を書こうかと思っていたのですが、その後ちょっとしたことが

起きたのでその話をしたいと思います。

 

買うものはほぼ決まっていたのですぐに終わって昼前に自宅に戻りましたが、途中スマホに着歴があったので見ると、どうやら義母が入院している病院の代表番号

以外のもの、と思われる番号があったので帰宅後折り返し電話。やはり病棟からの電話でした。

おむつがなくなったので、ということで昼食を済ませてからドラッグストア経由で病院へ。一週間前もそんなだったな・・・などと思いながら出かけました。

再入院からいつの間にか1か月を過ぎていました。こうしておむつなどを届ける際に義母の様子を看護師さんに尋ねるくらいしか情報を得ることが出来ませんが、

昨日の看護師さんの話だと容態は落ち着いていて、会話のやりとりも少しは出来るようになっているそう。

明日血液検査があるらしく、その結果次第で退院に向けて動き出すのではという話でした。

 

その帰り道でのこと。

自宅から病院までは国道に出るとほぼ一直線で行くことが出来ます。途中工事などあって車線が増えたり減ったりしますが、一番広いところは片側4車線あり

自宅から最も近い地点がそれにあたります。

最終的には左折してその国道から市道に入るので、帰り道はどちらかと言えば一番左の車線を主に通るようにしています。なるべく車線変更はしたくないので。

昨日もそんなふうにして、左から2つめの車線を走っていました。そろそろ一番左に寄りたいけど、すぐ左後方に車が一台いたので、それをやり過ごしてから

寄ろう、と思っていたとき、バーン!という激しい音がしてふと見ると、左前方の車が少し左に寄り過ぎたのか、道路際の植込みをかすめて花や葉が舞飛ぶのが

見えました。ガードレールがあったかどうかわかりませんが、自損事故を起こしたことはすぐにわかりました。

その車の後ろを走っていた運転席の女性も、私も、思わず口に手をあてて「あぁ・・・・・・」やっちまったな、と同じ表情をしていましたね。

事故を起こした車はその少し前まで私の前を走っていて、先に左車線に寄っていたのですが、もしそのまま私の前を走っていたら、とか、ぶつかった勢いが

もう少し強くて反動で右側にはみ出したりしたら、結構危なかったかも、とも思いましたね。

 

さて当の事故を起こした車ですが、その後あちこち車線を変えて、最終的には私が左折したい交差点の少し手前にある銀行の駐車場に入っていきました。

通りすがりにちらっと見ると、運転していた男性が電話をしながら車から降りていて、怪我などはない様子。

でも助手席側のドアは凹むどころか、かなりひどい壊れ方をしていました。大きめのワンボックスでしたが同乗者はいなかったようです。

もしかすると、と思って見ると、やはり左前輪のタイヤがパンクしているようでした。突然のパンクは怖い・・・・・・

私も帰宅後、気になって自分の車のタイヤを見てみると・・・あれ?

 

なんだか右前輪のタイヤの空気が、見るからに少なそう・・・・・・こんなんで走って来たのか?自分!!??

 

これ絶対空気圧チェックが必要だなと思いました。先月物損事故に遭って修理をしてもらったとき、タイヤの空気圧チェックはしたのかな?

問い合わせたところ、担当者、定かではない、との回答。う~ん、怪しい・・・・・・

帰宅した相方に早速事故の話やタイヤの話をしたところ、この前畑に行くとき、ガソリンスタンドで給油ついでに空気圧をチェックしてもらったときには

大丈夫だと言っていたということ。でもその後に何か釘などこっそり?刺さってしまったかもしれないし。

そしてその事故車については、ただのパンクじゃなくバーストなんじゃないのか?と話していました。さすが2度も経験した人は違うな~(苦笑)。

相方の場合は2度ともトラックのダブルキャブのうちの1本がバーストしたので、とりあえず走行することは出来ました。

でも昨日の車は事故を起こした後も数百メートルは走っていて、それほど不自然な走り方じゃないように見えましたけどね。

とにかく車の足回りは重要だなと思いました。もし自分があんな状態になったら・・・と思うとぞっとします。

相方の知人は高速走行中、前を走る車から落ちた「何か」を踏んでしまっていきなりバースト、あわや事故、となるところだったとか。道路の落とし物にも

気をつけなければね。

 

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丁寧とラクの狭間で

2020-10-26 08:52:20 | 暮らしのあれこれ

昨日もそうだったけれど、ここ最近の私は比較的、誰と比べるでもなく普段の自分と比べてという意味で、真面目に家事をしているように感じます。

季節の変わり目でやらなければならないことが多いということもありますけどね。

それでも昔の主婦に比べたら(あ、また比べている:笑)、家電製品の発達でどえりゃあ楽になっていると思います。

家事に関する本などのタイトルでも、「ラク」とか「ゆる」とか「しない」とか、家事の前につく枕詞?は家事の手間を出来るだけ省く方向に向かっているなと

つくづく思いますが、核家族化でワンオペ育児だったり、仕事を持っているのが当たり前になりつつある現代社会においては、当然の成り行き。

私もそういうのを否定しません。特に歳をとってきた今、ラクなほうが絶対ありがたい。今やワンオペ家事だし。

義母がまだ元気な時はある程度家事の分担をしていて、それがかなりラクだったということに気づいたのは義母が、認知症になったこともあるけれどやはり

高齢になってそれまでやっていたことがやれなくなったり、やろうとしなくなったりしてから。

昔の義母はそれはそれは真面目な主婦でしたから、毎日廊下と台所の床の拭き掃除を欠かさず、廊下はさしずめお寺のそれのように黒光りしていたものです。

40代半ばくらいまで仕事をしながら家事もして、継母の介護もしていたことを考えると、すごく頑張っていたんだなと改めて尊敬しますね。

 

私の母親は大正9年生まれで、生きていたら満100歳。スペイン風邪にも戦争などにも負けずよく生き残ったと思います。生き残っていなければ私も今こうして

ブログなどのほほんと書いていないわけで。

そんな古い親に育てられてきたからと言うのもあるだろうけれど、いかにも、と言った感じの、丁寧な家事や暮らしをしていた方の書いたものにとても惹かれます。

              

この2冊の本、元々は上製本のものを持っていて、一旦手放したもののやっぱり手元に置いておきたくなり、どちらも文庫化されていたので買い求めて今に

至ります。左側の町田貞子さんの本は続編も持っていて、どちらも何度も読み返しています。

まだ家電製品も今ほど整っていない時代に書かれたものなので、今ではちょっと参考にならないこともあるけれど、それだからこそ工夫を凝らして家事の効率化を

はかったり、季節に応じた家仕事を丁寧にこなす様子を読むたび、そういう暮らしかたにあこがれも感じます。

おふたりとも明治生まれ。同じく明治生まれの沢村貞子さんの書かれたものも好き。

明治の女は強いから、と義母がよく継母のことを愚痴っていましたけど、確かにお姑さんにするには相当手強そうではありますね。

 

義母が今の私の年齢のときには、家事も私と分担していたとは言え真面目にやっていた上に、義弟の店の手伝いにも度々出かけていましたっけ。

そういうことを考えるにつけ、現在の自分について、これでいいのか!?と自分ツッコミ入れることが多いです。時に自分がとても怠け者のように思えて

しまうことすらありますが、あまり自分を否定するのもそれはそれでよろしくない。

丁寧な暮らしとラクな暮らし。その間であっち行ったりこっち行ったりを繰り返しながら日々過ごしている気がします。どっちかと言ったらラク寄りかも。

でも時折丁寧な暮らしを思い出して、ちょっとやってみる。これくらいが今の私には合っている気がしています。