Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

梅仕事の次は

2020-06-30 05:39:42 | 食べものいろいろ

6月ももう終わります。今日は夏越の祓が行われるところもあるでしょう。京都では水無月という名の和菓子をいただく日、でもありますね。最近は京都ばかり

ではなく、全国的かしら?

氷室の氷をかたどったという三角のういろうの上に甘く煮た小豆が乗っているものですが、食べたことがあったかな・・・ちょっと記憶にありません。

そのときにそれを食べる、という習わしのある行事は洋の東西を問わずあるけれど、そういう文化があるってとても豊かなことだと思います。

 

さて6月は梅仕事の月でもありました。

月の初めの頃に小梅のカリカリ漬けを2キロ仕込んで、2週間ほどでうまい具合にカリカリに仕上がり、3分の1くらいの量を娘宅へ持って行きました。

婿さんの実家からも小梅漬けが送られるようですが、そちらはやわらかいらしく、以前は婿さんのお弁当に交互に入れていたようですが、在宅ワークになったので

食事のときに食べているのかな、と思います。

             

我が家では、朝ごはんのときに。

小梅が乗っているのは箸置きなんですが、サイズ感がちょうどいいので。もちろん箸も乗せています。

 

小梅漬けの後に作ったのが、梅シロップ。

去年も作ったのですが、発酵しちゃったんです。今年はレシピを違うものにして、酢を入れたことで発酵せずにうまく出来上がりました。

               

梅を取り出したところなんですが、竹串でつつかなかったからでしょうね、梅がしわしわになってしまいました。しわしわのくせに、固いんです。

細かく刻んでジャムに、などとレシピにはあったけれど、とてもじゃないけど無理!私には、ね。一旦茹でればやわらかくなったのかもしれませんが・・・

シロップは1.3リットルくらいは出来たでしょうか。相方に飲ませたら気に入ったようで、度々飲むので早く減ってしまいそう。気に入るとしょっちゅう口に

するようになる人なので、早くなくなったらちょっと寂しいよね・・・

 

と思っていたときに、ふと気づく。

うちで生ってるスモモで作ったらどうなんだろう?

レシピを探して、スモモとお酢、氷砂糖を同量ずつ入れればよいということなので、スモモ以外の材料を整えて仕込んでみました。

               

漬けこんだ直後はこんな感じ。

皮がかなり黒っぽくなっていますが、これくらい熟したものは生で食べてもすごく甘くてジューシーなんです。種類はわかりません。

夕方仕込んでから半日ほど経過した翌朝。

              

既にこれだけ色が出ていました。きれいなルビー色をしています。

どうしても実が浮いてしまうので、毎日揺すって実に酢がかかるようにしています。一週間ほどで実を取り出して、その実と砂糖で煮詰めてジャムも出来るとか。

う~ん、どこまでおいしいんだ!!(笑)

梅はジャムに出来なかったけれど、スモモでなんとか取り返さなくてはと思っております。

今では氷砂糖もすっかり溶けて。飲むのがとても楽しみです。

 

この他にも梅を氷砂糖と酢、塩で漬けたさしす漬けというのも初挑戦。こちらもうまくいっている感じです。実は土用干しをして、梅酢はほんのり甘くて

ガリなど作るといいらしい。

ズボラな私は、これまで梅を漬けても土用干しをしたことがありませんでした。でも今年はレシピに則ってチャレンジしようと思います。

我ながらつくづく食べることに貪欲だなと思いますが、こういう季節のものを作るのってちょっと面倒だけど楽しい。おまけにおいしいんだもの。くれぐれも

食べ過ぎには注意、ですけどね。


ファーブル生活、その後

2020-06-29 05:47:23 | 自然・動物・植物

もしかしたら気にしている方もいらっしゃるかもしれない、ツマグロヒョウモンの羽化のその後。

先週火曜日に2匹並んで羽化してから、ずっと羽化数ゼロが続いています。

それどころか、お天気がいいから今日は羽化するだろう、と思っていた土曜日。サナギのひとつが落下するという思わぬ事態が起きていました。

ずっと気にしていたのでその日はちょくちょく様子を見ていて、昼下がり買い物から戻ったあとに見たときはまだ植木鉢についていたのに、夕方6時前に見た

ときには床の上に落ちていました。

3つ等間隔で並んでいた真ん中のサナギで、それだけ風が強く当たるということもないはず。

さっきも見てきましたが、落ちたサナギはもちろん、他のサナギにも変化はありません。

 

う~ん、これって、もう蝶になれない、ってこと?

 

最後の幼虫がサナギになったのが16日で、そろそろ2週間。羽化してもおかしくない日数が経過しています。

もう少し様子を観察したいと思っていますが、サナギになってもすべてが羽化できるわけじゃないんですね。

セミの幼虫なども、土から出てくるのに力を使い果たして、羽化出来ずに息絶えてしまっているのを見かけることがあります。

後の方でサナギになったものは少々食糧難だったから、もしかしたらエネルギー不足だったのかもしれません。

全てのサナギの羽化を見届けるというハッピーエンドを想像していた私ですが、ファーブル生活の終わりはかなり寂しいものになってしまいそうな予感が

しています。


捨てるつもりで始めたのに

2020-06-28 08:05:08 | 減らしたい・減らせない

昨日の話をまだ引っ張りますが、埃まみれの箱からレコードを出して曲が判った瞬間、口ずさんでしまう自分がおかしくてたまりませんでした。

それこそ何も考えなくても、

 泣きながらぁ~ちぎぃ~った写真をぉぉぉ~♪   と勝手に「SINGING A 鼻歌」。

そうなんです、昔の曲は歌えるんです。が、最近の歌はそうはいかなくて。

若い頃に聴いていたも曲は、まだフルコーラスで歌えるものもあったりするのに、今何が流行っているのかもよく知りませんし。

なのでカラオケに行ったりすると、何を歌えばいいのかなかなか思い浮かばなくて、時間を無駄にすることもあります。

 

私が子ども時代から若かった頃は、テレビでも歌番組が今よりもっとあったし、ラジオもよく聴いていたので、今の自分に比べると音楽を聴く機会がずっと

多かったのは確か。

今の私は常に音楽がないと・・・という若いひととは違って、普段の生活に音楽がなくても特に問題はないのです。

いや、事と次第によっては、他に音があったりすると会話に影響を及ぼすこともあるんです。聴力に難がありますのでね。

かといって、音楽や歌が不要、と言っているわけではありません。ないと味気ないじゃないですか、生きていくうえで。

レコードだけじゃなく、嫌というほどCDもあります。そのほとんどが相方の好きな加山雄三のものだけど。自分で買ったものももちろんありますが、

あってもなかなか聴かないのは、単独で使えるプレイヤーがないから、かもしれません。

畑の家にはテレビがないので、ラジオつきのCDプレイヤーを置いてありますが、自宅には古いものしかなく、しかもCDプレイヤーが壊れて聴くことが出来ず

私がCDを聴くと言ったらこのパソコンで、くらいなもの。

そしてCDの収納場所が離れていて、パソコンの近くには数枚しか置けない、というところも問題ですよね。

 

と考えると、レコードも聴けるマルチプレイヤーがあってもいいんじゃない?という気になってきた。おっと、その考えは危険じゃないのか?(笑)

でもミニマリストじゃないし、出来るだけものを増やさないようにと考えるあまり、楽しみまで我慢するのはいかがなものか?という気持ちも。

今我が家には空いたスペースがないわけじゃありません。なのでその一部をオーディオルーム、なんてしゃれたものじゃなくても、プレイヤーとレコードや

CDを置いて、聴きたいときにすぐに楽しめるように出来たらいいんじゃないか、と。

問題はCDはともかくとして、大きなLPレコードやプレイヤーをどのように置くか、ということ。特にレコードは保管の仕方が悪いと反ったり歪んだりしそうで

心配です。他にも、あまりお金はかけたくないという切実かつ現実的な思いも。

当初は不用品処分として始めた古いレコードなどの片づけでしたが、どうやら結果は全く逆になりそうですね。う~ん、本当に減らしたい、けど減らせない、だな。

最後に、写真を撮ったのにアップしていなかった、井上順のシングルレコードを。

                

これを見てちょっとびっくりしたんです。今の順さん、この当時と比べてもあまり違和感がない気がするって。もちろん当時の方が若いけれど、今の順さんも

いい感じに歳を重ねてダンディじゃないですか。変に若作りしていないところもいい。当時の芸名は井上順「之」だったことも思い出しました。

肝心の歌のほうはちょっと・・・でしたけどね(苦笑)。


ほぼ全曲(一部だけ、だったりもする)口ずさめる自分に失笑

2020-06-27 08:33:27 | Art&Mujic

先日、埃まみれになっていたLPレコードの話をしましたが、その続き。

同じ箱の中に、LPレコードの他にシングル盤レコードやカセットテープが一緒に入っていたので、次にシングル盤を出してみると、LPレコード以上に数がありました。

その上外側のビニール袋が劣化しているものも多く、中にはビニール袋もジャケットもない、レコード本体と紙袋のみ、なんてかわいそうなものも結構ありました。

見向きもされなくなった哀れなレコードたち。どんなものが発掘?されたかちょっとご紹介。

まず、私たち世代が懐かしく思うこちらから。

           

三人娘と言えば、その昔は美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみから始まりますが、この3人はそれから2世代後になるのかな?私や相方が中学時代の

アイドルでした。小柳ルミ子の「京のにわか雨」の下に「瀬戸の花嫁」もありますが、兄の結婚式に歌った思い出があります。結婚式ソングの定番でしたね。

その次の三人娘・・・とちょっと顔ぶれが違うのがこちら。

            

本来ならここには岩崎宏美じゃなく、山口百恵が入るべきなんでしょうけど、うちにはファンがいなかったらしい(苦笑)。

多分義弟が好きだったんだと思うのが

            

まさしく聖子ちゃんカットの松田聖子。アイドル系はざっとこれくらいでした。

それからこの曲のシングル盤を持っていたんだ!と思ったのが

                  

ユーミン、若っ!(笑)

山下達郎はLPを買ったことはありますが、シングル盤ってこんなジャケットで、しかも本人写ってるんだ・・・意外でした。しかも、ポーズとってるし(笑)。

「猫」の「雪」・・・って書くとどこか変だけど、わりと好きな曲でした。私の記憶じゃ「猫」は2人だったんですが、3人だったんですね。

そうそう、こんなものも。

            

当時ヒットしたこの2曲。フルには覚えていないけれど、サビなら歌える(笑)。雅夢はこの1曲くらいしかヒットしなかった一発屋だったと思うのですが、

いい曲だなとは思います。

 

この他にも義父母たちが買った、いかにもな昭和歌謡ももちろんありました。水前寺清子の「365歩のマーチ」とか、菅原洋一の「今日でお別れ」、内山田洋と

クールファイブの「長崎は今日も雨だった」などなど。前川清だけじゃなく、どなたも漏れなく若くて、そういうのを見るのはなかなか面白いものがあります。

中でも、コロナ問題でしばしばテレビに登場した、森田千葉県知事の若かりし頃のお姿。

            

今も若さを保っていらっしゃるとは思いますが、こうして昔日のお姿を見るとやっぱり、な感じはいなめませんね。当時の青春ドラマのスタアだったわけですが、

それにしてもこんなにレコード持っていたなんて。

実家にもステレオはありましたが、今までご紹介したようなものは一枚もありませんでした。11歳上の兄がビートルズ世代だったし、私も中学生の頃聴いて

いたのは外国のロックグループ、シカゴとかディープパープルなんかはそれぞれ1枚ずつくらいあったかな。小遣いも少なかったのでそんなに簡単に

買えなかったし。

そのシカゴ。レコードの中に謎な1枚がありまして。

                

ゴールデンゲートブリッジでしょうか、のジャケットに書かれているのはPAN AMの文字。もう30年近く前に姿を消した航空会社ですが、文字を見た瞬間、

頭の中に「兼高かおる 世界の旅」のオープニングの曲が流れてきました。

PR用のレコードなのかなんだかよくわからないけれど、中にあったレコードにはPAN AMの文字は見当たらず。

どんな曲が入っているのかというと、A面に「QUESTIONS 67 AND 68」、B面に「I'M A MAN」。歌っているのは、あら、シカゴじゃん!

全然知らない曲だけど・・・検索したら出るかも、とやってみたら、さすがGoogleさん!出てきました~。やっぱりあまり聞き覚えはありませんでしたが、

いいなぁシカゴ!と改めて思いましたね。当たり前ですが、ジャケットは全く違うものではありましたが。

中身とジャケットが違うんじゃないの?という可能性も全くないわけじゃないけれど、そのレコードの入っている紙袋もレコードもCBS SONYなので、

おそらく違わないと思うんです。

 

やたら長くなったのでこのあたりで終わろうと思いますが、最後に(まだ書くのか?)朝ドラで何かと話題のこの方たちのお顔が載っていたパンフレットを。

                

2冊あった「昭和歌謡史」の中に入っていたもので、古賀政男、西條八十、そして古関裕而のお三方があったので思わず。

それにしても、このレコードとかカセットテープとか、相方はほぼ全部聞いてみたいんだそうですが、全部聞き終わるのっていったいいつ?そしてそれまで

どうやって保管しておけばいいんでしょうねぇ。やれやれ・・・・・・

 

 


鬼と虫は外、でお願いしたい

2020-06-26 05:54:18 | 自然・動物・植物

一昨日スズメバチの一撃、いや二撃を受けた相方ですが、かなり腫れは収まってきてほとんどわからないくらいになりました。

でもアシナガバチに刺されたときと症状=腫れ方が全然違います。毒の種類によるんでしょうね。スズメバチのほうが、狭い範囲に集中的にとどまる感じなので、

刺される場所によってはかなり危険なんじゃないかと思います。

畑のような田舎ばかりではなく都会にもたくさんいますので、注意が必要ですね。

 

さて連日の羽化ラッシュが続いていたツマグロヒョウモンのサナギですが、昨日一昨日はゼロ。

ずっとではないけれど雨模様の天気だったからかもしれません。晴れているほうが羽根が早く乾きますから。

気圧の変化など感じ取って判断しているのかも・・・なんて思います。今日も夕方雷雨になるとか。もし今日も羽化せず明日まとめて羽化したら、気象予報士並み

ですね。

 

こんなふうに虫は嫌いじゃないほう、ではありますが、それは虫たちが外にいるときの場合。

これが家の中にいるのは、あまりうれしくないどころか、ご遠慮申し上げたい。

その筆頭がアリで、去年も台所にしぶとく出没して私を悩ませました。ゴキブリやハエも嫌だけど、数が違う!ほんのわずかの隙間からでも現れるのが

悩みです。古い家は隙間だらけですので。

先日も何かについてきたのかよくわかりませんが、台所に5、6匹の小さなアリがいるのを発見、買っておいたスプレーをまき散らして追い出した・・・

というより、吹き飛ばした?ガスが強くてどこへ行ったかわからなくなりました。そんなに強くなくてもと思うんですけどね。

その日はなぜか虫づいて?いて、パソコンのある部屋に来たら、窓に大きめのアシナガバチだかなんだかわからないけど、とにかくハチがいて、外に出たがって

いるので、刺されたら嫌だなと思いつつ窓を開けて退出いただきました。

そういうときのハチの攻撃性は幾分弱いように思うので、こちらも殺処分など考えず、平和的な解決を選びます。何度かこういうことがありますが、今のところ

それで刺された経験はありません。

お昼前に洗濯物を取り込みに行くと、そのうちのひとつに何やらついているのを発見。

             

色が悪いですが、実物はもっときれいな黄緑色、の何かの卵。

こんなところに産み付けるのは、蛾とか蝶ではあり得なくて、検索してみたらカメムシの卵が一番似ていたように思いました。

何の卵でもいいですけど、さすがにここに産み付けられるのはちょっとね。と、さっさと払い落とそうとしても、落ちない。ちょっとこするようにしても、

とれない。かなり強力に産み付けられていて、さすがに直接触るのは嫌だったので、ティッシュで摘み取るようにして除去しましたが、結構力が要りました。

もうちょっと産み付ける場所を選べばいいのに、と同時にその場面を見てみたいなと思いましたね。

 

さて、ツマグロヒョウモンの羽化が楽しみです。ぶらぶらとぶら下がっているサナギたちの観察も、もうちょっとで終わり。全部巣立ったら?寂しいかも。