Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

RINGO、社会人一年生

2008-03-23 06:47:41 | 季節の行事・話題
少しずつ曇ってきました。夜遅くには降りだす、という予報になっています。

昨日、RINGOが五泊六日の新人研修から帰ってきました。
乗鞍青年の家というところで、およそ350人の新人が研修を受けたらしく、話を聞くと、なんだか軍隊というか合宿というか・・・どこでもそんなものなのでしょうか?
西は大阪、東は神奈川くらいから人が集まっていたそうで、現地までのバスも長いと8時間くらいかかっているところがあるようです。
食事は正味20分、お風呂も並ばないと洗い場が使えない、とか。

なんでも、二年後に残っている社員の割り合いは60%くらい、なんて話です。もしかしたら、消耗品感覚かもしれません。
とりあえず?昨日入社式があったそうです。あ、正式に社員になったのね(笑)。

我が家のお坊ちゃま、行く前後では少しは成長したのでしょうか。そして、いったいいつまで勤められるでしょうか???本人もそうだけれど、親としても期待と不安、半々と言ったところですね。

そうそう、配属が決まって、彼の勤務先は通っていた高校のすぐそばの店舗になりました。
当時は自転車通学でしたけど、今度はどうするんだか。
新しい暮しに慣れるまで、親子とも右往左往しそうですね

コメントに関するお知らせ

2008-03-22 16:07:41 | えとせとら
この「本宅」以上に困っているのが「新!本宅」へのしょもないコメントなのですが、こちらにも少々しょもないコメントが来たりしますので、書いていただいたコメントについては、一時保留という処置をとりました。
拒否、ではありませんが、書き込んですぐには表示されませんので、ご了承ください。

それにしても、暇人が多すぎる・・・・・・

春の不覚、そしてあの美女は今年もまた・・・

2008-03-22 06:48:39 | えとせとら
今日もいいお天気ですねぇ。昨日なども、家のなかはさほどでもありませんが、一歩外に出るととても暖かでびっくり!
その暖かさに、今まで先延ばしにしていた草花の管理をちょっとだけしました。
買うだけ買って植えつけていなかった苗を植えて、ちょっと草取りもしたりして。
先月はバイトもしていたし、とても寒くてそんな気になれなかったし、暖かくなればなったで、花粉が気になって・・・・・・でも、そんなことばかり言っていられませんので。

ずいぶんお見苦しい写真を載せてしまいました。
これは、誰のものでもない私の右手、でございます。
甲の中央部がふくれて、コブができているのがおわかりいただけますでしょうか。

これは昨日、掃除機をかけようとコードを元気よく引っ張っていたときのこと。ちょっと元気がよすぎたのですねぇ、近くにあった家具の角に右手が「激突」。痛ぁーーーーっ!

そしてふと右手を見ると、あれよあれよと見る間にぷくぅぅぅぅ~っと膨れてきたのでありました。う~ん、新山出現?
写真は直後のもので、今は甲の中央部のもう少し広い範囲が腫れあがってきています。当然、抑えると痛い。
そして、中指・薬指あたりを動かすとなんとなく違和感がありますね。動かせないわけではありませんけど。

不覚、といえば、昨日の大相撲。
朝青龍がまさかの「連敗」でしたねぇ。
このところ勝ちっぱなしの琴三喜が相手だったので、油断もあったのでしょう。

そして、大相撲大阪場所、と言えば、これで三年は見かけているであろう、和服の美女
西の花道沿い、前から3列目あたりに座っている、本当にお綺麗な方。
相撲、ということで和服姿の女性を多く見かけますが、この方の美しさは別格。
その大阪場所もあと二日。う~ん、また来年まで見られないのね。ちょっと残念・・・


京の「春」の旅:やっと終盤・・・

2008-03-21 06:38:40 | 旅行・お出かけ
今朝は久々に爽やかな朝を迎えました。

昨日は午後からやっと雨が上がって、お彼岸の墓参に出かけましたが、この話は後ほど「新!本宅」のほうで・・・

京都の旅の話もそろそろネタが尽きてきました(笑)。
昨日書いた六波羅蜜寺の辺りに「六道の辻」というのがあって、いわゆる「あの世」と「この世」の境い目。
その辺りは昔、野辺送りの地だったということで、近くにある六道珍皇寺には、小野篁が「あの世」と「この世」を行き来したという井戸もあるとか。
六波羅蜜寺の鬘掛地蔵やら幽霊子育飴やら、なんだかそういう不思議な話が多いのも、そういう土地柄だからなのかもしれませんね。

そういえば、先月京都を訪れた娘のHEICOと友人のYちゃん。
晩ごはんを食べに入ったお店の女将さんが、「六波羅の辺りは行かないほうがいい」と言ったそうです。
その女将さんは霊感の強い人で、彼女たちにいろいろな話をしたそうなのですが、そのYちゃんもやはり霊感の強い子。
そういう人が六波羅界隈に行くと、「あまりよくないもの」が憑いてきてしまう恐れがある、というのです。
・・・・・・・よかった、霊感が強くなくて(笑)

そういう話も、古都京都に相応しいのかなぁ・・・
行く度に京都は他の土地と違う何かを感じるところですね。都市化が進んで、どの都会も同じような貌になっていくなかで、京都だけは独自のカラーを持っているような気がします。

そして、毎度思う。
運転マナーが悪いっ!

河合寛次郎記念館に向かうため、馬町というバス停で下車。東大路の横断歩道を渡ろうとしたところ、左折するマイクロバスが、人が渡ろうとしているのに強引に突っ込んできました。危ないったらありゃしない!
もしかしたら止まらないかも・・・と思ってはいましたが、まさか本当に止まらないなんて。
見ると、交差点近くの某病院のマイクロ、いや、普通のバスだっけ?でした。
客なり患者なりを乗せているにも関わらずのこの運転、本当にひどいものです。

こればかりではなく、以前にも目を疑う運転をよく見かけます。
名古屋も運転マナーが悪く、「名古屋走り」という言葉があるくらいですが、いや、私に言わせれば京都のほうが上手(じょうず、じゃないわよ、うわて)です

なんとか野辺送りにならずに済んでよかったわぁ・・・

このあと、例によって錦小路に立ち寄って帰路についた私たち。
夕食は京都駅の新幹線コンコースでお弁当を買って、車内でいただきました。
写真が相方の食べた「近江牛弁当」。千円で結構なボリューム。若いひとや男性に人気がありそうです。お味もよかったですよ。
私はちりめん山椒がご飯に乗っていて、湯葉を使ったおかずつきのお弁当。こちらもまずまずでした。湯葉のおかずはちょっと今ひとつの感ありでしたが、素揚げした湯葉に塩をかけたものは、スナック感覚でおいしかったです。あと、ちりめん山椒もおいしかったですね。
こだまだと1時間近くの乗車なので、ゆっくりいただくことができました。また京都に行くときは、この手で行こう!と思います。

京の「春」の旅:六波羅蜜寺

2008-03-20 07:51:03 | 旅行・お出かけ
昨日午前中から降り出した雨、まだ降っています。それも「絶好調」・・・・・・
雨が上がったらお墓参りに行きたいと思っているのですけれどね。さて、どうなることやら。天気予報では、昼過ぎには上がることになっているようです。期待しましょう。

京都の旅の話も終盤になってきました。
できれば河合寛次郎記念館で、もう少しゆっくりしたいところではありましたが、相方が行きたがっている六波羅蜜寺にそろそろ行かないと・・・
「京の冬の旅」の特別拝観は4時半がタイムリミット。遅くとも4時には入りたい。記念館を出たのは3時40分過ぎくらいだったし、歩いてどのくらいかかるかわからなかったので、ちょっとばかり急ぎ足で向かいました。

バス通りですらそんなに広い道ではない京都、一本裏に入ると、文字通りの小路ばかり。
そんな細い道を歩いていると、前方は突き当たり。ここを左に行くと目的地のあたり・・・と思って進むと、その突き当たりに目が留まりました。

そこには「子育飴」という文字が見えたのですが、その文字の上にとんでもない!文字が書かれていたのです。それは

「幽霊」の二文字。

えぇ~~~~!?何よこれーっ!!??

確かめたい気持ちは山々なれど、先を急ぐ私たち。ちょっと後ろ髪を引かれる思いでその場を通り過ぎました。

ほどなく六波羅蜜寺に到着。おぉ、4時10分前。意外に早く着けるのね。
本堂での説明を途中から聞きました。
ここのご本尊は十一面観世音菩薩。秘仏ということで、普段は厨子の扉は閉ざされて十二年に一度、確か辰年に御開帳なのだそうです。
しかし、今年秋(11月後半)と来春、特別に御開帳になるそうで、仏像大好きな私としては、なかなか魅力的な話でした。

秘仏と言えばこの前の日曜、購読している中日新聞のサンデー版の特集で、十一面観音を取り上げていましたが、奈良の二月堂の十一面観音は「絶対秘仏」ということで、誰もその姿を見たことがない・・・と記されていました。そのため、文化財指定もなされていないとか。
誰も見ていない、というものほど、見てみたい心をそそられるものはないですねぇ・・・・・・

本堂での説明が終わって、宝物館へ。
ここには、教科書でほぼ誰もが一度は目にしたことのある「空也上人立像」があります。
私は二度目のご対面。久々に細部までじっくり拝みましたが、足の指に力がこもっている様子などのリアリティーはすごいの一言。運慶の四男康勝の作。
運慶と言えば、昨日のニュースで運慶作の大日如来坐像がクリスティーの競売で12億とか13億で落札された、と大きく報道されましたねぇ。
海外流出は防げましたが、公開もせず・・・となると、う~ん、どうなんでしょう?
元の持ち主は文化庁に事前に打診したそうですが、買い取れないということだったようです。

さて宝物館に話を戻して。
ここには空也像のほか、平清盛像など、重文指定の仏像や彫像が納められています。
そのなかに、「鬘掛地蔵」という仏像がありました。
よく見ると、左手に長い髪の毛を持っているのです。そして、その仏像の前には、紙に包まれたものがいくつも供えられていて。
何でも、その昔貧しい両親とその娘が住んでいて、そのうち母親が亡くなったのですが、弔うこともできずにいたところ、一人の僧が現れて、母親の亡骸を背負い、丁寧に葬ったそうです。
貧しい娘はお礼にするものはこれくらい、と自分の髪の毛を渡しました。
娘が名前を尋ねると、「六波羅の者です」とだけ言って立ち去り、後日娘がいくら探してもそのような僧は見つからなかったのです。
すると、お地蔵様の手に髪の毛が!
お地蔵様が僧に姿を変えたものだったのですねぇ・・・と確かそのような由来でした。ちょっと違っているかもしれませんが、その後、お地蔵様に願をかけて、叶うとお礼に髪の毛をお供えする・・・ということらしいです。

う~ん、してみると、そのお供えの山は多くの女性の思いがう~んとこもっているのですね・・・・・・ちょっと怖い気もします。

規模は小さなお寺だけれど、ずいぶんたくさん書いてしまいました。
そうそう、ついでに言うと、パンフレットもここのが一番立派でしたっけ(笑)。