笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

人を残す

2009-10-25 23:43:57 | Weblog
 昨日は、プロ野球のパ・リーグのクライマックス・シリーズを見ていた。結果は、日本ハムファイターズが制覇した。今朝の新聞には、楽天の野村監督のインタビューが載っていたが、印象に残るコメントがあったので紹介したい。

 野村監督は、試合後両軍ナインから胴上げされ、野村コールがわき起こったそうである。
 「吉井コーチや稲葉らかっての教え子の姿も。」という問いに対して、
 「縁だね。縁を持っている人がここまで頑張っているのは喜ばしい。人間、何を残すかで評価が決まる。人を残すのが一番。少しぐらいは野球界に貢献できたかな」

 野村監督は、野球を通じて一流の人間を育ててきたのではないかということをコメントから感じた。稲葉選手は、選手としての実力はもちろんのこと、人としても素晴らしい人だと思う。実際に球場に足を運んで彼の動作を見ていると、攻守交代ではいつも全力疾走だし、グラウンドへの出入りにもお辞儀をしている。インタビューでも常に謙虚で感謝の気持ちにあふれている。だからこそ、みんなに愛されている。
 「人を残す」ということは、簡単なことではない。しかし、私の仕事、役割はそのことに大きくかかわっている。そのためには、私自身が人間力を磨き、そして私のかかわりによって、子供たちが素敵な人、誰からも愛される人になれるようなお手伝いをしたい。それは、バレー少年団の子たちに限らず、目の前にいる子供たちと共に歩んでいきたい。
 きょうは、新聞を見て、大きなテーマを改めてもらったような気がする。日々努力。
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