笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

自分を変える

2010-08-30 22:26:23 | Weblog
 きょうから少し自分の生活リズムを変えてみた。
 きっかけは、妻からの言葉だった。それは、4月から今までのことで、何事においても少年団の活動や試合が優先されることのストレスとすぐに私が自室のパソコンに向かうことへの不満だった。非常にお恥ずかしいことであるが、結局のところ私の甘えなのである。私が勝手にわかってくれているだろうと思ってしまっていたのである。これは、しっかり受け止めて、何かを変えなければいけないと思った。
 まず、少年団のことでは、帰宅時間を早くすること。私は今のチームでは監督ではなく、コーチという立場である。今までは、できるかぎり最後まで練習についていた。そして、私の帰りが遅いために家族の生活リズムをそれに合わせてもらっていた。妻も決して早く帰宅できるわけではないので、どうしても夕ご飯の時間が遅くなってしまう。すると子どもにも少なからず影響が出てきていると思われる。そんなことは、少年団を指導していたら当たり前だと思われるが、子どもが6年生の今だからこそ、家族そろっての夕食は大切にしたいと思う。だから、少年団の練習は、監督が来るまでの練習をみることに徹しようと思う。限られた時間の中でどれくらいのことができるかわからないが、精一杯のことをしなければいけないと思う。
 それから、家族が起きている間は、パソコンに向かわずに居間にいることにした。今までは家族のことより自分のことを優先させてばかりだったと反省している。私が居間にいると妻がとにかくいろいろな出来事を話してくる。その話に耳を傾ける。子どもも寄ってきては野球のことなどを聞いてくる。家族がばらばらにならないためにも居間にいるべきなんだなと改めて感じた。こんなことすらできていなかった自分が恥ずかしい。
 まだまだ至らないところはたくさんあると思う。しかし、できることから少しずつ変えていくことで自分も周りもほどよい距離が保てるようになれればいいなと思う。そして、笑顔がみられればいいなと思う。日々感謝。
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自律

2010-08-29 22:30:01 | Weblog
 森信三著「10代の人間学」より
「自律」とは自分に打ち克つこと
・「自分を育てるものは自分以外にはない」
・「自分を律するものは自分しかいない」
・「自律心まき人間は、真に自律、すなわち、自主独立の人間とはいえないのであります。」・「かって日母右バレーボールチームの監督だった大松博文氏は、正解の檜舞台で強敵のソ連チームをおさえて勝利の栄冠を獲得したわけですが、その大松監督のコトバとして、わたくしの今も忘れがたいのは『敵に勝たんと欲するものは、まず己に克て!!』とあります。」
・「お互い人間は『立腰』すなわち『腰骨を立て通すこと』によって、真に主体性のある人間になれるのであります。」

 子ども達には、繰り返し「孤独と戦う」ことを言っている。一人で練習する時に「孤独と戦う」こと。このときは自分と向き合う時間にしたい。他の人がどうだとか、近くの話をするような時間にしないようにしたい。自分を鍛えるののは自分しかいないのである。弱い人間になってほしくない。土壇場で人に頼るような人間になってほしくない。自分が何とかする、ピンチを自分で切り開く人になってほしい。
 6年生は、昨日の試合で悔しい思いをしたことだろう。でも今となってはすでに過去である。今の自分、これからの自分に向き合わなければならない。そして、5年生以下の子ども達にはよりこのことをいろいろな話をしながら、わかってほしいと思う。 日々努力。
 「人間的成長無くして、技術的成無し」野村克也      
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予選突破ならず・・・

2010-08-28 22:41:44 | Weblog
 予選突破はできなかった。6年生にとっては、全道大会につながる大会はこれで終わるが、出場する試合がないわけではないし、少年団活動が終わるわけではない。だから、子ども達にはようやくバレーボールができるようになってきたら、気持ちを切らさず、もっと努力することを話した。
 試合の内容は、ミスはもちろん多かったが、やられっぱなしではなく、アタッカーがいつも以上に決めたり、レシーバーが上げてつなげる、またラリーを決めるなど、随所に練習してきたプレーは出ていたと思う。しかし、勝負となると集中しなければならないときにミスが出るなど、勝機を自分たちのものにできない弱気な面が土壇場で出てしまっていた。それでも1点をとるごとに盛り上がるなど、ルーティンの方は練習通りにできていた。 10月初旬には早くも5年生以下の大会が行われる。他のチームよりは1週間ほど早目に始動することになるが、どこまでチームが作れるかはわからない。まずは、子ども達がどれくらいできるのか、また固定観念を捨てて、子ども達にはどこのポジションでも経験させていきたいと思う。その中で、ベストのチームを作ることができたらいいなと思う。日々努力。
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明日が楽しみ

2010-08-27 23:46:09 | Weblog
 明日は、道新カップの予選である。この大会に向けて4月から取り組んできたつもりである。まだまだ未熟である。それは、子ども達ではなく、私自身がである。だから、行きつ戻りつの指導ばかりで、子ども達は実際のところどれだけ成長してきているのかどうかよくわからないところがある。しかし、子ども達は素直に練習に取り組んでくれている。私のつたない話しにも耳を傾けてくれている。明日で、成果が出るとも思わない。ただ、子ども達は試合を楽しみにできるような、そういう雰囲気はつくれたのではないかと思う。
 練習の最初の方で、試合形式の練習を行った。コート内でのルーティンができているかどうかを見たかった。前回の練習ではそこができていなかったが、きょうは出だしから言われなくてもできていた。子ども達には、どんな時でもそのルーティンを同じようにすること、点差が離れていても、シーソーゲームでも苦しい時でも勢いがある時でも同じようなリズムで試合を行うこと。そんな話しを練習にした。
 それから、後半の休憩後にサーカスの象の話をした。サーカスの象は足にくさりをつないで杭を軽く地面に打ち込むだけでその場から動かなくなる。象の力なら簡単に杭を外すこともできるし、逃げ出すこともできるのに動かない。なぜか。
 それは、象が大きくなる前に子どもの頃に教え込ませるから。
 くさりをつながれると動けない。ということを。
 子どもの象は最初は足にくさりをつながれていても何度も外そうとする。でも外れない。動けない。
 そのうち、子どもの象は杭を外そうとしなくなる。あきらめてしまう。やっても無理だと思いこんでしまう。この思いこみ「固定観念」とも言うし、「心理的限界」とも言う。こうして固定観念を植えつけられた象は大人になっても杭を外そうとしない。簡単に外すことができるのに外そうとしない。人間も全く同じ特性がある。
 どんなときでもあきらめてしまわないこと、弱気な自分に打ち勝つこと、人に頼らないことなど、自分はできるんだと思って試合に臨んでほしいことを話した。
 その後の練習でもひたむきに子ども達は練習をしていた。明日はどんな動きをしてくれるのかとても楽しみである。やってきたことをいっぱい出してほしいと思う。日々努力。
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気づかされたこと

2010-08-26 22:45:23 | Weblog
 当たり前に思っていることは、実はいろいろな人が支えてくれているからできている。自分中心に物事を考えたり、行うと人がどんな気持ちでいるかなんて考えることができなくなる。
 日頃、子どもの状態に合わせてとか、実態を考慮してなどと言いながらも実は自分自身は非常に傲慢で身近にいる人を不快にさせている、ストレスを感じさせていることすら気づいていない。さらに、疲れがたまってくると自分自身をコントロールするのに精一杯でちょっとしたことでもイライラしたり、うまくいかないと八つ当たりをしてみたりと周りを見られなくなってしまう。
 ここのところ、疲れていて、周りが見えていなかったことを反省している。ゆっくり休んで、少し疲れがとれてくるとずいぶん人の気持ちを受け入れられるようになっていることを感じる。すると、人に何かを与えられることもできる。
 自分自身がいっぱいいっぱいだととても鈍感になる。いろいろなことや身近にいる人の気持ちを考えられなくなる。だから、ゆとりをもって生きることが必要だと思う。そして、無理のない生き方、考え方が必要だと思う。それは、自分にも周りにも。日々ふり返り。
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リズムをつくる

2010-08-25 21:03:21 | Weblog
 一人でやる練習は、孤独に勝つ、黙々と近くの人と話などしない。2人でやる時は、相手を気遣う。3人でやる時は力を合わせてやる。こういったことを練習中に話した。できないとどうしてもなれあってしまう傾向が強い。また、できないことをごまかそうとしているところもある。自分と向き合うことが難しいようである。
 3人一組でツーステップしてエッジングをするメニューで、適当にやっているグループが見られた。今までだったら、「ちゃんとやりなさい」など、ただただ喝を入れることが多かった。それでは、一瞬はやるけれどもすぐに戻ってしまう。だから、どういう風にやればいいのか、具体的にわかりやすくポイントを絞って言った。キリンさんじゃなく、カメになるんだよと言うと子どもはすぐにわかる。すると、カメレシーブを意識してやっている。原理原則やねらいを言わずにやらせていて、しっかりやれとか何でやらないんだと言っても、子どもはできないことの堂々巡りである。
 6人で試合形式を行わせると、前回のルーティンづくりなど全く忘れている。そんなことあったかと言わんばかりにもとに戻っている。全く盛り上がらない。淡々とやっている。わかっていないのだと思う。とにかく、決まった時はみんなで盛り上がる。相手のミスは喜ばずにコートの中央に集まって、みんなで声を掛け合う。ミスをした時はミスをした選手に声をかけながらハイタッチをする。こういった約束事をどんなときでもすること。それが、試合でのリズムをつくることにつながることを話して、子ども達に考えさせた。その後は徐々にリズムを作っているが、自然になるまでまだ時間はかかりそうである。子ども達はできないわけではない。でも、どこかよそよそしく、自分を出さない、出せないでいる。
 子ども達が思わず自分を出してしまうような練習にしなければならないんだと思う。子どものせいばかりではない。それを引き出すことができていない指導者の責任でもある。日々努力。
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人間的成長

2010-08-24 22:47:41 | Weblog
 練習が終わり、最後のあいさつが終わった後に、いつもは円陣を組んで声を出して終わっている。しかし、きのうの練習では円陣をなかなか組まずにキャプテンが指名して反省を行っている。別に指示をしたわけではないので、子ども達が自主的にやり始めたと思う。 練習の始めにきょうの目標を一人ずつ発表している。そのふり返りを自分達でしようという姿勢が出てきたことは少しは成長してきているのかなと思う。言われてやるのと、自分達でやるのとでは大きな違いが出てくると思われる。
 先日の大会でのふり返りをして、ノートに提出するように指示をしておいた。2年生の子と3年生の子が書いたけれども忘れてきた。また、ノートに書くように指示をしてもノートを破いたものに書いてきている子もいた。ノートに書いて提出するというたったこれだけのことであるが、全員がそろわない。それだけ、一人一人の受け止め方、バレーに対する気持ちなどがばらばらなんだと思った。今回は、たぶんそうだろうなと想定はしている部分はあったが驚きもしなかった。こういうところからも一人一人の子どもを育てていきたいと強く思った。人間的な成長を促すということを第一に考えた指導を行うことが必要である。ただ、ボールを触って、打って、拾ってという練習だけでなく、人としてこういうことが大事なんだよ、大人になったら恥ずかしい思いをしないようにこまめに話しをしていくことが必要なんだと思う。そのためには、私自身がもっと人間的に成長をしなくてはならないと思う。
 「人生二度なし」森信三         日々努力。
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ルーティンづくり

2010-08-23 22:58:38 | Weblog
 今週末の土曜日は、道新カップの予選が行われる。その組み合わせが決まった。相手は、私が3月まで教えていたチームである。とても複雑な気持ちであるが、今のチームの子達が少しでも充実した大会になるよう準備を進めていきたい。
 子ども達には、もう一度バレーの神様が応援してくれるよう、自分を見つめ直すこととして、躾の三原則のことを聞いてみた。あいさつはできているようだったが、名前を呼ばれたら「ハイ」と返事をすることやくつをそろえることや席を離れるときにはイスを机の中にしまうことは、ほとんどの子ができていなかった。まずは、この1週間集中してやること、できることを精一杯やること、準備をしっかり行うことを話した。
 一人でやる練習では、黙々とやること、さぼりたい自分、妥協してしまう自分に打ち勝つことを話した。それから、相手がどうであれ、まずは弱い自分に克つこと、ぎりぎりまでがんばる自分になることをとにかく強調した。今の子達に欠けている部分だと思う。
 それから、先日の大会で喜ぶことすらできていないチームだったので、6人でやるときは思い切り楽しむことを話し、まずは決まった時はハイタッチではなく、みんなで思い切りジャンプをして声を出すなどをしてみるといいよと話した。そして、ミスをしたらすかさずみんなでハイタッチをするなど、喜びとミスをした時のルーティンを作ることが大切だと思ったので、きょうの練習でそういうルーティンづくりをさせた。照れながらも次第にそういう動きになってきた。
 最後に、子ども達にはバレーをしていないときでもさぼりたい自分、あきらめる自分に打ち勝つことを話した。ここまでくると技術面よりはメンタル面でいかに自分達のリズムを作っていくかということが大切になってくると思われる。子ども達をその気にさせることが指導者の役割の一つだと思う。日々努力。
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ウエストが優勝!

2010-08-22 21:23:03 | Weblog
 帯広ウエストが優勝した。準優勝は更別。決勝は、フルセットにもつれ込む接戦だった。お互いアタッカーのスパイクをことごとくあげ、フェイントやハーフスピードのスパイクにも粘り強く対応していた。決勝戦に限らず、上位進出チームは、夏休みの練習でみっちりレシーブ練習をしたことがうかがえるような戦いぶりだった。やはり拾ってつなぐバレーが大切なんだと改めて感じた。そういうチームにするにはどうするか。これからの課題であるし、いろいろな練習を考えていきたい。
 私の目から気になったのは、各チームのセッターだった。トスがぶれているのが気になった。そのため、ネット際でのミスが目立った。また、アタッカーが何とか返しているが、アタッカーも無理な体勢で打っていることが多く、故障につながりはしないかと心配である。ぶれている要因として考えられるのが、落下点に入ることが遅いということが挙げられる。落下点に入るのが遅いためにアタッカーに対して正対することができず、苦し紛れに中途半端な体勢で上げることが多い。そういうくせがついていると正対した時に主に左手の力が強く出てしまうために白帯の方に曲がってしまうケースが多かったように思う。それから、クイックを上げる際もおでこ上方ではなく、顔の前あたりから上げている場合が多く、結果的にフェイントになるケースが多かった。
 これは、空間のボールと自分の関係を把握する空間認知能力と大いに関係がある。上がったボールは必ず落下してくる。それも大きな弧、小さな弧を描いている。その弧の中に自分をどこに入れるかだと思う。遅いと入れない。ボールがどこに落ちるのかを予想する練習やコンビを作る練習ドリルなど、さまざまな練習を通して養われると思う。だから、アタック練習でひたすら同じリズムでトスを上げる練習は実は実戦からは遠い練習なのかもしれない。動きのある練習から、いかに切れのいいトスを上げるか、コンビを作るか、そういった視点で練習をするとセッターは育つのかもしれない。
 うちのセッターも落下点に入るのが遅いので、こういった視点で明日のからの練習に取り組んでみようと思う。日々努力。
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1回戦で終わる

2010-08-21 22:14:32 | Weblog
 きょう少年団大会の帯広地区予選が行われた。我がチームは、1セット目19-21、2セット目20-22と接戦をものにできず、1回戦敗退という結果に終わった。公式練習中にエースでキャプテンの子が足を少し捻った形で痛そうだったが、本人はできると言うのでコートに送り出した。心配していた足の方も試合中は大丈夫そうだった。
 試合内容は、相手のミスにも助けられての接戦という形だった。なかなか試合のリズムに乗れないところ、自分達で試合を楽しめていないところがあるように感じた。自信がなく、お互い頼っているプレーが随所に見られた。まだまだチームとして戦う雰囲気ができていないように感じる。そのあたりは、これからの練習で克服したいところである。
 それから、夏休みの成果が随所にみられた。スパイクフォームにずっと取り組んできたが、1本だけ自然体のスパイクフォームできれいに決まっていた。サーブやレシーブにしても取り組んできたことを素直に出せるようになってきている。地道にこつこつとこれからも取り組んでいくことで、子ども達はすくすくと成長していくだろうと思われる。結果はついてこないが、ところどころ内容はついてきていると感じる。他のチームがどうこうよりも、自分達の目指すところ、目標とするところに向かって、カメさんの心でこれからも取り組んでいきたい。来週は、道新カップの予選である。厳しい戦いであることが間違いないが、子ども達が少しでも手応えのある、やった、できた、楽しいと思えるような試合ができればいいなと思う。日々努力。
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