六本木でのバレー塾に参加してから、10日ほど経ってしまった。めまぐるしい慌ただしさにブログに載せることがままならなかった。少し遅くなってしまったが、教わったこと、感じたことなどを載せたいと思う。
先日の六本木バレー塾は、私にとっては南幌以来、約2年ぶりのバレー塾である。この2日間で草野塾頭から、たくさんのエネルギーと栄養をいっぱいもらった。この2年ほどで染みついたいろいろな汚れやいかに自分自身が小手先の技術に走り、指導の本質を忘れていたかということを気づかされた2日間だった。そして、実行委員会の方たちからは、たくさんのおもてなしを受けた。
「人の恩は石に刻んでも忘れるな!」
今回、ドリルの間にたくさんのお話が盛り込まれていた。「父の愛」「母の愛」「教師の愛」などをたくさん話がスクリーンに映し出された。(BGMもよかった!)その中に「恩送り」の話もあった。私は、今回受けたいろいろな恩を自分ならどのように送っていこうかと考えさせられた。
バレー塾が始まる前に草野塾頭に私が教えているセッターの子が思うようにトスを上げられないのでどうしたらいいですかと質問をさせてもらった。すると、塾頭は「ボールをとばそうとしないことじゃないのかな」と言われ、「まずは足の運びをどうするか」だとも言われた。そして、「目的と手段が同じになっている」とも言われた。いきなり、自分の中に衝撃が走り、発想の浅はかさをはがされた感じだった。このアドバイスを受けただけでも参加した意味があった。
そして、バレー塾のスタートが「セッターの基礎」だった。。もう、どんどん自分の中でもやっとしていたものが晴れていくような展開にどんどん引きずりこまれていった。
今回私が受けたバレー塾の感想は、足さばき、足の動きがまず大切なんだということである。子ども達は、どうしても足よりも早くボールに触ろうと手が先に出てしまうことが多い。それをどうしたらいいのか、ずっとわからなかった。また、わかっていてもそれをどういうねらいをもって練習に取り組ませるかまでは考えが及んでいなかった。
「一歩目はサイドから」というのも、逆をつかれたときに対応するために必要だということも教えてもらった。
今回のバレー塾の随所に「スーパーサンバ2」「カメハメサンバ」が入っていた。初めての子達も次第に自然な動きになっていて、音楽が鳴ると自然に体が動いていた。
「一見難しいものでも一つ一つはやさしい」
「いっぺんに難しいことを考えたら無理」など、指導の本質を突く言葉をたくさん聞いて、なぜダンスを踊るのか、トレーニングをするのかということをまず理解していなければならないことに気づかされた。日々努力。
これから自然体バレー塾in東京に参加する。久しぶりのバレー塾である。ワクワクする。参加するにあたり、いろいろな人に感謝しながら、しっかり勉強したい。日々努力。