昨年に続いて「第38回 大阪府チャレンジ登山大会(通称:ダイトレ)」(山岳マラソンの部)に参加してきました。
今年は混雑緩和のためマラソンの部のウェーブスタートは,30分繰り上げて6時半からに変更されましたが,私の場合そんなに早く到着することができませんので,7時40分の組でスタートします。同じ組にはワンパパさん,へぇさんとスピードランナーが揃っていますので惑わされないように気をつけないと・・・(笑)。
受付を済ませて,スタート地点の様子をうかがうと7時ちょうどスタートのペコ@さんとゆるりんさんが並んでいます。聞くとtakacchさんご夫妻は6時50分の組で既にスタートされたとか,皆さん気合が入っていますねぇ。
会場受付付近には,青空に映える「白木蓮」と「紫木蓮」が並んで咲いていました。
スタート前に,(左から)初トレイルのワンパパさん,(親父),夜勤明けのよしさん,ウェイトオーバーだとおっしゃるへぇさん,参加証を忘れて取りに戻りテンションが下がったとおっしゃる鹿男さんと(撮影は,鴨走メンバーのお見送りに駆けつけてくださったマルチャンさんです)。
や
�7時40分いよいよスタート 飛び出し過ぎたのですぐに中段から後方に下がります。ワンパパさん,へぇさんは,ガンガンと飛ばして行かれました。一応目標タイムを設定したので意識はするものの,上りがなかなか走れません。
咲いているかな?と楽しみにしていた岩屋峠「二上山万葉の森」の桜も,つぼみ膨らむといった段階でした。その岩屋峠からは激坂を一気に駆け下ります。
スタート直後の写真。アホな親父は,ワンパパさんやへぇさんよりも前(先頭の方の奥)を走っています(笑)。
<写真は,山岳連盟さんのHPからお借りしました。>
�8時05分(25分):竹内峠下(3.1Km)に予定どおりのタイムで到着
女の子もコイノボリを背に登山の部にチャレンジしています。
この先,岩橋山に向かう途中の下りで「れみママ」さんを追い抜いたようなのですが,気付くことができませんでした。申し訳なかったです。
�8時54分(49分):岩橋山(9.0Km)に到着
<写真提供:よしスポーツ>
いよいよ葛城山に向かう丸太階段地獄五連発の始まりです(笑)。
�9時48分(54分):初級ゴールの大和葛城山(13.6Km)に到着
次に向かう金剛山も綺麗な姿を見せてくれます。
ここからは「走行禁止」と表示された部分も含めて急坂を一気に400mほど下りますが,段差の大きな階段にガレ場,岩場と転倒すると怪我は必至という危険箇所です。
�10時09分(21分):水越峠(13.6Km)に到着
上の写真を撮っているときに,金剛山をバックに写真撮影を頼まれたにもかかわらず,その危険箇所を予想以上に早いタイムで降りてきたようで,通算5分の貯金ができました。
しばらくは舗装された林道(ガンドガコバ線)を進み,カヤンボ付近から金剛山に向かう丸太階段に挑みます。昨年はこの付近で足が攣ってしまいましたが,今年はその兆しはまだありません。
金剛山は,前日降った雪がまだ残っています。
�11時08分(59分):中級ゴールの金剛山(一の鳥居)(21.1Km)に到着
金剛山から一旦下り,中葛城山に向かう急な丸太階段を過ぎると比較的楽(な気持ち)になります。中葛城山の標識がある付近は,景色もよくリラックスできる雰囲気のところで,空腹感を憶えたこともあり,のんびり「ブラックサンダー」を頬張っていると,20分後にスタートされた鹿男さんがスイスイと駆け抜けていかれました。さすがダイトレ5時間を切る方の走りは違いますね。
サボる親父(後ろ向き)と,20分後のスタートから追いついてこられた鹿男さん(右奥)。
<写真は,山岳連盟さんのHPからお借りしました。>
行者杉のエイドが近づいた頃に,後方から「鈍足親父さ~ん」と声を掛けてくださる方が・・・,ブログ「一期一会」のコサクさんでした。コサクさんもいろいろな「ド・M大会(笑)」に参加されているつわものです。
�12時16分(68分):行者杉(27.3Km)に到着
エイドや途中で休憩し過ぎたのか,これまでの貯金をすべて吐き出し逆に2分の借金まで負ってしまい,5時間半切りが危うくなってきました。
タンボ山を巻いてブンタ谷分岐の残り4Km地点で,5時間半切りはほぼあきらめムードです(笑)。ここからの下り丸太階段は段差も大きく,一段一段飛び降りるという感じで脚への負荷も相当なものでした。
最後のトレイルを終えてゴールまでは,ロードを約2Km走ります。ロードに入ると昨年と同様に美ジョガーさんに抜き去られましたが,今年は必死の抵抗を試みて下りで一気に抜き返してそのままキロ5分を切るペースでゴールに向かいます。
ところが昨年「ゴール」だった場所には何もありません???気持ちも萎えかけましたが,仕方がないのでそのまま400m~500m走り続けるとやっと「ゴール」の横断幕が見えてきました。昨年は工事の影響でゴール地点が少し手前に設置されていたのでした。
そしてゴールラインの向こうに見えてきたのは,あまりにも遅い親父を待ちかねた多くのラン友さんたちです。takacchさんもよしさんもカメラを構えてくれています。
<写真提供:よしスポーツ>
�13時13分(57分)上級ゴールの南海天見駅(36.0Km)に到着
ゴールすると,一緒に走った仲間たちのほかに,今日は「お花見マラニック」だったはずの「チームM」のmasahikoさんとかおりんさんがいらっしゃるではないですか。なんでも目的地の桜が咲いていないということで急遽「サプライズ応援」に駆けつけてくださったのでした。金剛山での私設エイドには鈍足すぎて間に合いませんでしたが,ゴールでいただいたドライフルーツ,美味しゅうございました。
記録:5時間33分41秒(17分59秒更新)
残念ながら目標とした5時間半を切ることはできませんでしたが,今年も楽しく走ることができました。それにしても連覇を達成された関西トレイルランナー改めテッピィーさんは,こんなハードなコースを3時間14分34秒で走られるのですからもうび~っくりです。
2,500人を超えるランナーや登山者の方でダイトレも満員御礼状態でしたが,「すいませ~ん,右通りま~す。」などと後ろから声を掛けると,登山者の方は「頑張ってくださいね。」と気持ちよく走路を譲ってくださいます。
また,36Kmのダイヤモンドトレイルを完踏する間には,スタッフやボランティアの方にたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
アフターは,「天然温泉 河内長野荘」で汗を流し,
生ビールで(親父は
日本酒も)極楽気分に・・・。
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36kmは水平距離で 斜面や蛇行の実走の距離を考えるとむちゃくちゃ速いですね、それと2000人も参加されたってのにビックリです
砂漠を1週間エイド無しで走るそうです
14日に優勝者が確定するそうです
地図一枚 前日にぱらっと貰うそうです・・・
ぞろぞろ走ってます
親父殿を思い出しました
それだけです
認定書NO.2222が
お疲れ様です。
2回も尻餅をついてしまいました・・・
金剛山の雪
私が通ったときにはもっと解けていました。
ヘッドライト持参でした。
どうにか使わずにすみましたが・・・
レポを読むとすごく楽しんでおられて、
まだまだ余裕があるような(笑)
ゴール姿が力強くカッコよかったです☆
バックパックにつける手作りゼッケン、
すごくいいな~と思いました。
後ろ姿だと結構わからなかったりするので、
こうやってアピールしておけば、もっとイロンナ人とお話できそうですね♪
来年は真似させてもらおう!
皆さんには 山も大きなフィールドアスレチックスみたいなアドベンチャーワールドで とっても楽しんのでしょうね。いろんな難所がスリリングでたまらない?だいぶ醍醐味が伝わってきましたよ(笑)
お疲れさまでした~
参加者は,山岳マラソンの部,登山の部を合わせると2,500人ほどだったそうです。来年はオヤジさんもいかがですか?
体力,精神力,経済力,ついでに知力,すべてに欠ける私には到底無理ですね(笑)。
各チェックポイントで係の方が,ナンバーと通過時刻を記録されるのですが,「2が4つで間違いようがないねぇ」などと必ず番号が話題になりました(笑)。
意外ですが,「こけたり」はあまりないほうだと思います。
山は何があるかわかりませんので,ヘッドライト持参は正解だと思いますよ。