高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

雪国から(その5:最終回)

2012-02-19 10:07:12 | 四季
電車で訪れたのは久しぶりの、「雪国から」の最終回です。今回は長岡駅に向かう車や、新幹線から見た雪国の風景です。


(「久保田」、「越州」、「朝日山」の銘柄で知られる朝日山酒造)

 
(中越地震で新幹線が脱線した妙見トンネル付近)

 
(新幹線から見た魚沼市付近です)


(湯沢付近になると車窓に山が近づきました)

(長岡市、上越新幹線)

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雪国から(その4)

2012-02-18 07:05:19 | 四季
今年2回目の大寒波襲来は、どこに行ったのでしょうか。今朝から快晴で、雪面に朝の光が反射していました。大雪警報の中での快晴ですから、助かったことでしょう。
雪国の不思議な現象に、「しみわたり」があります。雪面が凍り、大人でもその上を歩くことができます。晴れた日が2日続かないとこの現象は見れませんので、もう少し春に近づかないとだめですね。


(雪国には珍しく朝から快晴です)

 
(杉の木に積もった雪を撮影)

 
(近くの寺の本堂と門)

 
(ノウサギの足跡が見られました)

越後のノウサギは、冬の間は白い保護色になります。ライチョウなども同じように、色が変わりますね。
ケンケンパ、ケンケンパの要領で進みますが、縦に2個並んだ小さな跡が前足で、横に2個並んだ大きな跡が後足です。雪面に残った足跡からも、ノウサギの跳躍力に驚きます。


(ノウサギの足跡の学習)

(長岡市)

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雪国から(その3)

2012-02-17 09:30:37 | 四季
この日は近くの球場で、雪まつりが行われていました。華やかな十日町の雪まつりとは比較になりませんが、みんなが楽しんでいました。雪像の出展は、ヨネックスや朝日山酒造などの主だった企業と町内会単位でした。


(雪まつりの会場)

 

 
(どこも子供が中心です)

 
(サザエさんの作り初めと、着色した完成後)


(雪が降らないで良かった)

 
(今年は辰年、辰の雪像が多い)

(長岡市)

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雪国から(その2)

2012-02-16 09:26:30 | 四季
長岡の市街地から、少し離れた実家の付近は、市街地より雪は多く積もっています。平成に入ってから最も多い降雪量ですが、昭和36年、38年豪雪よりは少ないと思います。この日は上越線、信越本線とも運休でした。


(長岡の実家近くの雪風景)

 
(2階建の家も埋まりそうです)

 
(国道は確保されています)

 

 
(お地蔵さんとツララ)

(長岡市)

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雪国から(その1)

2012-02-15 09:52:03 | 四季
今年2回目の大寒波襲来で、新幹線以外のJR線は、ほとんど運休の状態でした。三国を越えると真っ白な世界に変わりますが、大雪にしては湯沢の雪量は、意外に少ないように感じました。


(スキー場はリフトは動いていましたが人影はありません)

 
(湯沢のホテル、沿線の民家も雪化粧です)


(長岡に着きました、長生橋と花火の絵が迎えてくれました)

 
(長岡駅は長岡城の本丸跡、連合艦隊の長官は山本五十六)

 
(長岡市出土の火焔土器は岡本太郎も絶賛)

 
(大手通りから信濃川にかかる大手大橋へ)

長岡駅(長岡城の本丸跡)から車で、長岡城の大手だった大手通りを進みますと、信濃川にかかる大手大橋があります。火焔土器と長岡の象徴になっていますフェニックスの標識が見えてきます。戊辰戦争でこの付近を、西軍が洪水の信濃川を渡って奇襲しましたので、長岡城は落城しました。
この日向かったのは、知り合いが入院しています長岡赤十字病院です。この病院の前身は、米百俵で設立した長岡会社病院です。病院からは信濃川、そして長岡市街が見えるのですが、この日は雪で視界がききませんでした。信濃川河川敷一帯は、長岡祭の花火の会場です。

 
(少し雪が多くなりました。右は病院からみたショッピングセンターのリバーサイド千秋)

 
(川下は長岡大橋、川上は大手大橋から長生橋、この一帯は長岡祭花火の会場です)

(長岡市)

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雪国から(予告編)

2012-02-14 10:02:53 | 四季
長岡に用事があり、数日間出かけていました。いつもは車で出かけるのですが、平成になって一番の豪雪ということで、上越新幹線を利用しました。群馬県は晴れ、トンネルを抜けると雪国でした。
数回にわたり雪国シリーズにしますのでお付き合い願います。


(長いトンネルを抜けると雪国でした)

 
(雪に埋もれた長岡の大手通り)    (信濃川対岸の千秋からの長岡市)

 
(雪の壁と杉林を撮りたかったのですが、1枚にはおさまりません)


(寅ではありません、これは猫ですね:長岡市成出)

(長岡市)

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コケリンドウの越冬

2012-02-09 07:58:13 | 山野草
我が家の庭のコケリンドウ(苔竜胆)は、今年が2回目の越冬である。最初の冬は小さな葉を見ても、越冬葉だと自信がなかったが、今は間違うことはない。名前の語源にもなっている苔のような小さな葉で越冬をする。
越冬する場所は、霜が根が浮き上がらない、苔などの間が好きなようである。
明日から来週の初めまで、長岡で用事があり、ブログを休みます。田舎の豪雪の画像で、再開になると思います。


(苔の間に見えるコケリンドウの越冬葉)

【山野草の索引へ】

 
(今朝の庭から、転がる満月とメジロ)

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ストック

2012-02-08 08:47:24 | 山野草
花の少ない季節の公園などでは、パンジーととも冬場の花の代表格である。和名のアラセイトウ(紫羅欄花)より、ストックの名で知られている。「ストック」は英語名で、幹や茎を意味する。スキーのストックも同じ意味である。

 

アブラナ科/アラセイトウ属。
南ヨーロッパ原産の半耐寒性多年草であるが、秋まきの一年草として扱う。和系はアラセイトウ(紫羅欄花)。
葉は披針形で花は紫、赤、白色など多彩である。切り花では八重咲き品種の人気が高い。
花期:12~4月。
(多摩丘陵)
【山野草の索引(2)へ】

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シュンランの実

2012-02-07 06:45:55 | 山野草
国営昭和記念公園で見たシュンラン(春蘭)に、大きな実が付いていた。葉に隠れるように咲く小さな花とは、不釣り合いの大きさである。この後、縦方向に裂け、風に乗せて埃のような種子を飛ばす。葉に隠れるように、今年の春に咲く蕾がある。
我が家では株の衰えるのを恐れ、実が付いてもいつも切り取っている。


(葉の上に突き出るほどに大きい)

 
(右は我が家のシュンランの蕾)

(国営昭和記念公園)
【山野草の索引(2)へ】

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愛宕山と長岡藩邸(後編)

2012-02-06 06:28:30 | 歴史
幕末にイギリス人ベアトが、愛宕山から写した江戸の街並みは、当時の大名屋敷を正確に伝えるものとして極めて貴重です。正面に写った屋敷が長岡藩邸です。


(ベアトが愛宕山から見た長岡藩邸)


(尾張屋板江戸切絵図から愛宕下之図)

幕末の長岡藩邸は、皇居二重橋付近に上屋敷、愛宕下に中屋敷、深川と広尾に下屋敷、向島に預かり屋敷がありました。上屋敷は藩主の役職により、たびたび屋敷が変わりますが、中屋敷などはほとんど同じ場所にありました。
尾張屋板の切絵図では、御紋が付いているのが上屋敷、■が中屋敷、●が下屋敷です。また文字の頭方向が、屋敷の入口になります。
都市図画家の立川 博章氏は、明治陸軍の測量図、古文書、古地図、浮世絵等の情報から、江戸の町並みを鳥瞰図で再現しましたが、空から町を見たような素晴らしさです。
幕末に西郷隆盛と勝海舟が愛宕山に登り、江戸の町を戦火から守ることを話し合ったといいます。この鳥瞰図のような光景が、二人の前に広がっていたのでしょうね。

 
(立川博章氏の江戸鳥瞰図から愛宕図の一部)

この日は新潟から上京された長岡藩士の末裔が、五間梯子の肩章を持参しました。長岡城が落城し、八十里越から会津の戦火を潜り抜けた貴重な品物です。


(長岡藩の五間梯子の肩章)

 
(長岡藩中屋敷のあった場所)

長岡藩邸の詳しいことについては、“江戸の長岡藩邸めぐり”、五間梯子については、“長岡藩藩旗の「五間梯子」”をご覧下さい。

(東京都港区)

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