高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ミツバフウロ

2009-09-12 00:32:37 | 山野草
高尾山には、白色と赤紫色のゲンノショウコ(現の証拠)が生えているのは知っているが、ゲンノショウコに見られる毛が、ほとんど付いてない種類があるようである。
今まで見落していたようで、今回はじっくり見て回ったら、確かに存在する。
このミツバフウロ(三葉風露)は、ゲンノショウコのように大地を這わないで、どちらかと言えば立ち上がる傾向がある植物で、茎や蕾に毛がないことで見分けられた。

 
(左は毛がないが、右のゲンノショウコには毛が多い)

三葉風露/フウロソウ科/フウロソウ属。
山地の林下に生える多年草。別名フシダカフウロ(節高風露)。
葉は長柄があり3~5裂し、裂片は菱形で先端は尖る。縁には粗い鋸歯があり、花は淡紅紫色で濃い筋が入る。
名前の由来:フウロソウの仲間で、葉が3つに分かれることからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(高尾山)
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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
姫の毛 (信徳)
2009-09-12 05:04:58
今年はハクサンフウロを多く見ました。でも毛が有ったかどうかのチェックはしていません。同じくヒメフーロも毎日見ているのですがこれにも毛が有ったかどうか覚えていません。明るくなったらヒメの毛を見て来ましょう。続報します。
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産毛 (信徳)
2009-09-12 08:49:11
姫にも姫らしい産毛が有りました。良く見ると有りますね。でもヒメは姫、少しだけですよ。
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観察不足 (hanatetsu)
2009-09-12 20:39:20
毛あり毛なしの判断ですかぁ~。
ずーっと前からゲンノショウコだと思っていました。
観察不足をさらけ出してしまいました。
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見分け方 (sakurasou)
2009-09-12 20:43:10
どちらの花も似ていますね。
私は違いの分からない人かも・・・
今度出会ったら毛の観察をよくしてみます。
違いの分かる人に仲間入りするために。
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名前が判明か? (デコウォーカ)
2009-09-12 21:33:00
先日、山中湖近くの山で出合った花がゲンノショウコかと思っていたのですが、何となく違うかなと思っていました。ヒョットするとミツバフウロかもしれません。しかし、葉や茎の毛までは観察していなかったですが、葉の感じはミツバフウロの様です。又、一つ不明の品種が判明したようです。
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じっくり見ないと (寅太)
2009-09-13 09:45:47
信徳さん、おはようございます。
この手の花はみんなゲンノショウコですから、産毛までは見ていません。
じっくり観察すると違いがあるんですね。
これは反省
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季節外れの背比べ (寅太)
2009-09-13 09:50:04
hanatetsuさん、おはようございます。
長いので仲間が、5月でもないのに身長と比べていました。
ゲンノショウコよりは蔓のような感じで、首くらいまでありました。
首っ丈
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ホオズキ街道 (寅太)
2009-09-13 09:56:33
sakurasouさん、おはようございます。
これは頑張るほどでもなく、すぐにわかります。
この日は、ヤマホオヅキの仲間がいろいろありました。ヤマホオズキ、イガホオズキ、ハダカホオズキ、イヌホオズキ、ヒヨドリジョウゴ、マルバノホロシです。
高尾でヤマホロシを見た感じがしないんです。
この日の道はホオズキ街道
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郡内風呂の地元 (寅太)
2009-09-13 10:05:18
デコウォーカさん、おはようございます。
山中湖の近くにはフウロも多いと思います。
タチフウロなどは多いと思います。でもフウロは少し大きいので区別できると思います。
地元でよく知られるのはグンナイフウロ(郡内風呂)で、郡内はこの地方のことですね。
笹子峠より西は国中(くになか)、東は郡内と呼びます。
堀内さんなどは郡内の政治家
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