高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

アオキラン

2016-09-19 05:26:21 | 山野草
先日、山梨の知人がアオキラン(青木蘭)に案内してくれた。
ラン科トラキチラン属は発見者の名前が付いている。タシロラン(田代蘭:発見者田代善太郎)は多摩丘陵でも見られるが、トラキチラン(虎吉蘭:発見者神山虎吉)とこのアオキラン(発見者青木信光)は亜高山帯に生えているので、生息地に詳しい人がいなければ見ることはできない。


(ついに出会ったアオキラン)

 


(地味な蘭である)

青木蘭/ラン科/トラキチラン属。
亜高山帯や高山帯下部の落葉樹林内に生える葉緑素を持たない腐生植物。
茎は10~20cmで、4~7個の花を総状にに付ける。萼片と側花弁は披針形で長さ約1cmで唇弁は広卵形で両面に紅紫色の斑紋があるり、距は前方に曲がり先端は2裂する。
名前の由来:発見者の青木信光の名前からこの名が付いた。
花期:8~9月。
(甲斐・信州の旅から)
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5 コメント

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Unknown (あたしも好き姉や)
2016-09-19 08:13:56
お帰りなさい。久しぶりにお邪魔してみれば凄い!見たこともない蘭の花、最近は旅が多いようですね。珍しい蘭を見る旅にも行かれていたのですか。姉やも見てみたいと言っても無理でしょうね。トラの尻尾も見つからないんですものね。
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Unknown (himekyon)
2016-09-19 23:26:48
こんばんは、青春を辿る旅はいかがでしたでしょうか。
人名3種蘭をご覧になられたのですね。タシロランだけは、絶滅危惧種とは思えないほど、あちらこちらで見かけますね。今年は少なかったですが、タシロランは千葉の里山でも見られます。
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画像で我慢 (寅太)
2016-09-20 06:17:44
あたしも好き姉やさん、おはようございます。
亜高山帯の特定の場所にしか生えていません。
しかも花の時期に合わないと見ることはできないのです。
姉やさんは画像で我慢ですね。
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地味な腐生植物 (寅太)
2016-09-20 06:20:22
おみやさん、おはようございます。
かっては高い山を登られたおみやさんも見たことがないのですね。
腐生植物なので、地味ですね。
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トラキチラン属の人名3兄弟 (寅太)
2016-09-20 06:32:24
himekyonさん、おはようございます。
青春を辿る旅は良かったですよ。
球友(大きな球です)とお酒(やはり久保田万寿でした)を飲み、肩を組んで校歌を歌い、
青春の日々を楽しんできました。
タシロランは最初は神宮の杜に見に行きましたが、多摩丘陵にもたくさんありますね。
himekyonさんはトラキチラン属の3兄弟は全部見ていますか。
アオキランと入れるだけで、ネットの閲覧が格段に増えますね。
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