旧暦だが9月9日は重陽の節句である。昔から奇数を縁起のよい陽の数字とし、一番大きな「9」が重なる9月9日を「重陽(ちょうよう)」として節句の一つにした。前日の8日に菊に綿を被せる被綿(きせわた)を行い、9日の朝に露で湿ったこの綿で身体を拭い、不老長寿を願った。
今朝は幸いにも雨が上がり、この行事と同じ名前のキセワタ(被綿)を探しに高尾に出かけた。高尾の何処かに生えているのは知っていたが、詳しい場所はわからず、幸運にも見つけることができた。
山地の草原に生える多年草。
葉は狭卵形で、葉腋に淡紅紫色の唇形花を数個付ける。上唇は全縁、下唇は3裂し、中央裂片が大きい。
名前の由来:花冠の上に白毛が多い様子を、花に着せた綿に見立てこの名が付いた。
花期:8~9月。
(高尾)
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今朝は幸いにも雨が上がり、この行事と同じ名前のキセワタ(被綿)を探しに高尾に出かけた。高尾の何処かに生えているのは知っていたが、詳しい場所はわからず、幸運にも見つけることができた。
(キセワタとコバノカモメヅルのツーショット)
山地の草原に生える多年草。
葉は狭卵形で、葉腋に淡紅紫色の唇形花を数個付ける。上唇は全縁、下唇は3裂し、中央裂片が大きい。
名前の由来:花冠の上に白毛が多い様子を、花に着せた綿に見立てこの名が付いた。
花期:8~9月。
(高尾)
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