きのうは朝まで雨が降っていたが、昼前にはどうやら上がった。
一日得した気分になり、見ておきたい花があったので久しぶりに薬用植物園を訪れた。
目当ての花は源氏物語でスエツムハナ(末摘花)で知られたベニバナ(紅花)である。
綺麗な鮮黄色からほとんどの花が紅黄色に変わっているが、蕾から花の変化が観察できる面白さがある。
この植物園でケシ(芥子)に次ぐ栽培面積を持つ重要な花だけに、来年を待つことなく十分に堪能できた。
ベニバナは山形県の県花として知られているが、化学染料の普及などで紅花生産は急速に衰退し、現在では紅花染めや観光用などにわずかに栽培される程度と言われる。 紅花/キク科/ベニバナ属。
地中海沿岸などを原産地とし、日本にはシルクロードを経て渡来したキク科の一年草または越年草。別名スエツムハナ(末摘花)。
葉は長楕円形から広披針形で鋭い鋸歯があり、鮮黄色から紅黄色の変わる花を咲かせる。古くから油料、染料、口紅などに利用されてきた。
名前の由来: 紅色をした花の色からこの名が付いた。
花期:5~6月。
(東京都薬用植物園)
【山野草の索引(2)へ】
一日得した気分になり、見ておきたい花があったので久しぶりに薬用植物園を訪れた。
目当ての花は源氏物語でスエツムハナ(末摘花)で知られたベニバナ(紅花)である。
綺麗な鮮黄色からほとんどの花が紅黄色に変わっているが、蕾から花の変化が観察できる面白さがある。
この植物園でケシ(芥子)に次ぐ栽培面積を持つ重要な花だけに、来年を待つことなく十分に堪能できた。
ベニバナは山形県の県花として知られているが、化学染料の普及などで紅花生産は急速に衰退し、現在では紅花染めや観光用などにわずかに栽培される程度と言われる。 紅花/キク科/ベニバナ属。
地中海沿岸などを原産地とし、日本にはシルクロードを経て渡来したキク科の一年草または越年草。別名スエツムハナ(末摘花)。
葉は長楕円形から広披針形で鋭い鋸歯があり、鮮黄色から紅黄色の変わる花を咲かせる。古くから油料、染料、口紅などに利用されてきた。
名前の由来: 紅色をした花の色からこの名が付いた。
花期:5~6月。
(東京都薬用植物園)
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ベニバナらしい時期でしたね。
自然の植物で染めたものを着てみたいですね。
某高校には染色科がありましたが、自然の植物からの染物実習などやったのでしょうか。
10日間で主役が完全に交代していました。
黄色は隠れるように咲いていました。
まるで昔の寅太とソックリです。
ベニバナは何にでも利用できたんですね。
でも今はほとんど利用価値がなくなりました。
手のかからない多年草なら、もっと観賞用に植えられたと思うのですが。