(つづき)
長岡藩士の八基の墓の文字を見ますと、日付は元文五年二月五日で、戒名の上の2文字は全て「越山・・・居士」でした。現代では越山は、田中角栄の雅号が思い起こすと思うのですが、古くは上杉謙信が越後の山を越えて、関東に出兵することを越山といったようです。さらに謙信が七尾城を攻め落とし、越後と越中そして能登を手に入れた喜びを、漢詩にした「十三夜」が知られています。
【十三夜】 上杉謙信
霜満軍営秋気清
数行過雁月三更
越山併得能州景
遮莫家郷憶遠征
長岡藩士の八基の墓の文字を見ますと、日付は元文五年二月五日で、戒名の上の2文字は全て「越山・・・居士」でした。現代では越山は、田中角栄の雅号が思い起こすと思うのですが、古くは上杉謙信が越後の山を越えて、関東に出兵することを越山といったようです。さらに謙信が七尾城を攻め落とし、越後と越中そして能登を手に入れた喜びを、漢詩にした「十三夜」が知られています。
【十三夜】 上杉謙信
霜満軍営秋気清
数行過雁月三更
越山併得能州景
遮莫家郷憶遠征
(変わったウスバサイシン(薄葉細辛)) (オオバキスミレ(大葉黄菫))
(ネコノメソウ(猫の目草)の仲間) (ユリワセビ(百合山葵))
(三国峠まであと1.5kmです) (まだ咲いていたヤマザクラ)
そうですね。
ほぼ2ヶ月三国街道は春が遅いようです。
秋は早く来るのですから、季節の移り変わりが激しいのですね。