高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ウスバサイシン

2011-06-11 10:08:32 | 山野草
三国街道の道端で見つけたが、葉は、フタバアオイ(双葉葵)に似て、花は、ランヨウアオイ(乱葉葵)に似ていると思った。調べてもなかなか名前がわからなかったが、最後はウスバサイシン(薄葉細辛)にたどり着いた。
ウスバサイシンなら東京都薬用植物園で何回も見ているが、葉がかなり大きく、葉に隠れるように花が付いていた。生えていたのは小さく先入感があると、かえって名前がわからないものである。


(葉はフタバアオイに似る)


(花の色が黄色いウスバサイシン)

薄葉細辛/ウマノスズクサ科/カンアオイ属。
山地の湿った渓流沿いなどに生える多年草。
茎は地をはい、長柄のある葉を2個出す。葉は円心形で先はとがり薄い。葉の間から短柄の萼筒が扁球形の淡褐色の花を1個開く。
名前の由来:カンアオイの仲間で葉が薄いことからこの名が付いた。
花期:4~5月。
(群馬県三国街道)
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