ルナです。
今日も、梅雨の中休みは続いて、爽やかな一日だったね。
ルナは、今朝も、ここで岩盤浴だよ。
毎日くせになりそう~
昨日は、ママさんの母上の話しに、みんな、それぞれの「おかあさん」を思ってくれて、
ママさんは、それがとっても嬉しかったみたいだよ。
傍に一緒に居るお母さん、
離れたところに住んでいるお母さん、
そして、天国で見守ってくれているお母さん・・・・・
さて、次の日も快晴だった。
前日の夜に、「明日、体調が良かったら父上の所へ行ってみようか?」
母上がそんな事を言いだしたのに、ママさんは、少しびっくりしたらしい。
なかなか外出が大変で、いつも、途中で断念してしまうことが多いからね。
実は、ママさんの父上は、
多発性脳こうそく・・・って言うものを引き起こして以来、認知症が進行して、
このままでは、病気がどんどん進んで、何もできなくなってしまう。
なるべく進行を遅らせるために、「グループホーム」というところへ入所することを勧めます。。。
主治医の先生からの紹介で、もう、7~8年になるらしいけど、
少し離れたところに今は暮らしているんだよ。
当日の朝、母上は、やはり、今日は行けそうにないかも・・・・そう言いだした。
「まずは、朝ご飯を食べてみて、それからもう一回考えようね。」
ママさんは、もう少し時間を置いたら、体が温まって、
きっと、考えが変わるだとうと思っていたらしい。
食事を済ませると、「何時頃に行く?」
思った通り・・・・母上は、気持ちを切り替えたから、
「10時に行こうかなぁ~」
そんなことで、タクシーで出かける事にしたんだって。
ママさんの父上は、車いすで迎えてくれたんだって。
会話にはならなかったけれど、
つつがなく、平らに、穏やかな毎日を送っているようだった。
そこで働く職員さん達の声掛けや、手助け・・・
それには、感謝以外の何ものも無い。
のぞきこんだ目に、自分の顔を合わせて、呼びかけてみたらしい。
「私が、わかる?」
そう言って、父上の手を握ると、細く軽く・・・うなずいた。。。
一瞬の出来事は、そこで終わるんだって。
それでも、今日はそれで充分だよね。
ママさんは、二人の記念写真を撮って、「はい、笑って~」
そうしたら、職員さんもカメラを持って来て、一緒に写し始めたらしい。
1時間ほどの短い時間だったけれど、
母上と二人で出かけられたことが何よりだったと振り返る。
「もう夏のようだね~」
母上はタクシーの窓から外を見て、そんな事を言っていた・・・・
「もう、夏なんだよ~。」
昨夜も、「寒くないか?」と何度も気にして、
ストーブをつけたり消したりしていたらしい。
近所の出前をしてくれる清武食堂のラーメン。
昔ながらの中華そば。
実家に帰るとなぜかこれを食べて帰りたい。
もう、かれこれ40年も出前が続き、
配達のおじさんも、もう、相当なお歳になっていた。。。
2時には、看護師さんが、ヘルプに来てくれるというので、
ママさんは、1時過ぎに家を出た。
「見送らなくても良いよ・・・」
そう言ったけど、母上は、玄関の外まで出て来て、
「気をつけて帰ってね。帰ったら電話をちょうだいね。ルナちゃん待ってるね。」
それを聞いていたタクシーの運転手さんは、
車を走らせると間もなく、
「幾つになっても、娘は、娘なんだよなぁ~」
そんな会話をしながら、再び、盛岡駅に着いたらしい。
帰りは、秋田新幹線が盛岡で連結する「こまち」
ゆっくりとホームを進み、間もなく「カシャッ」
先に入っていた「はやて」と意外に静かな音で繋がった。
ママさん、ルナはお留守番していてよかったなぁ~って思うよ。
いろいろ考えることもあるけれど、
ママさんにとっても、きっと、行って来て良かったって心から思える時間だったね。
いつも気にしてた事でしょうね。
お母様もご飯食べてから「さあ何時に行こうか」って可笑しいですね。
そんなお母さんの事、きちんと解ってらっしゃる・・・・・
さすが娘ですね。
いつまでも娘なんだな~、そんな言葉って嬉しいもんですよね。
あなたの娘でよかったって思えますもんね。
なかなかお母様一人ではいけないもの、ブルーさんが来てくれて久しぶりに、親子身ずいらずでしたねー
いくつになっても、娘は娘なんだなーって、言葉に何だかうるうる~ タクシーのー運ちゃんもいいこと言うな~
思い出して涙が出ました
お父様と会えてお母さんも安心されたかなって思います
アメリカンブルーさんが一緒に行ってくれてよかったです
親はいくつになっても娘を思ってくれる有難い存在ですね
素敵な時間でしたね(^o^)v
電話ってなってる~すみませ~ん(笑),f(^_^;
父も母も、マーブルママさんの様なお仕事をしている方に、
大変お世話になっておりました。
あらためて、大変なお仕事だと思いました。
母は、出無精なので、家から外出したがりません。
私
母は、気持ちが負ける時があって、
少し時間を過ごしたら、回復しました。
一緒に行けて良かったです。
初日、駅から先に父の所へ寄ろうか迷いましたが、
母と一緒に行けたら・・・と思っていました。
二日間、お天気も良くて、
二人にあって来られて良かったです。
タクシーの運転手さん、実家は津波で流されたそうで、
しばらく、お母さまを自分の所へ寄せたそうですが、毎日帰りたいと言って、半年で帰って行ったそうです。
地元から離れるのが辛いんですよね。
koumamaさんの「親」への想いってすごく深くて見習いたいところがいっぱいです。
私にも、こんな状態の両親がおりますが、
ここで、初めて話した気がします。
それぞれの、家庭の事情もありますが、
親にとっては、いつまでも、娘は娘だし、私にとっては、大切な存在の親ですね。
投稿してから、アレ?って思うこと私なんかしばしばです。
了解で~す
細く軽く頷いた。。。
何とも、それだけの表現で、
心があつく。。。一杯になってしまいますね。
そういった一つ一つの思いで、
人はきっと『こころの染織』を、
仕立てていくのでしょうね。
いいお話をありがとうございました^^
ちなみに、僕の家の近所にも、
30年以上馴染みの中華そば屋があります。
それも、実家の味ですよね^^