地方都市の洋品店にまだゐます眉毛と目のあるマネキン人形
ふと気がつくと子供のころはよくあったマネキン人形がデパートから消えていた。
あっても眉や目や口のない抽象的なものになっている。
マネキンを置くスペースがあったらガラスケースに商品を並べたい。
それに最近のデパートはブランドの店の集合体なのでその店所属のハウスマヌカンが生きているマネキン人形となって自社製品を着て接客している。
しかし地方都市の古びた洋品店にはデパートではとっくに消えた古びたマネキンが年配向きの服を着てショーウインドーに立っている。
何か懐かしく同時に少々わびしい気持ちになる