行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

朝青龍が引退、小沢幹事長はのこった

2010-02-06 16:23:50 | Weblog
小沢幹事長は不起訴処分になるや捜査は公平であったとコメント、様変わりの様子は国民の理解を超えている。4億円についてもゼネコン献金も不明のままで何ともすっきりしない幕引きだ。

民主党小沢グループは喜んでいるが、これでほんとに民主党のためになるのだろうか?ひいては政権交代の意義があるのだろうか?今年の年賀状でマスコミ関係の友人が「民主党が自民党になったみたい」とコメントしてきたがまさにその通りだ

来るべき参議院選挙までにはほとぼりが冷めるというこれまで自民党が使ってきた時間軸を最大限利用しようとする意図だが・・・

野党にとっては、最大限この機会を利用し参議院選挙で一矢報いることを狙う。特に石川議員をはじめ秘書3人の監督責任と上記の不明疑惑を追及することによって世論を喚起することに全力を注ぐだろう。ゼネコン疑惑に新たな事実が出てきた場合は一気に小沢幹事長辞任へと追い込むことになるだろう。

普天間問題が5月に山場をむかえ、成り行きでは鳩山政権の崩壊も予想され、その時の世論次第では参議院選を前に小沢幹事長辞任もありうる。
自民党は石川議員が辞任した場合の補選では故中川昭一氏の配偶者を候補に立てると言っているが、旧態依然の安易なことをやるようでは支持率は上がらない。このような政治状況での参議院選では国民は投票に行かないだけだ。
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