リテラの記事【希望の党と民進党の合流は大政翼賛会だ! 騙されるな、小池百合子が原発ゼロや消費増税ストップをやるはずがない】(http://lite-ra.com/2017/09/post-3479.html)。
《前原が代表に選ばれたときから、保守連合的な流れに傾く可能性は想像していたが、まさかここまでとんでもない展開になるとは……。民進党の有田芳生参院議員が指摘していたように、これはまさに悪魔と手を結ぶ行為以外の何ものもない》。
このリテラ記事を読んでも小池「ト」知事やトファ・キトを支持し、投票できるのならば、よっぽどオメデタイ人達だ。《核兵器保有、社会保障否定、ヘイト肯定の極右思想をもち、自らの権力保持のために平気で嘘をつきまくってきた人物が、原発ゼロや消費増税ストップ、情報公開などを、やるわけがない》し、《与野党逆転を果たしたとしても、そこに誕生するのは、極右二大政党制、そして大政翼賛会の再現でしかない》ことを理解できないとは……。
頼みの日刊ゲンダイ…内部に色々な意見はあるのだろうが、とても同意できない記事。
日刊ゲンダイの記事【安倍政権存続こそ国難だ 野党は悪魔とでも組む覚悟が必要】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214427)には、《この5年間で外交も内政もメチャクチャにされてしまった。いまや安倍政権の存在そのものが国難…「毒をもって毒を制す」で政権を終わらせることが命題…ペテンの才能にかけては安倍に勝るとも劣らないのが小池…民主主義と立憲主義を軽んじる安倍政権》…とある。
手を組もうという癒党・自民党亜種トファ、「キ」で「ト」な党キトとその党首…「悪魔」「毒」は、アベ様並みに外交・内政、民主主義・立憲主義を破壊するだけだ。「希望」などとても持てそうにない、達成時期明記無しの公約「原発ゼロ」はリセット、公約「消費税増税凍結」もリセット、さらに、壊憲体質により平気で平和憲法もリセットするであろうトファ・キト…夢も希望も持てない。
自民党亜種トファ・キトの「反作用として期待されるリベラルの結集」…もはや、それしか希望は無くなった。最後の望み・希・希望。
『●高江破壊: 「沖縄・地域住民弾圧隊」による
「市民に対する暴虐としか言いようのない異常な光景」』
『●「選挙上手・戦略家」氏は羽衣の下には剣と鎧を纏い、
スネにもお金にまつわる多数の傷が…』
『●宇都宮健児さん、「小池さんが東京でカジノをやろうとしたら、
猛烈な反対運動をやらなければいけないな」』
『●2017年都議会議員選挙: 「「安倍政治」を許さない」
→自民党亜種・トファや公明に投票? 理解不能』
『●室井佑月さん「小池都知事…考え方は安倍首相に近い」
「自民党っていう看板を付け替えただけじゃん」』
『●「文書が不存在」…トファ小池都知事の脳内AIという
超単純回路な「ブラックボックス」で「政策判断」』
『●権力内での席替え: 無言「……」で「のり弁」での
チョッピリ情報開示…自民党亜種トファ的な情報非公開』
『●自民党亜種トファの小池都知事が「震災時に
朝鮮人が虐殺された史実の否定にもつながりかねない判断」を…』
『●瞬く間にデマを善人が鵜呑みにし…
上原正三さん「琉球人の俺も、いたらやられていた。人ごとではない」』
『●朝鮮人虐殺…黒澤明監督「何をかくそう、
その変な記号というのは、私が書いた落書きだったからである」』
『●トファは自民党亜種…「第2自民党」なのか
第2お維なのか不明だが、自公お維と同種で、かつ、壊憲体質』
『●「選ぶ側の目こそ問われる」「有権者も…
「二物」を許すほど甘くはなかろう」…サギ師を見抜く甘くない目』
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【http://lite-ra.com/2017/09/post-3479.html】
希望の党と民進党の合流は大政翼賛会だ! 騙されるな、小池百合子が原発ゼロや消費増税ストップをやるはずがない
2017.09.28
(小池ゆりこオフィシャルウェブサイトより)
民進党・前原誠司代表が小池百合子率いる「希望の党」に民進党が合流する方針を打ち出した。前原が代表に選ばれたときから、保守連合的な流れに傾く可能性は想像していたが、まさかここまでとんでもない展開になるとは……。民進党の有田芳生参院議員が指摘していたように、これはまさに悪魔と手を結ぶ行為以外の何ものもない。
「前原代表は完全に小池代表にやられた感じですね。希望の党は準備期間が短すぎて、全国で候補者を立てるのは不可能な状況だった。そこで、小池代表は、壊滅必至で焦っていた民進党と前原代表につけこみ、民進党の全国組織と候補者、政治資金をそのままのっとろうと考えたわけです。小池氏は現段階では表向き衆院選での出馬を否定していますが、これは嘘。5日に、都知事辞任と衆院選出馬を表明するのは確実です。民進党との合流の動きが出てきたことで永田町では一気に与野党逆転、小池首相の誕生もあり得るという見方が広がっています」(全国紙・野党担当記者)
しかし、本サイトで再三指摘してきたように、小池百合子代表と希望の党の本質は安倍自民党とほとんど同じ極右、ヘイト肯定の歴史修正主義者で、弱肉強食の新自由主義者でしかない。そんな連中が中心となって、与野党逆転が起きたとして、今の状況が変わるのか。二大極右政党制、そして日本を戦争に引きずり込む大政翼賛会が生まれるだけではないか。
実際、小池代表は昨夜、BSフジの番組『プライムニュース』で合流の条件として、“改憲と安保”を踏み絵に迫ることを宣言した。さらに、旧社会党系を排除することも宣言した。
だが、こんな状況にもかかわらず、リベラルなメディアや識者からも、今回の希望の党と民進党の合流の動きを歓迎する声が出てきている。すでに一部のリベラル系ジャーナリストや元官僚などが希望の党のブレーンとして協力しているという話も伝わってきた。彼らの論理は“希望の党の綱領や、政策には原発ゼロなど、いい政策も多い。安倍政権を倒してこうした政策を実現してくれるなら、応援してもいいのではないか”というものだ。
たしかに、希望の党が掲げている原発ゼロや消費増税見送り、情報公開の推進などの政策は、実現するならそれは大歓迎だ。小池首相誕生の価値はあるといえるだろう。
だが、はっきりいうが、小池代表が仮に総理になっても、本気でこうした政策に取り組むとはとても考えられない。というのも、希望の党が掲げている「いい政策」は、小池氏の過去の言動や政治姿勢と明らかに矛盾しているからだ。これらがいかに選挙目当てのインチキにすぎないか、ひとつひとつ検証してみよう。
東京への核配備を主張していた小池が「原発ゼロ」などやるはずがない
まず、目玉公約としてぶちあげている「原発ゼロ」。マスコミはまるで、小池氏がもともと脱原発的スタンスであったかのようなトーンで報じているが、小池氏はこれまで、原発に対して批判的スタンスをとったことなど一度もない。昨年の都知事選でも、原発再稼働に対し「安全確保が第一」と容認していた。
都知事になって以降も同様だ。そもそも、東京都は東京電力の株を1.2%保有する、上位4位の大株主だ。つまり、東京都知事である小池氏は、東京電力に対し、原発再稼働反対や脱原発を要求することのできる立場にある。しかし、小池氏は一切そのような行動をとっていない。
25日にかかげた政策で「原発ゼロとゼロミッション社会への工程作成」と曖昧なことしか書いていなかったが、早期に原発ゼロを目指すのであれば、まず真っ先にすべきは再稼働の阻止だろう。現在、株主である東京電力の柏崎刈羽原発がまさに再稼働待ったなしの状況になっているが、もし小池氏の言う原発ゼロが本気なら、とっくに大株主として東電に再稼働するなと言っているはずだ。しかし、小池氏の口からそんな言葉が出てきたことは一度もない。
しかし、それも当然だろう。本サイトでも報じてきたように、そもそも小池氏は脱原発どころか、核武装論者なのだ。
たとえば、小池氏は保守論壇誌「Voice」(PHP研究所)2003年3月号では、現在の日本会議会長である田久保忠衛氏、救う会会長の西岡力氏と鼎談しているのだが、そのなかで“東京に核ミサイルを配備しよう”という計画までぶちあげている。
タイトルは「日本有事 三つのシナリオ」。内容は小池、西岡、田久保の3氏がそれぞれ議題を提示して討論するという企画なのだが、「東京に核ミサイルを」なる小見出しの項で、小池氏はこう言い放っていた。
「軍事上、外交上の判断において、核武装の選択肢は十分ありうるのですが、それを明言した国会議員は、西村真悟氏だけです。わずかでも核武装のニュアンスが漂うような発言をしただけで、安部晋三官房副長官も言論封殺に遭ってしまった。このあたりで、現実的議論ができるような国会にしないといけません」
さらに西岡氏が “東京核ミサイル配備”というトンデモ提案をはじめると、それをなだめるどころか、記事の最後で「ところでこの座談会、北朝鮮側に読ませたくないですね(笑)。手の内が分かってしまうので」などと、おおはしゃぎで賛意を示したのだ。
しかも、小池氏はこの鼎談がよほど気に入ったのか、当時、自分のホームページにテキストを全文転載し、無料公開までしていた。
ちなみに、昨年の都知事選時のテレビ討論で、この核武装発言について鳥越俊太郎氏につっこまれた小池氏は、厚顔にも「捏造です」と強弁。いまでは、ホームページからも削除してしまった。
しかし、このテレビ討論で、都知事になったら非核都市宣言をしないのかと問われ、「いたしません。明確に申し上げます」と答えていたように、小池氏の本音はまったく変わっていない。小池は希望の党旗揚げ直後、小泉純一郎元首相と会っているが、原発ゼロをもちだしたのは、小泉元首相を取り込むための作戦。そんな人間が原発ゼロに本気で取り組むはずがないだろう。
「情報公開」などとどの口が、小池が都政でやってきた情報の隠蔽
さらに、噴飯ものなのが、27日に発表された綱領でも謳われている「情報公開の徹底」だ。
小池は25日の会見でも、「特区の問題についても必要だが、情報公開やお友だち関係でやっている間は特区の意味がない」などと加計問題をもちだし、安倍政権の情報隠蔽を批判していたが、小池氏に安倍政権の情報隠蔽を批判する資格などまったくないだろう。
先の都議選で、小池氏率いる都民ファーストは「情報公開が一丁目一番地」と掲げていたにもかかわらず、小池はまったく逆の情報隠蔽を行ってきた。
小池氏は築地と豊洲市場の併存方針を打ち出したが、その検討記録は残っていなかったことが情報公開請求によって判明。そのことを追及されると、こんな信じられない開き直りを見せた。
「それは(私が)AIだからです」
「最後の決めはどうかというと、人工知能です。人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたということでございます」
安倍首相の「我々の説明はまったく正しいと思いますよ。私は総理大臣なんですから」にも通じる、肥大した自己評価の末の全能感。「徹底した情報公開」を求めても「私はAIだから」の一言でシャットアウトされるだけなのに、それを政策に盛り込む厚顔さに反吐が出る。
また、都民ファーストの議員たちにも一切取材に応じさせず、代表も独断で降りたりすげ替えたり、党運営においても情報隠蔽が徹底されている。
これでなぜ政策や綱領に「情報公開の徹底」などと掲げられるのか。小池氏が、公約を軽んじるどころか、なんとも思っていないことがよくわかる。
そういう意味では、消費税増税凍結も、まったく信用できない。「実感の伴う景気回復まで消費増税は立ち止まる」などと語っているが、市場問題で「豊洲移転は立ち止まる」と言っておきながら結局は豊洲移転だったことを彷彿とさせる。
そもそも、小池氏は弱肉強食、弱者切捨てを主張する露骨な新自由主義者だ。過去には「国家に依存し、保障を要求するような社会を抜け出せ」だの「優しすぎる社会は国を滅ぼす」だの「社会保障より安全保障」だの「自助の精神を失ったら、日本は危ない」だのといった主旨の、社会保障を否定する発言を再三行ってきた。
逆進性の消費税増税見送りと再配分を本気で考えているなら、富裕層への増税や法人税、相続税アップを主張するのが普通だが、小池氏は先の会見で、トランプ米大統領の法人税減税を評価する発言をしていた。
かけてもいい。もし、小池政権になれば、さらなる法人税減税と富裕者優遇が進み、そのうち、さらに逆進性の消費増税、大幅な社会保障カットが行われるだろう。
小池の本質は極右ヘイト、歴史修正主義
しかも、小池氏の問題点はたんに「いい政策」を反故にするだけではない。小池氏が政権をとれば今以上に、極右ヘイト、歴史修正主義が広まる可能性もある。
小池氏は都知事として今年、関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者への追悼メッセージを拒否。しかも、「関東大震災という非常に大きな災害、それに続く様々な事情によって亡くなられた方々」などと言い、朝鮮人虐殺というヘイトクライムの歴史事実を否定した。
しかも追悼文拒否の背景には、「日本女性の会 そよ風」という極右ヘイト団体の存在があったと言われる。「そよ風」は在特会の関連団体で、慰安婦問題や関東大震災朝鮮人虐殺の否定などを主張しており、2013年には大阪・鶴橋で「いつまでも調子にのっとったら、南京大虐殺ではなく『鶴橋大虐殺』を実行しますよ!」などとジェノサイドを先導したヘイトデモに協力している。また、「そよ風」北海道支部長の女性は桜井誠・前在特会会長の「日本第一党」の副党首まで務めている人物だ。「そよ風」は、関東大震災の朝鮮人虐殺を否定する歴史修正運動とロビー活動に熱を上げており、各地の朝鮮人慰霊碑の撤去を求める街宣や東京都に対する公開質問状の送付などを行なっているのだ。そして小池氏自身、2010年にこの「そよ風」主催で在特会女性部協賛の講演会をおこなうなど、もともと浅からぬ縁がある。
26日の都議会でも、朝鮮人虐殺について質問されたが、小池氏は「様々な内容が史実として書かれていると承知している。だからこそ、何が明白な事実かは歴史家がひもとくものだ」などと答え、虐殺の史実を認めなかった。言っておくが、関東大震災時の朝鮮人虐殺をなかったなどという歴史家は保守派にもいない。ネトウヨ御用達のトンデモ本くらいだ。
さらに数々の公約を反故にしている小池氏だが、ヘイト公約だけはきっちり実行している。それが、「韓国人学校への都有地貸与の撤回」だ。
小池氏は都知事選に突如名乗りを挙げた際に、真っ先に公約として「韓国人学校への都有地貸与の白紙化」を語っていたが、この政策自体が小池氏の差別意識にもとづいたものだった。
韓国人学校問題の経緯をあらためて振り返ると、舛添要一前都知事が韓国政府の依頼に応えるかたちで新宿区にある都有地を韓国人学校増設のために有償で貸し出す方針を打ち出した。しかし、ネット右翼たちがこれに反発。「朝鮮人へのえこひいき」などと差別的言辞を投げつけながら都庁に抗議が殺到し、ヘイト団体「頑張れ日本!全国行動委員会」も都庁前で抗議デモをおこなった。また、産経新聞をはじめとする保守メディアも「保育園不足よりも韓国人学校か?」とバッシングを展開した。
もともとこうしたレイシストたちに応えたかたちでのヘイト公約だったわけだが、小池氏は昨年12月の所信表明のなかでも自身の功績としてこう誇ったのだ。
「都民ファーストの観点から、地域住民の声も反映し、韓国人学校への都有地貸与の撤回なども行ってきた」(産経ニュース12月1日付)
「希望の党」の反作用として期待されるリベラルの結集
韓国人学校の土地貸与撤回は「都民ファースト」──。この発言は、東京都に住み、住民税をおさめ、韓国人学校に通う人々を「都民ではない」と言っているようなものだ。さらに、韓国人学校を槍玉に挙げ、「都民ファースト」の名のもとに土地貸与を撤回したことを手柄として誇る行為は、小池の特定民族に対する差別を表明しているようなものだ。しかも、東京都に住む「都民」たる韓国人への嫌悪感情をより一層煽る、政治家にあるまじき悪質な言動である。
レイシストに媚び、ヘイトクライムの過去を真摯に反省することなく、韓国人への憎悪感情をさらに煽る。小池氏は新党で「わが国を含め、世界で深刻化する社会の分断を包摂する」などと言っているが、やっていることはむしろ差別を助長することばかりだ。小池氏は都知事選で「ダイバーシティ」を連呼していたし、希望の党綱領でも「国民が多様な人生を送ることのできる社会を実現する」などと謳っているが、本当の意味で多様性など考えていないのは明らかだろう。
小池氏は都知事選の公約で「ダイバーシティ」を「ダイバー・シティ」と誤表記して笑い者になっていたが、ようするに、小池氏の多様性への意識などその程度のものなのである。
もはやこれ以上の説明の必要はないだろう。核兵器保有、社会保障否定、ヘイト肯定の極右思想をもち、自らの権力保持のために平気で嘘をつきまくってきた人物が、原発ゼロや消費増税ストップ、情報公開などを、やるわけがないではないか。
そもそも小池は反安倍を演出しているが、安倍と同じ改憲派なのはもちろん、違憲の安全保障法制にも、特定秘密保護法にも衆院議員として賛成しており、今も安全保障法制も特定秘密保護法も共謀罪も廃案など一切語っていない。それどころか違憲の安全保障法制にいたっては、容認を党参加の踏み絵にしているほどだ。
繰り返すが、こんな人間に率いられた希望の党が民進党をのみこみ、与野党逆転を果たしたとしても、そこに誕生するのは、極右二大政党制、そして大政翼賛会の再現でしかない。
ただ、救いはある。民進党のリベラル派や自由党の一部がこの流れに反旗を翻す動きがあるからだ。希望の党と民進党の野合が、リベラル勢力の結集につながり、私たちが支持すべき政治勢力を明確にしてくれる可能性が高い。
マスコミ報道はおそらく希望の党一色になるだろうが、騙されてはならない。私たちが応援すべきは、希望の党になびくことなくリベラルなスタンスをつらぬく政治勢力だ。
(編集部)
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東京新聞の横山大輔記者の記事【「園児に教育勅語 どこがいけない」 稲田氏が11年前、文科省に】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201703/CK2017030902000124.html)。
《稲田氏はこの幼稚園について、「森友学園」系列の「塚本幼稚園」と「推測される」と述べた。教育勅語への現在の考えを問われると「道義国家を目指す、親孝行などの核の部分は取り戻すべきだ」との考えを示した》。
東京新聞の別の記事【稲田氏、教育勅語是認 「精神取り戻すべきだ」】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017030801001996.html)も同様に、《戦前の教育の基本理念を示した教育勅語に関し「全くの誤りというのは違うと思う。日本が道義国家を目指すべきだという精神は変わらない。その精神は取り戻すべきだ」と述べ、是認する意向を示した。社民党の福島瑞穂氏が学校法人「森友学園」の運営する幼稚園での教育を巡って質問したのに対する答弁。戦前回帰の考え方…福島氏は、園児に教育勅語を暗唱させる学園の姿勢に稲田氏が賛同するコメントが、2006年に雑誌に掲載されたとして、現在の考えをただした》…だそうです。
『●唖然、呆然、あ~あ言っちゃったょ…
「アベ様一押しの「次期総理」「未来の総理」」稲田朋美防衛相』
あ~あ、また言っちゃったよ、稲田朋美ダイジン…教育勅語の《道義国家を目指す、親孝行などの核の部分は取り戻すべきだ》《全くの誤りというのは違うと思う。日本が道義国家を目指すべきだという精神は変わらない。その精神は取り戻すべきだ》! 《是認する意向を示した》そうです!
教育勅語に対して、《衆参両院は一九四八年、排除や失効を決議》したことの意味を分かっていない、稲田ダイジン。弁護士センセでありながら、自身の御子息は除外するのですから、非論理的であり、矛盾もいいところ。《夫は私人で答える立場にない》なんて、《私人》のそれほどの《私事》に関する問いなのか? 《弁護士である稲田氏の夫が、系列幼稚園の顧問弁護士だったかも問われた》…その答えは相当に重要なモノではないのか?
『●稲田朋美氏敗訴: 大阪地裁認定
《政治方針がヘイト勢力に支持…ヘイト極右勢力との親和性が非常に高い》』
『●「あとの祭り」: 「自民党きっての極右議員」
「極右思想」大臣…こんな防衛相が誕生しちゃいました』
『●稲田朋美氏はアベ様一押しの「未来の総理」だそうです。
あ~、カンベンシテクダサイ、オネガイデスカラ…』
『●稲田朋美氏はアベ様一押しの「未来の総理」だそうです。
あ~、カンベンシテクダサイ、オネガイデスカラ…』
「いつも思うんですが……、もちろんすごく真っ当な政治家(小池晃さん、
福島瑞穂(福島みずほ)さん、森ゆう子(森裕子)さんら)が多いのですが
……、「橋下元大阪〝ト〟知事といい、西村真悟衆院議員といい、
稲田朋美行革相といい、(元?)弁護士というのはいったいどういうこと?
どんな人権感覚?」(『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も
十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ』)と、「ト」な方も少なくない。
先日のオバマ大統領に対する意味不明発言の丸山和也議員も含めて」
『●「憲法を言葉遊びに使い」「憲法が分かっていない」
「法曹界の秩序の矜持もない」稲田朋美弁護士センセ』
「トンだ稲田朋美弁護士センセ。人権感覚も無く、《憲法を言葉遊びに使い》
《憲法が分かっていない》《法曹界の秩序も安全保障の世界の矜持もない》
弁護士センセ。「衝突」=「「戦闘」の「オルタナティブ・ファクト」」
とでも、言葉遊びするのか? 人治主義国家デンデン王国の
「裸の王様」アベ様も相当な「ト」なら、その家来や取り巻きの
あまりの酷さよ」
「ニッポン会議」ダイジンの狂気。稲田ダイジンらに投票できる人って、一体何を考えているのでしょうね? そんなに、戦前に回帰したいものか? 理解不能。
『●「あとの祭り」: 「自民党きっての極右議員」
「極右思想」大臣…こんな防衛相が誕生しちゃいました』
《実際、稲田氏は、日本会議関連の講演会にも登壇。
…そういう意味でも稲田氏の考えは、日本会議の思想と極めて親和性が高い
といえる。
現に、先月発売された『日本会議の正体』(平凡社新書)では、著者である
ジャーナリスト・青木理氏のインタビューに稲田氏が応じ…。
稲田氏は日本会議的な草の根運動に近いかたちで極右思想を培ってきた
“本気”の人物であることはたしかだ》
《ネット右翼と同様、稲田氏は、産経メディアで学んだ歴史修正主義や
日本会議的な復古主義を身につけると同時に、排外主義を振りかざす
ヘイト団体とも距離を縮めてきた》
『●青木理さん『日本会議の正体』…「民主主義体制を
死滅に追い込みかねない悪性ウィルスのようなもの」』
「この強烈な「悪政」悪性ウィルスは「壊憲内閣」を確実に蝕み、
与野党問わずニッポンの政治のDNAの中に潜んでいたものが、
細胞内で無数のコピーを造り出し、親細胞を食い破り、ニッポン中に
無数のウィルス粒子が放出されている」
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201703/CK2017030902000124.html】
「園児に教育勅語 どこがいけない」 稲田氏が11年前、文科省に
2017年3月9日 朝刊
(参院予算委で社民党の福島瑞穂氏の質問に答弁する
稲田防衛相=8日午後)
稲田朋美防衛相は八日の参院予算委員会で、二〇〇六年の月刊誌の対談で「教育勅語を素読している幼稚園が大阪にある。適当でないと文科省がコメントしたそうだが、どこがいけないのかと文科省に聞いた」と語ったと明らかにした。
稲田氏はこの幼稚園について、「森友学園」系列の「塚本幼稚園」と「推測される」と述べた。教育勅語への現在の考えを問われると「道義国家を目指す、親孝行などの核の部分は取り戻すべきだ」との考えを示した。
「教育勅語が戦争への道につながったとの認識はあるか」と質問されたのに対し、稲田氏は「そういう一面的な考え方はしていない」と反論した。
稲田氏は学園の籠池泰典理事長について、過去の政治資金パーティーに来場し、面識ができたと説明した。「十年ぐらい会ったことも話したこともない」と強調。法律相談を受けたことはなく、自身が国有地の取得に関与していないとした。弁護士である稲田氏の夫が、系列幼稚園の顧問弁護士だったかも問われたが、「夫は私人で答える立場にない」とした。
教育勅語は一八九〇年発布。明治天皇が「臣民」に親孝行や夫婦の和などを求め、危急の事態に「公に奉じ」皇室を助けるべきだとした。戦前教育で神聖化され、軍国主義教育と結び付いたとされる。衆参両院は一九四八年、排除や失効を決議した。 (横山大輔)
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日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/「戦闘」が「衝突」なら「戦死」は「事故」】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1777418.html)。
《「…敗退を転進と言いごまかした戦争中とどこが違うのか」…社民党副党首・福島瑞穂の怒りだ。…「戦闘」だと認めているものを稲田が「衝突」と言い換えて翌月には視察と称して稲田は現場に赴き「比較的平穏」などと国民を欺いてきた》。
『●唖然、呆然、あ~あ言っちゃったょ…
「アベ様一押しの「次期総理」「未来の総理」」稲田朋美防衛相』
トンだ稲田朋美弁護士センセ。人権感覚も無く、《憲法を言葉遊びに使い》《憲法が分かっていない》《法曹界の秩序も安全保障の世界の矜持もない》弁護士センセ。「衝突」=「「戦闘」の「オルタナティブ・ファクト」」とでも、言葉遊びするのか? 人治主義国家デンデン王国の「裸の王様」アベ様も相当な「ト」なら、その家来や取り巻きのあまりの酷さよ。
『●稲田朋美氏はアベ様一押しの「未来の総理」だそうです。
あ~、カンベンシテクダサイ、オネガイデスカラ…』
「いつも思うんですが……、もちろんすごく真っ当な政治家(小池晃さん、
福島瑞穂(福島みずほ)さん、森ゆう子(森裕子)さんら)が多いのですが
……、「橋下元大阪〝ト〟知事といい、西村真悟衆院議員といい、
稲田朋美行革相といい、(元?)弁護士というのはいったいどういうこと?
どんな人権感覚?」(『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も
十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ』)と、「ト」な方も少なくない。
先日のオバマ大統領に対する意味不明発言の丸山和也議員も含めて」
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【http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1777418.html】
政界地獄耳
2017年2月11日9時25分
「戦闘」が「衝突」なら「戦死」は「事故」
★「事実は1つなのに、戦闘という言葉を使ったら、憲法9条違反になり、衝突という言葉を使ったら憲法9条違反にならないという稲田大臣の論理は言語道断。言葉で憲法違反かどうかが決まるわけではない。敗退を転進と言いごまかした戦争中とどこが違うのか」とはネットに記した社民党副党首・福島瑞穂の怒りだ。
★防衛省が情報開示請求に対して「破棄した」としてきた南スーダンPKO派遣部隊の日報が、実は保管されていた問題を追及された防衛相・稲田朋美が、その日報の説明で、陸自の派遣部隊が活動するジュバ市内で昨年7月に大統領派と反政府勢力の「戦闘が生起した」と明記されており「市内での突発的な戦闘への巻き込まれに注意が必要」と報告。少なくとも現場の隊員たちは命がけで現場の報告をしている。霞が関文学や隠蔽(いんぺい)体質の中にある市ケ谷・防衛省の理屈ではない真実と現実を伝えている。「戦闘」だと認めているものを稲田が「衝突」と言い換えて翌月には視察と称して稲田は現場に赴き「比較的平穏」などと国民を欺いてきた。
★憲法を言葉遊びに使い、防衛相に君臨する稲田は同時に弁護士の資格を持つ。解釈論の前に憲法が分かっていないことにあぜんとするが、法曹界の秩序も安全保障の世界の矜持(きょうじ)もない防衛司令官に命を預ける隊員も、これでは戦闘でなく衝突なのだから万が一の場合、戦死でなく事故扱いになることだろう。言葉の言い換えで憲法違反が無くなるのなら法務相は不要ということになる。あっほんとに要らないわ。世の中つながっている。(K)※敬称略
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日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/資質に問題 ポスト安倍お粗末すぎ】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1720808.html)。
《首相・安倍晋三のお気に入りで、彼女は弁護士でありながら保守の論客として台頭してきた。ポスト安倍の筆頭格だといわれると、稲田の思慮のなさや、主義主張の稚拙さはお粗末極まりない…任命するほうがこれなら側近の稲田がこの程度でもやむを得まいか》。
《お気に入り》《弁護士》《保守の論客》《筆頭格》…頭がクラクラします。
『●稲田朋美氏敗訴: 大阪地裁認定
《政治方針がヘイト勢力に支持…ヘイト極右勢力との親和性が非常に高い》』
「いつも思うんですが……、もちろんすごく真っ当な政治家(小池晃さん、
福島瑞穂(福島みずほ)さん、森ゆう子(森裕子)さんら)が多いのですが
……、「橋下元大阪〝ト〟知事といい、西村真悟衆院議員といい、
稲田朋美行革相といい、(元?)弁護士というのはいったいどういうこと?
どんな人権感覚?」(『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も
十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ』)と、「ト」な方も少なくない。
先日のオバマ大統領に対する意味不明発言の丸山和也議員も含めて」
稲田朋美氏は、アベ様一押しの「次期総理」「未来の総理」だそうです。あ~、カンベンシテクダサイ、オネガイデスカラ…。でも、その「芽」もこれでオシャカでしょう。目出度し、めでたし。防衛相就任時以前から『LITERA』が指摘していたような白紙領収書という詐欺、本来なら、弁護士でもあった稲田防衛相は即・議員辞職ものの犯罪です。
指名したアベ様にも大きな責任。
『●「あとの祭り」: 「自民党きっての極右議員」
「極右思想」大臣…こんな防衛相が誕生しちゃいました』
《実際、稲田氏は、日本会議関連の講演会にも登壇。
…そういう意味でも稲田氏の考えは、日本会議の思想と極めて親和性が高い
といえる。
現に、先月発売された『日本会議の正体』(平凡社新書)では、著者である
ジャーナリスト・青木理氏のインタビューに稲田氏が応じ…。
稲田氏は日本会議的な草の根運動に近いかたちで極右思想を培ってきた
“本気”の人物であることはたしかだ》
《ネット右翼と同様、稲田氏は、産経メディアで学んだ歴史修正主義や
日本会議的な復古主義を身につけると同時に、排外主義を振りかざす
ヘイト団体とも距離を縮めてきた》
『●《…death fell from the sky…》…
「落ちたのではない。米国が、落としたんだ」』
『●辺野古・高江破壊に協力せぬならば「カネ」は渡さぬ!
「沖縄負担軽減担当相」らによるあざとい「ムチ」』
『●「理」も「正義」も無し…「自衛」のためどころか
高江「破壊」のために自衛隊機が工事用重機を輸送』
『●青木理さん『日本会議の正体』…「民主主義体制を
死滅に追い込みかねない悪性ウィルスのようなもの」』
『●「第二の加害者」として「悪質なデマ」
「事実関係を無視した沖縄攻撃」「蔑視・差別」、沖縄イジメに加担』
『●「5月0日」?…内閣法制局は安保関連法案の審査を
いつ決裁したのか? そもそも審査したのか??』
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【http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1720808.html】
政界地獄耳
2016年10月7日9時36分
資質に問題 ポスト安倍お粗末すぎ
★臨時国会で防衛相・稲田朋美のがっかりするような答弁を聞いていると、たくさんの落胆が畳みかけてくる。昨今、都知事・小池百合子による政治家の「言葉力」への評価が高まる中、あまりにも情けない閣僚といえる。今までもこの程度の議員はいくらでもいたが、首相・安倍晋三のお気に入りで、彼女は弁護士でありながら保守の論客として台頭してきた。ポスト安倍の筆頭格だといわれると、稲田の思慮のなさや、主義主張の稚拙さはお粗末極まりない。
★雑誌で「長期的には日本独自の核保有を単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべきではないでしょうか」との発言は保守論客の勢いあまっての核武装論とは言えない。「(民主党政権時の)子ども手当を防衛費にそっくり回せば軍事費の国際水準に近づく」との発言も、70年代の革新政党なら「防衛費など子ども手当に充てろ」と言っているようなものだ。まして横町の飲み屋で話すような内容を対談などで語るとは政治家としての資質の問題だ。
★また答弁では「中国漁船」を「中国公船」、「防衛費」を「軍事費」と言い間違えるなど、防衛省が防衛庁時代から慎重に使い分けしてきたものが台無しだ。つまり彼女は保守論客どころか適当に言葉をつなげて不安をあおる扇動政治家だったのではないか。またそれを重用して、党政調会長や防衛相として抜てきし続ける首相の任命責任も厳しく問われるべきではないのか。その首相も9月30日の衆院予算委員会では、憲法97条の基本的人権「侵すことのできない永久の権利」を自民党憲法改正草案で削除されていることを指摘され「条文の整理にすぎない」と答弁した。任命するほうがこれなら側近の稲田がこの程度でもやむを得まいか。(K)※敬称略
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東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016032602000177.html)
《▼…自民党の大西英男衆院議員は北海道で訪れた神社の巫女に「自民党はあまり好きじゃない」と言われたことをめぐって、「巫女さんのくせに何だと思った」と発言した▼「巫女さんを誘って札幌の夜で説得しようと思った」とも語ったそうだが、今こうして書き写していても恥ずかしくなる。しかし、この人も十万近い票を集め「国権の最高機関」の一員となった公人。冷笑で済ますわけにはいかない》
自民党の大西英男衆院議員の御尊顔を(悪いものばかりですが)ニュースで見るたびに、西村真悟氏を思い出してしまいます。性格や素行だけでなく、顔も似ていますしね。国会議員には、「西村真悟氏枠」が在るのではないかと思います。何を言っても、やっても許されると考えている正気とは思えない議員の「枠」。その「枠」は自民党議員が占めている確率が高いです。
さて、衆院北海道5区の方、来る補選で選ぶべき候補者は誰ですか? 「西村真悟氏枠」の自民党大西英男衆院議員が応援している候補者で大丈夫ですか? 必ず選挙に行って頂き、その御答えをお聞かせ願いたいです。
『●自民若手批判できないアベ様・・・「「報道がそれで抑圧される、
そんな例があったら私は辞める」と明言」』
「(江戸川区選出)大西英男衆院議員の中身は西村真悟氏に
思えてきました、御尊顔も何となく似ておりますしね。
(江戸川区選出)大西英男衆院議員の意図がよく分かりません。
(江戸川区選出)大西英男衆院議員は確信犯という説もあるようですが、
(江戸川区選出)大西英男衆院議員は単なる脳内回路の
壊れた人のようにも思えます。ここら辺も西村氏に似ています」
『●呼ぶべき講師は野中広務氏だった・・・
「憲法学者達<<百田尚樹氏」な自民党には無理というもの』
「(江戸川区選出)大西英男衆院議員や(比例近畿)長尾敬衆院議員らは
勉強会に招くべき講師を誤っていた、という指摘。百田尚樹氏ではなく
野中広務氏であるべきだったようだ。今からでも遅くないでしょうが、
ま~、実現することはないでしょう。「憲法学者達<<百田尚樹氏」な
自民党には、無理な話です。脳内の回路が完全に壊れている方々だから」
『●むき出しの「言論弾圧政党」: 東京新聞社説
「沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきこと」』
《「マスコミを懲らしめるには広告収入をなくせばいい」などの暴論が
相次いだ…。…自民党は木原青年局長の更迭し、1年間の職務停止の
処分に。問題の発言を行ったのは大西英男(東京16区)、
井上貴博(福岡1区)、長尾敬(比例近畿ブロック)の各衆院議員
(いずれも当選2回)だとして、3人を厳重注意とするなど火消し躍起…。
「マスコミを懲らしめるには……」と発言した大西英男衆院議員は、
過去に維新の会の上西小百合議員に対する
セクハラやじで陳謝した“フダツキ”だ》
『●「権力を使って圧力・・・自民党はやったことはない」
なんて、白々し過ぎるアベ様』
《首相は「党本部で行われた勉強会だから、
最終的には私に責任がある」と述べた。一連の発言については
「大変遺憾で非常識。国民の信頼を損ね、看過できない」と強調した。
民主党の枝野幸男幹事長、長妻昭代表代行の質問に答えた。
首相は勉強会に出席した大西英男衆院議員が報道機関への
広告を自粛するべきだと繰り返し訴えていることに関し
「権力を使って圧力をかけ、広告を出さないようにすることは
あってはならないし自民党はやったことはない」と説明。
「安倍政権を厳しく非難する報道機関であろうとも、
言論を守ることが私たちの義務だ」と述べた》
『●戦争法案・壊憲法案に「対案」?
答えは「No!」、対案なんてクソくらえだ!』
《安倍自民応援団の大西英男議員が、厳重注意を
受けながらまたいった。「(安保法制を)全く事実無根の戦争に導く、
徴兵制と報道している一部マスコミを懲らしめなければいけない」と。
あのさ、与党議員、安倍一派のあなたがそういうことをいうのが、
問題なわけ。マスコミへの恫喝になってしまうから。
なぜ、そんな簡単なことが理解できないのかな。バカなのかな。
沖縄の新聞も、つまびらかに読んでないらしいす》
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016032602000177.html】
【コラム】
筆洗
2016年3月26日
漢字には、巫女(みこ)の姿を表したものが、少なくない。「若」も「笑」もそう。草冠(かんむり)に竹冠と違いはあるが、いずれも巫女が両手を上げ、舞う姿だという▼古代中国では、巫女が暴力の的となることもあった。敵方の巫女を捕らえて殴り、呪力をそぐためだ。往来つまり公開の場で巫女の力を奪うことを表す字が「微」。だから「なくす、そぐ、かすか」との意味になるそうだ▼それにしても、不倫騒ぎや何やらあまりに品をなくした国会議員が多すぎないか。自民党の大西英男衆院議員は北海道で訪れた神社の巫女に「自民党はあまり好きじゃない」と言われたことをめぐって、「巫女さんのくせに何だと思った」と発言した▼「巫女さんを誘って札幌の夜で説得しようと思った」とも語ったそうだが、今こうして書き写していても恥ずかしくなる。しかし、この人も十万近い票を集め「国権の最高機関」の一員となった公人。冷笑で済ますわけにはいかない▼この議員はこれまでも、「マスコミを懲らしめるには、広告料収入をなくすのが一番」などと発言し、物議を醸してきた。どうにも、自分と異なる意見や立場が許せないらしい▼白川静博士の『漢字の世界』によると、寛容の「寛」の字は、巫女が廟(びょう)中でゆるやかに舞う姿だという。こういう政治家の心の中からは、たおやかに舞う巫女はとうに逃げ出してしまったのだろう。
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『LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)の記事【稲田朋美政調会長とヘイト団体・在特会の“親密な関係”を裁判所が事実認定! スラップ訴訟による報道圧力を許すな】(http://lite-ra.com/2016/03/post-2065.html)。
《「サンデー毎日」(毎日新聞社)が2014年10月5日号に掲載した「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」という記事…しかし、先週3月11日、大阪地裁で下された判決は原告・稲田氏側の全面敗訴》。
あの稲田朋美氏敗訴…取りあえず、現時点で、大阪地裁が、稲田氏について《政治方針がヘイト勢力に支持…ヘイト極右勢力との親和性が非常に高い》ことを認定しました。しかも、《スラップ訴訟としか言いようがない。完全なる報道圧力だ》。弁護士でありながら、しかも、国会議員がSLAPP(SLAPP)(もどき?)とは呆れます。地裁ではまっとうな判決が出ました。上位審でも、逆転判決となったりしないようにしてもらいたいもの。
いつも思うんですが……、もちろんすごく真っ当な政治家(小池晃さん、福島瑞穂(福島みずほ)さん、森ゆう子(森裕子)さんら)が多いのですが……、「橋下元大阪〝ト〟知事といい、西村真悟衆院議員といい、稲田朋美行革相といい、(元?)弁護士というのはいったいどういうこと? どんな人権感覚?」(『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ』)と、「ト」な方も少なくない。先日のオバマ大統領に対する意味不明発言の丸山和也議員も含めて。
いずれにしろ、アベ様の取り巻き議員はスゴイですね。
『●年1ミリシーベルト=「『反放射能派』…が騒いだ中で、
何の科学的根拠もなく時の環境大臣が決めた」』
「「歯舞」沖縄北方担当相・「アンチ『反放射能派』」環境大臣・
「電波な」総務相・「甘い利を得た」経済再生相・
パンツ&ストーカー復興相……アベ様の取り巻きはスゴイね。
25%の自公支持者が支持し、50%の「眠り猫」の皆様方が
投票にも行かなかった結果がこのザマです」
アベ様や麻生太郎氏がニッポンの総理というのも相当なものですが、稲田氏は、アベ様一押しの「次期総理」「未来の総理」だそうです。あ~、カンベンシテクダサイ、オネガイデスカラ…。
『●『ふたたび、時事ネタ』読了』
「「米下院も敵に回した意見広告の墓穴の掘り方」(pp.55-58)。
「火に油を注いだ」意見広告。「・・・事実のねじ曲げ方以上に
「墓穴の掘り方」「火事の広げ方」を学ばせて頂く格好の
教材といえる」。ここら辺の発想や表現の仕方だたまらない。
広告主には、愛知和夫・稲田朋美・河村たかし・西村眞悟・
平沼赳夫氏らが」
『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、
そして自民党も同じ穴のムジナ』
《「安倍内閣には極右的な思想の閣僚が多い。昨年11月に米国の
新聞に掲載された慰安婦問題を否定する意見広告には、
安倍首相はじめ、稲田行革相、下村文科相、新藤総務相、
古屋国家公安委員長の4閣僚が名を連ねています。
この意見広告は『彼女たちは当時世界中のどこにでもある
公娼制度の下で働いていた』などと主張するもの。
この大臣たちの歴史認識について、国会で追及することも
考えています」(民主党関係者)》
『●原発推進: 国民が見えているとは思えない政権』
《また、行政改革相に就いた稲田朋美氏は「南京大虐殺」を否定し、
東京裁判を「不法無効な裁判」と批判してきた。河野談話や
村山談話の見直しは「戦後レジームからの脱却」を
唱える安倍氏の持論だ》
『●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の
「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題』
《自民党の高市総務大臣と自民党の稲田政調会長が
寄稿していた雑誌『激論』(オークラ出版)が、在特会の
事実上の機関紙だったことが判明・・・・・・二人は
「在特会だったとは知らなかった」と主張しています。
それは嘘であることが判ります》
《ネオナチ写真きっかけとなった高市・稲田議員ら寄稿の『撃論』
在特会御用達雑誌だったことが判明》
『●日本社会は歪んでる: ネオナチやヘイトスピーチ集団に
「信奉」される議員が取り巻くアベ様』
《日本警察トップの国家公安委員長が犯罪常習者と一緒の写真が
公開されていたとは脇が甘すぎる。
政治家は行く先々で記念撮影を依頼される。いちいち一緒に
納まる相手の身分を確認していられない事情は分かるが、
なぜ山谷氏は在特会に好まれ、引きつけたのか。
ナチス信奉者とツーショット写真を撮った高市大臣、
稲田政調会長も同様に、その要因こそを問題視すべきで、
皆「知らなかった」では済まされない。
山谷氏と在特会の思想はある問題を巡って一致している》
『●自公議員や、『産経』や『読売』、『文春』、『新潮』は
『朝日』叩きに熱狂する資格があるのか?』
「そして、政治家はどうでしょうか? 《メディア(新聞や週刊誌、
テレビ報道など)やネットで朝日新聞への批判、非難が
渦巻いており、自民党の石破茂元幹事長は、朝日新聞
慰安婦検証報道について国会での検証を示唆し、
評論家の桜井よしこ氏は「潰すべき本丸は河野談話」と述べ、
稲田朋美自民党政調会長も河野談話の見直しに言及しました。
政治権力による慰安婦問題の否認と報道への介入が
強まろうとしています》・・・・・・。マスコミまで便乗した、
全く恐ろしい、そして狂った国・社会です」
『●『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を落としているでしょうか?』
《タイミングがいいのか悪いのか、25日、山谷えり子大臣が東京の
外国人記者クラブで記者会見を行う。外国人記者は、山谷大臣と
在特会との関係を徹底的に問いただすつもりです。安倍首相の
国連でのスピーチは、その後に行われる。山谷大臣の会見次第では、
安倍首相は袋叩きに遭う。それでなくても、高市早苗総務相と
稲田朋美政調会長がネオナチ団体と仲良くシツーョット写真を
撮るなど、欧米諸国は安倍政権を危険な極右政権と見ている。
とても“常任理事国”入りなんて状況じゃないですよ》
『●高市早苗氏が書籍『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文:
20年前に既にその萌芽が』
『●「洗い出」すべき自民党議員は小渕氏のみ?
「闇社会」「ネオナチ」・・・についても「洗い出」しを!』
『●大水害被害者は癒えず……そんな時に
極右ネットテレビに出演して御自身が「癒される」アベ様の神経とは?』
《それはコンテンツを見れば一目瞭然。シリーズで行っている企画は
「この憲法でいいのか!?」「中国に立ち向かう覚悟」
「事実と歴史を歪めた朝日新聞」「原発と日本再生」、
番組ゲストも百田尚樹に竹田恒泰、金美齢、青山繁晴など
ネトウヨ支持率の高い論客揃いで、政治家も「ヒゲ」こと佐藤正久、
高市早苗、稲田朋美、萩生田光一など安倍チルドレンが多数出演。
ちなみに、安倍首相の生出演が終わったあとに始まったのは、
「WiLL」(ワック)編集長・花田紀凱による
「WiLL場外論戦 花田編集長の右向け右!」。
…どうしてこんな極右しか見ないであろう番組に出ることが、
「国民に広く説明する」ことになるのか》
『●「フザケたネーミング……「1億総活躍社会」」:
市民が「活躍」させられるのは「戦場」「人殺し」』
《しかし、稲田政調会長は東京裁判について
「判決理由に書かれた歴史認識はずさんだ」と見直しを
主張しているウルトラ右翼だ。そんな人物が「1億総活躍」担当
だとすると、とりわけ年配の人たちはイヤ~な言葉を思い出して
しまうのではないか。「1億総玉砕」である。先の大戦で、
敗戦濃厚の旧日本軍が国民に“道連れ”を呼びかけたスローガンだ》
『●アベ様に白紙委任を勘違いさせてはいけない:
「A君が毎日、一人で掃除当番をする」という案が過半数に…』
「■心ある大阪の皆さん、お気の毒。哀しい二択、大阪「ト」知事派か
自民「ト」派か。「罰ゲーム」との声あり。稲田朋美氏降臨…
ヘイトクライム 団体シンパがねぇ~
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/57741322ad2096ed1361fbd0e884b59b)…」
『●アベ様から「慰労」してもらえる間柄の
元大阪「ト」知事・弁護士橋下徹氏がアベ様との「連携」を確認』
《選挙目当ての愚策への合意を与党内で押し切ったのは、
2人の子を持つ母でもある稲田朋美政調会長》
(【子育て給付金廃止を押し切り 稲田政調会長は官邸のパシリ】
(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172070))》
『●日弁連、お前もか…!?、と思ったら…デマだそうです!』
《稲田朋美政調会長は党内きっての
「右翼議員」(C)日刊ゲンダイ)》
《稲田氏といえば、党内きっての「右翼議員」と目される人物。
憲法違反である安保法の旗振り役も担った》
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【http://lite-ra.com/2016/03/post-2065.html】
稲田朋美政調会長とヘイト団体・在特会の“親密な関係”を裁判所が事実認定! スラップ訴訟による報道圧力を許すな
【この記事のキーワード】宮島みつや, 自民党 2016.03.14
(稲田朋美公式サイトより)
「次期総理」とも言われる稲田朋美・自民党政調会長と、ヘイトスピーチ団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)との“蜜月関係”を、司法が事実だと認定した。
発端は、「サンデー毎日」(毎日新聞社)が2014年10月5日号に掲載した「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」という記事。稲田氏を含む安倍政権の重要議員と在特会との関係を暴いたものだが、これに対し、稲田政調会長は毎日新聞社へ550万円の慰謝料と謝罪記事の掲載などを求める名誉毀損裁判を起こしていた。
しかし、先週3月11日、大阪地裁で下された判決は原告・稲田氏側の全面敗訴。「記事は論評の域を逸脱しない」などとして稲田氏の請求を棄却したのだ。さらに、裁判長は「記事には真実性の証明がある。公益を図る目的で、公共の利害にもかかわり、違法ではない」と、稲田氏が名誉を傷つけられたと主張した記事の内容は真実であり、また公益性を担保したものだと認定した。
極めて妥当な判決だ。そもそも「サンデー毎日」の記事は、稲田氏の資金管理団体「ともみ組」が、10年から12年にかけて、在特会で顧問に近い立場にある有力会員ら、幹部とともに活動している8人から計21万2000円の寄付を受けていたことを報じたもの。
しかも、稲田氏が在特会らヘイト勢力と親密な関係を築いてきた証拠は、寄付の事実だけではない。たとえば稲田氏は、12年、元在特会事務局長の山本優美子氏が仕切る極右市民団体「なでしこアクション」が主催する集会で登壇。14年秋には、高市早苗総務相などとともに、ネオナチ団体代表とのツーショット写真の存在も発覚しており、これは英紙「ガーディアン」など海外メディアでも大々的に報じられた。
稲田氏は「サンデー毎日」に「在特会との近い距離が際立つ」と書かれたことを不服としたのだが、稲田氏がネット右翼や差別主義者、そして歴史修正主義者たちを支持者としていることは周知の事実だ。“ネオナチツーショット写真”についても稲田氏は「相手の素性や思想は知らなかった」と釈明したが、こうした極右人脈が近づいてくる時点で、稲田氏の政治方針がヘイト勢力に支持されている事実を示している。実際、その思想は完全に戦前復古の極右傾向にあり、過去には、家父長制復活を願っているとしか思えない男性のDVを肯定するような発言までしている。
「いまや「DV」といえばすべてが正当化される。DV=被害者=救済
とインプットされて、それに少しでも疑いを挟むようなものは、
無慈悲で人権感覚に乏しい人といわんばかりである。
まさに、そこのけそこのけDV様のお通りだ、
お犬さまのごとしである」(「別冊正論」第7号/日本工業新聞社)
こうした点を鑑みても、稲田氏とヘイト極右勢力との親和性が非常に高いことは明らか。にもかかわらず、産経新聞によれば、稲田氏は請求棄却を受けて「どういう理屈であのような言論が許されるのか判決をまだ読んでいないので分からない」としながらも控訴する意向を示しているという。
開いた口がふさがらない。いったい、この人は言論に対してどういう感覚をしているのか。そもそも、稲田氏は安倍首相自ら「未来の総理候補」と明言するなど、現政権の幹部だ。そうした日本政治を左右する立場にある人物がどういった人々から支持を受けているか、あるいは、どういった思想を持っているのかを論評して報じるのは違法でもなんでもなく、言論機関として当然のことだろう。裁判所が「サンデー毎日」の記事を「公益を図る目的」としたのは、まさにこうした点において、稲田氏の政治家としての資質を国民が判断するために他ならない。
ところが、そうした国民の「知る権利」を代行する記事に対して、稲田氏は一方的に名誉毀損などとがなりたてているのだ。しかも稲田氏は「サンデー毎日」以外にも、こうした訴訟圧力を振りかざして、言論機関にプレッシャーをかけてきた。
たとえば昨年には、稲田氏が選挙時、地元の献金企業などに「ともみの酒」とのラベルを張った日本酒を贈呈していたと2回に分けて報じた「週刊新潮」(新潮社)に対し、稲田氏の代理人弁護士である夫・龍示氏が慰謝料500万などを請求する名誉毀損裁判を起こしている。
とんでもない話だ。あくまで「新潮」の取材目的は、公職選挙法に当たる稲田氏の“日本酒贈呈疑惑”を追及するためのもの。記事では元事務所スタッフによる証言も掲載されていたが、当初、稲田氏は国会でも疑惑について「まったくの虚偽」「法的措置をとる」などとしていた。しかし「新潮」が第2弾記事のため稲田氏側に取材を申し込むと、龍示氏がファクスで訴訟を予告して記事掲載を阻もうとしてきたという。そして「新潮」が第2弾でこの恫喝文章を記事にすると、「(このファクスが)恫喝だと気づかないのなら、世間を知らない弁護士バカ以外の何ものでもない」と書いたことを理由に、稲田氏側は名誉を傷つけられたとして提訴したのだ。
繰り返すが、政治家など公人の疑惑や思想、支持勢力について報じ、論評することは、権力の監視が責務のマスメディアとして当然のことだ。訴訟をチラつかせて事前にそれを潰そうというのは言語道断だし、その後の名誉毀損裁判もスラップ訴訟としか言いようがない。完全なる報道圧力だ。
今回裁判所が認定したヘイト勢力との“親密さ”もさることながら、自身に対する論評や疑惑に対して露骨に訴訟圧力で潰そうとする稲田政調会長。安倍首相に続いてこんな人物が本当に「総理」になったら、それこそ日本の「民主主義」と「言論の自由」は完全に崩壊してしまうだろう。
(宮島みつや)
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asahi.comの『書評/誰が「橋下徹」をつくったか―大阪都構想とメディアの迷走 [著]松本創』(http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2015122000004.html?iref=comtop_fbox_d2_03)。
《彼が政治家になった7年半で、ずいぶん荒っぽい言葉が社会に蔓延するようになった。それまではネットの中にとどまっていた攻撃的で排他的、汚い言葉遣いで誰かを罵るような人が増えた。彼の悪影響は大きいと思います…橋下行政最大の負の遺産はヘイトスピーチの隆盛》。
『●対橋下元〝ト〟知事、どうすべきか?』
《人の弱点を見つけたら、その一点を突破口に徹底的に叩く
橋下のやり口は弁護士時代そのものだが、逆に反撃されると
ムキになってやり返す。まさに子供のケンカだが、こんなやりとりを
橋下はなんと30分近くも続けたのだから、呆れる。こんな男が
次の総理候補? 冗談か寝言でしかない》
《人の弱点を見つけたら、その一点を突破口に徹底的に叩く橋下のやり口は弁護士時代そのもの》……昔から何も変わらない橋下徹元大阪「ト」知事。下記の書評によると、《橋下行政最大の負の遺産はヘイトスピーチの隆盛》だそうです。恐ろしい世の中になったものです。そして、今や彼らは自民党との「連携」に意欲を示し、アベ様の自公政権と共に壊憲したくてしようがないそうです。橋下徹元大阪「ト」知事らに投票し得る人たちの気持ちを理解できない。
《橋下氏をなぞるように暴力的な物言いをし、表現の自由だと主張する者たちも、それを黙ってやり過ごす私たちも、言葉を乗っ取られている》……壊憲がこのまま進めば、「乗っ取られているのは言葉」だけでは済まない。
『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も
十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ』
「橋下元大阪〝ト〟知事といい、西村真悟衆院議員といい、
稲田朋美行革相といい、(元?)弁護士というのは
いったいどういうこと? どんな人権感覚?」
『●「俺様王国」ニッポン、
「俺様王国」大阪「ト」を造りたい強権的政治手法好きな二人』
『●橋下元「ト」知事「「安倍首相とは考えが合う」
とヨイショしまくり、安倍首相―橋下市長の蜜月」…トホホ』
『●アベ様から「慰労」してもらえる間柄の
元大阪「ト」知事・弁護士橋下徹氏がアベ様との「連携」を確認』
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【http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2015122000004.html?iref=comtop_fbox_d2_03】
書評
誰が「橋下徹」をつくったか―大阪都構想とメディアの迷走 [著]松本創
[評者]星野智幸(小説家) [掲載]2015年12月20日
(表紙画像
著者:松本創 出版社:140B 価格:¥1,512)
「彼が政治家になった7年半で、ずいぶん荒っぽい言葉が社会に蔓延(まんえん)するようになった。それまではネットの中にとどまっていた攻撃的で排他的、汚い言葉遣いで誰かを罵(ののし)るような人が増えた。彼の悪影響は大きいと思います」
彼とは、橋下徹・前大阪市長。大阪のテレビ局で行政を取材してきたベテラン記者の感想である。
橋下氏が大阪府知事選に出馬してから現在に至るまでの、メディアとの関係を詳細に検証した本書を読んで、私がまず思ったのも、橋下行政最大の負の遺産はヘイトスピーチの隆盛だということだ。
著者によれば、報道メディア、特にテレビ局は橋下氏をタレントとして育てたとの身内意識があるから、政治家転身の際に親身にサポートする姿勢が強かった。だが、熱狂を呼び起こすその弁舌に異例なまでのスポットライトを浴びせ続けるうち、メディア自らが、敵を作って支持を集める橋下氏の手法の餌食になっていく。橋下氏に依存状態になったメディアは、どれほど侮蔑的で事実無根の罵倒を浴びせられても、それを批判して影響力圏を脱することはできなくなっていた。橋下氏が維新の党の公式文書を通じて、都構想に批判的な識者を出演させるなとテレビ局に圧力をかければ、その意向を汲(く)んだ配慮をするありさまだった。
橋下氏は、民主主義、言論の自由、公正中立といった「マスメディアが食いつき、賛同しないわけにはいかない言葉」で己を武装し、「メディアが機械的に唱えるうちに空洞化してしまったその言葉の意味を、自らに都合よくねじ曲げて声高に主張する」、と著者は分析する。メディアは「『言葉』を橋下に乗っ取られてしまった」のだ。
橋下氏をなぞるように暴力的な物言いをし、表現の自由だと主張する者たちも、それを黙ってやり過ごす私たちも、言葉を乗っ取られている。
◇
140B・1512円/まつもと・はじむ 70年生まれ。元神戸新聞記者。『日本人のひたむきな生き方』など。
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東京新聞の記事【首相が橋下氏と会談】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122002000123.html)。
asahi.comの記事【「おおさか維新、与党化の道を進んで」維新・江田前代表】(http://www.asahi.com/articles/ASHDM77KZHDMUTFK00P.html?iref=comtop_list_pol_n04)。
《退いた後も党内に影響力を持つとみられる橋下氏と今後も連携することを確認》。
アベ様と、アベ様から「慰労」してもらえる間柄の元大阪「ト」知事・弁護士橋下徹氏が「連携」を確認……実に気持ち悪いヒトタチ。「改憲について意見交換」って、相思相愛で一体何を意見(違憲)し合うことがあるでしょうかね、いまさら。《志位和夫委員長は…「自民、公明両党とおおさか維新の会で(参院の)三分の二を獲得して改憲の体制をつくると言っている。安倍政権の補完勢力だ」》、正に。
しかも、いまに始まったことではないでしょうに。
『●「俺様王国」ニッポン、
「俺様王国」大阪「ト」を造りたい強権的政治手法好きな二人』
『●橋下元「ト」知事「「安倍首相とは考えが合う」
とヨイショしまくり、安倍首相―橋下市長の蜜月」…トホホ』
それなのに、
《ご家族を大事にされて弁護士、テレビ出演などで、お金も稼いでいかないといけないのではないか…安倍官邸と協力し、与党化の道を歩んでいかれるのだろう》…
……なんて、今頃気付いたのでしょうか。マヌケすぎます。《自民党のライバル政党づくりと野党再編に向かって邁進》…と言われても笑うしかない。相棒として望んでおれられる民主党の壊憲派を追い出し、アベ様に楯突けるようになれば良いのですが。
さて、asahi.comの記事【(橋下劇場の実像:上)破壊的手法、喝采と限界】(http://www.asahi.com/articles/ASHDM3GRMHDKPTIL041.html?iref=comtop_list_pol_f01)によると、《「将来的に政界に復帰してほしい」と答えた人が50%……「一番嫌いなのは不公平、不公正」と公言し、親の経済力の差で格差が生まれぬよう、現役世代へ重点的に予算を配分した。知事時代に私立高校の無償化、大阪市長時代には中学校給食を導入するなど「貧困」を意識した施策も、大阪の有権者の心をつかんだ》……だそうです。元大阪「ト」知事氏の支持率や「弁護士」らしい政策…本当に大阪の人達って幸せになったのかね?
元大阪「ト」知事氏は、強者の味方・弁護士ダイギシセンセの後を追うのでしょうきっと…《選挙目当ての愚策への合意を与党内で押し切ったのは、2人の子を持つ母でもある稲田朋美政調会長》(【子育て給付金廃止を押し切り 稲田政調会長は官邸のパシリ】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172070))。アベ様と合体し、「大阪の有権者の心をつか」むのね?……そんなものに「喝采」を送り続けるのでしょうか?、大阪の人たちは。絶望感を感じます。
『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も
十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ』
「橋下元大阪〝ト〟知事といい、西村真悟衆院議員といい、
稲田朋美行革相といい、(元?)弁護士というのは
いったいどういうこと? どんな人権感覚?」
《橋下氏はおおさか維新の法律顧問に就く見込み》だそうですが、裁判で連敗続きなのに、大丈夫?
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122002000123.html】
首相が橋下氏と会談
2015年12月20日 朝刊
安倍晋三首相は十九日夜、大阪市長を退任した橋下徹氏と東京都内のホテルで約三時間会談した。国政政党「おおさか維新の会」代表を退いた後も党内に影響力を持つとみられる橋下氏と今後も連携することを確認し、来月四日召集の通常国会など今後の国政運営で協力を求めたとみられる。
会談には、菅義偉(すがよしひで)官房長官とおおさか維新代表の松井一郎大阪府知事が同席。首相は会談前、記者団に「(市長退任の)慰労会ですね。ご苦労さまと言おうと思う」と述べた。会談直後、四氏とも記者団の取材に応じなかった。松井氏は新党結成後、「憲法改正は大きな考え方の一つだ」と明言しているため、改憲について意見交換した可能性もある。
おおさか維新結党後、四氏が会談したのは初めて。橋下氏はおおさか維新の法律顧問に就く見込み。
橋下氏が維新の党最高顧問だった六月にも、四氏は都内で会談した。
◇
維新の党の江田憲司前代表は十九日夜、安倍首相とおおさか維新の橋下前代表との会談に関し「これからおおさか維新は安倍官邸と協力し、与党化の道を歩んでいくと思う」と述べた。その上で「われわれは自民党のライバル政党づくり、野党再編にまい進していく。分裂ですっきりした」と強調した。横浜市内で記者団の取材に答えた。
◆おおさか維新の改憲姿勢を批判 共産・志位氏
共産党の志位和夫委員長は十九日、おおさか維新の会が改憲に関する政権との連携に前向きな姿勢を示していることについて「自民、公明両党とおおさか維新の会で(参院の)三分の二を獲得して改憲の体制をつくると言っている。安倍政権の補完勢力だ」と批判した。大阪市内で記者団に語った。
安全保障関連法の廃止を目指す市民団体が野党各党に候補一本化を促していることに関しては「大歓迎だ。期待に応えられるよう対応したい」と答えた。
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【http://www.asahi.com/articles/ASHDM77KZHDMUTFK00P.html?iref=comtop_list_pol_n04】
「おおさか維新、与党化の道を進んで」維新・江田前代表
2015年12月20日00時10分
■江田憲司・維新の党前代表
(橋下徹・前大阪市長の政界引退に)とにもかくにも、8年間お疲れ様でした。これからはご家族を大事にされて弁護士、テレビ出演などで、お金も稼いでいかないといけないのではないか。
(安倍晋三首相と橋下氏が)今日会談を早速されているように、「おおさか維新の会」の皆さんは安倍官邸と協力し、与党化の道を歩んでいかれるのだろう。我々は結党の原点通り、自民党のライバル政党づくりと野党再編に向かって邁進(まいしん)していく。
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東京新聞の二つの記事【「マスコミ懲らしめなければ」 大西氏再び報道に圧力】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015070102000127.html)と、
【大西議員また持論 収拾急ぐ与党に打撃】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015070102000152.html)。
「一部マスコミを「懲らしめようという気はある」と国会内で記者団に述べた。問題視された自民党若手勉強会での自身の発言についても「問題があったとは思えない」と主張」。「安全保障関連法案に批判的な報道機関に対し、自民党の若手勉強会で圧力をかけるような発言をした大西英男衆院議員が三十日、あらためて持論を展開」。
(江戸川区選出)大西英男衆院議員の中身は西村真悟氏に思えてきました、御尊顔も何となく似ておりますしね。(江戸川区選出)大西英男衆院議員の意図がよく分かりません。(江戸川区選出)大西英男衆院議員は確信犯という説もあるようですが、(江戸川区選出)大西英男衆院議員は単なる脳内回路の壊れた人のようにも思えます。ここら辺も西村氏に似ています。
自民党やアベ様王国に対する意識的破壊者なのかどうかは知りませんが、堂々のマスコミ恫喝、報道機関恫喝。マスコミや報道機関の委縮効果はどうなのでしょうか? 読売や産経、「アベ様のNHK」、文春、新潮は、知ったこっちゃないという、基本的にはアベ様王国大好きスタンス、軍国化オッケースタンスなのでしょうが、朝日や毎日、テレ朝、TBS、東京新聞、琉球新報、沖縄タイムス、日刊ゲンダイは座して、委縮することはないと信じています。
それにしても、(江戸川区選出)大西英男衆院議員や(比例近畿)長尾敬衆院議員の脳内回路の壊れっぷりは相当です。その壊れっぷりは、自民党という組織も同様。
『●脳内回路は大丈夫?? 自民党若手の脳内では、
「憲法学者達<<百田尚樹氏」という訳だ!?』
『●戦争法案・壊憲法案の愚に気付かぬ「愚」、
市民の多数の苛立ちに気付かぬ自公議員への「苛立ち」』
『●「カラスはやっぱり「黒い」」と報じることさえ出来なくしろ!、
と叫ぶ作家とそれに喝采する自民党議員』
アベ様は矛盾を抱えたことになります。(江戸川区選出)大西英男衆院議員や(比例近畿)長尾敬衆院議員や百田尚樹氏を否定できません。だって、「報道がそれで抑圧される、そんな例があった」ことを認めることになるからです。かって、アベ様は高らかと宣言されました、曰く「報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める」!! ですので、アベ様の忠実なシモベ・菅義偉官房長官が躍起になって「自民党内の問題」を連呼する由縁です。ま~、「憲法学者達<<百田尚樹氏」という相~当な「数式」に続き、「自民党内の問題」≠「アベ様の「無責任」」という言い訳も相当な「ト」ではありますが。
『●アベ様は「報道がそれで抑圧される、
そんな例があったら私は辞める」と明言・・・ETV番組改編問題は?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015070102000127.html】
「マスコミ懲らしめなければ」 大西氏再び報道に圧力
2015年7月1日 朝刊
安全保障関連法案に批判的な報道機関に対する自民党議員の圧力発言問題をめぐり、党から厳重注意処分を受けた大西英男衆院議員(東京16区)は三十日、一部マスコミを「懲らしめようという気はある」と国会内で記者団に述べた。問題視された自民党若手勉強会での自身の発言についても「問題があったとは思えない」と主張した。党執行部は大西氏を再処分する検討に入った。野党は再度の発言に反発し、安倍政権の責任を追及する構えだ。
大西氏は、集団的自衛権の行使を憲法解釈の変更で認める安保法案が徴兵制につながる恐れを指摘する報道に対し「徴兵制は全く関係ない。そう報道している一部マスコミがある。懲らしめないといけないのではないか」と表明。さらに「誤った報道をするマスコミに対して広告は自粛すべきだと個人的に思う」と主張した。
二十五日の自民党若手勉強会で、批判的な報道機関の広告料収入を断つため文化人から財界へ働きかけるよう作家の百田尚樹氏に求めた発言に関しては、言論の自由を侵害する意図はなかったと強調。その上で「誤解を与える発言は慎んでいかないといけないと反省している」とも述べた。
大西氏とともに厳重注意処分を受けた長尾敬衆院議員(比例近畿)は三十日、「今後、慎重に戒めて取り組む」と党幹部に反省の意を伝えたことを記者団に明らかにした。勉強会では、沖縄の地元二紙を「左翼勢力に乗っ取られている」と非難していた。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015070102000152.html】
大西議員また持論 収拾急ぐ与党に打撃
2015年7月1日 朝刊
安全保障関連法案に批判的な報道機関に対し、自民党の若手勉強会で圧力をかけるような発言をした大西英男衆院議員が三十日、あらためて持論を展開したことを受け、安倍政権に動揺が広がった。関係議員の処分で事態の収拾を図ろうとした直後だけに、政権の指導力を問われる事態になった。野党は一斉に批判し、安倍晋三首相ら自民党の責任を追及する構えだ。 (生島章弘)
自民党の二階俊博総務会長は三十日、大西氏の発言について「言いたい放題でいいというものではない」と記者団に述べ、不快感を表明した。公明党の大口善徳国対委員長は自民党の佐藤勉国対委員長に対し、党の処分を受けた議員が同趣旨の問題発言を繰り返したことは「党の統治にも関わり、看過できない」と厳しい対処を求めた。
一方、菅義偉官房長官は記者会見で「具体的な発言内容を承知していない。コメントは控えたい。党中心に対応する」と述べた。菅氏は大西氏の先の勉強会での発言については「非常識」との見解を示している。
これに対し、民主党の枝野幸男幹事長は「同じ国会議員として情けない。首相や自民党でどう対応するか、厳しく見守りたい」と記者団に語った。厳重注意を受けた議員が再び、安保法案に批判的な報道機関への広告自粛を訴えたことには「『言論の自由を侵害するつもりはない』と言いながら、与党議員の発言にどういう影響があるか全く理解していない」と非難した。
維新の党の柿沢未途幹事長は記者団に、首相の対応次第で「自民党が本音では『マスコミがうるさいから圧力をかけて黙らせよう』と思っているとみなさざるを得ない」と指摘した。
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gendai.netの4つの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/142465、http://gendai.net/articles/view/syakai/142439、http://gendai.net/articles/view/syakai/142513、http://gendai.net/articles/view/syakai/142582)、そして山岡俊介さんのアクセスジャーナルの記事(http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、5月28日)。
『●府知事の懲戒請求絡み(?)のとある事件』
『●犬がワンと鳴き、飼い主が喝采する、というお話』
『●対橋下元〝ト〟知事、どうすべきか?』
タイトルの通りです。「無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ」。
橋下元大阪〝ト〟知事といい、西村真悟衆院議員といい、稲田朋美行革相といい、(元?)弁護士というのはいったいどういうこと? どんな人権感覚?
日本外国特派員協会での記者会見、やはり藪蛇だったようです。イタリア人記者から「『料理』組合の顧問」の件について問われたそうです。でも、田中龍作さんに、その「「『料理』組合」の実情について、「「・・で買春できることは、ませた中学生なら誰でも知っている」と指摘」されてしまったようです(腰の引けたマスコミはいったい何をしているのでしょう!!)。これまでの〝ト〟氏の発言は、正に「どの口で言うか」!?、である。
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/142465】
「論点ずらし」「責任転嫁」7連発橋下市長“天賦の才”
2013年5月21日掲載
絵に描いたような無節操
橋下徹大阪市長が20日、一度は「やめる」と宣言していた囲み取材を再開した。「日本人がこれだけ(従軍慰安婦に)意識を持つことになったので、いい方向に向かっていけばいい」と何か良いことをしたかのような言い草だ。
そもそも、「従軍慰安婦は必要だった」「在沖縄米軍の風俗業の活用を」と失言し、批判されたのは自分の責任。しかし、橋下市長は「今回はもう、大誤報をやられたんでね」とマスコミに責任を転嫁していた。
橋下はもともとそういう人物だ。論点のすり替えにかけては天賦の才がある。旗色が悪くなれば話を微妙にずらし、時には平気でウソもつける。これを世間では支離滅裂とか屁理屈と呼ぶが、と~っても柔軟性のある政治家なのだ。
そもそも、大阪府知事選への出馬を「2万パーセントあり得ない」と否定したのに、わずか数日後の出馬会見で「ウソと言えばウソだった」と言える。変幻自在ぶりは舌を巻くほどで、大飯原発の再稼働も断固反対の立場だったのに、先の衆院選で「建前論ばかり言っても仕方ない」とあっさり変質している。
国歌斉唱で先生の口元までチェックするのはおかしいと質問されれば、「国歌斉唱は誰が誰に命じたものですか。言ってみなさい!」と逆質問で切り返す。
<はぐらかし論法は昔から>
維新選出の府議や市議が、政務調査費でダイソン掃除機7万4800円やエアコン8万4000円を購入したことが発覚すると、「選挙活動に使う横断幕まで規制するルールはおかしい」と問題点を変えて切り抜けている。
大阪の高校のバスケ部員が自殺した問題も当初は、「正直、僕はクラブ活動の中でビンタをすることはあり得ると思っている」と答えていた。橋下が最初に所属した樺島法律事務所の樺島正法弁護士(神戸学院大教授)がこう言う。
「出会ってすぐは誰にでも愛想がよく、私にも〈妻と乳飲み子がいて
生活が大変なんですよ〉なんて陽気に話していた。論点をずらして
話をはぐらかすやり方は昔からで、不幸な生い立ちをしてきたからか、
逆に従軍慰安婦のような弱者を憎んでしまう。〈自分は努力で
這い上がってきた〉という自負が屈折した形で出てしまうのでしょう」
ホステスとのコスプレ不倫疑惑では、「家庭内のことですから」のフレーズを17回も連発。こんな人物が政党の顔だというのだから、海外の人から日本人はヘンだと思われるのも仕方ない。
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/142439】
日本維新 西村の暴言で党消滅のカウントダウン
2013年5月18日掲載
橋下は「大誤報」とブチ切れ
日本維新の会が「消滅」するのも時間の問題ではないか。維新の会共同代表の橋下徹・大阪市長が「慰安婦は必要だった」と発言して国内外から猛反発を食らったのに続き、今度は西村真悟衆院議員(比例近畿)からトンデモ発言が飛び出した。
西村は17日の代議士会で、橋下の慰安婦発言に触れた際、何をトチ狂ったのか、「日本には、まだうようよ売春婦がいる。韓国人。大阪の繁華街で『おまえ韓国人、慰安婦やろ』と言うたらよろしい」と発言。直後に撤回したものの、同僚議員からも批判の声が続出し、離党届を提出する事態になった。これに対し、幹事長の松井一郎・大阪府知事は「全く理解できない」とカンカン。西村の離党届を受理せず、「除名」を明言し、さらに議員辞職を求めたのだ。
「西村議員といえば、防衛政務次官だった99年、週刊誌で
『核とは抑止力。強姦して罰せられなければ、俺らはみんな強姦魔に
なっている』と発言し、更迭された。05年には弁護士法違反容疑で
逮捕され、国会で議員辞職勧告決議を受けている。つまり、もともと
国会議員としての資質に問題ありなのです」(永田町事情通)
そんな西村を比例候補にスカウトした橋下。西村の除名方針を認めた一方で、自身の報道については「大誤報」とブチ切れ。今後、「囲み取材」には一切応じない考えを明らかにした。
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/142513】
橋下「慰安婦」発言 自民党に飛び火
2013年5月23日
野党が狙う極右閣僚
「慰安婦騒動」が飛び火しそうだ。日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が、お得意の責任転嫁で自民党に怒りの矛先を向け始めた。
21日の大阪市議会で、自民党市議から「慰安婦は必要だった」という発言について問いただされた橋下は「本当は自民党が言わなきゃいけない」と逆ギレ。記者団にも「保守を旗印にしてきた閣僚たちも、口をつぐんでしまった」と不満をブチまけた。
もっとも、橋下の言い分には一理ある。例えば、「慰安婦制度は女性の人権に対する大変な侵害だ」と厳しく橋下発言を批判した稲田朋美行革相。彼女が昨年8月31日の産経新聞に寄稿した論文では、こんなことを書いているのだ。
〈「慰安婦」問題については、日本の政府や軍が強制連行した事実はない、
と明確に主張しなければならない。問題の核心にある「強制連行」が
なかったのだから、謝罪も補償も必要ではない。
当時は「慰安婦」業は合法だった〉
〈戦後補償であれ「慰安婦」であれ、言うべきことを勇気を
もって主張する外交へと方向を転換することである〉
橋下に対して「党を代表する人の発言ではない」と非難した下村博文文科相も、第1次安倍内閣の官房副長官だった07年、ラジオ番組で「従軍看護婦や従軍記者はいたが、従軍慰安婦はいなかった」「親が娘を売ったことはあったと思うが、日本軍が関与していたわけではない」などと発言して物議を醸した。翌日の記者会見で「個人的な見解」と釈明していた。
「安倍内閣には極右的な思想の閣僚が多い。昨年11月に米国の
新聞に掲載された慰安婦問題を否定する意見広告には、
安倍首相はじめ、稲田行革相、下村文科相、新藤総務相、
古屋国家公安委員長の4閣僚が名を連ねています。
この意見広告は『彼女たちは当時世界中のどこにでもある
公娼制度の下で働いていた』などと主張するもの。
この大臣たちの歴史認識について、国会で追及することも
考えています」(民主党関係者)
自民党はいつまで知らん顔していられるか。
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/142582】
どの口で言うか! 橋下が向き合わない飛田新地との過去
2013年5月28日掲載
「各国も女性蹂躙の事実を直視せよ」
<イタリア人記者の追及はぐらかし…>
ある外国人記者は会見20分後にメモを取るのをやめ、1時間後には途中退席する記者が相次いだ。27日、日本外国特派員協会で行われた日本維新の会の橋下徹共同代表(43)の記者会見の一コマだ。
300人超の報道陣を前に、橋下は慰安婦発言の「真意」を延々しゃべり倒した。会見は実に3時間にも及んだが、中身はスカスカ。質問には正面から答えず、得意の論点すり替えの連発に外国人記者もドッチラケ。恐らく「聞く価値なし」と判断したのだろう。冒頭のように、うんざりムードが漂っていた。
「何を聞かれても、〈慰安婦問題を正当化する意図はない〉
〈だが、日本以外の国々も、(戦場で)女性の人権を蹂躙(じゅうりん)
した過去と向き合わなければいけない〉〈河野談話は強制連行の
有無が曖昧で、きちんと明確に表現すべき〉という『3点セット』を
繰り返すばかり。とにかく持論をまくし立てるだけで、まるで
質疑応答が成り立たなかった」(参加した香港メディアの記者)
かみ合わない問答を象徴したのが、イタリア人ジャーナリストのピオ・デミリア氏とのやりとりである。
ピオ氏が橋下にブツけたのは、茶髪弁護士時代の過去だ。かつて大阪・飛田新地にある150軒ほどの「ちょんの間」を束ねる組合の顧問をしていたという一部報道を取り上げ、「あなたも違法な売春シンジケートに関与していたのではないか」と問いただした。
すると、橋下は「顧問弁護士だったのは事実」と認めた上で、不敵な笑みを浮かべながら、こうはぐらかした。
「ただ、あくまで飛田の『料理』組合の顧問です。日本において
(組織売春のような)違法なことがあれば、捜査機関が適正に
処理する。料理組合自体は違法な組織ではありません」
ジャーナリストの田中龍作氏が「飛田が売春の街であることは、大阪のマセた中学生なら誰でも知っている。なぜ詭弁(きべん)を弄するのか」と追及しても、「違法であれば捜査機関が適正に処理する。以上です」とマトモに取り合おうとしなかった。改めて田中氏は言う。
「自分の過去を直視できない政治家が、どの口で『世界各国も
女性を蹂躙した過去と向き合え』などと言えるのか。あんな不実な
態度では、慰安婦発言の見解も『単なる言い逃れ』と外国人記者に
見透かされてしまう。世界中に『日本の政治家はこの程度か』と
見下され、ひいては日本人全員への不信にもつながりかねません」
頼むから橋下はこれ以上、世界に恥をさらすのをやめてくれ!
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【http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、5月28日】
2013/05/28
橋下徹氏、「飛田新地」顧問弁護士だった認める報道で、まだ報じられていないこと
執筆者: Yamaoka (11:50 pm)
例の「慰安婦必要」発言の延長で5月27日、「日本外国特派員協会」で記者会見を行ったところ、イタリア人記者に「飛田新地」の顧問弁護士をかつて務めていたのは事実か旨の質問を受け、これを認めざるを得ず、さらにダメージを負った感のある橋下徹「日本維新の会」共同代表(大阪市長)ーー(冒頭写真=「毎日」5月28日)。
3大紙では「朝日」しか報じていないが、イタリア人記者が、飛田新地の顧問弁護士だったかどうか質問したのは決して悪意からではなく、今回の慰安婦必要発言と根っこのところで繋がった問題と見てのことだろう。
飛田新地は、大阪市西成区にいまもあるわが国最大級の実質、遊郭だ。
表向きは料亭街とされ、「飛田新地料理組合」が実質、ここでの売春を管理している。そこの顧問弁護士に橋下氏が就いていたとの指摘は以前からあったが、橋下氏が公人になってから公に質問されたことはなかった。
橋下氏は顧問弁護士だったことを認めながらも、「料理組合自体は違法でない」とかわしたところ、その場にいたフリー記者(日本人)が「飛田で買春できることは、ませた中学生なら誰でも知っている」と指摘したが、まさにそれが事実だ。
以前から銭ゲバ弁護士で知られ商工ローン、また本紙指摘のように反社といっていい問題企業の顧問を務めていたことに加え、「買春OK」の発言をしていた(上写真=『アサ芸』07年12月27日号)橋下氏は、何のためらいもなく飛田新地の顧問にも就いていたということだろう。
・・・・・・・・・。
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CMLの記事(http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-May/024095.html)と東京新聞の社説(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013051602000167.html)、国会議員が橋下氏に抗議したという記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013051702000124.html)。おぞましい限りだ、という記事(http://www.asahi.com/opinion/articles/TKY201305210154.html?ref=comtop_fbox_d1)。世界に恥をさらしているという記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013052402000144.html)。最後に、因果応報の記事(http://gendai.net/news/view/106391)。最後の最後に、とても引用先を示す気になれない〝ト〟な人の記事をいくつか。
米軍の司令官をドン引きさせた橋下元大阪〝ト〟知事。さらに、それを後押しして、アホの上塗りをする石原元東京〝ト〟知事。
『●思い込みの激しい老人: 大阪元〝ト〟知事に「歴史に関しての無知」だってさ!』
さらに輪をかけて〝ト〟な人が出現、というか、再登場。
橋下元大阪〝ト〟知事は、「証拠が出てくれば反省しなければならない」と言ったそうなので、既に証拠は出ていましたから、氏には反省していただかなければなりません。「日本の公権力によって暴力的に拉致された人たち」がいたそうなので、安倍首相の主張も間違っていたことになります。
あの事件の頃から、もともと橋下氏は本当に弁護士なのか(だったのか?)、というのが私の感覚でした。
『●元大阪〝ト〟知事の懲戒請求TV舌禍事件: 弁護士も弁護士なら、裁判所も裁判所』
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【http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-May/024095.html】
[CML 024217] 公権力によって暴力的に拉致された被害女性
伊藤孝司写真事務所 ・・・・・・・・・
2013年 5月 14日 (火) 14:02:13 JST
伊藤孝司です。いくつかのメーリングリストと友人・知人に送ります。[転載歓迎]
橋下徹大阪市長が5月13日に日本軍性奴隷被害者(日本軍「慰安婦」)に関して発言した中に「国を挙げて暴行、脅迫、拉致した証拠が出てくれば反省しなければならないが(2007年に第1次安部政権が)証拠はないと閣議決定している」(「中日新聞」より)とあります。
安倍首相は「官憲が家に押し入って人さらいのごとく連れて行くという強制性はなかった」と主張してきました。しかし私が取材した被害女性の中には、日本の公権力によって暴力的に拉致された人たちがいます。その典型的なケースを、1997年に『週刊金曜日』へ掲載しました。改めてご紹介します。
「奪われた記憶を求めて」(日本語) http://www.jca.apc.org/~earth/sub10.htm
「奪われた記憶を求めて」(英語) http://www.jca.apc.org/~earth/sub11.htm
「伊藤孝司の仕事」内の「日本軍性奴隷」 http://www.jca.apc.org/~earth/sab2e.html
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013051602000167.html】
【社説】
橋下市長発言 あまりにも非常識だ
2013年5月16日
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が、旧日本軍の慰安婦は「必要だった」と述べたことは女性の人権を否定する暴言だ。政党代表としての認識欠如と責任を厳しく問わねばならない。
橋下氏は戦時中には軍の規律を維持し、兵士たちに休息を与える慰安婦制度は必要だったという見解を示した。こういう主張だ。
従軍慰安婦制度は各国にあったが、日本だけが非難される。慰安婦を集めるのに、日本が国家として暴行、脅迫して拉致したという証拠は見つかっていない。韓国などの宣伝により、欧米社会では「日本はレイプ国家」のように見られている-。
戦時中ならどこでも起きたことだ、と抗弁するが、米国で奴隷制度を当時の基準なら正しかったと言うのと同じではないか。国連の諸会議では女性に対する性暴力の根絶を目指す動きが活発で、国際社会から強い反発を招くだろう。
話はさらに脱線した。沖縄で米軍司令官と会い、「海兵隊の性欲をコントロールするために、風俗業を活用した方がよい」とまで発言した。
太平洋戦争末期、沖縄には日本兵のための慰安所が置かれ、日本人や朝鮮人女性が集められた。沖縄は戦後も朝鮮戦争、ベトナム戦争の出撃基地になった。今も米兵による性被害は続く。
橋下氏の発言は過去の戦争を反省して平和を構築する、被害者の苦しみを受け止め語り継ぐという普遍的な価値観に完全に逆行するものだ。沖縄が置かれた現実に無神経であり、軍隊の暴力性にも関心がないようにみえる。
日本政府は一九九三年、当時の河野洋平官房長官の談話で、従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与を認めて、謝罪し反省を表明した。慰安所は中国から東南アジアまで広範囲に存在し、旧軍が管理や慰安婦らの移送に関与したことは国内外の証言で確認されている。
日本は民間募金と政府も出資した「アジア女性基金」をつくり、元慰安婦への謝罪と償いに取り組んだ。韓国とはまだ議論が続いているという事実を、国際社会に対し地道に説明する必要があろう。
政府、自民党からは橋下発言への批判が相次いだが、党内では慰安婦制度への旧軍の関与を否定する声がある。韓国、中国との関係修復のためにも、安倍晋三首相は閣僚や党幹部に対し、歴史認識も含めて慎重な発言を徹底させるべきだ。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013051702000124.html】
橋下氏発言 「人権感覚ない」
2013年5月17日 朝刊
野党の女性議員有志十一人が十六日、日本維新の会共同代表の橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言などに抗議する記者会見を国会内で開いた。橋下氏はこの日、慰安婦を容認したわけではないなどと釈明したが、女性議員らは橋下氏に政界引退を突き付けるなど怒りは収まらなかった。
沖縄選出の糸数慶子参院議員(無所属)は、沖縄に約百四十カ所の慰安所があったとする調査結果を挙げ「生きている元慰安婦の人がいるのに許せない」と憤った。
民主党の辻元清美衆院議員は「グローバルな人権感覚がないことを世界に知らしめた」と橋下氏を批判。生活の党の森裕子代表代行は「時代錯誤も甚だしい妄言で許せない」と語り、社民党の福島瑞穂党首は「公党の党首、大阪市長として適任なのか」と訴えた。
出席議員の追及は、安倍晋三首相の歴史認識をめぐる一連の発言にも波及。みどりの風の谷岡郁子代表は「橋下氏のようなひどい発言が出ると穏健であるかのように見えてしまうが、世界からはおかしな国だと見なされる」と懸念を示した。
他の出席者は以下の通り=敬称略。(衆)は衆院、(参)は参院
【民主】菊田真紀子(衆)、郡和子(衆)、蓮舫(参)、林久美子(参)【生活】小宮山泰子(衆)【共産】田村智子(参)
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【http://www.asahi.com/opinion/articles/TKY201305210154.html?ref=comtop_fbox_d1】
2013年5月22日0時8分
(新ポリティカにっぽん)橋下徹氏の人間観を問う
橋下徹大阪市長の言動は何だか危なっかしいとは思っていたが、「慰安婦制度は必要だった」に始まる一連の発言は、おぞましい限りだった。大阪市民も肩身が狭かろう。
橋下氏の人間観への疑問符は後述するとして、そもそもの発端は安倍晋三首相の「侵略の定義は学界的にも国際的にも定まっていない」という国会答弁だった。
橋下氏は、安倍答弁を「その通り」と認めつつ、「日本は敗戦国。敗戦の結果として侵略だということはしっかりと受け止めないといけない」と述べた。戦争に負けたから「侵略」を認めるというのも妙な議論だが、そこから「ただ、事実と違うことで日本国が不当に侮辱を受けていることにはしっかりと主張しなければいけない」と従軍慰安婦問題を持ち出したのだった。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013052402000144.html】
事実を認め世界の範に 橋下発言 米下院議員に聞く
2013年5月24日 朝刊
旧日本軍の従軍慰安婦をめぐる日本維新の会共同代表、橋下徹大阪市長の発言に、米政府、議会に嫌悪感が広がっている。米国は女性の人権と尊厳を重視し、慰安婦制度を正当化するような発言にはとりわけ厳しい。二〇〇七年に米下院で対日謝罪要求決議を主導したマイク・ホンダ議員(71)に聞いた。 (ワシントン・竹内洋一)
-橋下氏は、当時は各国が慰安婦に似た制度を持っていたのに日本だけが非難されていると主張している。
「彼の不満は分かる。当時、多くの国が女性を利用していたというのはおそらく正しい。ただ、私の知る限り、性的奴隷を制度にした国はない」
-決議は慰安婦を「性的奴隷」とした。
「私は慰安婦を売春婦とは理解していない。売春には本人の意思がある。慰安婦にされた女性は、だまされ、さらわれ、強制された。慰安婦というえん曲な表現は、女性たちに与えた恐怖や侮辱を考えずに済ます逃げ道を用意している」
-安倍晋三首相は慰安婦の強制連行を直接示す証拠は見つかっていないとの立場だ。
「(日本軍の関与を認めて謝罪した一九九三年の)『河野談話』策定時に多くの証拠が公になった。首相は無視しているか、学びたくないか、うそを言っているかだ。過去と真実の完全な否定だ」
-安倍自民党は昨年末の総選挙で河野談話の見直しを掲げたが、首相は最近トーンダウンしている。
「首相に就任して思いとどまったのはいいことだ。だが、首相がまだ内心では見直したいと思っている事実はやっかいな問題だ」
-河野談話の謝罪は十分ではないのか。
「不十分だ。官僚に書かせて誰かが読み上げても、謝罪にはならない」
-橋下発言は日米関係に影響するか。
「悪影響があるとは思わない。日本の指導的な政治家が慰安婦の歴史的事実を認めれば、日米関係はさらに強固になる」
-人権問題に対処する日本の能力を疑問視する声が出ている。
「日本は韓国との歴史問題に対処し、成熟した関係になったと示すべきだ。それを避けては、世界の範となる国とは誰も思わない。米国にも人権問題の汚点はある。戦時中の日系人の強制収容もそうだ。われわれは責任を認め、次世代に教えている」
<マイク・ホンダ氏> 1941年、米カリフォルニア州生まれの日系3世。生後間もなく日系人強制収容所に家族とともに収容される。州立サンノゼ大卒。2001年から米下院議員。
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【http://gendai.net/news/view/106391】
大阪弁護士会グループ、橋下氏に懲戒請求
2013年05月22日 09:25
橋下徹日本維新の会共同代表(大阪市長)に大阪弁護士会のグループが懲戒を請求することになった。従軍慰安婦や米兵のフウゾク利用を巡る発言が「基本的人権を無視、女性を差別している」というのが理由で、市長の弁護士の品位をおとしめているとしている。弁護士会は請求を受けると審査すべきか審議し、業務停止や退会命令などの処分を決める。
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最後にリンクは貼りません。
まだ議員でいたことに驚きを感じます。橋下元大阪〝ト〟知事が失言し、石原慎太郎元東京〝ト〟知事がアホの上塗りをし、西村議員がトドメを刺した訳です。頭の回路が〝ト〟です。
自公、民主、維新・・・まともな政党がない。まともな政治家が少なすぎる。
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2013年5月17日13時55分
「○○○売春婦うようよいる」 維新・西村氏、すぐ撤回
「日本維新の会の西村真悟衆院議員は17日の同党代議士会で「○○○の売春婦はまだ日本にうようよいる」と発言した。党は発言を問題視し、西村氏はすぐ撤回した。同氏は代議士会で「外国報道では、慰安婦が性奴隷と捏造(ねつぞう)されている。これが広がれば反日暴動、謀略が成功しかねない」などと訴えた」
西村氏「○○○売春婦うようよ」 維新・衆院議員、直後に撤回
2013年5月17日 15時06分
日本維新の会国会議員団の西村真悟衆院議員は17日の党代議士会で、共同代表の橋下徹大阪市長の従軍慰安婦発言に関連し「日本には○○○の売春婦がうようよいる」と発言した。その後の記者会見で「○○○○○を挙げたのは不穏当だった」として発言を撤回した。日本維新は橋下氏発言の沈静化に努めているが、所属議員による再度の問題発言として批判されそうだ。
西村氏は、従軍慰安婦発言をめぐる海外報道に関し「従軍慰安婦がセックス・スレイブ(性奴隷)に転換されている。これが国際的に広がれば、謀略が成功しかねない」と強調。その上で「反撃に転じた方がよい」と述べた。
「橋下発言は捏造。反日運動、暴力が成功」で西村議員また撤回
2013年05月17日 14:5
日本維新の会の西村真悟衆院議員は党代議士会で橋下発言にふれ、「外電では橋下氏の報道が捏造され始めている。慰安婦がセックスレイブ(性奴隷)と転換されている。これが広がれば反日運動、暴力が成功しかねない。反撃に転じた方がいい」と述べた。得意になって言ったあと、20分後に「不穏当なので撤回する」と話したが、幹部からまた怒られたのだろう。何とかにつける薬はないというが・・・・。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ikari.gif)
asahi.comの記事(http://www.asahi.com/politics/update/0518/TKY201305170753.html、http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201305170811.html?ref=com_top_pickup)。
アホと「無知」が共同代表を務める政党とは・・・。支持者や投票してしまった投票者の皆さん、本当にお気の毒に。それ以上に気の毒なのは、決してこんな政党に投票なんてしないのに、こんな政党の政治家のいる選挙区の皆さん。
「無知」とこき下ろされて、恥ずかしい思いをする(元?)弁護士。一方、「正確な歴史観、世界観を持ってい」ると頑迷に思い込んでいる可哀想な老人。
『●勝てば非侵略国で、負ければ侵略国?』
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【http://www.asahi.com/politics/update/0518/TKY201305170753.html】
2013年5月18日
石原氏「あの戦争、侵略じゃない」 橋下氏の見解とズレ
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は17日、先の大戦の旧日本軍の行為について「侵略じゃない。あの戦争が侵略だと規定することは自虐でしかない。歴史に関しての無知」と語り、侵略とした橋下徹共同代表の見解を否定した。朝日新聞の取材に答えた。
従軍慰安婦などをめぐる橋下氏の発言への批判が収まらないところに加えて、歴史認識をめぐる両共同代表の認識でも違いがはっきりしたことで、党内の混乱が一層深まりそうだ。
石原氏は、橋下氏が「敗戦の結果として侵略だと受け止めないといけない。反省とおわびはしなければいけない」と述べたことについて「全然違う。正確な歴史観、世界観を持っていないとだめだ」と批判した。
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【http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201305170811.html?ref=com_top_pickup】
2013年5月18日
維新の顔、広がる溝 石原氏が橋下氏の発言批判
日本維新の会の混乱が拡大している。17日には石原慎太郎共同代表が橋下徹共同代表の言動を批判。不適切な発言で西村真悟衆院議員は除名される方向だ。一枚看板の橋下氏の発言に端を発する混乱は、収束のめどが立っていない。
「みんな迷惑している。彼なりに論理立ててものを言っても仕方が・・・・・・」
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