asahi.comの二つのコラム【森達也 野党やメディアの使うフレーズに違和感「ノーと主張すべき」】(http://dot.asahi.com/wa/2015072200117.html)、
【室井佑月 「あたし、安倍さんのその意見には大きく賛同するわ」】(http://dot.asahi.com/wa/2015071500092.html)。
「安倍首相は、国会採決の前に、米議会での演説で夏までの成就を約束しました。これだけでも退陣に追い込まれてしかるべき事態でしたが、批判は少しだけ・・・・・・「理解が深まっていない」「議論が尽くされていない」──。野党やメディアがこれらのフレーズを使うことに私は強い違和感を覚えます。いま僕たちは、安保法制に理解を深めたいのではなく、ノーと言いたいのです」
アベ様らは戦争法案・壊憲法案を「市民が理解」し、野党は反対ならば「対案」を示せという。答えは、戦争法案・壊憲法案そのものに「No!」だ。対案なんてクソくらえだ!
『●高校生による壊憲法案反対デモ:
赤紙を受け取る側の論理、人殺しに加担させられる側の論理』
『●自民党の武藤貴也衆院議員: 赤紙を送る側の(非)論理、
人殺しに加担させる側の(非)論理』
『●「「死にたくない」だけでは足りない、
「人を殺したくない」という気持ちこそが、戦争の抑止力となる」』
『●「次なる選挙で自民党(+公明党)にだけは
投票しないようにすること」・・・「ワスレイデカ」!』
「安倍自民応援団の大西英男議員が、厳重注意を受けながらまたいった。「(安保法制を)全く事実無根の戦争に導く、徴兵制と報道している一部マスコミを懲らしめなければいけない」と。あのさ、与党議員、安倍一派のあなたがそういうことをいうのが、問題なわけ。マスコミへの恫喝になってしまうから。なぜ、そんな簡単なことが理解できないのかな。バカなのかな。沖縄の新聞も、つまびらかに読んでないらしいし」。
『●「権力を使って圧力・・・
自民党はやったことはない」なんて、白々し過ぎるアベ様』
アベ様の白々しさ。十分な「マスコミへの恫喝」。
でも、マスコミもマスコミです。売られたケンカを買わずにノコノコとアベ様と飯食いについていくマスコミのなんという情けなさ。アベ様に、「(自民党の圧力に)報道機関がほんとうに萎縮しているというなら、報道機関にとって恥ずかしいことなのではないか」とまで言われて、へらへらしていられるのだから。
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【http://dot.asahi.com/wa/2015072200117.html】
森達也 野党やメディアの使うフレーズに違和感「ノーと主張すべき」
(更新 2015/7/23 07:00)
(映画監督森達也さん(59) (c)朝日新聞社)
強行採決された「安保法制」。各界から「今からでも撤回を!」と声が上がっている。映画監督の森達也さん(59)は、野党やメディアが使う、あるフレーズについて違和感を覚えるという。
* * *
多数決という観点から言えば、今回の結果は自民党が参院選、衆院選でそれぞれ大勝した時からわかっていた。選挙前から憲法草案をホームページにアップしていたし、彼らにはアリバイがあるわけです。ただし大義はそれだけです。
安倍首相は、国会採決の前に、米議会での演説で夏までの成就を約束しました。これだけでも退陣に追い込まれてしかるべき事態でしたが、批判は少しだけ。言葉の形骸化が最も怖い。「日米同盟」という言葉もいつの間にか定着しています。軍事的な結びつきを示す「同盟」なんて、日米間には存在しません。あるのは、日米安全保障条約。あくまで「協定」です。
「理解が深まっていない」「議論が尽くされていない」──。野党やメディアがこれらのフレーズを使うことに私は強い違和感を覚えます。
いま僕たちは、安保法制に理解を深めたいのではなく、ノーと言いたいのです。
安倍政権の企みについては充分に理解しています。いくら議論を重ねたところで、答えは変わらないことをもっと強く主張すべきです。立憲主義に反し、明らかに違憲なのですから。
安保法制の賛成派は「抑止力を持てば戦争にならない」としています。ならばなぜ世界から戦争はなくならないのか。抑止力は常に、戦争を誘発します。自衛を理由に人は人を殺す。これは、人類の本能だと思います。憲法9条は、そんな人類の歴史へのアンチテーゼであり、好きな言葉ではないけれど、唯一の誇りでした。ここで70年の歴史が終わってしまうなら、僕は、本当に悔しいです。
※週刊朝日 2015年7月31日号
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【http://dot.asahi.com/wa/2015071500092.html】
室井佑月 「あたし、安倍さんのその意見には大きく賛同するわ」
(更新 2015/7/17 11:30)
原発再開や安保法制など安倍政権の方針に大きな疑問を持つ作家の室井佑月氏。しかし、報道機関に対する思いは安倍首相に賛同する。
* * *
安倍自民応援団の大西英男議員が、厳重注意を受けながらまたいった。「(安保法制を)全く事実無根の戦争に導く、徴兵制と報道している一部マスコミを懲らしめなければいけない」と。
あのさ、与党議員、安倍一派のあなたがそういうことをいうのが、問題なわけ。マスコミへの恫喝になってしまうから。なぜ、そんな簡単なことが理解できないのかな。バカなのかな。沖縄の新聞も、つまびらかに読んでないらしいし。
徴兵制まで進む議論がおかしいと思うなら、まずお仲間同士で意見の調整してきてほしい。文部科学省の有識者会議で「奨学金の返済延滞者は防衛省でインターンシップをやってもらう」、そんな話も出たらしいし。そういう現実はスルーかよ。
まあ、そんなことはどうでもいいわ。大西さんはヤバくなったら真っ先に捨てられるタイプ。そこの部分は、メディア業界にいるあたしと一緒。ちょっと同情しなくもない。
ところで、世の中には大西さんみたいなのが増えてきている。安倍政権に楯突く人間をいっせいにディスり、ネットで悪口を書いたり、反論者が出ている番組に「あいつを出すな!」という電話をかけたり。きちんとこちらの意見を聞いての反論じゃないなら、ただの嫌がらせだ。
出ているワイドショーで、新幹線の焼身自殺事件を扱った。「テロに襲われたらどうする」という問題定義で番組を作っていた。
新幹線も空港なみに厳重警備にしたほうがいいのではないか、という流れだったから、
「でも、新幹線だけじゃないですよね。
人がたくさん集まるコンサートホールとか、
普通の在来線だって危ないということになってしまう。
どこかで線引きをしないと。
これからすべてに不安を感じて生活するの?」
というようなことを発言した。そして、
「だから、テロに狙われないような
外交がとても大切なんだと思う」と。
でも、その発言がすごく批判されてさ。
「室井が新幹線の意味不明な老人の自殺を、新幹線の安全神話が崩れたという暴論」「バカ女、そもそもテロじゃないのに」「結局は安倍批判したいだけ」だって。日本語が通じないな。
ま、あたしがすべてを安倍批判に結びつけたいわけじゃない証拠でもあげておこうか。
7月3日の国会で、自民党の若手や作家の暴言について、民主党の枝野議員に突っ込まれた安倍総理は、
「(自民党の圧力に)報道機関がほんとうに萎縮している
というなら、報道機関にとって恥ずかしいことなのではないか」
といっていた。つまり、権力に立ち向かわずにおもねる報道機関が馬鹿だし悪い、といったんだ。あたし、安倍さんのその意見には大きく賛同するわ。
業界の末端、トカゲの尻尾からのお願いです。恥ずかしい人たちと思われながら、呼び出され、ホイホイ飯を食いにいくのやめれ。
※週刊朝日 2015年7月24日号
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