ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

初冬の趣(おもむき)

2016-10-26 10:33:01 | Weblog
 画は 歌川 國芳 (くによし)

 寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)

 号は一勇齋、朝櫻楼など                作


  「主馬佐酒田金時  靭屓尉碓井貞光  瀧口内舎人源次綱」です。

  (しゅめのすけ・さかたのきんとき ゆげいのじょう・うすいさだみつ 
   たきぐちのとねり・げんじのつな)

   平安時代の武将・源頼光と家臣の四天王による武勇伝の一つ、
   土蜘蛛退治の物語である。源頼光が病で伏せり、
   四天王が宿直の場で囲碁をしていると、葛城山の土蜘蛛が
   妖怪となって現われるが、家臣たちは全く動じない。


☆晴れたり曇ったり。

時代遅れの日本、戦前の亡霊が未だ徘徊、

◆http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201610260000/
櫻井ジャーナル  2016.10.26
アジアの東と西で米国から離れる動きが見られるが、
 日本は米支配層へ従属し続ける歴史的背景


アメリカの支配システムが揺らいでいる

東アジアではフィリピンが自立を宣言、ベトナムやタイも
アメリカの属国であることを拒否する動きを見せ、

中東ではアメリカの「友好国」だったはずのトルコとイスラエルが
ロシアとの結びつきを強めようとしている。

それに対して日本人の米好戦派に対する忠誠は揺らいでいない
そうした忠誠心が安倍晋三政権を支えている。

本ブログでは何度も書いてきたが、日本の体制は
戦前も戦後も基本的に同じで、天皇制官僚国家

「国体」は護持されたと言えるだろう。

そのつながりを象徴する人物が1932年6月から41年12月まで駐日大使を務めた
ジョセフ・グルー。

そのいとこにあたるジェーンはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、
つまり巨大金融機関J・P・モルガンを率いていた人物の妻だ。

J・P・モルガンと最も近い関係にあった井上準之助は
1932年2月に射殺されているものの、松岡洋右のように親しい日本人は残っていた。

松岡の妹が結婚した佐藤松介の甥にあたる
岸信介や佐藤栄作もグルーとはつながっていた。

1932年にアメリカでは大統領選挙があり、ニューディール派の
フランクリン・ルーズベルトが
ウォール街に支援されていた現職のハーバート・フーバーを破っている。

そこで、J・P・モルガンをはじめとするウォール街の金融資本が
ファシズム体制の樹立を目指してクーデターを計画した。

この計画はスメドリー・バトラー少将の議会証言で明るみに出ている。

J・P・モルガンが日本を属国化する切っ掛けは1923年の関東大震災。

復興資金の調達を引き受けたのがこの金融機関
だった。

「適者生存」、つまり弱者切り捨てを主張していた井上が
この金融機関と結びつくのは必然だったのかもしれない。

震災後、1925年に「治安維持法」が制定されて思想統制が本格化、
27年には第1次山東出兵、翌年に第2次山東出兵と張作霖爆殺があった。

1928年には日本共産党関係者らが大量に検挙されている。

そして1931年、関東軍参謀の石原莞爾中佐(当時)と板垣征四郎大佐(当時)が
立案した計画に基づいてい満鉄の線路が爆破され、

いわゆる満州事変が勃発、32年には日本の傀儡国家である満州国の建国が宣言された。

この満州国について、アジアにコミュニズムが広がるのを食い止める防壁だと
ウォール街の大物弁護士で、ロックフェラー財団の理事長でもあった
ジョン・フォスター・ダレスは考えていたという。
(Mainichi Daily News, September 14, 1971)

ウォール街がイデオロギーだけで動くとは考え難く、
満州国の建国を中国略奪の一環として捉えていたのではないだろうか?

それはともかく、グルーと親しくしていた日本人は少なくない。

その中には吉田茂や白州次郎も含まれ、
外務大臣だったことから豊田貞次郎海軍大将も親交があった。

豊田の親戚の中には日本開発銀行の頭取になる小林中がいる。

また、グルーを中心に活動していたアメリカ対日協議会(ジャパン・ロビー)
を支えていたひとりであるウィリアム・ドレイパー
(ディロン・リード銀行の出身で、陸軍次官を経験)は池田勇人と親しく、
その池田の子分にあたる人物が福田赳夫。

つまり、吉田、岸、池田、佐藤、福田はジャパン・ロビー、
つまりウォール街に直結している首相だった。

そして、岸の孫が安倍晋三
だ。

現在、アメリカが進めている政策は1992年2月に作成された
ウォルフォウィッツ・ドクトリン(DPG草案)に基づき、
日本の軍事化はその流れの中でのこと。

日本が進む方向を戦争へと導いてきた人物として、
ジョセフ・ナイ、リチャード・アーミテージ、マイケル・グリーン、
パトリック・クローニン
といった名前が挙がっているが、

安倍を操っているのはI・ルイス・リビーとも言われている。

リビーはウォルフォウィッツと一緒にドクトリンを書いた
ネオコン/シオニストの大物でもある。

日米関係は戦前も戦後も基本的に同じだ。

戦後はニューディール派の影響で民主的な要素も加わったのだが、
それは数十年かけて消されてきた。

その間、民主主義を破壊する作業を大半の日本人は傍観、
戦前以上のファシズム体制が迫ってい



國芳、二枚目、



「源氏雲浮世画合」 「橋姫」「腰元千鳥」です。



したたかな親日政治家のようですなぁ、

◆http://my.shadowcity.jp/2016/10/post-10099.html#more
野次馬 (2016年10月25日)
日本人よ覚醒せよ! @ドテルテ


メイリーン事件、というんだが、かつてダバオでアメリカの工作員が
爆発事件を起こして逃げたという事件があったらしい。

日本語の情報が見つからないんだが、ニューヨーク・タイムズ紙によれば、
「ダバオの爆弾魔メイリーンを米国大使館が隠して、アメリカにこっそり移送した」
との事で、ドテルテはそれを未だに恨んでいる、というわけだ。


  ☆http://www.asahi.com/articles/ASJBS5G4VJBSUHBI01W.html
  朝日新聞  2016年10月25日
  ◎ドゥテルテ比大統領、米国を嫌う理由 メイリン事件と

  フィリピンのドゥテルテ大統領が「米国とは別れた」と発言した
  ことが波紋を呼ぶ。ドゥテルテ氏が「米国嫌い」
  とも見られる発言を繰り返す背景には、学生時代に学んだ思想と
  14年前に起きたある事件が関係しているといわれる。


さて、そうなると、フィリピンで相次いだ「イスラムテロ」と称するモノが、
はたして本当にイスラムテロだったのか? という疑惑が出て来る。
それもまたCIAによるヤラセだったのではないか? 
ドテルテはそれを知っている。


  -----------------------
  実際、鬼畜米英もクソだからな
  日本が失われた20年に陥った原因は
  冷戦終結後のクリントン政権で
  ソビエトに代わって日本経済を主敵認定して
  CIAも使って、産業スパイしまくり、
  法制度も変えさせまくりしたおかげだしな
  -----------------------
  ↑白人残酷すぎ
  奴隷に植民地に原住民族虐殺、
  さらに捕鯨など他国食文化の否定と差別、宗教弾圧、
  すげえよ、そりゃ世界牛耳るわけだわ。

  もうヨーロッパ大陸から出てくんなよ
  -----------------------
  日本なんか原爆2発も落とされてるのに
  アメリカ様ー!アメリカ様ー!の体たらくだぞ
  教育、経済、言語、ファッションから何から何までアメリカの猿マネ
  アメリカ様はすごいー、日本はダメだー!こればっかり
  -----------------------
  日本が親米って方が異常なんだぜ
  ジェノサイドされたのに

  -----------------------
  アメリカ人の正体
  元はイギリスの前科者、食い詰め者、できそこないの末裔
  アメリカ大陸、オーストラリア大陸に流刑される
  アメリカに流刑された者はインディアンを虐殺
  オーストラリアに流刑された者はアボリジニーを虐殺
  その後、世界各地で虐殺を繰り返す。
  済州島出身(朝鮮における流刑地、在日の故郷)と性質や出自は同じ
  -----------------------


ドテルテは、すっかりアメポチに成り下がっていたフィリピン人に「覚醒せよ!」
と呼び掛けた。

そして91パーセントのフィリピン人が目覚めた。

日本人はいつ目覚めるのか?


コメント


*のら太 | 2016年10月25日 | 返信

  >ドゥテルテはまだ生きているw 
  例の「トルコクーデター未遂」
  が大きいんじゃないでしょうか。
  あれでアメさんが仕掛けてきても
  ロシアとラインを保っておけば
  防ぐことが出来る
ことが
  満天下に知れ渡ってしまった。
  世界中の国家指導者がそれを見てしまった。
  国家転覆を仕掛けられるので嫌々従っていた人達が
  それを見てしまった。
  「もうアメリカの恐喝に平伏する時代は終わった
  という状況の顕在がドゥテルテではないでしょうか。

  ドゥテルテに対して彼が度々口にしてるように
  すでに無数の工作は行われていてるのでしょう。
  それらが全て不発に終わっているのは・・・。
  日本にいるのでどうやっても
  情報にアメリカ寄りのバイアスがかかっているので
  よく分かりませんが

  パクスアメリカーナも
  ソ連崩壊前夜の様な様相なのかも




國芳、三枚目、



「百人一首之内 春道列樹」です。

 春道 列樹(はるみち の つらき、生年未詳 ~920年)

    山川に 風のかけたる しがらみは 

           流れもあへぬ 紅葉なりけり

                 (『古今和歌集』秋下303)



スピン報道ばかりだw 五輪会場問題、医療大麻問題とか、

ここは強行採決迫る「TPP」を特集すべきだろうが、

◆http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-e5fb.html
zeraniumの掲示板  2016年10月24日 (月)
誰がこの国を動かしているのか?


まえがき 
  戦後日本の根深い癒着構造   鳩山友紀夫 


自然の神様は私たちに何を告げようとしているのでしょうか。

東日本大震災、福島原発事故からまだ5年で、
被災された多くの人々は震災前の生活とはほど遠い暮らしを余儀なくされており、
原発事故はいまだ終息したとはとても呼べる状態ではありません

そこに今度は熊本地方を震源として、大分、福岡、佐賀までの広い範囲で
阪神大震災級の、マグニチュード7・3の強震が連続して発生しました。

今回の地震の特徴は、最初の地震の後に
震源が北東の方向に延びて震度6クラスの地震が何度も起き、
本震はむしろ2日後であったことです。

この地震はどれも「布田川(ふたがわ)断層帯」と呼ばれる断層で起きています。

群発地震は北東の方向に向かいましたが、南西の方向に向かえば
「日奈久(ひなぐ)断層帯」につながる可能性がある。

そして川内原発はこの「日奈久断層帯」の上にあるのです。

いえ、むしろ最初の地震は実は「日奈久断層帯」で起き、
それが2日後の「布田川断層帯」に繋がったとする見方もあるほどです。

ストレスは北東の方向には解放されましたが、南西の方向には溜まっている
と見るべきではないでしょうか。

つまり近い将来に、福島原発で起きてしまったような事故が、
川内原発で起こらないと誰が断言できるのでしょうか? 

それでも安倍内閣は、完全な避難計画もできていない川内原発を稼働させ続けています。


政治は誰のためのものなのか?

それでは、政治とはいったい何のためにあるのでしょうか? 

万人の幸せのためにあるのではないでしょうか? 

一部の恵まれた財界や政界の人間の幸せのために、
多くの人々を危険にさらしてよいのでしょうか? 

たとえ最悪の事態が起きたとしても、できる限り安心な環境を提供する
ことが政府の役割であるはずです。

直ちに川内原発を止めるべきです。

今回の熊本地震に遭遇して、二つのことを政府は決断するべきです。

その一つは言うまでもなく、日本は原発政策をやめることです。

なぜなら福島原発事故は福島の住民だけでなく、
世界中の人々に放射能被害をまき散らし続けているうえに、今度の震災です。

もし政府が取るべき政策を取らずして、再び原発事故を起こすことになったら、
今度は同情どころではありません。

世界中の避難が日本に向けられるのは間違いありません。

稼働している川内原発は直ちに止め、
稼働していないすべての原発はそのまま稼働させないことです
>。

日本中のどこでも大きな地震が起きるのです。

このことからも、日本は原発にはまったく適していない国だということを、

今回の震災が示しています。(略)


エネルギーのアジアスーパーグリッド構想

世界全体では、自然エネルギーの発電量が
すでに原発を大きく凌駕(りょうが)しています。

ですが日本政府は原発を再稼働させるために、
あえて自然エネルギーの普及を制限しており、

それは今のような時代に逆行する政策なので、それを直ちにやめて、
自然エネルギーの普及に政府を挙げて支援すべきです。

自然エネルギーの賦存量では世界一とも言える、モンゴルや内モンゴルから、
電線でエネルギーを運ぶ夢のアジアスーパーグリッド構想に、
政府は積極的に協力することです。

もう一つは熊本地震を、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催から
名誉ある撤退の最後の機会と考えること
です。

子どもたちの甲状腺がんは異常な勢いで増加しており、
メルトスルーした核燃料の行方はわからず、放射性物質は土壌を汚染し、
海に、空に、そして地下水へと今も拡散し続けています。

土壌や汚染水の除染は進まず、汚染水は薄めて海へ流していると噂されています。

当然、東京も放射能被害とは無縁ではない。

このような状況の日本へ世界一流のアスリートを呼ぶというのは、
極めて失礼なことではないでしょうか?


嘘で誘致した東京オリンピック

安倍首相は、「福島はすでにアンダーコントロール(コントロール下にある)」
と胸を張って東京オリンピックの招致に成功しました。

それが嘘であれば招致したものを返上するのが筋ですが、
間違っていたので返上しますとは言いにくいのはわかります。

だから熊本地震を理由に名誉ある撤退をすればよのです。

東京オリンピックを開催する余裕があるのならば、その資金をすべて
東日本大震災及び福島原発事故の被災者の人々の生活再建と、
今回の熊本地震の被災者の救済にあてればよい
のです。

さらに地震や津波、地球温暖化によって予想される災害の巨大化への
防災システムの構築に、ハード、ソフト両面に対して万全を期すべきです。

東北と九州の震災から、私たちはもっと学んで行動するべきです。

原発を止められないのも、東京オリンピックを開催するのも、
政治と経済の癒着が原因
です。

そのことを大手メディアが正面から批判できないのは、
政治と経済、行政、マスコミの癒着に原因があります。

さらに学識経験者がだんまりを決め込んでいるのは、
政治と経済、行政、マスコミ、学問の癒着でしかありません。

このような癒着の構造がかなりグローバル化していることが、
「パナマ文書」で明らかになりました。

この事件は、タックスヘイブン(税金逃れ)を利用したマネーロンダリング(資金洗浄)
を扱うコンサルタント会社から膨大な資料が流出したことで、

世界的に有名な大統領や首相、政府高官、そしてその家族や関係者が
その顧客であることが明らかになったのです。


自分の利益のことしか考えていない政治家

タックスヘブンの利用は違法ではありませんが、政治家が自国に税金を払わず、
他国を利用して脱税をするということは、

結局、自国の国民の幸せよりも自分の利益を優先することなので、
政治家としてするべき行為でないのは明らか
です。

そして巨大銀行が、政治家のこうした行為を後押ししていたことも判明しています。

このグローバル(世界規模)の癒着はとてつもない広がりを持っていたのです。

今、世界はグローバル化の中で、1%のごくわずかなの資産家と、
99%のそうではない人々とに二極化してきています。

そしてその1%の資産家の財産が、タックスヘイブンを利用して
税金逃れをしているのですから、世界中のお金は
99%の人々のための幸せには使われるはずがありません。

これは世界規模で、すでに資本主義がその役割を果たせなくなってい
ことを意味しています。

私はこうした行き詰ったグローバル資本主義の打開のためには、
何らかの「友愛」の理念を導入した
新しい資本主義の創造が必要だと考えています。   

癒着した資本主義を打破するためには、逆説的に言えば、
癒着先進国の日本だからこそ可能かもしれない。

アメリカをトップに据えた日本の癒着構造を打破する政治勢力をいま一度、
そして今度はしっかりとした覚悟を持ってつくり上げることです。

そして、世界に尊敬される尊厳ある日本の誕生こそが、
真の「戦後レジーム(体制)からの脱却」となるでしょう。

この本は、対米従属の既得権益構造にメスを入れることに失敗した者と、
その失敗の事例から、国を動かしている本質を鋭く追及して明らかにした、
二人の新進の学者との間の鼎談(けんだん)をまとめたものです。

この本を読んでいただくと、
「誰がこの国を動かしているのか」がお分かりになるでしょう。

そして、その根の深さを認識してもらうことにより、
私たち1人1人がどのような行動をとるべきかの指針が得られることを期待しています。

    
           『誰がこの国を動かしているのか』 
          木村 朗・白井 聡・鳩山友紀夫  詩想社 新書12

                    抜粋



ハトはお人好しで品が良すぎましたな。 まわりもトロイの木馬だらけ、

ドテルテの半分ぐらい度胸としたたかさがあったらなぁw

日本の現状のざまはなかった。



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