ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

初春に

2015-01-05 10:47:03 | Weblog
 画は 拙作にて、

  「親鸞聖人御影 冬」です。

 油彩F10号



☆曇。

皆様、明けましておめでとうございます。

本年も相変わりませず、何卒宜しくお願い申し上げます。

当地は穏やかな年末年始でしたが、豪雪のニュースもあり、

如何お過ごしでしたでしょうか?

良き年でありますよう、祈念申し上げます。


まずは、毎度ながらいい記事です、

◆http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/2015nentouniatattenogoaisatu.html
長周新聞  2015年1月1日付


   戦後70年を総括し独立平和の日本社会実現を

       年頭にあたってのご挨拶


2015年の新年を迎え、読者・支持者のみなさんに
謹んでご挨拶を申し上げます。

敗戦から10年がたった1955年、いかなる権威にも屈することのない
人民の言論機関として創刊された長周新聞は、今年4月に創刊60周年を迎えます。

平和と独立の課題がかつてなく問われている今日の激動情勢のなかで、
「幾千万大衆と共に」の創刊路線を貫き、
人民言論事業をさらに大きく発展させる決意です。

 (一)

第二次大戦から70年を迎えた世界は、
恐慌と戦争と革命の大激動の情勢を迎えています


2008年のリーマン・ショックを経て資本主義各国は国家財政の出動によって
金融資本の救済に追われ、その犠牲を 自国の労働者や勤労人民、
新興国その他の国国に押しつけて きました。

しかし恐慌から抜け出せず、市場争奪や覇権争奪はますます激しいものとなり、
人民生活を貧困状態に追いやりながら、戦争とファッショの道を突き進んでいます。

第二次大戦後、アメリカは絶対的な経済的優位性を持っていました。
しかしベトナム戦争によるドル垂れ流しや、
日本、西ドイツの戦後復興による 資本主義の不均等発展によって
金ドル交換は不能になり、1972年のニクソン・ショックまできて、
政治的経済的な権威はがた落ちとなりました。

この危機と衰退のなかで中国などの社会主義国を抱き込んで 変質させ、
転覆させながら、同時に軍事力と金融・IT技術の優位性を武器にして
新自由主義、グローバル化を唱え、
市場原理主義戦略に転換することによって 一極支配をはかってきました


過剰生産危機が進行し、生産に投資できない過剰資金が蓄積するなかで、
それは世界的なバブル経済とイカサマ金融、
金融詐欺経済をつくって生き延びようというもの
でした。

実物経済である貿易取引額を遥かに上回る金融取引が、
各国の通貨や株、証券、国債、商品などを 投機の具として 暴利をむさぼり、
資本主義は強奪主義が支配的となり、
社会の基本である農業、漁業、製造業などの実体経済をさんざんに破壊した結果、
貧富の格差は極端なものになりました


有り余る世界の富を一握りの金融独占が掴んで離さず、
国家破綻までを営利の道具にして荒稼ぎしていく。

そして、破綻すれば国家財政に寄生して補填させ、
再び息を吹き返して同じことをくり返してきました


このなかで同時に反発も強まり、世界の労働者や勤労人民の斗争も
めざましく発展しています。
資本主義が腐朽衰退し、その破綻が明らかになるなかで、
まともな社会運営を求める世論は国境をこえたものとなり、
欧州はじめとした各国で大規模なストライキ斗争が頻発しています。

アメリカは市場原理主義に照応して、軍事上は90年前後の社会主義転覆、
91年湾岸戦争、2000年代に入ってからはニューヨーク・テロ事件を契機に
アフガン侵攻、イラク戦争と乱暴な侵略戦争をくり返してきました。

しかし中東では民族解放戦争が強力な力となってアメリカを打ち負かし、
米軍はイラクからの撤退を余儀なくされました。
中東政策が破綻しただけでなく、その後のウクライナやシリア対応を巡っても、
いまや覇権主義が通用しないまで衰退が深まっていることを暴露しました。

世界情勢は流動化し、早くから反米斗争が強まっている南米に加えて、
台頭する中国やロシアといった国国との矛盾を抱え、
資本主義各国間のしのぎを削る覇権争奪が激化するなど、
戦後70年たってその一極支配は揺らいでいます

 (二)

オバマ政府は国力が衰えるなかでアジア重視戦略に転換し、
TPPで中国を包囲したアメリカ中心の経済ブロック化をはかりつつ、
日本をアメリカの代理人として前面に立てて緊張関係を深めてきました。

軍事力を日本から動員するために集団的自衛権の行使容認を迫り、
一連の戦争体制を安倍政府にごり押しさせてきました


対中国との覇権争奪で矢面に立たされ、アフリカや中東など地球の裏側まで
米軍の鉄砲玉になって自衛隊が出撃する


米国本土防衛の盾として日本列島がミサイル攻撃の標的にされる
ことが現実味を帯びたものとなっています。


70年前の大戦で、アメリカは日本を単独占領するために原爆を投下し、
沖縄戦や全国空襲をやって日本人民を殺戮し尽くしました。

あの戦争によって320万人もの無辜の命が犠牲になりました


天皇をはじめとする独占資本集団、官僚機構、新聞などの戦争指導勢力は、
その後はアメリカの目下の同盟者になって国を売り飛ばし

サンフランシスコ講和以後は独立の見せかけをしてきましたが、
70年たった今日、
日本社会は無惨に崩壊し、独立とは名ばかりで、
富だけでなく命まで動員されるところへきました


この売国政治と命をかけた斗争を挑まなければならない情勢を迎えています。

日本国内ではこの2年近く、アメリカや財界の後ろ盾で
再登板した安倍政府のもとで、「アベノミクス」なる金融政策が実行されてきました。

黒田日銀は「異次元の金融緩和」と称して350兆円近い資金を市場に供給し、
日経平均株価は民主党政府だった時期から二倍以上も跳ね上がり、
為替は1㌦=120円台まで急激な円安が進みました。

しかし、実体経済はGDPの悪化に見られるように、
むしろ輸入物価の高騰や増税に見舞われて悪化しました。

官製バブルに踊る金融市場では、ヘッジファンドや金融独占資本が
その公的資金を食い物にし、カネはみなアメリカのウォール街へと流れ出しています


人人の老後のために積み立ててきた年金資産130兆円までも、
金融市場の燃料として注ぎ込もうとしています


郵政民営化で国民の金融資産350兆円を米国金融資本が奪い去ろうとしてきましたが、
日本の富は根こそぎ米国に貢がせる構造が暴露されています


金融資本は国家のカネにぶら下がって懐を肥やし、
多国籍企業化した大企業は法人税減税やODA支援をはじめ諸諸の恩恵を受け、
史上最高益を上げてきました。

大企業の多くは海外移転して現地生産に軸足を移し、この間の円安でも
為替差益を得てきました。

一方で国内は失業と倒産が深刻なものとなり、
若者は結婚も子育てもできず、高齢者人口が増大して
生命の再生産すらままならない状況がもたらされています


安倍政府はTPPによって国内の農漁業生産や医療福祉、社会制度を崩壊させ、
日本市場を丸ごと外資に売り飛ばす政治を実行してきました。

世界で一番の企業天国をつくるといって、労働者、人民の残酷な搾取と
日本経済の破局的な危機を呼び寄せ、
一方で尖閣、歴史認識問題などで近隣諸国を挑発し、アジアで孤立しながら
集団的自衛権の行使容認、自衛隊の国防軍化、特定秘密保護法など
国民弾圧と海外侵略の体制を強め、
国家を規制する憲法を国民を規制するものにかえようとしています。

これに対して、全国的な政治斗争を組織し、
日本社会の命運をかけたたたかいに挑むことが差し迫った課題です。

 (三)

衆議院選挙で自民党は国会の3分の2の議席を得ましたが、
その支持率は僅か17%で統治が崩壊している姿を暴露しました


安倍首相の右傾化思想を代弁していた田母神俊雄、石原慎太郎ら率いる
次世代の党は壊滅し、あのような政治思想には支持基盤がないことを証明しました。

安倍首相本人も選挙区において1万8000票も得票を減らし、
その反発の強さを示しました。

沖縄では名護市長選挙、県知事選挙に続いて、総選挙においても
すべての選挙区で自民党議員を叩き落とすなど、
日米「安保」と基地撤去という争点を鮮明にして県民の揺るがぬ力を示し、
全国を激励しました。

人民運動は下から大衆的な連帯と団結を深めながら、
新しい様相を持って広がりはじめました。

昨年、原水爆禁止運動はめざましい発展を遂げました。
「原爆と戦争展」は広島、長崎、沖縄をはじめ全国各地で無数に開催され、
安倍政府が戦争体制へと突き進むなかで、
戦争を阻止する大衆的基盤を持った運動として威力を発揮してきました。

被爆者は「命をかけて語り伝えなければ」と
現役世代や子どもたちにその体験や思いを伝えてきました。

50年8・6斗争路線を体現した8・6行動は、広島市民の圧倒的な支持を集め、
その存在感を全国、世界に示すものとなりました。

福島第1原発の事故後、
被災地ではいまだに十数万人が難民のような生活を余儀なくされ、
事態の収拾すらままならないなかで、
安倍政府は再稼働や原発輸出を推進してきました


これに対して郷土を廃虚にしてはならないという全国的世論が高まり、
各地で斗争機運が盛り上がっています。

上関では二井元知事が先走って埋立許可を出し、中電は漁業補償金を支払いましたが、
祝島の島民たちが一貫して受けとりを拒否し、計画は振り出しに戻るところへきています。

全県、全国と連帯・団結し、デタラメな国策に立ち向かう力は強いものになっています。

教育運動は、上宇部実践が前年にも増して全県、全国の教師のなかで広がり、
勤労父母の後継ぎとして鍛える体育実践が徳育、知育にもつながって、
みんなのため、社会のために役立つ人間へと育っていくことへの確信が深まっています。

破産している文科省教育とは一線を画して、それとは対照的に
生命力を持った教育運動として発展し、地域や父母の圧倒的な支持を得ています。

劇団はぐるま座の『動けば雷電の如く』『峠三吉 原爆展物語』『礒永秀雄の詩と童話』
の舞台は情勢ともあいまって衝撃的な反響を呼んできました。

沖縄では名護市長選や県知事選のさなかに公演がとりくまれ、
独立と平和を求める人人の意識とつながって、
リアリズム演劇の力を発揮するものとなりました。

下関では安岡沖洋上風力発電建設に反対する市民の斗争が勢いよく発展しました。
私企業やそれに群がるゼネコン、政治家の利権で住民生活がないがしろにされること、
聞く耳を持たぬやり方に怒りが沸騰し、
1200人デモを開催するまで行動が盛り上がりました。

安倍代理が貫かれた非民主主義的な市政に対抗して、下から力を結集しています。

大衆の行動機運は全国津津浦浦に充満していることを確信させています。

このようななかで、「日共」修正主義集団や社民党はじめとした「革新」勢力というのが、
大衆運動を率いていく意志も能力もなく、
総選挙では自民党のブレーキになる勢力とは見なされず、
まったく相手にされなかったことも特徴です。

現在発展している新しい政治勢力は、
人民大衆が歴史を創造する原動力であることを確信し、
自分の側からではなく大衆の側から物事を見る立場を堅持すること、
不断に大衆のなかへ入り、その生活と斗争に学び、
大衆の先頭に立って人民を抑圧する敵と正面からたたかうことで
運動を切り開いてきました。

生産を担う人民大衆こそが力を持っており、みんなのため、社会のために尽くす
という人民に奉仕する精神に徹することが分かれ目です


新しい年はこのような大衆的な基盤を持った政治勢力が全国的に形成されていくなら、
日本社会の展望を大きく切り開いていくことになります。

福田主幹が組織した1950年8・6斗争の路線と長周新聞の路線は、
戦後70年たった現在、ますます生命力を持って発展しています。

長周新聞が果たす役割はきわめて大きなものとなっています。
創刊60周年を期して、長周新聞の勤務員は人民に奉仕する思想、
自力更生刻苦奮斗の精神を貫き、
独立、平和、民主、繁栄の新しい日本を実現するために奮斗する
ことをお誓いして、新年のご挨拶といたします。





再掲ですが、拙作二枚目、



「越後の親鸞聖人」です。 油彩F10号




核の脅威の現実化、

◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-15d4.html
マスコミに載らない海外記事  2014年12月31日 (水)
新年の見通し


☆http://www.paulcraigroberts.org/2014/12/29/
 outlook-new-year-paul-craig-roberts-2/

ポール・クレイグ・ロバーツ  2014年12月29日


読者の皆様

ワシントンがしかけた、欧米とロシア/中国間の紛争は、無謀で無責任だ。
核戦争という結果になりかねない。

実際、ワシントンは、ジョージ・W・ブッシュ政権以来、核戦争に備えてきた。
ワシントンは、先制核攻撃で戦争を開始すべく、アメリカの戦争教義を改訂した。

ワシントンは、対アメリカ報復攻撃を防ぐ為の対弾道ミサイルを建造し、配備する為に、
ABM協定を破棄した。ワシントンは、ロシア国境で軍事力増強をしており、
ワシントンは、ロシア政府にぬれ衣を着せて悪魔化している


ブッシュ/オバマ政権が、核戦争のリスクを最小化する為に設定されていた
安全装置を外してしまったのに、アメリカ国民やマスコミからの抗議は皆無だ。
ワシントンのヨーロッパ属国諸国も沈黙している。

覇権へのワシントンの衝動が、核の狂気を世界にもたらしたのだ

モスクワと北京は、自分達がワシントンの標的であることを理解している。
Larchmonterが説明している様に、
ロシアと中国は、ワシントンの攻撃から防衛すべく、両国の経済・軍事能力を統合しつつある。
Larchmonterのレポートをお読み頂きたい。

このコラムの一番下にあるURLを開き、カーソルをページの一番下におき、
“page fit”をクリックされたい。50%を選べば、読みやすいスタイルの画面になる。
(原文は英語)

ワシントンによる、サダム・フセイン、カダフィや、アサドの悪魔化は、
イラク、リビアやシリアへの軍事攻撃の前兆だった。
こうした前例を考えれば、ワシントンによるウラジーミル・プーチンの悪魔化は、
軍事行動の前兆だと見なすのが妥当だろう


ロシアはイラク、リビアや、シリアとは違う。

ロシアの戦争教義では、核、あるいは通常兵器の対ロシア攻撃に対する反撃で、
ロシアは核兵器を使用できることになっている。

ワシントンの傲慢さが、アルマゲドンを挑発するのを、
世界が黙って座視していることが、完璧な政治的失敗を物語っている。
人類の側にたつ声は一体どこにあるのだろう?


新年の見通し

ワシントンは、ここしばらく続いている紛争の原因だ。
クリントン政権が、NATOをロシア国境に近づけ、違法にユーゴスラビアを攻撃し、
ユーゴスラビアを、小さな容易に支配できる断片に分裂させた際、
ロシアは余りに弱体で、何もすることができなかった。

ジョージ・W・ブッシュ政権が、ABM協定から離脱し、
対弾道弾ミサイル基地のロシア国境への配備を始めた際も、
ロシアは何も出来ないほど弱体だった。

ワシントンは、モスクワに、ABM基地の目的は、ヨーロッパを、
ありもしないイランの核ICBMから守ることだとウソをついた。
しかし、ABM基地の目的は、ロシアの核抑止力を低下させ、
ロシアの主権を損なう協定をロシアに強要するワシントンの能力を強化しようとすることだ
とモスクワは理解している。

2008年夏には、ロシアの力が回復した

ワシントンの命令で、アメリカとイスラエルが訓練し、装備したグルジア軍が、
離脱した南オセチア共和国を、8月8日の早い時間に攻撃し、
ロシア人平和維持軍兵士と一般市民を殺害した。

ロシア軍部隊が即座に反撃し、数時間で、
アメリカが訓練し、装備したグルジア軍は敗走し、敗北した。
グルジアは、再度この地域が、19世紀と20世紀に、
そこに所属していたロシアの手中に落ちたのだ。

プーチンは、ワシントンが引き起こした“バラ革命”で、
グルジア大統領に据えられたアメリカの傀儡ミヘイル・サアカシュヴィリを絞首刑にし、
グルジアをロシア連邦に再併合すべきだったのだ。

そうはせず、戦略的な過ちで、ロシアは軍隊を撤退させ、
ワシントンの傀儡政権をそのままにし、ロシアにとっての将来の禍根を残してしまった。

ワシントンは、更なるアメリカ軍事基地をロシア国境に追加しようとして、
グルジアをNATOに組み込もうと強力に推進している。
ところが、当時、モスクワは、ヨーロッパが現在以上に、
ワシントンから独立することが可能だと考え、
アメリカ基地をグルジア国内に置かせない為、ヨーロッパとの良好な関係を頼ろうとしていた。

現在、ロシア政府は、ヨーロッパが独自外交政策ができるという幻想をもはや持っていない

ロシアは、ヨーロッパの政治家達は、ヨーロッパではなく、
ワシントンの権益を代表しているのだから、ヨーロッパとの外交は無意味である
ことを学んだと、ウラジーミル・プーチン大統領は公式に述べている。

ヨーロッパの囚われの国家という立場ゆえに、ロシアによる友好の意思表示では、
外交上の成果を生み出すことができないことが、ロシアに明らかになったのを、
セルゲイ・ラブロフ外務大臣が最近認めている。

西欧との外交で、平和的解決をもたらせるというモスクワの妄想が粉々になり、
現実が登場し、ワシントンと、その属国諸国による、
ウラジーミル・プーチンの悪魔化が強化された。

ヒラリー・クリントンは、プーチンを新たなヒトラーと呼んだ

ワシントンは、ロシアとソ連帝国の旧構成国を、自らの帝国に取り込み、
7ヶ国を爆撃しておきながら、プーチンが軍事的に攻撃的で、
ソ連帝国を再建しようとしていると主張している。

ワシントンの手先のオバマがウクライナで立ち上げたネオナチ政権、
プーチンは、ウクライナの諸州を侵略し、併合したという偽りの主張をして。

こうした見え透いたウソの全てが、欧米の売女マスコミによってしつこく繰り返されている

ヒトラーにすら、ワシントンが享受している様な従順なマスコミはなかったのだ。


ロシアによるあらゆる外交努力は、ワシントンに阻止されて、失敗に終わった。
そこで今や、ロシアは、現実によって、軍事教義の更新を強いられることとなった
12月26日に承認された新軍事教義は、アメリカとNATOは、
主権ある独立国家としてのロシアの存在にとって、主要な軍事的脅威であると述べている。

ロシアの文書は、ワシントンの先制核攻撃という戦争教義、対弾道弾ミサイル配備、
NATO軍増強、兵器の宇宙配備の狙いを引用して、
ワシントンがロシア攻撃を準備している明らかな兆しと見ている。

ワシントンは、経済を、経済制裁とルーブル攻撃で不安定化させようとして、
対ロシア経済・政治戦争も実行している。

ロシアの文書は、ロシアが“ロシア憲法秩序の暴力的な変化、政治的、
社会的環境の不安定化、機能する行政機関や、ロシアの重要な民間、
軍事施設や情報インフラの解体を目指す行動”を通して実現する政権転覆
という欧米の脅威に直面していることを認めている。

外国が資金提供するNGOや、外国が所有するロシア・マスコミは、
ロシア不安定化の為のワシントン手中の道具
なのだ。

ワシントンの無謀な対ロシア攻撃的政策が、核兵器軍拡競争をよみがえらせた。

ロシアは、二つの新ICBMシステムを開発しており、
2016年には、アメリカ対弾道弾ミサイル・システムを無効にする様に設計された
兵器体系を配備する。要するに、ワシントンを支配している戦争を商売にする悪の連中が、
世界に核アルマゲドンへの道を辿らせている。

ロシアと中国の両政府はいずれも、自らの存在が
ワシントンの覇権という野望によって脅かされていることを理解している。
Larchmonterは、両国を周辺化するワシントンの計画を打ち破るため、
ロシアと中国政府は、経済を一つに統合し、
軍事司令部を統合することに決定したと報じている。

今後、ロシアと中国は、経済、軍事の両面で一緒に動くことになる。
http://www.mediafire.com/view/08rzue8ffism94t/China-Russia_Double_Helix.docx

熊と龍の団結が、“アメリカの世紀”というネオコンの気の触れた夢を、
危険なたわごとに縮めた。

Larchmonterが言っている通り、“中国-ロシアを打ち破るには、
アメリカとNATOには、大天使ミハイルが必要だが、どう見ても、
大天使ミハイルは、熊と正教文化の側についている

両国が‘塩基対’となった以上、この勃興しつつある経済のいずれをも傷つけられる様な、
近未来に考えられる、兵器も、戦略も、戦術も存在しない”

Larchmonterは、ロシアと中国の対等合併によって生み出された新たな地政学に
希望を見いだしている。私はこの主張に異議を唱えるつもりはないが、
もしも傲慢なネオコンが、自分達の覇権政策が、ワシントンが最終的勝者にはなれない
敵を生み出したことを理解すれば、連中は、
ロシア-中国統合軍が完全に機能するようになる前に先制核攻撃をしようと努める
だろう


奇襲の機先を制する為、ロシアと中国は、核戦争に備えた全面警戒態勢をとるべきだ


アメリカ経済-  実際には、日本からヨーロッパに至るまでの欧米志向の経済全てが、
砂上の楼閣だ


7年前に、景気低迷が始まって以来、欧米の経済政策丸ごとが、
ごく少数の大き過ぎる銀行と、公的債務と、アメリカ・ドルの支援に向けられた。

結果的に、経済そのものと、国民のそれに対処する能力は劣化した。

金融市場は、ファンダメンタルズではなく、操作で動いている

操作は継続することが困難だ維持。(ママ)

負債が破裂すれば、本当のマイナス金利は意味をなさない。

本当の消費者所得、本当の消費者信用、本当の小売り売上高は、
停滞しているか、低落しており、株式市場はバブルだ


ロシアと中国や、他の国々が、国際勘定でのドル使用から離脱し、
ロシアと共に、SWIFT金融ネットワークの代替を開発しており、
BRICSは、IMFと世界銀行の代替物を開発中で、
世界の他の場所では、彼ら独自のクレジット・カードと、
インターネット・システムを開発中で、
アメリカ・ドルが、ドルの交換価値を維持する為に印刷されている
日本やヨーロッパの紙幣
と共に、交換価値の劇的な低下をしかねず、
それが、輸入に依存している欧米世界を機能不全にするだろう。

私の考えでは、ロシアと中国が、ワシントンを支配している悪を理解するのに、
余りに長くかかり過ぎた。

それゆえ両国は、両国の統合防衛能力が完全に機能するようになる前に、
核攻撃される危険がある。

欧米の経済は砂上の楼閣なのだから、
欧米の経済ネオコンが世界を戦争に追いやることが出来る前に、
ロシアと中国が連中を崩壊させることが可能だ。

ワシントンの両国に対する攻撃は極めて明白なのだから、
ロシアと中国が防衛手段を講じて当然だ。

アメリカとEUが、対ロシア経済戦争を行っているのだから、
ロシア経済を破壊し、欧米銀行にロシアがローンを返済する能力を、
欧米が奪ったのだと、ロシアは主張することができる。

もしこれで、資本金のわずかなEU銀行を倒すことが出来なければ、
ロシアの戦争教義によって、NATO諸国は、今や公式にロシア国家の敵と見なされるので、
ロシアは、もはや天然ガスを、NATO加盟諸国に売って、
NATOの対ロシア攻撃を支援するわけにはゆかないとロシアは宣言することができる


もし大半のヨーロッパ産業の閉鎖、失業率の急上昇や、銀行の倒産がNATO解体という結果、
つまり脅威の終わりにならない場合、中国は行動することが可能だ。

中国は膨大な量のドル建て金融資産を保有している。
連邦準備金制度理事会の手先として、金地金銀行が、金地金価格を押し下げる為、
ほとんど動きがない時期に、金地金先物市場で膨大な空売りするが、
中国は、数分で、長年の量的緩和に等しいアメリカ財務省証券を投げ売りすることが可能だ。

もし連邦準備金制度理事会が、金融上の砂上の楼閣が崩壊しない様、
膨大な量の財務省証券を購入する為のドルを素早く印刷できた場合は、
中国は財務省証券売却で得たドルを、通貨市場で投げ売りすることが可能だ。

連邦準備金制度理事会は、財務省証券を購入するためのドルを印刷することはできるが、
連邦準備金制度理事会は、ドルを買うための外国紙幣は印刷できない


ドルは崩壊し、それと共に覇権国の力も崩壊する。

一発の弾丸の発砲も、ミサイル発射もなしに、戦争は終わるだろう


私の考えでは、ロシアと中国は、ワシントンの経済戦争と同じやり方で対応することで、
アメリカの政策を支配しているネオコンが意図している核戦争を防ぐ、
世界的な義務がある
のだ


ワシントンではなく、ロシアと中国があらゆる切り札を持っている。

ロシアと中国は決して警告などすべきではない。
両国は行動するだけで良い。

実際、両国は、段階的にではなく、全ての武器を同時に放つべきだ。

四つのアメリカ銀行が、世界のGDPの何倍にものぼるデリバティブを保有している状況では、
金融崩壊は核戦争に等しいものとなるだろう。

アメリカは滅び、世界は救われるだろう


Larchmonter は正しい。  2015年は素晴らしい年になる可能性がある




三枚目は、喜多川歌麿、



「獅子舞」です。



若い人たちへ、

◆http://news.goo.ne.jp/article/president/entertainment/president_14152.html
プレジデントオンライン  2015年1月3日(土)
日本人の悩みを吹き飛ばす美輪明宏名言集


酸いも甘いも噛み分けるこの人の、無我夢中に生きた青年期。
そこには生きるヒントが詰まっている。

「負けるものか」が口癖になっていた

終戦の年、私は10歳の少年でした。
その後、国立音楽大付属高校に入学するため郷里の長崎から上京しました。

確か15歳か、16歳の頃です。
実家は比較的裕福だったので、仕送りをしてもらっていましたが、
戦後のドタバタでついに親の仕事もうまくいかなくなり、破産。
家は没落しました。以来、仕送りは完全に停止しました。

当時、国鉄の駅は夜になると家を焼け出された人々が寝泊まりしていました。
私も一時その集団に潜り込んで雨風をしのいでいましたが、
何もしなければ死んでいたでしょう。
とにかく働き口を探し、食い扶持を稼がないと……。

新宿駅なんかに立っていると、手配師から声がかかりました。
それで、楽器を弾ける人や歌を歌える人はトラックに乗せられて
立川や座間などの米軍キャンプに連れていかれた。

運のいい人は、そこでバイト代のほかにコンビーフ缶などをもらえた。
将来のことなど、誰も考えられません。
ひたすら今を生きる。それで精一杯の日々でした。

少しして安いアパートを借りられるようになったときのこと。
私がドアの鍵を差し込むと一緒に帰宅したボーイフレンドが「ほーら、また言った」と。
「え、何を?」と聞くと、教えてくれました。
私は無意識に「負けるものか」としばしばつぶやいていたのです。

戦争には負けたけれど、私は負け犬にならない。
絶対、負けてなるものか
。 そんな思いが口癖となったのでしょう。


好むと好まざるとにかかわらず、人は「現実」に晒され翻弄されます。
人生は順風の時もあれば、逆風の時もある。
そうした真理は古今東西共通です。

ただ、戦前・戦中・戦後の苦難を肌で知る私が言いたいのは、
現代の人はすぐ弱音を吐いたり、心が折れたりしやすいのではないかということです。

上司に怒られ、同僚には足を引っ張られ、
得意先に理不尽な注文を浴びせられ、営業成績もさっぱり上がらない。
四面楚歌だ。俺はダメなヤツだ、と。

厳しいようですが、私に言わせれば、そんなの平和ボケの時代の贅沢な悩みです。
災難を災難と受け止める意識があるうちは 生ぬるいんです。

火の粉はふり払わなければ、火傷します。
だから必死にふり払う。
自分が置かれた立場を悲観している暇はない。


ああだこうだと、弱音を吐いている人は、一度すべてを放り出せばいいんです。

禅の修行で、絶食したり水断ちしたりして極限まで追い込まれると、
おしんこ一枚、水一滴がありがたいと思えるように、
試しに、落ちるところまで落ちればいい。

ある種のリセットをすることで、風景もまったく異なって見えるはずです。

生きるか死ぬかという段階になれば、例えばかつてはプライドが許さなかった
「人に頭を下げる」ことさえ、簡単にできるようになるものです。

私が自信を喪失した人によくお伝えするのは、
「自分の手や足を鏡に映して、よく見てみなさい」ということ。

ずうずうしく、でんっと生き続けてきた自分の姿がそこにはある。

ものはついでです。今まで生きてこられたのだから、
この先もきっとやっていけるはず
です。

そして、これからは、「温室育ちの花や野菜」ではなく、
「波打ち際の防風林」のような存在になる、と誓うのです。

海からの強烈な潮風に絶えず吹き付けられていると、根っこが張り、強くなる。
耐久力がつきます。
結局のところ、人生は経験や慣れがモノを言うところがあります
船が沈まないよう、その都度何かを打ち付けて補強する。
そうやって経験値が高くなるごとに自分の中に手札も増える。
それこそが自信となる
のです


そして経験値を上げ、転ばぬ先の杖ともなるのが文化に触れる習慣

例えば、日本の文豪の本を読み、歴史上の人物の生き様を知り
CGやドンパチばかりの今の映画とは正反対の
胸にじわりと残る昔の映画を見る


そうした作品には、今、私たちが試練を迎えたときの生き方のお手本となり、
背中をそっと押してくれる
ストーリーが満載
なのです。


火の粉がふりかかっているときは、悩んでなんていられない。

悩みがあるのは、まだ余裕がある証拠。

とにかく行動あるのみ

この方法がダメならこっちとか、生きる方法を考えること。

そうしていくうちに、自然と手札が増えていく。

結局、人生はすべて経験、慣れなのです。

自信がなくなったら、鏡を見なさい。

ずうずうしく生き続けている自分の姿が見えるでしょう。

今まで生きてこられたのだから、この先も十分生きられる

尊敬される人とは、感情を理性でコントロールできる人。

知識や教養のない人は、感情的になって、なんの手立てもできない

個人の考えはたかが知れている。

いろんな人たちが残した事物事象を参考にすればいい。

ネタがないとガソリン切れになりますよ



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よろづ「無法」の世の中ですが、遠からず終わる。

「ユダ米の崩壊」で世界が変わってゆく、

今年かも、来年かも、そう遠い未来ではない。

若い人はヤケになってはいけませんよ、勉強を忘れてはなりませんね。

老婆心から一言でした。


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