里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

定例作業

2021-06-25 04:55:06 | Weblog

5月の総会で理事の定数を(10名~15名)→(8名~10名)に変更し、新たな理事10名が就任した。女性の理事も一人増え2名となった。また、長らく副理事長として貢献していただいた関根伸年さん、理事の蜂谷豊和さん、同、中村 博さんが勇退された。 竹澤 寛理事 が新たに副理事長(五郎助山担当)となり、事務局長と兼務する人事となった。

私も後2年、理事長を継続することになった。

6/12日(第2土曜) 新たな体制のもと、定例作業が行われた。 竹澤 寛 副理事長より、本日の作業箇所、内容、役割分担が地図を基に説明があり、より、わかりやすくなった。安全対策をしっかり行い、各自持ち場に移動した。私は第2フィールドの下草刈りである。

この時期、草の成長は著しく旺盛で、森は一面の草に覆われる。残すべき植物と刈り取る植物を選別し、散策道路を優先に、刈り払機のエンジン音が里山全土から響き、伸びきった草が、きれいに刈り取られて行く。その仕上がりは散髪屋さんのようだ。

この時期、草の伸びは早く、来月も下草刈りが予定されている。

満々と水を貯めたトンボ池、整備されたホタル川、小奇麗になった里山には、土、日ともなると、コロナ禍で一服の清涼感を求めるのか、子供たち、家族ずれが多数訪れ、心を癒し、帰って行く。

土浦から来られたというご夫婦がトンボ池のベンチで休まれていた。ネットでこの場所を知り、初めて来たという。

「お金もかからず、いいとこですね。」「飲料水の自動販売機がないことも気に入りました。」と話された。

思わず苦笑してしまったが、「その代わり、地下75メートルからくみ上げている里山名水を是非、試飲してください。どんなに飲んでも無料です。」とお答えした。保健所の許可を得た、折り紙付きの名水である。

作業終了後、会員の倉持さんが水の上がらない浅井戸の「ガチャ・ポンプ」の修理を行ってくれた。古くなった部品を交換し、見事復活させてくれた。冷たい井戸水が「ガチャ・ポンプ」から勢いよく噴出した。

これで子供たちの楽しみがまた一つ増えた。