里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

アマゾンの森林火災

2019-08-28 03:48:39 | Weblog

今、アマゾンンの熱帯雨琳で多発している森林火災は「地球的危機」だと警告されている。フランスのマクロン大統領もG7でこの問題を取り上げ、「私たちの家がもえている」と表現した。

マクロン氏はツイッターで「私たちの家が燃えている。地球の酸素の20%を作り出す肺に火がついている。これは国際的危機だ。G7サミットの参加国の皆さん、サミットではこの緊急事態のついて話し合いましょう!」と協議を呼び掛けたという。

このところ、世界各地で大規模な森林火災が発生し、地球の緑(肺機能)が失われている。 シベリアでも歴史的な森林火災が発生し、310万ヘクタール以上が消失し、これはベルギーの国土に匹敵するという。しかもブラジルのアマゾンもシベリアの森林も今なお、延焼中なのだ。

地球温暖化に拍車をかけるこれらの森林火災は気象的な要因と人為的な要因が重なり発生したという。アマゾンでは6月は乾季であり、昔からの焼き畑が依然として行われ、また現政権は環境保護よりも開発を重視していると非難されている。

また、シベリアの火災は違法伐採の証拠隠滅を図った放火の疑いもあるという。

いずれにしても地球が何百年もの歳月を有して形作った緑が消失して行く様は、地球の滅亡・動植物の滅亡に繋がる危機感を覚える。

2050年には世界の人口が90億人になるという。このまま地球温暖化が進み、農作物が実らない環境が続いたとき、世界的な食糧不足が起きると警告する科学者も大勢いる。

いよいよ地球人も新たな生存地(惑星)を求め、21世紀の「ノアの箱舟」で地球を脱出する日が迫っているのかもしれない。

そうならないためにも、一人一人が真剣に温暖化を遅らせる対策を取らなければならないし、何よりも世界の指導者(政治家)が危機感を持って取り組まなければならない。

今すぐに!

 


新盆参り

2019-08-15 04:09:47 | Weblog

8/14日 新盆参りに伺う。今年は14軒回らせていただいた。

そのうちの1軒、亡き父の同級生の奥様の新盆に伺った。

お決まりの新盆のご挨拶し、お線香を灯し、テーブルで冷たい麦茶を頂いた。目ざとく私を見つけ、懐かしくお声をかけてくれた94歳を超える

父の同級生。

父が元気なころ幾度となく海外旅行を共にし、心を許した竹馬の友である。

今なお現役で農作業を手伝い、ちょっと疲れると愛車を駆って栃木県の温泉場に一人出向き、数日逗留し、英気を養い、再び、息子たちの農

作業の手伝いや、家の周りの整備を自ら担っている。近所でもスーパーおじいちゃんとして有名な方である。

「同級生も健在なのは自分を含め3人だけになってしまった。」「若いころ、おめえの親父、そしてA,B,Cと押し歩いたころがなつかしい

なぁ。」

「長生きはいいけど、潮時もあるなぁ。長生きして良かったと思うことは1、2割ぐれいだな。後の8割は後悔の方が多いかもしんね。」

息子さんも近くにいる中でしみじみと語る姿に戸惑いながらも胸にずしんと響いた。

お互いの梨畑が近く、お茶の時間に何度か一緒に過ごし、同級生の息子ということで思わず漏らした本音かもしれない。

突然「母ちゃんは元気か?」と私に尋ねた。私の母も今年7月で94歳を迎えた。「はい、おかけ様で、週2回デイサービスに行っています。」

と答えた。

父の同級生ということで、お互い良く知っていた。

スーパーおじいちゃんが漏らした本音。同じ年齢の母と過ごし、思い当たることが多い。「早く爺ちゃんが迎えに来てくれたらいいの

に・・・・」「人間、長く生きればいいっていうもんじゃない」時折、母が口にする言葉である。

足腰が弱くなり、私の妻に世話になることが多くなり、愚痴も多くなった。

週2回のデイサービスで母が留守の時に見せる妻の開放感。

長生きするということはその分だけ介護の時間が多くなるということ。 妻にとって嫁としての卒業が遅れることになるということである。

私にとっては生みの母であるが、妻にとっては他人である。

その現実を受け止めなければならない。

やがて私たち夫婦にもやってくる老い。

息子たちとの同居は望まないが、人生の先輩が漏らした言葉に真剣に向き合う年になってしまった。

 

 


ご無沙汰しました。

2019-08-01 04:57:41 | Weblog

ご無沙汰しました。

だいぶブログをさぼっていました。

この間、フェースブックに投稿していました。

7月1日~4日まで 北海道 利尻島・礼文島にカミさんとトレッキングと植物観察のツアーに参加しました。

ネイチャーガイドさんの説明にいくつもの花の名前が出てきましたが、今では数種の名前しか言えません。

6月に咲く、レブンアツモリソウを次回は見てみたいと思いました。

今回のツアー。海産物の新鮮でおいしいかったことが強く印象に残っています。

足腰の丈夫なうちに歩けるところは歩いてみたいですね。後日、写真を掲載します。