今、アマゾンンの熱帯雨琳で多発している森林火災は「地球的危機」だと警告されている。フランスのマクロン大統領もG7でこの問題を取り上げ、「私たちの家がもえている」と表現した。
マクロン氏はツイッターで「私たちの家が燃えている。地球の酸素の20%を作り出す肺に火がついている。これは国際的危機だ。G7サミットの参加国の皆さん、サミットではこの緊急事態のついて話し合いましょう!」と協議を呼び掛けたという。
このところ、世界各地で大規模な森林火災が発生し、地球の緑(肺機能)が失われている。 シベリアでも歴史的な森林火災が発生し、310万ヘクタール以上が消失し、これはベルギーの国土に匹敵するという。しかもブラジルのアマゾンもシベリアの森林も今なお、延焼中なのだ。
地球温暖化に拍車をかけるこれらの森林火災は気象的な要因と人為的な要因が重なり発生したという。アマゾンでは6月は乾季であり、昔からの焼き畑が依然として行われ、また現政権は環境保護よりも開発を重視していると非難されている。
また、シベリアの火災は違法伐採の証拠隠滅を図った放火の疑いもあるという。
いずれにしても地球が何百年もの歳月を有して形作った緑が消失して行く様は、地球の滅亡・動植物の滅亡に繋がる危機感を覚える。
2050年には世界の人口が90億人になるという。このまま地球温暖化が進み、農作物が実らない環境が続いたとき、世界的な食糧不足が起きると警告する科学者も大勢いる。
いよいよ地球人も新たな生存地(惑星)を求め、21世紀の「ノアの箱舟」で地球を脱出する日が迫っているのかもしれない。
そうならないためにも、一人一人が真剣に温暖化を遅らせる対策を取らなければならないし、何よりも世界の指導者(政治家)が危機感を持って取り組まなければならない。
今すぐに!