里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

第4回里山キャンプ打ち合わせ

2013-05-28 06:12:45 | Weblog

昨日、第4回里山キャンプの打ち合わせを行った。

期日は平成25年 7月29日(月)~7月30日(火)と決まった。

募集人員は40名(小学4年生~6年生)。今回から東小学校の児童も対象となった。西小の子供たちや

先生と二人三脚で3年間のキャンプ体験を積み重ね、4年目にして東西の児童を迎える体制が整った。

里山を守る会が発足して14年目を迎えるが、設立当初から将来、ここで子供たちとキャンプが出来たら

どんなに良いだろうと思っていたが今回、やっと旧関城地区の子供たちを迎えられる体制が出来たことが、

とにかくれしい。

毎回募集を上回る応募があるが、初めての参加となる東小の児童の反応がちょっと気がかりである。

私たちは究極の自然体験はやはりキャンプであろうと考えている。

自然の中でのテント宿泊や、飯ごう炊飯、異年齢の友人との初めての共同生活。 

当初は緊張の連続かもしれない。

便利になりすぎた今の時代、もう一度人間の原点に戻る体験は、参加した子供達の心に何かが残る

と信じている。たった1泊2日のキャンプではあるが、これをスタート台として、将来、対象となる児童の枠を広

げ、日数も長くし、出来るだけ多くの子供たちに身近な里山でのキャンプ体験を、当会ならではの企画を用意し、

提供したいと願っている。

我々ばかりではなく、多くの賛同者の協力を頂、協同で情緒豊かな青少年の育成の為、微力を尽くしたい。

 

平成24年度第3回里山キャンプ (五郎助山)

 

 

 

 


今年もアイガモは健在です。

2013-05-22 04:13:47 | Weblog

アイガモ農法の記事を書けずにいたが、5/20に田んぼに放鳥しました。

今年は梨の花が異常に早く咲いた為、田んぼの準備やら、梨の花摘みやらが重なり、てんてこ舞いだった。

5/10に雛が到着。10間の育すうを経て 田んぼに放しました。 今、元気に泳いでいます。

 

4/19 大豆ぼかし肥料を10アール当たり120キロ散布  (田んぼは自然農法ではなく有機農法でやっている)

           

                                 

 

      5/10日アイガモ君到着

                            

                                  つぶらな瞳

                                    赤ちゃん時代は全ての生き物がかわいいのはなぜなんだろう?

                                                

                                                        10日間の育すうに入る

5/7,8日と代掻きをし、5/10、5/12日に田植えをした。

    5/18日~5/20まで網張り、カラスよけ、野犬防止のバッテリーの準備を経て ついに5/20日の放鳥にたどり着いた。

           

                 田んぼに到着 

                                 

                                             小屋に放す

     最初は小屋の近くをぐるぐる廻る

                            

                                 放鳥2日目、行動範囲が広くなった。

                           

                          約50aの田んぼに50羽を放つ。 どこにいるのか分からない。

    これから毎日、カモの顔を見に田んぼに通う。 特に最初の一週間はカラスの襲撃に備えなくてはならない。 

    アイガモ農法22年目、周囲の網張りが今年は特に堪えた。還暦を超え、改めて体力の衰えを感じる今日この頃である。

 

    

 

 


春だ、里山だ、天ぷらだ!

2013-05-20 04:03:27 | Weblog

5月18日(土) 予定通り、恒例の「里山、春の植物観察会」が五郎助山で開かれた。

朝のうち肌寒かったが、徐々に気温も上がり、観察会にはもってこいの日和となった。開催時間は10時からであるが、いつものように講師

の小幡和男(県・自然博物館学芸員)先生はその2時間前から現地を会員の案内で入念に下見をしていた。

担当責任者の山崎事務局長の的確な指示でお客様を迎える準備もてきぱきと進む。

開催30分前には、参加者と思しき車が駐車場に続々と入って行く。今回の応募者は大人24名、子供12名、合計36名である。先着30名の募集であったがうれしい悲鳴である。そこにスタッフ6名がサポート役として参加した。

 受付風景  

予定通り10時に開催のセレモニーが行なわれ、理事長挨拶、小幡先生の紹介、スタッフの紹介と進み、小幡先生より本日観察のポイント

を御説明いただき、先生を先頭に、いよいよ観察会のスタートである。

 山崎事務局長から小幡先生の紹介

                     いよいよ森の中へ、

 

 小幡先生のお話を熱心に聴く    

                              キンラン  

 

  森の奥まで進む      

     いよいよ自分で野草を採取     

                  常連さんは手馴れた様子で先端部分を摘む   

 スタッフは採取した野草を天ぷらにする 

  揚げた天ぷらを塩で頂く 

             思い思いの場所で頂く野草の天ぷらのお味は?

                       初めて参加してくれた御家族 

今回もお天気に恵まれ、常連さん、そして初めて参加された皆さんも、癒しのひと時を過ごされたと思う。特に御家族で参加された皆さんを

を見ていると、思わずこちらも笑みがこぼれる。

来年も多くの御家族、そして里山ファンに是非ご参加いただきたい。 

終盤、わたくしたちの活動に賛同していただいた3名の方が賛助会員として新たに加入して頂いた。

この場をお借りし、改めて御礼を申し上げます。

これからも、この貴重な「自然体験の場」をしっかり守って行きたいと思います。

 

         

 

 

 


第10回通常総会

2013-05-12 05:35:04 | Weblog

5月11日(土) 河内公民館において午後3時より 平成25年度 NPO法人里山を守る会 第10回 通常総会を予定通り、開催いたしました。

当日は各学校の校長先生(関城中、西小学校、東小学校、)関城認定子ども園園長、筑西市生涯学習課長の皆様が来賓として御出席され、学校を代表し、東小学校の柴崎校長、生涯学習課長の大谷氏より御祝辞を頂戴した。

会員も午前中の定例作業をこなし、お疲れのことと思うが、着替えをし、元気に参加して頂いた。

瀬端理事を議長に選出し、一号議案(平成24年度事業報告・平成24年度決算報告)2号議案(平成25年度事業計画・平成25年度予算案)3号議案(役員の改選)が執行部より上程され、質疑応答を経て全案可決された。

平成25年、26年の新役員

理 事 長  中川 行夫 

副理事長(理事長代理) 山下 高夫(五郎助山責任者)

副理事長          金沢 登 (丸山責任者)

理事 飯田 栄一  理事 竹澤 寛(会計)   理事 日向野 ユリ(事務局)   理事 瀬端 昭弘   理事 山崎 登(事務局長)

理事 潮田 佳雄  理事 佐藤 信勝(事務局・新任)    

以上10名である。

一方、4名の理事が退任されたが、どなたも里山を守る会の発展の為、献身的にご尽力いただいた方々ばかりである。感謝状をお渡ししながら、胸に迫るものを感じた。

しかし、理事は退かれても、今までどおり、お手伝いいただくことに変わりは無い。その豊富な経験は、後進の育成に欠かすことの出来ない財産なのです。期待しています。

さて、今年度、刈払い機安全講習会、わんぱく自然塾の開設と新規事業を積極的に導入し、会員のモチベーションも高揚しているが、一方

で固定費や運営費が増加している。人が動けばお金がかかると言う現実である。

助成金や、補助金はとても不安定であり、必ず採択されるとは限らない。

事業を継続的に発展させる為には安定した自主財源の確保が何よりも重要である。理事長として永遠の悩みである。

さしあたり、賛助会員を会員一人2名を目標に皆さんにお願いしよう。世間ではアベノミクス効果が現れ始めたと聞いている。

太っ腹のオーナーさん何処かにいませんか?

日本の未来を担う、情緒豊かな子供たちを輩出するため、力を合わせ一緒にやりましょう。

 

       

 

 


茨城放送ラジオ生中継

2013-05-09 04:07:50 | Weblog

昨日、午後12:20分より、里山(五郎助山)から茨城放送による生番組(スクーピーレポート)の放送があった。

放送時間は8分~10分という短い時間である。

当日、11時50分に茨城放送スタッフ3名と五郎助山で打ち合わせの予定であったが、どうも道に迷ったらしく、到着は12:00を過ぎてい

た。

実は5月2日に取材の要請があり、里山を守る会の活動についてお話を伺いたいとのことであったので快諾した。

女性2名、男性1名のクルーで女性レポーターの質問に私が答える形式である。

簡単な打ち合わせの後、いよいよ12:20分が近づいた。水戸の放送局と無線による確認をしながら、もう一人の女性がキューを出す。

レポーターが「私は今、筑西市の里山、五郎助山に来ています。」から始まった。

五郎助山の今の風景の描写がとてもうまく、さすがプロだなと感じながら聞いていた。リラックスしてお話くださいといわれていたが、次第に

口の中が乾いていくのが分かった。

「理事長の中川さんです」。「どんな活動をされているのですか?」 あらかじめ質問の内容は分かっていたが、時々言葉に詰まった。

もう一人の男性がビデオカメラを回している。

3人しかいないのにとても緊張する。いくつかの質問に答えたがあっという間に8分は過ぎた。

「はい、今日はどうもありがとうございました。」 レポーターの言葉に(え、もう、終わり?)と思った。

ほんの一部しか里山を守る会のことがお伝えできなかったと思うが、この番組を聴いているリスナーの方が、私たちの活動、そして五郎助

山のことを少しでも知っていただけたらうれしい。

茨城放送の方にも、これを機会にいろいろなイベントの取材に来ていただくようお願いした。

今回の取材申込みは私たちのHPをご覧になっての事とお聞きした。

やはりインターネットの威力はすごいと感じた。

同時に私たちのHPに係ってくれているスタッフに感謝したい。

この日の五郎助山はまさに五月晴れの素晴らしいお天気で、収録中にも鶯の声が聞こえ、茨城放送の皆さんも「良いところですねー。」と

言ってくれた。

 www.youtube.com/watch?v=8IjvJUAdHFs