里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

新規会員の加入

2020-06-24 05:26:26 | Weblog

6/14(日)定例作業

実は6/13日(土)が本来の作業日であったが、雨のため順延となった。

定例作業前日、事務局の竹澤さんに足立区にお住まいの渡辺さん(58歳)という方から定例作業日に体験入会をしたい

との連絡があり、当日のAM6時に「予定通り作業を行います」と ご返事をした。

ところが、その後7時ごろから雨が降り出し、集合時間の8:30分ごろには本降りとなった。雨の中、会員も10名前

後 集まっていたが、「中止」と決めた。

足立区の渡辺さんもなんと8:00に五郎助山に到着し、一緒に雨の具合を見ながら、参加の動機や現在何をされているの

かなど色々とお互いの情報交換をした。 ホームページで当会の活動を知り、一度五郎助山にも来訪された

ことがあるという。

地元足立区の河川をカヌーで仲間とゴミ拾いのボランティア活動をされているという。

環境保全活動という面で、当会に関心を持っていただいたようだ。

この日、もう一人、新規入会があった。地元の方で、会員の同級生で菊地さんという方だ。

私も存じ上げている方で、お父さん(故人)は腕の良い庭師職人で、長らく我が家の庭もお世話になった。

せっかくお二人が来てくれたが、雨は止まず、本降りとなっていた。

作業は明日に順延と決め、連絡網で流すこととなった。

菊地さんは6/14日(日)にも出席し、草刈り機を使い、かなりの面積をきれいにしてくれた。

70代の新人であるが、当会ではバリバリの現役として、貴重な戦力になっていただけると期待している。

足立区の渡辺さんも都合のつくときに合手伝いをしていただけることになった。

こうしたご縁を大事にし、一人でも多くの仲間を増やしていけると有難い。

 

 新規会員の菊地さん

 

 

 

 


「設立20周年記念誌」茨城新聞に掲載

2020-06-16 05:30:09 | Weblog

6月8日 茨城新聞に20周年記念誌「里山の20年」の記事が掲載された。

掲載2日前、茨城新聞の冨岡記者が五郎助山に取材に来訪。

ちょうど遊びに来ていた森のようちえんの家族がザリガニを捕まえていた。

設立時、「誰もが気軽に遊びに来られるような里山づくり」を夢見て始まった活動であるが、20年の歳月を経て、その

夢の一部は実現したと感じている。

一方、課題も見えている。

会員の高齢化、活動を援助していただいている賛助会員の減少、施設・設備の改修費用の調達など この活動の継続に黄

色いランプも灯り始めている。

しかし、トンボ池に流入する水路に足を浸し、森の中のカブトムシを探す親子を見るにつけ、この恵まれた環境はこれか

らも確実に守り、次の世代にひき継がなければという思いを20年という節目を期に改めて感じた次第である。

 


カモ放鳥

2020-06-05 05:29:44 | Weblog

5/30日 カモ放鳥。 今年あいがものヒナ55羽を導入したが、その日の夜、野良猫に侵入され、約30羽が犠牲

となった。育成小屋の老朽化が原因で、私の責任だ。

過去に、換気のため窓を開けていたら、カラスに襲われたことがあったが、それ以来である。

仕方がないので、孵化場に追加注文をした。

その為、今年は約半分が大きく、半分が本来の大きさで、でこぼこの放鳥となった。カモが大きくなると苗を倒してしま

う恐れがあり、苗の成長とカモの成長のバランスが大切なのだが、うまく働いてくれることを願っている。

 

 


ハダニの天敵(カブリダニ)を設置

2020-06-01 12:01:31 | Weblog

5/26日、ハダニ駆除対策として天敵であるカブリダニ(養殖)の袋を一本の樹木に2,3袋づつ設置した。

昨年から普及センターの指導の下、天敵メーカー、関係者が参加し、今年で2年目となり、3年間継続して行う予定である。

これから暑くなるとハダニが発生。ハダニは繁殖力が強く、瞬く間に葉の養分を吸い、実も大きくならず、甚大な被害を及

ぼす。天敵のカブリダニはハダニにとりつき、そのエキスを吸い、死滅させる。

昨年の実験で、草をまったく刈らない私の園ではカブリダニの繁殖が、すこぶる良好で、関係者も驚くほどだった。

今年の結果次第では、ダニ剤を散布せず、ハダニの繁殖を防げたら、減農薬に貢献できるかもしれない。

この袋の中に「カブリダニ」が入っている。日を増すごとに数が増え、ハダニにとりつき、駆除する