11/15日(木)快晴。
今日は恒例となった老健施設、障害者施設、園児たちの焼き芋交流会である。関係者が事前に打ち合わせを行い、周到に準備をし、この日を迎えた。
当会は焼き芋、落ち葉さらいのサポートを担当する。
熾火づくりに約2時間。「万一の準備」も必要
暦では立冬も過ぎているが、このところ暖かい日が続いている。この日も快晴で風もなく絶好の交流会日和となった。
今日は暖かい日が予想されたが、中央に暖を用意
焼き芋班はAM7:30分に4か所の焼き場にそれぞれ二人が付き、焼き芋の熾火づくりに入っている。
この交流会も回を重ねて15回となる。 今年は寒気の訪れが遅く、落ち葉の量も少なめだ。
午前9時30分園児(年中さん約50名)を載せたバスが到着。園児たちはニコニコしながら降りてきた。
バスから降りて冒険広場に向かう
冒険広場に集合し、お弁当の入ったリックサックを下ろし、落ち葉さらいの準備に入る。
熊手、かご、ほうき、てみ、もっこを持って、いよいよ「落ち葉集め、はじめ~。」 モミジのような手で落ち葉を集め、かご、もっこに入れて一生懸命お手伝いをしてくれた。
「一生懸命!」この言葉がぴったりの園児たち
老健施設からもワゴン車に乗ったご老人が到着。
あらかじめ並べられた椅子に座り、中央のたき火で暖を取りながら園児たちの仕事ぶりを眺めている。
毎回見る光景であるが、今日は風もなく、温かくなりそうなので、ゆっくり楽しんでくれたらうれしい。
2回目のバスが園児(年長さん約50名)を載せて到着。
先に着いた年中さんと落ち葉さらいのお手伝いを交代し、更に力強い落ち葉集めをしてくれた。
年長さんは昨年もここでお手伝いをしてくれたので慣れた様子で落ち葉を集めてくれた。園児たちの活躍で冒険広場の周りはみるみるきれいになった。
一仕事を終え、遊具で遊ぶ園児
10:30分 たき火を囲む老人たちの周りに園児たちが集まり、歌やゲームで一緒に遊ぶ。 大きな声で歌う園児たちにつられおじいちゃん、おばあちゃんも合わせて歌い始める。いつの間にか誰もが笑顔になっている。
歌や、ゲームを老人たちに披露。
AM11:00 待望の焼き芋が続々焼き上がり、みんなの待つ会場に運ばれた。
4団体 約350本の焼き芋は見事に焼き上がり、ご老人、園児たちのお腹を満足させた。 普段食の細い老婦人は丸々一本を平らげ、施設の職員を驚かせた。
お芋タイム。この後弁当も食べた。
老健施設の皆さんは昼前に施設に帰って行く。 「来年もお願いします!」と施設の女性職員の方が私に言った。
出来る限り続けよう。
15年前にこのきっかけを作ってくれた元園長さんは、現在、障害者のサポート施設の一員として毎回参加し、後輩たちが引き継いでくれたこのイベントを温かく見守っている。
園児たちは今年は弁当を持参し、今までよりも長く里山に滞在し、秋の里山を満喫することになった。園長さんたちの粋な計らいに感謝。
お母さんの手作り弁当
穏やかで楽しい焼き芋交流会となった。
子供達と・・・・・・・。何をしてもなぜか笑顔・・・・・・。良いですね!最高ですね!
子供たちの笑顔に触れると、もっと頑張らなくっちゃと思います。
職員の方に「来年もよろしくお願いしますね。」と言われたとき、自分だけの都合で勝手なことはできないなと感じました。
園児たちも自然の中で友達と遊ぶ楽しさを感じ取ったと思います