RunRunTako

takoのラン日記

九十九島ウルトラジョグトリップ

2017年04月24日 11時24分46秒 | 大会記

4月22日発売の小説新潮の見本が来てました。
窪美澄さんの連載作品「トリニティ」第二話の扉絵。


いま、わたしにしてはめずらしく、
白人を描く仕事が入ってます。
こういうちょっと変わった色で塗ろうと思っているので
ざっと習作を描いてデザイナーさんに相談しOKをもらいました。

この作業をある程度進めてから、
日曜日の九十九島ジョグトリップに参加のため
土曜日の夕方から出かけました。

で、その前にテーピング。

前回よりもパワーアップ!
がちがちに巻きまくりました。
さあ、これで行けるか?

23日の1時スタートなのを1時間アーリーさせてもらってスタートしました。
が、
また動けなくて、さらにアキレス腱も痛くて、
ほとんど走れませんでした( ̄◆ ̄;)

2キロすぎには一緒にスタートしたいなちゃんにも置いてけぼりになり
ひとりになりました。
12キロあたりで1時間遅れでスタートしたkimiさんに追いつかれました。
速っ!キロ6分ちょっとで走ってるようです。
少し話して、いつもながらのきれいな走りで先に行ってしまいました。
kimiさんのチカチカライトが見えなくなるまで
ほれぼれしながら見送りました。

16.5キロあたりの施設の公園のトイレ前後で
ほかのみなさん全員に抜かれた模様です(;・ω・)
ま、いつものパターン。

それにしても、ひとりきりで夜中の山道は気色悪いもんです(- -;)
夜が明けるまでは、だれかと一緒がいいなと思います。
なんとか人に付いて行けるくらいの走力がついたらなあと
切に思いました。

24キロ付近で、恒例のコーセー先生のオアシス(ジョグトリップではエイドをオアシスと言います)がありました。
遅いわたしのために、時間を延長して待っててくれました。
そうめんの入ったお味噌汁とくりぜんざいといちごをいただきました。
あったまりました〜( ̄▽ ̄)
コーセー先生はこのあと73キロ地点で
カレーオアシスをしてくれます。
でも、ワープしたので行けませんでした。


オレンジ色の三日月。
森の中でやっと空が白んできました。


夜明けの山里。




まともに走れず苦しいですが
壮大でのどかで美しい山里に癒されます。



いい天気になりました。
空が青いぜ。

走れず辛いけど、でも、楽しめるだろ。
景色と空に元気づけられました。


松浦の火力発電所です。
工場萌えにはたまらない景色。


このあたりは松浦鉄道に沿うようにコースを進みます。


飛び石を渡る川。


その先の沈下橋。







45キロ地点には、トーマさんオアシスがあり、
おいしいコンソメスープとケーキをいただきました。

元気回復し、ここから峠越えをします。

が、だんだんくたびれて、
ときどき座り込んで休みました。体力落ちたな〜。

なんとか峠は越えて、
53キロの江迎鹿町駅で終了としました。



こんなのいただきました。
本土最西端神崎鼻訪問証明書。
ワープして行ってないけど(^^;)



53.1km 12時間6分でした。
ペースは全体で13'40/kmで、
これは茂木の関門タイムにドンピシャなんだけど、
う〜ん、弱すぎ。
こんなんじゃ湾岸で100km越えはムリだな〜。

でも、ダメージなし。
アキレス腱は結局悪化せず無事でした。
むしろあちこちのコリがやわらいでる。
毎度のロングの不思議な効能( ̄▽ ̄)
筋肉痛はすねと坐骨周辺に少しだけ。

あまりの動けなさにゴールしたときには気落ちしてて
橘は出走をやめようかと思いました。
でも、コース上で見た青い空とのどかな景色に
元気をもらったんでしょう。
わたしの回りには、走れなくなった走友が何人かいます。
わたしはろくに走れはしないけど、こうして動けます。
こんなに楽しめると思いました。
できないことを悲しむよりも
いまできることを喜ぼうと思いました。
だから、少ししか進めなくても走ろうと思います。