今日は2月1日、映画を安く観られる日です。さっそく、最寄りの映画館と言っても立川まで行きましたが、そこで観たかった映画「未来を花束にして」を観てきました。
映画館がいくつも入っているシネマシティで、一番小さな会場でした。早めに行って席を確保し、開場までの時間を使って、かつて「アミューたちかわ」と呼ばれていた「たましんRISURUホール」に徒歩で行き、気になっていたリサイタルのチケットをゲットしました。それから駅に戻る途中で、ベローチェがあったので軽い昼食を済ませ、映画館へ。
この映画、原題は「Suffragette」といいます。女性参政権運動のことです。どうして、ちょっとわかりにくい邦題になったのかは、疑問ですが、ジェンダーに興味があるので、さっそく見てきました。イギリスでの女性参政権運動は、それはそれは大変なものだったんだと驚きでした。思い出したのが、以前、下高井戸シネマで観た「めぐりあう時間たち」の中で、そのダービーでの活動家投身自殺事件がそのままこの映画で出てきたのです。ようやく世間にその活動が事件によって広まったということなのでしょうか。自殺までするというのには、とても心が痛みます。そこまでするほどに権利が軽んじられていた歴史があったわけです。
いまだにステレオタイプの女性像が世間にはびこっていますし、いまだにAVが存在することにも腹が立ちます。
女性は、男性を喜ばせるために存在しているわけではありません。男に従うのが当然だと思っているなら、今一度、考え直してください。自分の人生ですよ、取り戻してください。
日本は、まだまだ不平等がはびこっています。いまだに、男尊女卑です。大嫌いですね。
イギリス在住の方がこの映画を見た感想が、こちらに載っています。
そうそう、私の隣は、高齢の女性でしたが、さらにその隣が、どうしてこの映画を見に来たの?というような、ヤンキーっぽい若い男性二人でした。高齢女性が、不思議に思って話しかけていました。彼らは映画大好きみたいで、いろんな映画を見ているようでした。男性がこの映画を見てくれるのは、うれしいものです。
男女平等、実現してほしいですね。私たちは男性のあばら骨で作られたおまけではありません。おなじ人間です。おなじ権利があります。体力には劣るけれど、彼らより優れたところはたくさんありますよ。もっと女性リーダーが増えてほしいと切に願います。そろそろ、首相が女性でも、いいんじゃない?女性蔑視のトランプ、早く引きずり降ろせ!