ハッチと私の日常

20年暮らした猫も亡くなり、25年以上連れ添った夫も病死、仕事も辞めて還暦過ぎた女性が被災猫ハッチと暮らす日々

東京都美術館

2023年11月07日 20時37分26秒 | 芸術

 今日は、上野の東京都美術館に彼と行ってきました。というのも、彼の写真が展示されているからです。

 上野公園口の駅が新しくなってからは行っていないので、ちょっとびっくりでした。東京都美術館ではローマ展がメインイベントなので、そちらはけっこう並んでいました。

 この3連休は、初日と終わりに和泉宏隆を偲ぶ会を聴きに行きました。六本木も久しぶりでした。11月に入って芸術の秋を堪能した日々でした。

 昨日は、家のトイレ交換をして、今日は水道管工事で断水と、お水に振り回される二日間でしたね。それでも、こちらに引越当初にできなかったトイレリフォームができたのは、よかったです。職人さん二人が工事担当でしたが、女性の職人さんがいて、すごくうれしかった。かっこいいですよね。

 今日も夏日が全国で続いて、とても11月とは思えない日々ですが、武陽ガスのガスファンヒーターレンタルに申し込んで当選したので、1万円で100円お釣りが来るという今シーズンの暖房を借りました。そこでガス栓を見てもらったら、付けられるけれど外すのがとても大変になっていて、レンタルなので外すときには業者が来てくれますが、自分で使うときには不自由になるので、もし部品があったら取替工事できないかと相談しました。今日、その返事がきて、後継部品があるというので、工事を依頼しました。なければ壁を壊してなんてことになるみたいです。築40年のマンションだから、長く使っていたいところは経年劣化してしまいますよね。なんとか最後までマンション暮しをしたいので、今からできることはしていかないと・・。とはいえ、今年は白内障手術にメガネの新調、テレビ購入とトイレ交換工事と出費が重なってけっこう厳しくなりました。この先、ちゃんと暮らしていけるのかなあ・・・。余命がどれだけあるかわからないから、予算たてられませんよ。変形性膝関節症がどうなるかわからないし、今はそれよりも足の裏が痛いし、あちこち不具合だらけです。コンパクトな筋トレマシンのバネが壊れて使えなくなってから、体調が悪くなったような・・。これではプールにも行かれません。健康を維持するというのは、なかなか大変なことです。高齢者はつらいよ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八王子夢美術館の「北斎展」

2021年06月11日 19時05分27秒 | 芸術

 関係者から招待券をいただいたので、先週と今日、2回見てきました。北斎の東海道五十三次(広重ではありませんよ)と富岳三十六景は圧巻でした。今日もまた見に行ったのは、絵の隅に書いてある文字をもう一度ちゃんと読みたかったからです。仮名文字一覧を持って読んでみたけれど、わからないところが多く、まだまだ修行が足りないと実感しました。

 たまに電車に乗って出かけないと、コロナ太りで大変なことになりそうです。早く60代前半でもワクチンが受けられればいいのに、日本は先進国面して、他の国にワクチンを提供するとかって、国民がまだなのにひどいと思う私がおかしいのでしょうか・・。いきわたらないまま、本当にオリンピックを開催するなんて、なんとも無謀としか思えないし、私はIOCという組織が悪魔の集団、金の亡者としか思えません。もともと真夏に東京でオリンピックというのが無理だったんですよ。私は最初から反対でした。本当にやめてもらいたいです。

 八王子では、セレオの磯沼ファームでソフトクリームを食べ、DONQでマリトッツォを買って、都まんじゅうもついでに買って楽しいお出かけでした。でも、暑かったです。梅雨なんかまだ来ないうちから真夏ですね。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧原美術館が解体となる?

2021年05月27日 21時10分40秒 | 芸術

 相変わらず近代建築の独習をしていますが、大学などでは保存傾向にあるのに、原美術館の建物は解体が決定したとのこと。アールデコの素敵な建物だったのに・・。一度も見に行っていなかったのが残念です。

 持続可能という言葉がキーワードになっているこの時代に、簡単に壊してしまうというのはどうなのか?修復保存の可能性が本当にゼロだったのか、なんでもタワーマンションにしてしまうのが本当にいいことなのか、東京とは恐ろしい場所です。

 早くコロナが収束してくれないと、見たい近代建築がどんどん少なくなってしまう。自分の残り時間と、建物の残り時間が競っているみたい。建物は芸術です。あえて、カテゴリーを芸術にしました。原美術館は、昭和12年完成、渡辺仁の設計。ああ、もったいない!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文学が芸術だと思えば、ここですね

2020年10月12日 16時16分44秒 | 芸術

 カテゴリーは芸術にしました。社会にしようかと悩んだのですが。最近、北原白秋と妻三人のことを書いた小説を読んでいます。その中で、白秋以外でも同時代の作家が出てくるのですが、今の社会ではありえない話がいろいろ出てきて、イライラするのです。そう、お金がなくても吉原に通うという話。奥さんが病気だからと当然のように放蕩するのが、許せないんです。戦前は、妻というものやほかの女性も男性にとっては「モノ」扱いですよ。もしかしたら、いまだにそういう認識の男性がいるんじゃないか、いやー絶対にいますよ、議員の中にも。売春が当たり前の社会って、おかしくないですか?人間を性奴隷にするのが許されることですか?人種差別と同じ根っこじゃないかと思うのです。絶対に許せないです。北原白秋もそうですよ。寂聴さんはさらりと書いているけれど、私は許せないです。

 女性はモノじゃない。おもちゃのように扱うのは許せない。ましてや同じ女性で、杉田議員のように、女性は嘘をつくって、男もつくだろうが、嘘を。性被害を厳罰化して、被害者を増やさない対策をするべきだし、男の性欲は当たり前だという考えをなくしてほしい。女性にだって性欲はある。でも、同意のない性行為は虐待であり、性暴力なのです。少子化対策をするのなら、性教育をもっと早く行い、そして出産や子育てのサポートがしっかりしている社会を作るべきなんじゃないでしょうか?LGBTのカップルだって、養子をもらって子育てすることができます。望まない妊娠はあってはならないけれど(男性の責任は重い!)、出産後も仕事に戻れるよう、社会が変わるべきなんですよ。いまだに、女性は男性よりも賃金が低い。私は男性より女性の方が、能力が高いと思っていますから、非常に悔しい。男女平等といいながら、実際にはそうじゃないですよね。あまりに日本は遅れています。

 北原白秋は確かに、素晴らしい詩を残しました。でも、作品と人物は別物。最初と二番目の配偶者との別れ方が、ひどい、ひどすぎる。そんなことしていて、よくもまあ「愛」なんて言えるよ、っていうのが作家ってやつですよね。歌人や小説家に自殺者が多いのも、自己矛盾で苦しむからか・・。石川啄木が白秋の童貞を吉原に連れて行って解消させたようです。ああ、腹が立つ!

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピアノコンクール、ずっと見ていました

2020年08月03日 21時31分36秒 | 芸術

 ユーチューブライブ配信を、午前中から延々と見てしまいました。終わったのは予定より遅れて夜8時過ぎていたんじゃないかしら。とにかく、すごく面白かった。若い人の演奏は本当に素晴らしくて、今日が1日目なんだけど、ほかにインタビュー動画や一次審査の本人提出演奏動画も見られて、ずーっと見続けています。明日もずっと見ていようっと。

 高校生から社会人(プロ?)までいろいろですが、とくに大学や大学院卒業するというときのこのコロナ禍だから、卒業演奏もできなかったりと本当に気の毒でした。それをこのコンクールで課題曲にしている人もいます。また、指導する立場になった人も、音楽教室がこの状況で厳しくなったりと、本当にみんな、つらい思いをしています。留学する予定も止まってしまったり・・・。でも、無観客でライブ配信、さらに支援金や投げ銭で応援できるこのシステム、多くの人たちに見てもらいたいです。

 ライブを見ながらチャットもできます。とはいえ、大方現役音大生が多かったような気もします。

 今日の最後から二番目の女性は、その卒業演奏もできず、留学もとまってしまった辻本さんなのですが、彼女は京都市立堀川音楽高校の時に京都の私立高校CMに出ていて、それが今もユーチューブで見られるとインタビューで話していたので、早速見ました。いやー、すばらしい!ぜひ、多くの人に見てもらいたいです(「たぶん、京都の市立高校は日本一すごい」、メイキング動画もありました)。

 若手の皆さんの演奏を聞いて、なんか元気もらいました。今日はずっとテレビを見ないで、PCかじりつきでした。ピアノ演奏も、いいねえ・・・。明日は今日の視聴者数より増えるといいな!

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芸術は、負けない!ピティナコンペティション

2020年08月03日 12時23分39秒 | 芸術

 たまたまユーチューブ見ていて、見つけました。今日からタイトルのピアノコンクールの二次予選がユーチューブでライブ配信されています。

 とても素晴らしくて、ずっと画面を見入っています。コロナ禍で、人が集まれない中、このような形で実施して、ユーチューブで「投げ銭寄付」をしたりコメントも書くことができるのです。素晴らしいと思いませんか?

 若い人たちの演奏を、多くの人に聴いてもらいたくて投稿しました。芸術は、負けない!

https://www.youtube.com/watch?v=6mooYrcT51g&feature=emb_rel_end

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新国立劇場

2020年04月23日 13時23分51秒 | 芸術

 このコロナ禍で、文化芸術面のダメージが大きく、心配です。どうなっちゃうのかと「大野和士」で検索したら、新国立劇場の「おうちでまったり!巣ごもりシアター」が出てきました。期間限定で、オペラを視聴できます。明日までが「トゥーランドット」、あの有名な曲が聴けるのです(3幕目5分後くらい)。残念ながら、私が大好きなモーツァルトの魔笛は終わってしまいましたが、魔笛の説明を出演する歌手に歌わせて説明する「オペラ玉手箱」の魔笛を1時間ほど、じっくり見ることができました。この指揮者大野さんの解説が本当に面白くて、たまりませんでした!

 コロナ禍がいつ終息するか、まだまだ先になるのか、わかりませんが、なんとか芸術分野のみなさんが、これを乗り越えて再び活動できることを、心から願っています。

 だって、マスクして楽器演奏できないし、マスクして歌えませんもの。本当に悔しい!

 是非、みなさんも新国立劇場のサイトで、クラシックを堪能してください。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

補助金不交付とは?

2019年10月08日 22時02分39秒 | 芸術

 あいちトリエンナーレの国の補助金が、不交付になったというのは、おかしいと思います。これは、国が表現の自由を脅かしている証拠ではないのでしょうか?萩生田大臣、彼は芸術がなんであるかをわかっていないのでしょう。まるで、ヒットラーの政策と同じですよ、恐ろしい。

 そして、名古屋市長が抗議のデモを行って「陛下に失礼だ」とか言っていますが、これって、戦前の感覚でしょう。いいですか、国民主権の民主国家で、何を言っているのか!その行動自体が、まったく許せないです。個人の自由を脅かす行動ですよ。今の日本の社会は、本当に個人の自由が尊重されているのか、疑問ですね。

 そして、いとも簡単に戦争とか虐殺とかいう国会議員、それを当選させた国民がいたことに、ぞっとします。まるでやくざその物じゃなくて?恫喝する議員、暴言を吐く議員、それは議員という前に人間失格です。暴言か忖度か、本当にどうしようもない国、日本です。

 来年のオリンピック、真夏にやるんですよね、もう信じられません。ま、秋に動かしたところで、このように台風に当たる。つまりは、日本で国際的な大会をやること自体が、無理なんです。すでに、先進国ではないのですから、何かイベントをやればお金が動いて景気が良くなるなんて、チンパンジー的な安易な発想、もうやめませんか?

 今、ラグビーワールドカップが開催されていますが、大勢外国から来ている人たちを、この週末の台風で、安全に過ごしていただく対策はあるんですか?ここで失敗したら、来年のオリンピックも、やばくないですか?災害列島日本を観光立国にすること自体、おかしいんですよ。自覚しろ、日本人!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フルトヴェングラー

2019年05月28日 09時47分14秒 | 芸術

 昨日、久しぶりに芝居を観ました。若いころ劇団の夜間研究所にOLしながら通っていた同期のKちゃんに誘われて、もう一人の友人と3人分を私がチケットを取り、昨日がその日でした。まさか、5月でこんなに暑くなるなんて!ハッチを遺して外出するのは心配でしたが、窓の換気扇を弱でつけておき、当かがわの窓は少し開けて、待ち合わせの時間よりも早く出かけました。

 下北沢はその研究所の最寄り駅と私が当時住んでいた世田谷代田駅の途中にあって、よくふらふらしていた町です。でも、最近は小田急が地下にもぐり、駅前周辺はかなり様相が変わってしまい、よく通っていた喫茶店も探したけれどみつからず(2年前にはたどり着けたのに!)、あきらめてフレッシュネスバーガーで軽く食べて、あとは劇場の前でじっと待っていました。私はやはり、方向音痴なのかなあ、すっかり変わった街並みに呆然としました。よく通った「トラブルピーチ」も、移転した「陣太鼓」もさっぱりわかりません。

 そうそう、見た芝居は加藤健一事務所の「Taking Sides」。テイキングサイド?複数形って、どう発音するのか、忘れちゃいました。サイズか、サイドゥズか、どっちでしたっけ?英語が得意なKちゃんに聴いとけばよかった!

 戦時中、ナチに加担したのではないかという疑いで尋問を受けるのがフルトヴェングラー、主役は尋問するアーノルド少佐(カトケン)。芸術は必要かどうか、というような究極なテーマだったのですが、保険会社出身のアーノルドは全く必要に思わないタイプ。

 高尚かどうかは関係なく、いわゆる音楽は、どの世代にも愛されているし、何よりも音楽は国境を越えます。五線譜は世界共通語じゃないですか。戦後の焼け跡で何もかもが不足していたころ、人々はベートーヴェンの第九を聞きたがった。

 なお、カラヤンは戦時中、ナチ党員だったとか。そして、フルトヴェングラーはカラヤンが嫌いだったとか・・。

 発売初日にとった席なので、前から2列目の中央、とてもいい席でした。後ろの人からは、芝居が始まって早々から、寝息がずっと聞こえていました。

 60過ぎると、集中力も衰え、なかなか長時間鑑賞するのは難しくなりました。昨日の芝居は、途中休憩があって2時間半です、ひえーでした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤健一、大人気!

2019年04月07日 10時40分46秒 | 芸術

 本日10時より、5月公演のチケット予約が始まりました。先日、一緒に公園を散歩した友人と久しぶりに芝居を見ようと、3人分の予約を取るのを引き受け、10時からばんがりました・・。すぐに電話もサイトもつながると思ったのが大間違い。

 昔、クラシックコンサートのチケットを発売日に予約するために、駅の公衆電話で必死でかけまくっていたことを思い出しました。家の電話でも、例の「大変込み合っています」アナウンスや話し中の音をききましたし、サイトでは「込み合っているのでこのページを表示できない」という初めての画面に遭遇・・。

 かつてあこがれていたカトケン、今も健在と知り、うれしくなりました。サイトの申し込みは、3日以内に返信が来て確認ということなので、絶対電話の方が有利とばかり、必死でしたけれど、無事に10時半につながり、3枚ゲットしました。

 こういうことも、本当に久しぶりです。

 加藤健一事務所の公演は、今は亡き星充さんが出演した寿歌など、よく見ました。ああ、なつかしい・・。私の20代の思い出です。

 演劇鑑賞、大丈夫かなあ、喘息が出ないことを祈ります。場所は、なつかしの下北沢本多劇場!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする