先日、夫が平日休みのときに、高尾のダイエーまで車で行き、彼が目をつけていた「衣装ケース」を買って帰りました。本当は、私は買いたくなかったんですが、どうしてもほしいというので、しかたなく。
実は、衣装ケースに衣装は入れないのです。なんでも、部屋の隅にたまってしまった5キロの米の袋を入れて、玄関脇の物置に入れたいということでした。
我が家は収納があまりよくなくて、いろいろ苦労していますが、しまいに、諦めて、部屋を散らかすようになってしまいました。以前、音訳作業のために使っていた父の書斎机も、いまは夫が買ったCDがずらーりと高層ビルさながらに積み上げられて並んでいます。平面があれば必ず、何か置かれる。その領地を取り戻そうと、私も何かを置く・・・。まさに、侵略戦争は続きます。子どもがいないから、こういう状況になってしまうのでしょうね。
玄関脇の物置には、灯油も置いているし、私は絶対に、食べ物は入れたくないのです。で、結局、手付かずのまま、買った衣装ケースは、所在机の前に置かれています。なんと邪魔なこと!そうやって、狭い家がますます狭くなる。領地戦争はこれからも続くんでしょうね・・・。物は、買うな!ためるな!生きてりゃいいじゃないの、と思う今日この頃です。冷蔵庫の中も領地争いしてるし、困ったことです。
それにしても、大きな衣装ケース。早川ミステリなら、きっとどちらかがこの中に詰め込まれ、深夜、庭を掘って埋められてしまうなんてことも、あったりしてね・・・。
て、発泡酒ではなくて、ビールとして作ってもらいたかったです。私以外にも、間違えた人は絶対にいるはず!!!
今回は、きちんと、美味しいビールの秋味を買い、いか磯辺唐揚げと一緒に食し、大満足でした。昼間から、すみません・・・。
それというのも、2、3日前に転勤の話があり、都心でコンサートに行くのはもう無理だろうからって・・。そんな話、ここ数日、一切聴いていない私は唖然としてしまいました。なにかにつけ、秘密主義なんですよねーーー。
ま、代々木に通うよりは、少しは通勤時間が短縮しそうですが、それにしても、簡単に飛ばされるサラリーマンの現状に、同情してしまいます。通えるだけ、マシということでしょうか。
その勤務先、以前、開校当初に数年勤務していたのですが、その頃からいた人はわずかだそうで、そのお世話になった人が人員不足で非常に苦労しているとのこと。夫の最後のご奉公になるのでしょうか・・・。でも、同じように改善されないまま、忙しさで気が変になるようだったら、「うつ病になるようなら辞めたほうがマシだから」とお願いしておきました。酷い職場で、まるで社員は奴隷扱いです。私のほうが、クーデターでも起こしたくなりますもの。
ノンビリ、スローライフを満喫したいです。その職場で働くことに自分の目的があわないのなら、無理することはないと思います。自分の人生まで犠牲にすることなんて、ナンセンスですもの。テキトーに生きて、ノンビリ暮らせて、いいじゃあないの、成長率なんて、どうでも。そんな、呑気な国になってほしいけれど・・・。
南大沢のロビーコンサート、無事終わりました。大きな事故はなかったです。
でも、不思議なことに、本番って、いつもちゃんと弾けるところで、違う音出したりしてしまうんです。情けないことに、ハイドンの皇帝の2楽章、気持ちよく歌うところ、しくじってしまった。ドジなヴィオラだこと!
全体としては、何とか音楽が出来ていたとは思います。いつもの難所が大分よくできるようになったのは、みんなの力なのか・・・。これで、K.464ともお別れ。次は、ハイドンセットの「狩」です。
来月、いよいよ、クラリネットのMさんとのコンサート。私は他のメンバーよりも余計に出番があるのです。名曲の「ケーゲルシュタットトリオ」。昔メンバーだったヴィオラのKさんが今日、来てくれて、来月のプログラムを見て「あの難しい曲、やるの??」と聞かれてしまった。そう、ヴィオラとしてはかなりな難度なのです。だって、モーツァルト本人が弾いたんですもの。プレッシャーだなー。
今日は演奏が12時15分からだったのですが、12時近くなってもあまり人が集まらなくて、今年のロビーコンサートはがらがらなのかな、と思っていたら、ぎりぎりでどっと人が来て、満席に(といっても狭い会場、60人くらいでしょうか)なりました。
私たちは最後に毎回、みなで歌える曲を演奏します。クラシックというと、モーツァルトといえどもちょっと固くなって聞いてしまいますから、全員参加で座っている人も声を出すと、なんかリラックスできて楽しいのでは、とこのスタイルをずっと続けています。今回は、「ちいさい秋見つけた」「虫の声」「まっかな秋」でした。それに、実は歌の伴奏だと、多少間違えても全然わからないのが、いいところだったりして!?
終わって笑顔でいられる演奏だったので、ほっとしています。さー、またがんばろうっと。
いよいよ、明日が南大沢のロビーコンサート本番です。怖いです(とほほ)。
緊張を紛らわそうと、今日はパンを焼きました。アーモンドプードルでクリームを作り、リッチな生地に塗ってロール状にして切ってから焼くパンです。よく以前は、シナモンロールとして作っていました。最近は、このアーモンドクリームや芥子の実を使ったモーンクリームで作ります。
富沢商店で買ったアーモンドプードル、なかなか使い切れないのです。最後に残った半端な分は、またクリームにして、今度はトーストに乗せてもいいかも。愛猫ごまこも好きかもしれないし(彼女はカスタード大好き)。といっても、老猫にあまりあげてはいけませんね・・・。せっかく食事療法してるのに、うーん、ご法度かも。
さてさて、いよいよとなると、本当に緊張しますね。人前で演奏するというのは、いくらステージの場数を踏んでも、慣れないものです。
きのうは、ブラームスの弦楽六重奏曲1番の2楽章を練習しました。先生に見てもらったのですが、この超有名な曲、出だしがファーストヴィオラのメロディーなんですよね。あのテーマです。非常に緊張します。そうそう、それで、あの曲はブラームスもかなり若い頃に作った作品なんですよね。酒太りのあの恰幅のいい姿ではない頃のものなのです。でも、私は文庫本のブラームスを読んで、若い頃は本当にびっくりするくらいハンサムなのを知りました。その頃、シューマンと知り合ったのではないかしら?まるで萩尾望都の漫画の主人公みたいなんですもの!
でも、この六重奏曲は、どうしても後年の太ったブラームスのイメージで弾いてしまいます。よくないですね。先生は、この曲をどうイメージするかと聞いたのですが、私は何も答えられなくて・・・。
30代くらいの女性が、自分の人生を振り返って、というようなイメージをするそうです、先生は。うーーん、若くして苦労した女性でしょうね!?
明日は、モーツァルト。全くイメージの違う作曲家。私はブラームスよりもモーツァルトが好き。毎日モーツァルトが記念の今年だけなんて、寂しいですよ。モーツァルトよりも長生きしている私は、何度演奏しても、なかなか納得できる演奏ができない。彼は、本当はもっともっと生きて、たくさん作曲したかったでしょうね。自分の生まれてから250年後に、これだけ遠いアジアの小国ジャパンで、彼の曲をプロもアマチュアも誰もが演奏したり聴いたりしているなんて、想像できたでしょうか。トルコ風は得意でも、和風は知らなかったでしょうね・・・・。彼が何かにつけ、ヴィオラを弾いていたのは、うれしい限り。さ、練習、がんばろうっと。
昨日までの1週間、京王グループで二つ以上の店で合計4千円の買い物をすると、200ポイントゲットというセールがありました。京王グループのポイントカードは、パスポートといいます。クレジットも使えますが、現金払いもOK.現金専用のポイントカードもありますが、私はクレジットで、夫がファミリー会員という、私が「主」のカードなのです。夫が定期券を買うと、私の銀行口座から引き落とされるというシステム。ま、クレジットのほうが手続きが早いから使うようですが、大抵はこれくらいしかクレジット払いにしていません。
だからポイントセールといっても、私自身に影響があるわけではないのですが、1週間という短期間に、ポイントのためにせっせと買い物をしてしまう夫に、私は疑問を持ってしまいます。それって、ただポイントに釣られて、踊らされているだけなのに・・。
この1週間に、彼は200ポイントを5回達成したといって自慢しました。2万円以上、消費したってことです。
半額シールといい、すぐにそういうのにつられてしまう夫は、堅実とか節約とかと無縁なのではないでしょうか?半額のものを買い込んで、すぐ使わない。食材は、早く使い切るのが一番なのに・・・。逆に無駄使いのような気がしてしまいます。
ポイントに振り回されて、いい気になっているなんて、許せません・・・。
昨夜、たけしの「本当は怖い家庭の医学」スペシャルを、ずっと見てしまいました。アルツハイマーの検査のところで、記憶力テストを一生懸命やっているときに、夫が帰ってきました。なんやかやと言ってくるので、「邪魔しないでよーーー」と。
ちゃんと声に出していっていた単語が、なかなか出てこないものです。必死に思い出して、それでも楽器項目は全部覚えていたのに、他のグループは一つがどうしても思い出せなくて。それに、昆虫に関しては二つも思い出せない・・・。でも、成績は、番組では一番成績がよかったアグネス・チャンよりも上を行っていました。よかったー、当然、アルツハイマーの心配はなさそう・・・。
記憶というのは、やはり、興味があるかないかでずいぶんかわるものですね。楽器を全部覚えていたのは、それは個人的に好きなジャンルだったからだと思います。
好きな趣味をずっとやっていられるうちは、脳が鍛えられて、きっと大丈夫でしょう・・・。
でも、昨日、I先生にケーゲルシュタットトリオを見てもらったけれど、1楽章の最初のフレーズの細かい装飾音が、私はうまく弾けないのです。声に出していってみて、それができるのなら弾けるはずだと言われました。なるほど、それは私の個人レッスンのO先生も必ず言っていたことです。あまり知らない曲だけれどといいながら、I先生は、とても的確なアドヴァイスをくれました。いやー、よかった、見てもらって。
特に、モーツァルトがよくやる、ピアノとフォルテのくりかえしとか、聴いている人たちに、こうだろうと予想させていてそれを裏切る、「えーーっ?」という感じは、私たちではとても気がつかなかったところです。
楽譜にあるから、当然のように演奏してしまう。だけれど、聞いている人はそうじゃないから、そういう視点が必要だったんですね。目からウロコです。
モーツァルト、本当に楽しいけれど難しい・・・。
そういえば、映画「アマデウス」では、サリエリは、あれはアルツハイマーっぽかったけれど、どうなのかな?
さてさて、これから、カルテットの練習です。日曜日がロビーコンサートの本番。どきどきでんなーーー。今朝の散歩のときに、ハイドンの皇帝2楽章をずっと口ずさんでいました。気分よかった。
今日はそろそろ、サワー種の種継ぎをしなくてはいけないので、せっかくだからその種を使ってと思い、いつものコルプを使ったドイツミッシュブロートではなく、スイスサワー種にしてから中だねとしてこねて、それから本こねをする、イタリアのクリスマスのパンのパネトーネを作ることにしました。先日、聖蹟桜ヶ丘のアートマンに入っている富沢商店に合奏団の練習の帰りに立ち寄り、マロングラッセ割れ(これを入れると案外おいしいのです)と生イーストを買ったところ、「いつもありがとうございます」と言われ、恐縮してしまいました。というのも、パンを前回焼いたのは7月下旬、それ以来、あまりに酷暑で作らないまま怠けていたのです。たまに富沢商店で生イーストの取り置きを頼んでいるし、ヴィオラケースを背負っているから顔を覚えられてしまったのでしょう。しばらく怠けていたことが恥ずかしくなりました。
さて、ほぼ2ヶ月ぶりにパンを作ることになり、朝から種継ぎをして一部をスイスサワー種にし、それから中種をこね、室温で2時間近く置いたら、さすがにかなり発酵してきました。バターと卵はあらかじめ室温にし、材料を合わせていざ、本こねに。しかし、2ヶ月ぶりの手こね、かなり厳しかったです。けっこうくたくたになりました。それも、中種法を選んでしまって、ちょっと後悔しましたね。こねあがったときは大粒の汗まみれ。今日は台風の影響で、かなり蒸し暑くなってきたのでした。
バターをたっぷり入れてから、ラミーフルーツ、自分でラム漬けしたイチジク、マロングラッセ割れを入れましたが、これがなかなか均等に生地に入らないのです。結局、焼きあがったものは、みな形が違ってしまいました。一つだけ早く仕上げ発酵が終わってしまったのを他のに合わせたので、こんなに差が出たんですね、とほほ。
手仕事は、継続こそが大事なんです。暑さにかまけて、すっかり作らなくなった私が悪いのでした(反省)。でも、中は絶対においしいはず!
きのう、なぜか、昔に聞いた歌を思い出しました。外国のヒットした曲のようで、私の耳にはタイトルのようにしか、聞こえなかった。
インターネットで調べたら、1967年のレインボウズというグループの曲だそうです。
My Baby Balla Balla 女性の名前だったんですね。この曲のこと、夫も覚えていたって。小学生の頃だったとか。
夕方、近所の酒店で、澤乃井の朝詰めの酒を注文したとき、店に並んでいたベルギービールを1本ついでに買い、それがBarbarという名前だったので、スペルは違うけれど、「バラバラだ!」と、偶然にうれしくなりました。この蜂蜜が入ったというアルコール度数の高いビール、けっこう濃くておいしかったです。ベルギービールをワインのように考えて飲むといいという話でした。たしかに、ちょっとなのに、少し酔ってしまいました。
昨夜、新百合ヶ丘の麻生市民館ホールのレクチャーコンサートを聞いてきました。ホールは千人収容できる大きさで、6割方は埋まっていたと思います。
実は、私が所属する合奏団の地元で、毎年6月の「麻生区音楽祭アンサンブルの集い」に出ているのですが、いやー、お客さんはがらがら・・・。舞台の人数のが多いかも、なんて年もありました。それに比べたら、なんと大盛況なこと・・・。
18時半の開演で、最初は、古典四重奏団のチェロ奏者の田崎さんが、レクチャーをしながらその部分の演奏も聞きました。
古典四重奏団は、すべて暗譜で演奏するカルテットです。私は清里音楽祭で聞いて以来のファンですが、いつもは遠すぎる晴海の第一生命のトリトンホールでの演奏が多く、なかなか生で聞けませんでしたが、このシリーズはなんと新百合ヶ丘!遠いけれど、定期的に合奏団で通っている場所ですから、どうしても聞きたい!と、3回シリーズの聞き損ねた以外の2回分のチケットを買ったのでした。
昨日は、ドヴォルザーク。演奏は13番、14番。レクチャーでは他の曲も説明に出てきました。和音の転調については、交響曲「新世界」の2楽章の冒頭を演奏し、感動しました。ドヴォルザークって、カルテットはアメリカしか知らなかったのですが、どれも素晴らしいものでした。特に最後に演奏した13番は、とても印象的な曲。2楽章は涙を誘います。いつか弾いてみたいものです(無謀!)。
次回は、ベートーヴェンで12月11日。ぜひ、多くの人に聴きに来ていただきたいものです。チケット申し込みはこちらで。