でも、マララさんがノーベル平和賞を取ったとのこと、うれしいです!
今日は休みを利用して、久しぶりに映画を見ました。下高井戸シネマに行き、観たのは大林宣彦監督の「野のなななのか」。以前、テレビで主演の常盤貴子さんが話していたのが気になり、注目していたんです。でも、実は大林監督の作品、ほとんど見たことなかったのでした。
で、3時間もの長い映画、途中でいやになりました。それは、女性観のとらえ方というのか、あまりに自己満足的な女性像に腹が立ってどうしようもなかったです。
反戦、反原発、東日本大震災のことをちりばめれば様になると思っているのかと、げんなりしました。
映像も、大写しの役者のカットの切り替えが激しく、さらにうるさくセリフのやり取り、それだけで疲れます。切り刻んで作ればそれで映画って、できるものなのでしょうか?
まず、女性は体がきれいでなくてはならないという考え、それが戦争時に敵国の兵(具体的にはソ連兵)に凌辱されたからって、当時の女性はそれで自決しなくてはならなかったのでしょうか?
そのすぐ後の戦後の混乱期は、若い女性は占領軍のパンパンとして大活躍したというのに、皮肉ですね。
そもそも、そういうことは事故とあきらめるしかないのです。それを、そのショックで「殺して」と言ったから殺してしまうのは、明らかに殺人でしょう。その殺人行為を美化しすぎですよ。その主人公の妄想で、謎の女性(常盤貴子)が命を吹き込まれるんですが、もうわけわかりません。
戦後、強くなったのは女性とくつした。当然でしょう。
今、社会問題となっているのは家事ハラ。
女性は、家事や育児、相当難しく煩雑な仕事をこなしているのです。男性って、会社の仕事と言いながら、本当はそれ以下の大した仕事なんかしていないんじゃないでしょうか?高度経済成長なんて、妄想だったのかも。
映画館の予告で面白いと思ったのが、ドキュメンタリー映画「みつばちの大地」です。人類の食べ物は、そのほとんどをみつばちに依存しているんですって。
つまらない映画より、ドキュメンタリー映画を見たほうが、いいのかもです。
そうそう、下高井戸のノリエットが引っ越してしまい、びっくりしました。新しい店に行ってきました。そちらも駅に近くてよかったです。