ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

継続断酒丸9年

2022-11-30 07:34:36 | 病状

 今日で、断酒して丸9年経ちました。初めて、アルコール専門クリニックを受診したのが9年前の今日。即、断酒を命じられました。

 当時、そのアルコール専門クリニックで教わった言葉です。

 “断酒に3年、回復に7年

今思えば、努力目標を経験に即して具体的に謳った標語で、わかりやすくて実に素晴しい言葉です。

 かくも、断酒の継続を難しくさせるのは、やはり “空白の時間” だと思います。(空白と言うと記憶が飛んだ状態と紛らわしいので、“空白(空っぽ)の時間” と呼ぶことにします。)

 “空白(空っぽ)の時間” とは、することが何もなくて間が持たないときのこと、つまり手持ち無沙汰で無聊な時間のこと。同じ無聊な時間でも、少し病的な意味合いがあるのがアルコール依存症者なのです。

 そして、この隙に乗じて湧いてくるのが飲酒欲求。当然、姿を変えてのお出ましです。

 ところで、“空白(空っぽ)の時間” を実感としてわかっていただけるのが禁煙かもしれません。
「手持ち無沙汰に遂、タバコに手を出した。」この手の話をよく聞かれたのでは・・・。

 その私の禁煙も、いつの間にか丸1年経ちました。1ヵ月強の入退院で禁煙させられたことが一番効いたようで、抗がん剤治療の過酷さも相俟って禁煙がそのまま継続できました。

 さて、私の経験から言って、規則正しく生活リズムを刻むことが断酒を続けるコツ。これに尽きると思っています。特に、規則正しい午前中の過ごし方が鍵を握っているようです。

 ですから、断酒継続に苦労している方は是非、下の3つを実践していただきたい。

  ● 早寝・早起きして、いの一番に朝日の光を浴びること
  ● 必ず朝食を摂ること
  ● 散歩でもいいから午前中、60分以上は必ず外出すること

 これら3つを実践してみればわかりますが、これらで午前中をうまく過ごせれば、その日一日 “空白(空っぽ)の時間” を感じることなく済みますし、飲酒欲求が湧くこともないようです。

 飲酒欲求も喫煙欲求も、隙あらば姿を変えてでも現われるもの。飲まない・吸わない生活が当たり前になった私ですが、これからも “空白(空っぽ)の時間” を生まないよう “キョウイクとキョウヨウ“ に務めていくつもりです。

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